スポーツマーケティング探求記

大谷翔平の経済効果

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2014年もあと少し、今年の重大ニュースなど2014年を総括する記事や番組が多くなってきた。スポーツ界ではこの人を外して2014年は語れない「大谷翔平」。アスリートとしての能力は専門家に任せるとして、ここでは経済効果を算出してみることにした。

【投手としての試合出場】 出場試合数23、この試合の観客動員数と、2014年の球団別観客数を比較してみる。旭川と函館での試合は、日本ハムの平均観客数ではなく、昨年の旭川開催の試合、函館開催の試合と比較した。 その結果1試合平均1,628人23試合で3万9079人だった。

【野手としての試合出場】 バッターとして86試合に出場、日本ハムは2013年シーズンと比較して1試合平均585人観客数が増加している。86試合で単純に585人の増加分を掛けると5万310人になる。

大谷の観客動員数を、この増加分とすると1年間で8万9389人。 日本武道館の収容人数が2万人なので、大谷がソロ活動をしたら武道館5DAYSを完売出来る。という計算になる。 ホームグランドの札幌ドームは野球開催時の客席数は4万1500人なので、2日間満員に出来るという計算だ。

この8万9389人が野球のチケットを購入し、スタジアム内でお弁当やビール、ジュースなどを消費する直接消費。札幌ドームまでやってくる交通費や道外来場者の宿泊費など間接消費がある。間接消費は、北海道観光産業経済効果調査によると、北海道民の日帰り旅行消費額は7,246円、宿泊旅行消費額は27,014円、来道者の観光消費額は69,670円と算出されている。これを球場入場者の傾向に合致させて計算。 観戦者数増加による消費が9億6500万円になった。

【春・秋キャンプの効果】 日本ハムは沖縄でキャンプを実施している。沖縄のキャンプ経済効果は「りゅうぎん」が毎年算出していので、日本ハムによる効果だけを抽出して前年比較した。 キャンプでの消費額 3億2000万円

【大谷加入によるグッズ販売効果】 テレビ朝日「報道ステーション」が日本ハムに行った取材データを参考に計算すると。 4億3600万円

これに波及効果の乗数を計算する。波及効果は、観客数増加によるアルバイト雇用増加や、お弁当に使われているウインナー会社の売上増加など、二次的に拡がる経済効果を全部拾い集められないから、偉い先生が◯◯%として計算するのが妥当です! というありがたいお言葉を信じて計算したもの。 そんなこんなで、

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東京都出身。1988年リクルートを退職後起業。2001年ダイエーホークスの公式携帯サイトをオープン し、その後ベイスターズ、近鉄、千葉ロッテ、オリックス、日本ハム、ジャイアンツ、清水エスパルス、J SPORTSと公式携帯サイト運営を契約。チームの内側からITによる観客動員を模索、3度の日本シリーズと1度の天皇杯決勝を経験。2004年アテネ五輪では、Yahoo! JAPANのオリンピック結果データを全て担当。現在大学でスポーツビジネス研究者として 教壇に立っている。
【現職】尚美学園大学准教授・一橋大学スポーツビジネス研究会研究員・特定非営利活動法人スポーツマンシップ指導者育成会 理事
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