2009年07月07日

ポゼッションサッカーの難しさについて

オシム時代、ジェフは「走るサッカー」と呼ばれていました。

そして、ミラーが指揮を執る今のジェフも、同じく「走るサッカー」を見せています。

しかし、その内容が大きく異なることで、時に今のスタイルへの批判の声が上がります。

オシムが目指した「ポゼッション」を重視したサッカーと、ミラーの「カウンター」で得点を奪うサッカー。

どちらが良いかは好みの問題になるかと思いますが、そのどちらも簡単に体現出来るサッカーではないことは間違いないように感じます。

そんなポゼッションサッカーとプレミア流のサッカーの難しさについて、2回に分けて触れてみたいと思います。

ということで、今回はポゼッションサッカーの難しさについて。


関連記事:キャンプの違いから見るミラーとオシムの違いについて
オシムの時代。それはすなわち、千葉のキング中島浩司の時代だった
ジェフ千葉・ミラー監督が求める1-0の理想 (1/2) 犬の生活・特別編 ミラー監督インタビュー


■ポゼッションは守備ラインから始まる

あくまでも主観ですが、現在では広島や浦和が目指しているポゼッションサッカー。

そのキーポイントになるのが、守備ラインだと私は考えています。

例えば、オシムのジェフとペトロヴィッチの広島。

この2チームに共通する選手が、イリアン・ストヤノフ選手と中島浩司選手。

どちらも守備能力よりもパスの出し手としての能力に優れた選手で、今の広島も当時のジェフも、彼らから攻撃がスタートすることが多い。

ゴールキックは少しでも相手ゴールの近くへ蹴るロングボールではなく、近くのセンターバックに転がすことが多いのも特徴的なのが、ポゼッションを重視するチームです。

ジェフではセンターバックの前任者であったジェリコ・ミリノビッチさんが非常に守備能力に長けた選手だっただけに、ストヤノフ選手の守備能力には不安を感じたことが何度かあります。

けれども、彼のパスセンス、キープ力はもはやJリーグのどのサポーターも理解していることかと思います。

そんな選手をセンターバックに置くことから、オシムやペトロヴィッチの独自の考え方が見て取れます。

しかし、この考えは日本で実現するには難しいように感じます。

私はJリーグのレベルが低いとは思っていませんが、やはり4大リーグのトップクラブと比べれば、差があるように感じます。

特に守備ラインの選手のボール捌きにこそ、大きな差があるのではないか、と考えています。

そのことが見てとれたのが、日本代表でのオシムの招集メンバーでした。


■ポゼッションサッカーにおける人材不足

教えて! Watchというサイトに、こんな質問がありました。

オシム監督は何故CBを全然呼ばないのですか。

「サッカー日本代表のオシム監督は何故本職CBをほとんど呼ばないのでしょうか?」

こういう声は、当時いくつかあったように感じます。

アジアカップにはDF登録の選手を2人しか召集しないことで、「オシムは何を考えているのかわからない」というような声もありました。

実際にこの質問に対する答えも、「選ばれている選手はFW以外は中盤底が得意な選手がほとんどで、攻撃も守備も(中途半端に)出来る選手が好きなのでは?」だとか、「それらは一見素晴らしい事のように思えますがその方法で弱小チームを、”それなり”に戦えるチームには出来てもそれ以上のチームにはなり得ないでしょう」、「早く強豪国に大敗して目を覚まして欲しいものです」という批判にも似た内容が書かれています(最初の1個からしかピックアップしてませんが)。

こういう声が出ることが、守備ラインから繋げていくポゼッションサッカーの難しさを感じさせます。

日本のセンターバックに共通することなのですが、守備能力が高くても足元の技術が高くない、キープ力やパスの出し手になれるセンターバックが少ないように感じます。

安易な日本人論はくだらないと分かりつつも、今回はあえてそう書きます。

これはおそらく若年層の教育なり采配から影響があることなんじゃないか、と感じています。

技術がある選手は中盤として、体が大きくて守備が上手い選手をセンターバックとして育てるケースが、あまりに多すぎるのではないか、当たり前になってしまっているのではないか、と考えています。

実際にJリーグ全体を見渡しても、パスの出し手として期待出来るセンターバックはそこまで多くのないように感じます。

幼い頃からボールを奪って近くの選手に預ける、もしくはクリアすることを叩きこまれた「本職」のセンターバックは、その能力だけならば質の高いプレーをするけれど、いざポゼッションのスタート地点になった時に、どうしても危うさを感じさせてしまう。

