2010年03月09日
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
そんなわけで、その2です。 バタバタしていて開幕後になりましたが、すでにJ2の厳しさは熊本遠征とロスタイムの失点で体感済み。 それでも、1年でのJ1昇格を諦めるわけにはいきませんし、どんな強い相手であっても最後まで勝利を目指します。 そのためにも、まずは敵を知ること。 熊本戦だって事前に西選手というスペシャリストの存在を知っていれば、サポーターも混乱することがなかったはずです。 そんなわけで、今回も好き勝手分析して、警戒して、対戦相手と共に最高の試合を演出したいと思います。 関連記事:2010年J2リーグ前半戦プレビュー その1
■第10節 vs 大分(大銀ド) Jクラブ、今季のライバルクラブは? ジェフがいつも通り柏を指名し、相変わらず柏はこちらを見ないこの企画。 そんな中、大分がライバルクラブとして九州のクラブではなく、ジェフを指名してくれたことは本当に嬉しかったです。 大分はこれまでリーグで一度もジェフから勝利がなかったために意識してくれているのかも知れませんが、昨季そのジンクスも打ち破られています。 柏をライバルとして意識させるためには、柏に大量点を決めて勝つしかないですし、大分に引き続きライバルとして見てもらうためには、やはり大分から勝ち点3を奪うしかない。 九石ドームから大分銀行ドームに名前が変わりましたが、どちらにしてもジェフは大分のホームゲームで負けたことがない。 コンディションが悪い中でも柏からゴールを奪ったキム・ボギョン選手はもちろん、大分のミスターポリバレントこと藤田義明選手もチームに残留したわけですから、簡単な相手ではないと理解した上で、絶対に勝利を目指したいと思います。
■第11節 vs 富山(フクアリ) 富山を1年でJ2に導いた楚輪監督に元甲府監督の安間コーチ。 さらにジェフOBでもある黒部選手と苔口選手。 昨年のサッカーを継続させた上で、主力の流出なく補強をする理想的なオフを過ごしているだけに、昨季の13位を上回る成績を残すであろう非常に怖いチームです。 カターレは元々、北信越リーグでワンツーフィニッシュの経験もあるアローズ北陸とYKK APが統合し誕生したチーム(楚輪監督は元々YKK APの監督)。 誕生以降、1年目にJFLで3位、2年目にJ2で13位と理想的な成長曲線を描いていますが、富山県の県花であるチューリップに千葉県の菜の花が負けないように、古豪の意地を見せたいところです。
■第12節 vs 福岡(フクアリ) 開幕前、若手中心のメンバーで挑んだ試合で0-4で敗れた福岡。 開幕戦では優勝候補の一角である甲府相手に3-1での勝利。 内容でも甲府を上回る素晴らしいサッカーを見せており、ミスターアビスパ篠田監督が率いる今季の福岡はもしかすると昨季の反町監督が率いた湘南と同じ道を進むのかも知れません。 フロントを評価する悪い意味で、東の横綱だったジェフと西の横綱だった福岡。 さらに、J1時代は共に残留争いで何度も激闘を繰り広げました。 福岡にはジェフでもプレーしたオシムチルドレンの高橋泰選手もいますし、逆にジェフには福岡でプレーしたアレックス選手がいる。 長く苦しんだ両チームが、共にミスターが率いる状態でJ2の舞台で相会うわけですから、これは負けるわけにはいきません。 常に越えるべき壁である福岡に勝って、最高の形でお休みに入りたいと思います。
■第14節 vs 東京V(フクアリ) 第13節はお休み。 その影響で3試合連続のホームゲームなのだから当然3連勝を目指します。 08年、ジェフが奇跡的な残留を果たしたことでヴェルディの降格が決まり、翌年はジェフもお付き合いすることになりましたが、だからこそ負けるわけにはいきません。 ヴェルディOBの和田選手とジェフOBの佐伯選手のマッチアップも楽しみですが、素晴らしい若手選手を多く抱えるヴェルディ相手だからこそ、ジェフの若手選手の活躍を期待したい気持ちも強いです。 優秀なユース出身たちはもちろん、水戸から移籍しヴェルディ栄光の10番を背負う菊岡拓朗選手は要注目です。
