スポーツマーケティング探求記

プロサッカー選手年俸 過半数はJリーグ以下

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marketing-306826.jpgFIFAが先日発表した統計によると、世界のサッカー選手の過半数が、Jリーグが定める最低年俸を下回っていた。

ちなみにJリーグの年俸規定は、
A契約選手 最低年俸480万円 新人選手の最高額は700万円
2年目以降の年俸上限は定められていない。
1チーム25人までと、契約上限が定められている。

B契約選手 年俸480万円以下(契約上限なし)

C契約選手 年俸480万円以下で、新卒入団後所定の出場時間をクリアしていない選手。

J1-450分以内、J2-900分以内、JFL-1350分以内。C契約選手がこの条件をクリアした場合はA契約の権利を得ることができる。


アマチュア契約選手 年俸や契約金を結ぶことが出来ない。但し試合給は支給される

という4段階になっている。

FIFAの資料によると、世界のプロサッカー選手の平均年俸は
推定24万4000ドル(約2050万円

ただこの金額は、欧州サッカーを中心とした一部の高額年俸選手が平均値を押し上げたもの。
FIFAの資料から、年俸の高い順に並べて、ちょうど真ん中(中央値)は
4万3000ドル(約360万円)だった。

アフリカでは、サミュエル・エトーの成功で、サッカー選手になって世界で活躍すれば貧困から抜け出せる。家族だけじゃなく、村を丸ごと豊かに出来る。と信じられていた。
3月上旬にアフリカ南部の国、ジンバブエに調査で訪問したが、少しでもサッカーの上手な少年は、村全部で支援していた。

プロ・サッカー選手になれるのは、本当に一握りの人たち。
もし、プロになれたとしてもその大半は年俸360万円以下だ。決して儲かる職業ではない。
だが、アフリカの出口の見えない貧困地域からすれば、年間360万円も大金かもしれない。

プロ・サッカー選手を夢みる少年が増えれことはいいことなのだろう。
わたしたち大人は「夢破れた」少年をケアする仕組みを真剣に考えなくてはいけない時期に差し掛かってきたのではないだろうか。




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江頭満正/Mitumasa ETOH
東京都出身。1988年リクルートを退職後起業。2001年ダイエーホークスの公式携帯サイトをオープン し、その後ベイスターズ、近鉄、千葉ロッテ、オリックス、日本ハム、ジャイアンツ、清水エスパルス、J SPORTSと公式携帯サイト運営を契約。チームの内側からITによる観客動員を模索、3度の日本シリーズと1度の天皇杯決勝を経験。2004年アテネ五輪では、Yahoo! JAPANのオリンピック結果データを全て担当。現在大学でスポーツビジネス研究者として 教壇に立っている。
【現職】尚美学園大学准教授・一橋大学スポーツビジネス研究会研究員・特定非営利活動法人スポーツマンシップ指導者育成会 理事
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