だからこそ、オシムはボランチが本職である今野選手や阿部選手をセンターバックに起用し、「本職」と呼ばれるセンターバックが召集されなかったのではないでしょうか。

もちろん、技術のあるセンターバックが少ないのは、日本に限った話でもなく、逆に日本では広島の槙野選手やジェフの福元選手など、足元の技術にも秀でた若手選手も出て来ているのですが、やはりまだまだ人材不足は否めないんじゃないかな、と感じます。


■移籍組のフィットが難しいポゼッションサッカー

ポゼッションサッカーの難しさは、連携の不足が致命傷となることです。

当時のジェフでは、移籍組の選手がなかなか出場機会に恵まれず、またすでに「自分のスタイル」を持っているベテラン選手の出場機会が減少する現象(ダジャレじゃなく)がありました。

また、もしかたらこれからの広島も苦しむかも知れませんが、夏場に運動量が落ちた時、もしくは代表に多くの選手が召集されてしまった時に、コンディションの低下から攻撃が連動せずに勝利から見放されることもありました。

個の力よりも組織の力で勝負するチームのため、オシムはキャンプから多くの練習試合を実施し、シーズン中もそれが続きました。

主力組と控え組を明確に区別するよりも、誰が出場しても連携が落ちないような練習メニューも話題になりましたね。

逆にミラーは練習試合をそこまで必要としませんが、それもまた監督のスタイルなので、それを批判対象にするのは間違っているように感じます。

さて、連携が大切なポゼッションサッカーにおいて追い風になるのが、若手選手です。

決まり事(制限する意味とは異なる)が多く、時間をかけて熟成させていく必要があるため、ベテラン選手よりもむしろ若手選手の方が覚えが早く、将来的にも期待が持てる。

その意味で、今季の浦和レッズがこれまで見せていたような大型の補強をせず、一方でユース時代からポゼッションサッカーに慣れ親しんだ若手選手がどんどん台頭していることは、自然な流れだと感じます。

しかし、逆に移籍組の選手にとっては、レギュラーの奪取が難しく、チームとして大きな補強をすることも難しい。

また大型補強が金銭的に難しいチームであっても、昨季のジェフがそうだったように、レンタル移籍で戦力の底上げや穴埋めをしようにも、これも難しい面があるように感じます。

07年までのジェフはシーズン途中のレンタル移籍や強化指定選手が少ないチームですが、そういったもので打開が難しいチームだったように感じます。

どんなに優れた選手であっても、チームとしての戦い方を覚えられない限りは出場機会に恵まれることもですからね。

もちろん、新加入の選手が必要ないのかと言えば、そんなこともなくて、広島にはミキッチ選手というアンタッチャブルな存在がいて、非常に面白いアクセントになっているようにも感じます。

とは言え、有能な選手を多く集めることは、ミラーのような個の力が必要とされるサッカーに比べると、オシムのような組織の力で勝負するチームではリスクが伴うことだと私は考えています。

若手選手の台頭を楽しむか、大型移籍でチームのレベルがジャンプアップすることを望むのかは個人の自由ですが、ポゼッションサッカーでは選手補強がプラスの意味で働く難易度が高く、だからこそ若手選手の台頭がないと進歩が難しく、逆に生え抜きの優秀な若手選手が出てくると、チームの将来が本当に輝かしいものに見えてくるものなんじゃないか、と感じます。

そんなこんなで、ポゼッションサッカーは実現には難しさがあるよ、って話でした。


■ジェフでポゼッションサッカーは継続出来たか

では、アマル、GM、主力選手が抜けた昨季のジェフで、ポゼッションサッカーが継続出来たか、と言えばやはり難しかったように感じます。

連携力が求められるポゼッションサッカーをする上で、ほとんどのメンバーが移籍組で、監督も外部から召集した人物。

昨季のレギュラーで前年から所属していたのは岡本選手、工藤選手のユース組2人と巻選手、そして07年に移籍加入した下村選手と池田昇平選手、新居選手。

オシム時代のジェフのサッカーからジェフを見始めた方にとっては、ポゼッションサッカーを続けて欲しかったという気持ちがある可能性もあるかも知れません。

けれど、正直に書くならば、それはやっぱり難しいですよね。

例え難しくても継続させるべきだったかどうかは私にはわかりません(11試合勝利なしでしたし)。

けれど、私たちにいま求められていることは、昔を懐かしむだけではなく、なるべく今のジェフを公平な目で見ることだと思います。

願わくば、ベルデニック、ベングロッシュ、オシムと、畑を耕し、水をまき、最後は花開いたように、ミラーが今構築しているサッカーが、いつか花開くことを期待したいですし、ジェフサポーターの方々には思い出の花を大切に胸にしまいながらも、チーム作りの肥料となる応援を続けて欲しいと願います。


