2007年04月03日

プロ野球開幕戦視聴率-地方優位

巨人開幕戦の視聴率が13.1%と過去最低だったのに比較して、北海道や名古屋、大阪、福岡での視聴率が好調だった。日本ハムの開幕戦こそ、巨人の視聴率を下回っているが、前年値を上回っている。そうなると2007年の開幕戦で最も苦戦を強いられたのは横浜-巨人戦だったと言える。

3月24日 日本ハム-ロッテ 北海道地区 11.1%
3月30日 中日-ヤクルト戦 名古屋地区20.3%
3月30日 阪神-広島戦    関西地区15.6%
3月24日 ソフトバンク-オリックス戦 20.6%

上記の4試合はローカル局による地上波TV中継だ。確かに全国中継に比べれば、視聴者数も少なく、チームに支払われる放映権料も少ない。しかしチームもTV局も「成功」しているのだ。
関西地区で15%とれれば、番組スポンサーもスポットCMも営業できる。その上地元の球団なら心理的にも納得が行く。球団は放映権こそ小額だが、地上波露出による認知度向上は計り知れない。また地元TV局との関係も良好に保てるので、様々なしかけが可能になってくる。

横浜-巨人戦の視聴率<過去最低>
のヘッドラインだけで「野球人気の凋落」と単純に結びつけて欲しくない。
一極集中から、地方分散が進み、北海道には巨人ファンよりも日ハムファンあ増えただけなのだ。本来あるべき姿、健全なかたちにもどりつつあると言える。

前回のエントリーでも書いたが、
巨人が全国区では無くなったのだ。
各地の球団が「地域密着」という旗印のもと、様々な施策を行いファンを育んできた。その成果が2007年の開幕戦での視聴率に繋がったのだと思う。
しかし皮肉なことに、巨人戦での全国中継と、ローカルTV中継との放映権料は5:1から10:1と圧倒的に少ない。
地域に根ざした活動が、結果的に球団の収入を減少させる事になってしまったわけだ。
今までの巨人全国制覇の、地図を塗り替えるには多くの血を流さなくてはいけないのかも知れない。

【横浜-巨人3連戦視聴率】
3月30日 横浜-巨人戦 関東地区 13.1%
3月31日 横浜-巨人戦 関東地区 7.1%(デーゲーム)
4月1日  横浜-巨人戦 関東地区 8.2%(デーゲーム)

posted by marketing |08:34 | プロ野球 | コメント(4) | トラックバック(1)
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届かない・・・ 【人生是格闘の連続也。】

本日、プロ野球セ・リーグが開幕しました。 【結果】 ●阪神1-4広島 ○中日7-3ヤクルト ●横浜2-3巨人 各地とも、好ゲームが繰り広げられ、順調な開幕日だったようです。 観たのが、TBSで中継した横浜x巨人のみだったので、それについて書きたいと思います。 改革元年○年目(爆)の今シーズン、かすかな期待を抱いて中継を観たのですが・・・特筆することはなかったです。予想通りでした。 昨日も書いた"裏メイン"「星野vs牛島」は、小川x長州タッグ対決のように、すれ違いに終わったものの、スコアとは対照的に、淡白な

2007-04-03 14:50 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
Re:プロ野球開幕戦視聴率-地方優位

以前の記事で、
『開幕戦で20%以上稼げれば、今シーズンは大丈夫かも知れない。』
とおっしゃってましたが、やはり大丈夫じゃないと云う事でしょうか・・・。

posted by 地域密着の光と陰 | 2007-04-03 15:01

Re:プロ野球開幕戦視聴率-地方優位

地域密着の光と陰さん
コメントありがとうございます。

過去最低の視聴率となると、日本テレビも放送試合数を減らしてくるかも知れません。
2006年はジャイアンツ戦の月間平均視聴率が低迷を続けたので、日本テレビの業績に影響を与えましたから、経営判断としては、ジャイアンツ戦を中継するメリットが昨年以上に低下したと考える可能性が高くなったと思います。
キー局が集まる関東では、関東のローカルニュースはピックアップされにくいのが現状です。キー局は系列局に番組販売をすることを前提に番組制作をしています。そういう意味ではジャイアンツやヤクルトは、東京のチームとして地域アイデンティティを作り上げなくてはならないでしょう。
FC東京が行っているような、地道で根気のいるマーケティングをして欲しいものです。

posted by えとう | 2007-04-03 23:57

Re:プロ野球開幕戦視聴率-地方優位

始めまして

巨人(関東)の野球の視聴率は長期低落傾向なのは数字上明らかだと思いますが全国規模でマーケティングを考えた場合、やはり関東の数字がもっとも大切になってくるかと思います。


3月30日 巨人ー横浜 関東地区   13.1%
3月24日 日本ハム-ロッテ 北海道地区11.1%
3月30日 中日-ヤクルト戦 名古屋地区20.3%
3月30日 阪神-広島戦    関西地区15.6%
3月24日 ソフトバンク-オリックス戦 20.6%

これを見ると地方はまだまだ人気だから野球人気に問題なしとの結論に到達しがちですが、人口規模は関西は関東の半分、名古屋地区は4分の1
,北海道地区は7分の1,北九州地区は8分の1
です。このことをもとに地方の視聴率を関東地区の視聴率に補正すると

月30日 巨人ー横浜 関東地区   13.1%
3月24日 日本ハム-ロッテ 北海道地区1.6%
3月30日 中日-ヤクルト戦 名古屋地区5.2%
3月30日 阪神-広島戦    関西地区7.8%
3月24日 ソフトバンク-オリックス戦 2.6%

となり高額な野球選手の人権費をそのままにして、放映権料に頼ったリーグ運営をするならば、”たとえ下がってても巨人戦を重視せざるをえない”との結論に達するようでです。またスポットCMの投下される総額は
関東地区:関西地区=3:1
なのでスポンサーの関東重視がよくわかります。

関西地区も最近の阪神戦は一桁の時も多くなっているようですし(平成19年5月30日、毎日放送、阪神ー西武戦 8.2%)もはやプロ野球のリーグ運営は地上波撤退を前提にどう球団を経営するかを議論すべき段階に入ったと思います。


posted by プロ野球を経営しよう | 2007-05-31 17:30

Re:プロ野球開幕戦視聴率-地方優位

>(平成19年5月30日、毎日放送、阪神ー西武戦 8.2%)
???
その日は朝日放送が中継していたはずだが・・・

posted by 上園 | 2007-06-21 00:18

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