■第15節 vs 水戸(Ksスタ) 「水戸ナチオ」で有名だった水戸が、攻撃サッカーに転換し昨季はJ2で8位。 8連敗と失速したものの、それまでの戦いは素晴らしく要注意のチームです。 監督は水戸OBの木山隆之さん、ヘッドコーチはジェフのOBでもある木澤正徳さん。 今季も前線から激しくプレスする攻撃的なサッカーを展開して、きっとジェフとガチンコの勝負になるでしょう。 注目の選手はやはり遠藤敬佑選手。 千葉県出身、ユースまでジェフ一筋で、07年に水戸に入団。 U-20日本代表にも選出され、今季から背番号は11でチームの主力選手。 運動量豊富でドリブルに秀でたアタッカーですが、彼をしっかり押さえ込んで勝機を見出したいところです。
■第16節 vs 愛媛(フクアリ) 個人的に真っ先に福田健二選手の名前が浮かびます。 福田健二選手がフクダ電子アリーナに来てくれるだけでちょっと嬉しくもなります。 まあ、そういうのは良いとして、イヴィッツァ・バルバリッチのサッカーに新外国人選手や各チームの実力者が集っているだけに豊富な攻撃陣がかみ合い始めれば脅威になるんじゃないでしょうか。 オフのトレーニングマッチは無敗だったそうですし、新加入の選手が多いことで時間はかかるかも知れませんが、昨季と違ってしっかりと戦える選手を揃えてきた印象があります(昨季はリザーブにGK2人、FPが1人の計3人というケースがあったそうです)。 ジェフにとってはワールドカップの中断前最後のホームゲームとなるだけに、絶対に勝ってなるべく良い順位で中断期間に突入したいところです。
■第17節 vs 甲府(小瀬) 犬ダービーの相手で、ジェフサポーターからの好感度も高い(と思う)甲府。 今季は柏に次いで昇格の本命とされており、札幌、柏、徳島など甲府をライバルに挙げるチームも多いですね。 監督はジェフ育成部コーチの経験もある内田一夫さんで、山本英臣選手や加藤慎也選手などジェフ出身の選手も所属しています。 昨季は最後まで昇格を争って勝ち点1差の4位。 にも関わらず、マラニョン選手やキム・シンヨン選手に加えてパウリーニョ選手やハーフナー・マイク選手というJ2での実績充分の選手を獲得。 その上、これまでの攻撃的スタイルから組織的守備を導入。 前線の高さや速さといった「個」の力をうまく活かすスタイルに転換するようですが、それはジェフがミラーで失敗、というか諦めたスタイルだけに今季の甲府がどのようなシーズンを過ごすのかは個人的に興味深いですね。 とはいえ、中断前最後の試合で相手は昇格の本命チーム。 大一番になりますが、ここで良い結果を出せば昇格のチャンスもあるだけに、ジェフサポーター総出で、甲府キラー青木孝太コールを!
■第18節 vs 札幌(フクアリ) 甲府や柏と並び、昇格候補の筆頭に挙げられる札幌。 08年にジェフと残留を争い、09年からは柏を生まれ変わらせた石崎監督が就任。 J2の試合数が減ったこともプレッシングサッカーにとっては有利になるかも知れません。 開幕戦からゴン中山選手も出場していましたが、他にも近藤選手、内村選手、藤山選手、リ・ハンジェ選手と実力者をしっかり補強して、ジェフOBの芳賀選手がレギュラーを獲得出来るか微妙な状況。 また、新居選手を越えて札幌ユースの最高傑作となりそうな古田寛幸選手の存在も気になるところです。 ジェフにとっては中断明けから厳しい相手となるであろう札幌、元気いっぱいプレッシングする相手に負けない前線からのプレスで走り負けないゲームを見せて欲しいと思います。
■第19節 vs 柏(柏) J1昇格の大本命にして、J2優勝候補の筆頭。 千葉ダービーのライバルでもある柏レイソルとは前半戦ラストマッチで対戦することになります。 ちばぎんカップではコンディションが万全ではありませんでしたが、今後メンバーも次々復帰し、J2を独走する可能性もあるかも知れません。 パク・ドンヒョク選手、アルセウ選手、レアンドロ・ドニンゲス選手、そしてフランサ選手とJ2では反則級の外国人を4人抱えており、残留したこれまでの主力選手と将来性豊かな若手選手を揃えているのだから多くの有識者が優勝候補に挙げるのも当然。 だからこそ、ジェフは1-1ドローの呪縛で柏の独走を許すのではなく、相手が柏だからこそクラブ全体で100%ファイトして、彼らに黒星を付けなければなりません。 個人的に毎年、柏レイソルよりも上の順位になることを目標にしているのですが、今季それを達成出来ればJ1昇格に間違いなく近づくことが出来る。 パッパラー河合さんが「今年はジェフとダブル昇格でもするか」と言ってくれたことは凄く嬉しいですが、出来れば私は最後まで千葉勢で優勝争いをして、その上でジェフが優勝してダブル昇格したいです。 よく見れば強い相手ばかりのJ2リーグ。 それでもジェフが一歩づつ強くなり、J1昇格を果たせるように常に全力で最後まで戦っていきたいと思います。 本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。![]()