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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そんなわけで、次回はミラーが目指すプレミア流のサッカーについて、もしくは神戸戦のプレビューを書いてみたいと思います。


posted by marcos2008 |12:04 | 考察 | コメント(14) | トラックバック(0)
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ポゼッションサッカーの難しさについて

コメント投稿者ID :

お邪魔します。
今回のエントリーも考えさせられるエントリーですね。

猫も杓子も「ポゼッション」を肯定的に口にするお気楽ムードがどうしても目立つ今の日本ですが、守備ラインからはじまるポゼッション、人材不足、そして連携不足、いずれも共鳴しています。

私はJリーグはまだ見る機会は少なく、これからの楽しみの一つでもありますが、これを読んでいて、昔、海外の解説者がブラジルの守備陣を見ながら、こうコメントしていたのを思い出しました。

「ブラジルのCBは、伝統的に、中盤でも十二分に通用する選手が多い。」

それを思い出しながら、管理人さんの今回の視点の一つ、守備ラインの選手のボール捌きと重ねてみて、なるほどな、と思いました。

次回エントリーも楽しみにしています。

posted by ガメラ | 2009-07-07 12:55

ポゼッションサッカーの難しさについて

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お邪魔します。
非常に興味深い内容ですね。
確かに海外ではディフェンスラインだけでハーフラインまでボールを運ぶ場面も見られます。Jリーグではまったく見られない光景です。

日本の高校やユースでの練習では、たとえばゲーム形式だと選手はオフェンスとディフェンスに分かれて練習します。DFはゲームを組み立てる感覚すら養うことはできないと思います。

日本にもベッケンバウアーやバレージといった個性のあるDFが出てきてほしいです。

posted by なりゆ | 2009-07-07 13:45

ポゼッションサッカーの難しさについて

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なるほど、と思う内容ですね。
表題の通り、ポゼッションサッカーは難しい。体現できれば見るのもやるのも楽しいサッカーになるでしょうが。

体現の難しさは、特に今年の浦和が見せてくれています。
また、DFラインからの組み立てについても同感で、これまた浦和が今シーズン面白い事をしていました。
ナビスコ杯のころ、代表組が抜けた上に怪我人が出て、DFラインのコマが不足した時期がありましたが、特にトゥーリオが抜けたCBについては代理は誰がやるかと思っていました。
その時にフィンケ監督が選んだのは山田暢久。他にも出来る人がいたのに、本来右MF/SBである彼を用いて、無事に乗り切ったのです。
確かにベテランならではの経験と、意外と身体能力を持つ選手なのですが経験の無い選手を「何故?」と思った人は少なくなかったはず。

しかし、実際に試合を見てみて「なるほど」と思いました。
DFラインにおいて、キーパーからのキックやボールカット後に彼がビルドアップの際の出所となって中盤へ円滑に配球し、結果トゥーリオがいた時以上にスムーズなパス回しが出来ていました。

フィンケ監督は、ポゼッション重視の「コンビネーションサッカー」を標榜していますので、DFラインからの組み立てを考えた際に本職よりもゲームメイク能力のある山田暢を選んだほうがチームコンセプトに合う、と考えたのでしょう。

実際、本来のトゥーリオも荒削りながらGM能力と大きなフィード力を持っていて、浦和は彼から攻撃が始まっていますので、その代わりを、という事ならば納得できます。

という事で、やはりこのポジションはポゼッションサッカーを体現するのに相応しい選手というのは多くないのだな、と感じてしまっています。
以上、長文長々と失礼しました。

posted by D | 2009-07-07 15:09

ポゼッションサッカーの難しさについて

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アマルはポゼッションですが、オシムはポゼッションというよりショートカウンターが主体でしたよ。
アマルは遅攻、オシムは速攻だと思います。
そういう意味ではオシムはミラーに似ている。
ただミラーと決定的に違うのは、攻撃には人数をかけ繋ぎをワンタッチにしたり積極的でアイデアが豊富だった。だから面白かった。
巻可愛さにポゼッションを否定というのは違うと思います。

posted by aho | 2009-07-07 16:02

ポゼッションサッカーの難しさについて

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見事にサッカー観がマッチするエントリーで、勝手にうんうんとうなずきながら見ました。

