スポーツマーケティング探求記

清水エスパルスへ新卒入社

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清水エスパルスで営業企画の職に就いている上田さん

大学を卒業後スグにエスパルスに入社している。Jリーグのクラブチームでは珍しい、新卒入社者だ。
スポーツ業界に就職したいと考えている大学生や、社会人のために、上田さんに色々な事をインタビューしてきた。

大学時代

marketing-418845.jpg 大学二年の時に授業の一環でクラブマネジメントの実習がありました。筑波大学のカリキュラムに鹿島アントラーズがありましたが、みんなとは違うクラブで実習したいと思っていました。サッカー部の2年上にエスパルスジュニアユース出身の先輩がいて、この方の紹介でエスパルスの実習に行けるようになりました。それまでサッカークラブの仕事があることを知らず、最初は私もプロ選手を目指していました。しかし、大学の同期にはプロレベルの選手が多くいて、「プロ選手は難しいな」と自分の実力を痛感した頃でした。

 大学の実習以降、サッカー関係の仕事が面白くて、長期休みごとに自分で直接やりとりしてエスパルスのインターンシップに行くようになりました。期間は短くても1週間、長くて3週間程受け入れてもらいました。インターンシップ中は、ホームゲーム開催に伴うイベントの準備などの業務をしていました。主に力仕事です。いつもスタンドから見ていた風景ではなく、ピッチレベルから客席を見上げた時になぜか鳥肌が立ったことは今でも鮮明に覚えています。お客様が試合中喜んでいる、そこに携われた喜びというものがあり、学生時代にサッカークラブの仕事は面白いなと感じました。私は入社する前に職員の名前を全員分覚えていました。職員の方も私のことを認識していて、すんなり会社に入っていけました。そういう意味では、インターンシップを長くやっていたことはメリットだと思います。就職活動中、いつかはサッカークラブの仕事をやりたいと考えていました。その頃、金融機関の企業からは内定をいただいていましたが、3つ下の弟に「なんでサッカーの仕事いかないの」と言われてしまったのです。その言葉が自分の中で残っていました。この選択が正解かどうかは分かりませんが、今出来るチャンスがあるのなら挑戦してみようと思い、サッカークラブを選びました。

広報時代の経験が今に活かせている
 エスパルスに入社して8年が経ちます。現在、営業企画部に配属され3年目になりますが、入社当時は広報を担当していました。広報はメディアの方々と仕事をしますので、その時にメディア業界の仕組みを勉強しました。エスパルスのことを知っていただくための方法のひとつとして、広告を打つという方法があります。しかし、それにはお金がかかります。広報の仕事としては、コストをかけずにニュース性を高め、出来るだけ多くの方にエスパルスの情報を届ける、ということが大事なことになります。例えば、この人とこの人を繋げれば企画として成り立つだとか、スポンサーと番組をひとつにして試合前や試合後に放送してもらうなど、メディアの方々と何度も相談しながら露出の機会が増えるように試行錯誤してきました。クラブは責任を持って情報を発信しなくてはなりませんし、メディアの方々との信頼関係がとても大切になります。このような案件を経験したことは、営業企画部に異動になってからも活かせていると思います。

 入社して最初の配属先が広報だったことは私にとって良いことだったと思います。基本的には何事にも前向きに、ポジティブに考えていますので、どの部署に配属になっていても良かったと感じていたでしょう。どのような部署が最初でも、自分の武器にすることが出来ます。それは本人の努力次第です。

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江頭満正/Mitumasa ETOH
東京都出身。1988年リクルートを退職後起業。2001年ダイエーホークスの公式携帯サイトをオープン し、その後ベイスターズ、近鉄、千葉ロッテ、オリックス、日本ハム、ジャイアンツ、清水エスパルス、J SPORTSと公式携帯サイト運営を契約。チームの内側からITによる観客動員を模索、3度の日本シリーズと1度の天皇杯決勝を経験。2004年アテネ五輪では、Yahoo! JAPANのオリンピック結果データを全て担当。現在大学でスポーツビジネス研究者として 教壇に立っている。
【現職】尚美学園大学准教授・一橋大学スポーツビジネス研究会研究員・特定非営利活動法人スポーツマンシップ指導者育成会 理事
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(01月16日現在)

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