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コメントの返信が著しく遅くなっています。 最近は書き貯めていた記事をアップするだけで、もうストックもなくなってしまいましたが、なるべく早く返信出来るようにしたいです。 なんだか最近は携帯から呟いてばっかりです。
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posted by marcos2008 |12:06 |
Jリーグ |
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2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : NID00000651
まずは、前回のコメントで千葉サポーターに対して愚痴っぽく書いてしまった事をお詫びします。
書いた後に、マルコスさんに対してコメントしにくい事を書いても意味がないと気付き、今に至りました。
愚痴っぽい事は自分の胸の内締まってにおくようにしたいと思います。
さて今回の記事ですけど、開幕してからチームに対しての印象が変わったなと思うのは福岡と大分ですね。
共に九州チームなんですが開幕前に九州5チームが「九州バトルロイヤル」と称して盛り上げていこうという事がありましたがこの辺のモチベーションがあるのでしょうか。
開幕戦ではなかなか積極的且つ組織的に仕上げてきた感じがしますね。
あとはこうして見ると千葉とは縁があるチームが多いなと思いますね。
人の縁とは不思議なもので、時に因縁を生み、絆が生まれるのでしょうね。
先程も書きましたが、この時期には千葉も他チームも置かれている環境が変わるでしょう。
それが良くも悪くも開幕戦だけでこうも見方が変わるのも今年のJ2は行く末は誰にもわからないですね。
だからJリーグは面白い。
千葉もこれからはもっと面白くしてくれると信じてね。
posted by ちょろ | 2010-03-09 13:48
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : NID00000679
マルコスさん こんにちは
10節にもなるとある程度勝ち点差が出てくる頃ですね。
スタートダッシュに成功し勢いに乗るチームもあれば、躓いてしまったチームもあるでしょう。ジェフはどうなっているかな~。
そしてこの前半戦の後半はチーム目標が昇格にある場合は順位次第でモチベーションの維持が難しくなってくる時期。実力以上にメンタル面で左右される事も考えられますよね。メンタルが超弱いジェフはこの時期を上手く乗越えられるか心配です。特に17~19節は後半戦に向けての見せ所ですね。
開幕節(J2)の結果を見てみると、やはり攻守のバランスが良いチームが勝ち点をあげましたね。特に自分たちの形を出せたチームが予想以上に良い結果を出した印象があります。
昨季までと異なり週1ペースのリーグ戦ですから、選手層の差が順位に反映されにくいでしょうね。意外とこの結果が順位に...J2も予想以上に実力伯仲ってことですね。
変な余裕を醸し出した江尻監督ですが大丈夫か?今季だけでなくその先も指揮をとってもらいたいので実に心配ですね。
多くの相手は一応ジェフを格上と思ってくれているので当然1-0(又は1-1)の勝負を仕掛けて来ますよね。そんなチームの監督につまらないサッカーするなって言うのかな?お願いだから真剣に対策を考えて欲しいですよね。
それに試合の流れだとか、ベンチ含め18人で試合をする事を忘れてる感じがしませんか。戦略的交代=ギアチェンジと考えた場合、役割も明確で先発選手とは異なる職人的選手が必要なはずですよね。だから全員先発の2番手選手をベンチに置いてもしょうがないのは当然でしょ。せめて攻撃的選手の2、3人は職人的選手をベンチに入れておかないと駄目ですよね。選手交代を単にパーツ交換するようなやり方はもうやめて欲しい。それに手遅れ状態で試合終了間際にバタつくのも勘弁して欲しいなぁ。
~鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス~ですよ監督は!!