日本のポゼッションと世界レベルのポゼッションの差は、DFラインのパススピードとそこからの縦パスの有無が決定的と考えてます。
なので、1vs1に強く足元もうまいCBが絶対的に必要だと思ってます。

そういう意味で、CBって超人材不足なんですよね。阿部勇樹あたりがもっと1vs1に強ければ、中澤、闘莉王がもっとパス出しとかうまければ、帯に短し、襷に長しってところなんです。今の代表でCBをやってくれる人は。

ほんと、そういうCBが出てくるだけで、全然レベルが変わってくると思います!DFラインのパス回しのスピードがあがれば、必然と中盤やトップのスペースが空いてくるはずなんです。

ちょっと興奮しましたがそんなところで。。。

posted by Q10 | 2009-07-07 20:41

ポゼッションサッカーの難しさについて

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どうやらコメント欄で指摘されてないので意見します。

オシム時代のアジアカップはW杯を見すえた選手召集であったという認識が必要です。ポゼッションサッカーの中心は中盤ですからね。ただしこのブログ記事の結論はごもっともです。

また勘違いする読者がでないように意見しますが、このブログ記事では現在の日本代表においてポゼッションサッカーをするのが難しいとは一言も述べていません。もちろんそうですよね、代表は日本中から選手を選べるのですから。

現在のジェフのこれからの挽回を願ってます。かつてさまざまな経験をしてこられたジェフというチーム、魅力的です。

posted by 意地良し | 2009-07-07 21:12

ポゼッションサッカーの難しさについて

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僭越ながら、とても良いエントリーです。深く考えさせられました。

仮に、岡田監督が、日本代表が、ポゼッションに固執する事になるとしましょう。

例えば海外では、

【A】.ボールポゼッション率が高くて、試合に勝てるチームはスペクタクルなチームは◎。昨シーズンまでの良い時のアーセナル、ローマ、今シーズンの良い時のバルサなんかがそうでした。

【B】.ボールポゼッション率が低いのに、試合に勝てるチームは○。カウンターサッカーが功を奏してジャイアントキリングが起きる時なんかは、こんな状況なのかなと思います。

【C】.ボールポゼッション率が低く、試合にも負けるチームは×。負けるべくして負けた、と、一般的に理解されるパターン。負けた方には、比較的悔いの残らない負け方。

【D】.ボールポゼッション率は高いのに、試合に負けるチームは論外。負けた方には悔いが残り、ファン達からはトマトや生卵を投げつけられるだろう。ハーフコートゲームをやりながらも決定力不足に泣く強豪チームの、年に数回しかない取りこぼしゲームのパターン。

結論:今の日本代表は南アで世界の強豪を相手にした場合、【A】、【B】、【D】には非該当。残るは【C】。それが、今の日本代表の悲しい現実。だからといって悲観的になるのも変だし、また、無いものをねだっても仕方がない。

問題はこれから1年かけてCをAに近づけるべきなのか、それともCをBに近づけるべきなのか。管理人さんのご意見を、お考えを、お聞かせ願えないだろうか。

posted by おとうさん犬 | 2009-07-08 00:09

ポゼッションサッカーの難しさについて

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>ガメラさん
コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、「ポゼッション」を肯定的に口にすることは良いことなのですが、その難しさについての議論が十分ではないかな、と感じることがあります。

「とにかく繋げば良い」というのはその通りではあるのだけれど、人材不足や連携不足は避けられない課題じゃないかな、と。

ブラジルの守備陣の話は、本当にごもっともですよね。
守備ラインからあれだけ早いパス回しが日本でも見られれば良いと思います。

また、Jリーグに関してここまで急速にレベルが上がったリーグはないわけですから、これからに期待して、一度スタジアムに足を運んで下されば嬉しいです。

>なりゆさん
コメントありがとうございます。

日本で、と限定した話ではないですが、やはり見ている限りはオフェンスとディフェンスに分かれての練習など、センターバックにゲームを組み立てる感覚を養わせる練習をしているところは少ないように感じます。

