2006年09月25日
マイナーリーグで働く
アメリカのマイナーリーグは、AAAからルーキーリーグまで含めると200を超えるチームがある。それ以外にも独立リーグが40チーム弱存在するので、そのチーム数はなかなかのものだ。 しかもそのほとんどのチームが独立採算制の会社形態をとっており、メジャーチームとは選手育成契約だけで、資本関係の無いチームが圧倒的だ。 つまり、マイナーのチームには、オーナーがいて、GMがいて、セールスマネージャーがいて、というように、しっかりとした組織ができ上がっている。それだけ就職の機会も多いということだ。 マイナーリーグは毎年12月に合同で会社説明会みたいなものを行う。どんなチームか資料が並べられていて、その場で人事担当者との面接を申し込むことが可能だ。だから、スポーツ界で仕事をしたいと考えている人が全米から集まってくる。決して採用枠は多くないが、日本の多くの球団がそうであるように、どこからアプローチしていいのか皆目検討がつかないのとはわけが違う。 さらに注目すべきが、プロ野球雇用機会データベースが存在することだ。 ここにはマイナーを中心とした、プロ野球チームが人材を必要とした時に、データベースにアクセスしてピックアップする仕組みだ。(稀にメジャーチームの募集もある)グランドキーパーや用具係から、アナウンサー、GMまで様々な職種の募集がある。つまり野球関係の仕事に就きたいと強く願っている人が、登録料を支払ってこのデータベースに自分の情報を掲載しておくのだ。球団のニーズにうまく会えば、ある日チームから自宅に電話が掛かってくる。という仕組みだ。 数年前に、横浜ベイスターズの人事部長から頼まれたことがあった。 「今度チームでWEBの知識がある広報スタッフを探しているんだが、公募をすると応募者が殺到して処理しきれなくなる。履歴書が300枚も送られてきてみろ。それをちゃんと見るだけで1週間はかかるだろ。 かと言って紹介で探すと、政治力のある人が役に立たない人材を連れてくる例が後を絶たない。スポンサーの社長の甥とかが来ちゃう。こういうのに限ってバカが多いんだな。でも断れないわけだよ。スポンサーだからね。そこで君に頼むんだ。優秀で、チームの都合で断ることの出来る人材を紹介してくれないか」 この人事部長の悩みは切実だった。 そういう意味では、マイナーの人材データベースはなかなか優秀だと思う。インターン希望者も登録できるそうだ。来年の夏はアメリカのマイナー球団で、インターンをしてみるのも悪くなさそうだ。仕事は相当キツイと思うけど、彼らの経営を直に見ることが出来るし、毎日野球漬けの日々を送ることが出来る。ショートシーズンなら3ヶ月だけでOKだから、留学というよりは研修に近い感覚で行くことも可能だ。もしかしたら、ブロンズ美女とのロマンスもあるかも知れない。 これは真剣に考えてみる価値がありそうだ。 年齢制限に引っかからなければの話だが。
posted by marketing |01:05 |
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アメリカのマイナーリーグは、AAAからルーキーリーグまで含めると200を超えるチームがある。それ以外にも独立リーグが40チーム弱存在するので、そのチーム数はなかなかのものだ。
しかもそのほとんどのチームが独立採算制の会社形態をとっており、メジャーチームとは選手育成契約だけで、資本関係の無いチームが圧倒的だ。
つまり、マイナーのチームには、オーナーがいて、GMがいて、セールスマネージャーがいて、というように、しっかりとした組織ができ上がっている。それだけ就職の機会も多いということだ。
マイナーリーグは毎年12月に合同で会社説明会みたいなものを行う。どんなチームか資料が並べられていて、その場で人事担当者との面接を申し込むことが可能だ。だから、スポーツ界で仕事をしたいと考えている人が全米から集まってくる。決して採用枠は多くないが、日本の多くの球団がそうであるように、どこからアプローチしていいのか皆目検討がつかないのとはわけが違う。
さらに注目すべきが、プロ野球雇用機会データベースが存在することだ。
ここにはマイナーを中心とした、プロ野球チームが人材を必要とした時に、データベースにアクセスしてピックアップする仕組みだ。(稀にメジャーチームの募集もある)グランドキーパーや用具係から、アナウンサー、GMまで様々な職種の募集がある。つまり野球関係の仕事に就きたいと強く願っている人が、登録料を支払ってこのデータベースに自分の情報を掲載しておくのだ。球団のニーズにうまく会えば、ある日チームから自宅に電話が掛かってくる。という仕組みだ。
数年前に、横浜ベイスターズの人事部長から頼まれたことがあった。
「今度チームでWEBの知識がある広報スタッフを探しているんだが、公募をすると応募者が殺到して処理しきれなくなる。履歴書が300枚も送られてきてみろ。それをちゃんと見るだけで1週間はかかるだろ。
かと言って紹介で探すと、政治力のある人が役に立たない人材を連れてくる例が後を絶たない。スポンサーの社長の甥とかが来ちゃう。こういうのに限ってバカが多いんだな。でも断れないわけだよ。スポンサーだからね。そこで君に頼むんだ。優秀で、チームの都合で断ることの出来る人材を紹介してくれないか」
この人事部長の悩みは切実だった。
そういう意味では、マイナーの人材データベースはなかなか優秀だと思う。インターン希望者も登録できるそうだ。来年の夏はアメリカのマイナー球団で、インターンをしてみるのも悪くなさそうだ。仕事は相当キツイと思うけど、彼らの経営を直に見ることが出来るし、毎日野球漬けの日々を送ることが出来る。ショートシーズンなら3ヶ月だけでOKだから、留学というよりは研修に近い感覚で行くことも可能だ。もしかしたら、ブロンズ美女とのロマンスもあるかも知れない。
これは真剣に考えてみる価値がありそうだ。
年齢制限に引っかからなければの話だが。