posted by げるお | 2010-03-09 18:19
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : NID00000607
いつもお世話になります。
この時期は、大分、福岡、東京V、甲府、札幌、柏と、
顔なじみの対戦が多いですね。
(なんか、因縁を感じるカードばかりですが)
そんな中で、全く未知数の富山や愛媛や水戸。
大丈夫なんでしょうか。
なんか期待よりも不安が大きめな今日この頃です。
posted by さいと | 2010-03-11 22:09
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : marcos2008
>ちょろさん
お世話になっております。
特に気にすることはないですよ。
試合後に愚痴っぽくなることは誰しもあることですし、そこから新しい考えが生まれることがあります。
私個人としては、試合後に愚痴っても批判をしても、そこで応援することをやめなければ悪いことではないと思います。
福岡と大分は前評判以上の素晴らしいサッカーを見せていましたね。
福岡のチームワークや大分のキム選手のスペシャリティは今季のJ2リーグを大いに盛り上げてくれるでしょうし、共に千葉とは縁があるチームだけに楽しみも増えます。
「人の縁とは不思議なもので、時に因縁を生み、絆が生まれる」、本当にその通りですよね。
だからJリーグは面白い。
今季は苦しいシーズンになります。
けれど、そんな一年を楽しむことが出来れば、それはとても幸せなことだと思います。
posted by マルコス | 2010-03-13 13:53
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : marcos2008
>げるおさん
お世話になっております。
前半戦の後半は中断期間も含む、非常に難しい時期ですよね。
なんとなくジェフが苦手としているイメージもありますし、高温多湿の中でのプレスは辛いでしょうから、ぜひとも前向きなメンタルで試合を迎えられるように頑張りたいですね。
メンタル面が弱い・・・正直昨年根付いてしまったイメージが、今年の開幕戦で払拭されることはありませんでした。
何度も書いている「自分自身との戦い」って表現ですが、いつも出来るはずのことが出来ない、このイメージを今年の戦いの中でなんとか払拭してくれればと思います。
私もJ2は実力伯仲だと思っています。
柏が一枚上手な感はありますが、札幌や甲府といった本命チームも調子を取り戻してくるでしょうし、予想以上に素晴らしいサッカーを展開していたチームもあります。
江尻監督のコメントについて、色々と批判があるようですね。
おそらく同級生で仲の良い高木監督へのメッセージなのでしょうが、公式の場であのような発言をする必要はないですし、そういう発言は会見後に電話やメールで済ませて欲しい気持ちもあります。
選手交代についてですが、パーツ交換するようなやり方はオシムもやっていることですし、例えば熊本戦の谷澤選手と倉田選手の交代など上手くいくこともあるので特に問題ないかと思います。
また、試合終了間際の交代は時間稼ぎに有効ですし、どのチームもやっていることだと思います。
個人的にはクゼのように選手交代から自分たちの展開に持ち込むのではなく、きっちりレギュラーメンバーで試合を優位に進め、ここぞという場面で倉田選手なり林選手なりが投入されれば面白くなるのかな、と考えています。
posted by マルコス | 2010-03-13 14:05
2010年J2リーグ前半戦プレビュー その2
コメント投稿者ID : marcos2008
>さいとさん
お世話になっております。
確かに因縁を感じるカードが揃う中で、富山や愛媛や水戸といったリーグで初めて当たるチームとの対戦は楽しみであり、不安もあります。
けれど、基本的には前向きでいて良いかと思います。
私が「大丈夫」と断言するわけにはいきませんが、シーズンが始まったからには皆で「大丈夫」にしていくしかないですし、むしろサポーターからそういう気持ちを選手に伝えていきましょう。
何度くじけそうになっても、たとえ強がりであっても、私はサポーターの皆さんに上を向いていて欲しいです(ただのワガママですねw)。
posted by マルコス | 2010-03-13 14:10
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