よく日本にはストライカーがいない、という言葉を聞きますが、「ベッケンバウアー」や「バレージ」がいないという声は聞かない。

前線に良い選手が出てこないのであれば、それこそ後ろからのポゼッションを高められる選手の出現を望んでも良いのに、なぜそんな声が出てこないのか、気になるところです。

posted by マルコス | 2009-07-08 21:46

ポゼッションサッカーの難しさについて

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>Dさん
コメントありがとうございます。

ポゼッションサッカーにはやっぱり難しさがありますよね。
思うに、ポゼッションを高めることが正しい、とおっしゃる方が、自分のベストメンバーを選ぶ時に、どうしてもセンターバックの人選に疑問を抱くことがあります。

おっしゃる通り、今季の浦和レッズはポゼッションへの模索をしている段階で、今後どのように発展していくのか、非常に興味深いですね。

オシムが代表に呼んでいたように、闘莉王選手は組み立てに関しても期待出来る選手ですが、ご指摘の彼の不在時に山田選手を起用したフィンケの采配について、一歩踏み込んだ議論が中々見られないことがもったいなく感じます。

ポゼッションサッカーを体現出来る人材として考えた時に、むしろ足りないのはテクニックのあるFWの選手ではなく、テクニックのあるDFの選手、という認識も、考え方の一つだと思っております。

>ahoさん
コメントありがとうございます。

巻選手の話はしてないです。ごめんなさい。

>Q10さん
コメントありがとうございます。

お褒めの言葉ありがとうございます。
ただ、たぶんジェフサポーターの間では「今更な話」なので、そんな褒めたものじゃないです。

オシムがジェフを率いていた時に、ストヤノフ選手、阿部勇樹選手、中島浩司選手という人材をチョイスしたこと、また他のセンターバックにも繋ぐ意識がはっきりと見えていたことで、「なぜオシムの選ぶセンターバックは・・・」みたいな話を代表のファンの方がされている時、「ああ、ジェフの試合を見ていないのだな」と悲しく思ったりしました(Q10さんが、って話ではないですよ)。

頂いたご意見に関しては、おっしゃる通りだと思います。

DFラインのパススピードとそこからの縦パスの有無。
これがJリーグ全体で増えてくると、もっとスペクタクルなサッカーが見れそうですよね。

今の代表DFについては詳しくないですが、パス回しのスピードを上げられる選手を台頭を私も望みたいと思います。

posted by マルコス | 2009-07-08 21:57

ポゼッションサッカーの難しさについて

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>意地良しさん
コメントありがとうございます。

アジアカップの人選について、勉強させていただきました。

また、補足までして頂き、ありがとうございます。

おっしゃる通り、現在の日本代表においてポゼッションサッカーをするのが難しいとは一言も述べていません。

ジェフへの激励、感謝致します。

これまで多くの経験をしてきましたが、今季は良い方に転ぶか悪い方に転ぶかを決める、大切なシーズンです。まだまだ上に行けるチャンスも残っていますので、もっともっと強くなって注目を集められるチームになれるよう、サポートしていきたいと思います。

>おとうさん犬さん
コメントありがとうございます。

岡田監督について書いたわけではないですし、彼がポゼッションのチームを作ろうとしているのかは正直知らないです。

私は日本代表の試合を生で見たこともないので、あんまり参考にしないで下さい・・・ごめんなさい。

ご質問頂いた内容についてですが、あくまでも個人的な意見として書かせて頂きますと・・・

これまでのリーグでの采配を見ている限り、岡田監督はカウンターのチームを作る方が向いている方だと思っております。

オシムが【A】ないし【D】のチームを作る監督とするならば、岡田監督は限りなく【B】に近いチームを、特にマリノス時代は豊かなタレントを率いて作っていたように感じます(海外で言うならばカペッロのローマがイメージしやすいかと思います)。

なので、適正としては、【B】だろう、と。
で、それが本戦で【C】になる可能性はあるけれども、【B】が得意な監督に対して、【A】を求めているのが昨今の報道や一部ファンの姿勢なんじゃないかな、と感じています。

だからこそ、結果が出ていても納得しない、ということが起きているのかな、というように感じます。

posted by マルコス | 2009-07-08 22:06

ポゼッションサッカーの難しさについて

コメント投稿者ID :

