2008年10月27日

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

大宮アルディージャ戦でした。

まず最初に、NACK5スタジアム大宮について。

本当に素晴らしいスタジアムだと思います。

私はゴール裏から観戦させて頂きましたが、1Fからも2Fからも見やすく、日立台や日本平と並んで凄く好きなスタジアムになりました。

出来れば、来年もこのスタジアムで試合を見たいと思います。


では、ゴール裏から見た試合の感想などを。

marcos2008-53492.jpg


marcos2008-53494.jpg
■試合前

まず、スタメンを見て驚きました。

GK: 30. 岡本昌弘 
DF: 2. 坂本將貴 
DF: 14. 池田昇平 
DF: 4. ボスナー 
DF: 31. 青木良太 
MF: 36. 深井正樹 
MF: 7. 工藤浩平 
MF: 6. 下村東美 
MF: 41. 戸田和幸 
MF: 16. 谷澤達也 
FW: 11. 新居辰基 


ミラーはワントップに新居選手を起用してきましたね。

アウェイ仕様でしっかり守った上で、素早くロングボールで裏を狙うといった展開を狙ったのだと思います。

わかりやすく言うならば、今の日本代表のようなスピードを生かしたカウンターですね。


■サンドバック状態の前半

前半はいつものアウェイゲームでした。

サンドバック状態になりながらも、寸前できっちり守る。

危険だったのはやはり小林大吾選手。

守備専門に近かった佐伯選手が出場停止で巡ってきたスタメン出場。

しかし、オシムが日本代表に選出したように個人の能力は非常に高い。

もちろん、小林大吾選手が攻撃的にプレーする分、こちらのチャンスも増えるべきなのに、元々のプラン通りにはっきりと受けに回ってしまった。

これは、千葉に取っては、不幸な巡り合わせでした。

サイドを上手く使われ、内田選手や小林大吾選手にどんどんシュートを打たれていましたね。

また、千葉の攻撃は、攻撃になっていませんでした。

新居選手を走らせるのは、ロングボールどころか、ほとんどがただのクリア。

奪う位置が低く、大宮の中盤より前の選手たちがタイトにチェックすることで、素早くロングボールを裏へというシーンは、ほとんどありませんでした。

結果的に新居選手が「普通のワントップ」のように前線でハイボールの競り合いをするだけの存在となり、彼の良さは消されていました。

意外だったのは、その中でも先制点を奪ったこと。

ジェフのセカンドラインの個人能力は、大宮にとっては驚異だったと思います。

新潟戦では出来なかったサイドからの突破が出来ていました。

先制点はそのセカンドラインの二人、深井選手の切り返しから、マイナスのパスに谷澤選手が右足で見事にコントロールされたシュート。

このスタメンでの点の取り方としては、これが正しい。

しかし、スタメンの形がしっかり出たのはこのシーンのみ。

チームとしての攻撃は、とにかく「焦って裏へ出すパス」が多すぎて、評価出来ません。

たとえ、ミシェウ選手が不在であっても、チームとしてもっとボールを落ち着かせる必要があるでしょう。

ためてためて、適当にロングボールでは大宮に通用しません。

サンドバック状態でも、前半を最少失点に抑えることが出来たのは、やはり守備陣の奮闘が大きかったです。

特に池田選手はとにかく頼もしかった。

また、千葉の闘犬になった戸田選手の激しいチェイシングも良かったです。

サイドバックが中に絞りすぎていたため、ボランチの守備範囲はとにかく広かっただけに、戸田選手の運動量に助けられた部分が多かったと思います。

しかし、失点シーンは二列目から飛び出した小林大吾選手を捕まえられなかった戸田選手の責任になるのではないでしょうか。

左右に振られる難しい展開になったこそ、あの飛び出しはケアしないと。

そんなわけで前半は1-1で折り返しました。

シュート数は3対17でした。


■攻めきれなかった後半

後半、ミラーは動かず。もう少しこの状態のまま失点をしないように試合を進めたかったはず。

しかし、立ち上がり早々にPKを献上して、逆転ゴールを許す。

このPKを与えたシーンに関しては、ファーエリアでの混戦状態でのジャッジなので、映像を見るまでは何も言えません。

ここから、やっと攻撃を開始し、何度かおしいチャンスは作れました。

工藤選手が中央に入ったことで、今までいなかったボールを散らす役割がはっきりして、攻撃自体は出来るようになりました。

ミラーは後半の半ばに、戸田選手に代えて巻選手、新居選手に代えてレイナウド選手を投入。

しかし、この交代が生きなかった。

巻選手に当てた後のセカンドボールが拾えない。

これは新潟戦からの課題ですが、じっくりと上がりを待てないために、ロングボールを出すタイミングが早く、巻選手が競り合っても周囲に味方選手が少なすぎました。

また、レイナウド選手がどうしてもサイドに流れてしまうことで、エリア内の強度が上がりませんでました。

前節の新潟戦もそうでしたが、レイナウド選手や新居選手(今日は巻選手)を終盤に投入しても、ずっと結果が出ていない。

今年、30節戦って、最後のパワープレーで結果が出たのはアウェー札幌戦のみ。

終盤の、人数をかけた攻めで、ジェフには相手を崩す力がないのだと考えます。

逆に、序盤に点を取って、守りきることはミラー就任以降出来ていた。

だからこそ、この展開になるともう手詰まり。

終盤に根本選手を投入し、エド兄さんを前線に置いてのパワープレーも、高さのある選手はファーサイドに偏り、上がるクロスはニアサイドで跳ね返される悪循環で、そのままタイムアップ。

深井選手がエリアに入る直前で波戸選手がファウルで止めて、一発退場など、チャンスはありましたが、いつも通りあと一歩が届きませんでした。


marcos2008-53493.jpg
■総括として

まず、NACK5スタジアム大宮はジェフの色に染めることが出来たと思います。

声も出ており、両チームのゴール裏の入りを見比べれば、ジャック出来たと言って良いのではないでしょうか。

そのことを、今日スタジアムにいらした皆さんに感謝したいです。

これで、味スタで敗れた7月5日から続けてきたアウェイでの不敗が6試合でストップ。

ついでに戸田選手と深井選手の不敗もストップしました。

ジェフは、残留を争う大宮に、二試合で6ポイントを献上した上で、入れ替え戦圏内に逆戻り。

今節は上位陣が浦和を除いて大崩れだったこともあり、ますます残留争いは混沌としてきました。

泣きたくなる結果ですが、自分たちで再び追い込まれただけに、自分たちで巻き返すしかない。

次は2週間空いて、大分戦。

相性は良いとはいえ、上位を走るとても強いチームです。

再びプチ中断期間があることで、ジェフファンの方々はその間にネガティブなニュースや、心ない言葉を見聞きするかも知れません。

でも、絶対に前向きでいるように皆で心がけましょう。

この結果を受け止めて、切り替えて、次の試合に全力を尽くしましょう。

今日の試合で、選手たちに愛想をつかした人も、ミラーへの信頼を失った人もいないはず。

選手たちはみんな悔しそうな姿を見せており、酷い試合をしても笑って談笑する選手もいた前半戦よりも、一致団結出来ているのではないでしょうか。

巻選手は何度もサポーターを煽り、深井選手は何度も頭を下げていました。

また、ミラーは決して完璧ではないかも知れないけれど、私たちの大切な指揮官。

ここでミラーが「やっぱりアウェーの戦い方変えるー!」なんて言う方が怖いですし、今年のアウェーはこういう戦い方だと覚悟した上で、ミラーを信頼して、敵地へ乗り込みましょう。

まだ何も決まってないですし、残り4試合に勝つことに集中しましょう。

この正念場を共に闘えるのは、ジェフファンだけです。

この残り4試合は、一つ一つが必ず大きな思い出になるはずです。

今こそ、顔を上げて。

最後まで戦いましょう。


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。


サッカー ブログランキング

にほんブログ村 ジェフユナイテッド千葉


posted by marcos2008 |00:15 | ジェフ千葉 観戦記 | コメント(9) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL: (表示は許可制となっています)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/marcos2008/tb_ping/58
この記事に対するトラックバック一覧
大宮-千葉 ~PK~ 【おっさんサッカープロ野球】

パソコンで試合を見ながら書いてみました。 大宮が元気な立ち上がり。ホームで負けられない意気込みが伝わる。 前半20分 前線で深井のカット→深井のドリブル→引き付けてパス→谷澤フリーで先制 それまでは攻めがまったく形にならない千葉。神様仏様深井様。 圧倒しながらワンミスでやられるあたり、大宮はツキがない。 降格争いで最も元気が無いだけに、この試合負けたらおそらく二度と抜け出せないだろう。がんばれ。 大宮は大きな外人FWに当てるところから攻撃が始まる。 セカンドボールを拾い、それを繰り返したいが、い

2008-10-26 23:15 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

今日負けて、へこんで
後の試合応援するの止めようかなとか、
審判むかつくーとか思っていました。

前向きに応援することにします。

posted by ゆ | 2008-10-26 22:23

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

ゆさんのようなコメントは素直に嬉しいです。
残りはたったの4試合。

ここまで色々辛い思いをしながらも頑張って来ました。
最後まで、前向きに応援していきましょう。

posted by マルコス | 2008-10-26 23:03

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

サポではないんですが、同じような見方をしているようで嬉しかったのでトラックバックさせていただきました。
お邪魔でしたら、お手数ですがお返事ください。

posted by jasi | 2008-10-26 23:18

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

たとえ戦術は”アウェー仕様”時でも”攻める気持ち”を忘れないでほしいと思います。気持ちで”受け”にまわってしまってはダメです。残り4戦、相手は強敵ばかりですが、全部勝つつもりで選手、スタッフ、サポーターみんなで頑張りましょう!

posted by 一ジェフファン | 2008-10-26 23:26

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

>>jasiさん
コメント、トラックバックありがとうございます。

私の応援の片手間な観戦記ですが、見方が重なって嬉しいです。

>>一ジェフファンさん
コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、攻める気持ちはサポーターも含めて絶対に忘れてはいけませんよね。

みんなで一致団結して、辛い時期の今こそWIN BY ALLで乗り越えて、最後は笑っていたいですね。

posted by マルコス | 2008-10-26 23:36

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

大宮ジャックできましたか。サポの気力が残っているチームには勝ち残って貰いたいですし、磐田、大宮よりは上へ行けると思いますよ。
ミラー以降の勝率を考えれば、J2側一般から見ても「いちばん入替え戦に来てほしくないチーム」に違いないでしょうし、ついでにそのへんの願いも叶えてあげてください。

千葉が落ちると、困るんです! 入れ替え戦来るな! タノム!

posted by 通りすがりの弱者 | 2008-10-27 13:05

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

熱い励ましの言葉、何よりの励みになります。
必ず、自力での残留を決めて、入れ替え戦に顔を出さないように頑張ります。

posted by マルコス | 2008-10-27 14:14

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

ジャックってそんなに重要ですか?
なんだか最近のジェフサポは、赤サポさんに似てきてる気がします…。

posted by 通りすがりのサッカーファン。 | 2008-10-28 17:38

Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

私の表現が悪く、変な誤解を与えがちな言葉を使ってしまい、申し訳ありません。

大切なのは、アウェーでもホームチームのサポーターのように傲慢に振舞うことではなく、こちらのホームゲームだと選手が感じるような声援で送ることで、選手たちを後押しすることです。

それは重要なことだと思います。

また、私は一部の問題を起こす方たちを別にして、浦和サポーターそのものを特別悪く思っていないので、申し訳ないのですが、似てきたかどうかは判断出来ません。

posted by マルコス | 2008-10-28 18:31

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」