マルコスさんへ

お返事を有難うございます。いやいや、ズレた愚問に真っ直ぐにお答え頂き、感激です。申し訳なかった。

〉それが本戦で【C】になる可能性はあるけれども、【B】が得意な監督に対して、【A】を求めているのが昨今の報道や一部ファンの姿勢なんじゃないかな、と感じています。

〉だからこそ、結果が出ていても納得しない、ということが起きているのかな、というように感じます。

この感じられ方は、あくまでもマルコスさんの主観という事でご紹介頂きましたが・・・私は、全くもって、同意です。このズレは、あと1年で何とか是正されて欲しいです。

有難うございました。

posted by おとうさん犬 | 2009-07-08 23:01

ポゼッションサッカーの難しさについて

コメント投稿者ID :

>おとうさん犬さん
こちらこそ色々と考えさせて頂きました。ありがとうございます。
日本代表に関して、今後1年でどのようなスタイルを形成していくかも楽しみにしたいと思います。

ついでにちょっぴりと蛇足な独り言を書きますが、中盤に遠藤選手を置かずに阿部選手を起用して上手くいかなかったとしても、それは(岡田監督も含めて)事前に予想出来たことだったんじゃないかな、と感じています。

上に頂いたコメントにもあるように阿部選手はセンターバックとしての守備能力が抜群に強いタイプでもないですし・・・。

ちょっと思いだしたので書いてみました。

コメントありがとうございました。

posted by マルコス | 2009-07-08 23:49

ポゼッションサッカーの難しさについて

コメント投稿者ID :

〉それが本戦で【C】になる可能性はあるけれども、【B】が得意な監督に対して、【A】を求めているのが昨今の報道や一部ファンの姿勢なんじゃないかな、と感じています。

極めて的確な指摘と感じました。
ジェフもそうですが、日本代表の試合の後、
「見ていて面白くない」
と鬼の首を取ったような批判をするサポが少なくありません。

ボールポゼッションが高くても点数が増える訳でもないし、
そりゃ観客は面白くても、
負けたら罪悪、と僕は考えてます。
で、強豪相手にポゼッションで喧嘩したって負ける可能性が高いのではと。

ロングボール一辺倒のサッカーにだって美しさを感じることはできるし、
代表やジェフはバルサとは違うんです。

バルサはポゼッションをするから強いのではなくて、強い奴らがポゼッションをしてる。だから美しいんだと思うんです。
まれにポゼッションを個に依存せずに組織化する智将がいますが、岡田監督やミラー監督は実績から見てその部類ではないでしょう(悪いってんじゃなくて、タイプとして)。

繰り返しになりますが、日本代表や僕の場合はジェフを応援するときには、面白さなんて二の次、三の次です。
とにかく勝利。そのためにはエンターテインメントを排除した効率的なカウンターサッカーであろうと僕はいいと思うんですけどね。

チェルシーのモウリーニョ時代のサッカーはつまらないって叩かれましたよね。
でも結果が出た。

面白さを求めるのは結果が出てからでいいと思います。

posted by Orb | 2009-07-09 11:57

ポゼッションサッカーの難しさについて

コメント投稿者ID :

>Orbさん
お世話になっております。

個人的には、試合に個人的な面白さまで求めるようになると、なかなか満足がいく試合は見ることが出来ないように感じます。

そして、なぜそういう声が多いのか、と考えた時に日本代表は特にそうですが、テレビで見ている方が多いからかな、と感じます。

近くで見ていれば迫力のあるプレーだったり、色々と楽しめる点はあるのですが、私のようにテレビで眺めているだけでは、「娯楽」を求めてしまうんじゃないかな、と感じます。

話がずれましたが、ボールポゼッションについて、なんでもいいからポゼッションを高めろ、というのはやっぱり無茶な要求だと思います。

それならば、ポゼッションが低いチームよりも、そういう監督が指揮するチームを追いかける方が楽しいかな、と感じます。

どちらが良い悪いというよりも、自分の理想だけを押し付けるのではなく、その監督の個性を楽しむ余裕があれば、いいんじゃないかな、と思います。

と、ここまでは一般論で、私個人としては、Orbさんもおっしゃる通りジェフを応援するときには、面白さなんて二の次、三の次です。

選手に楽しませて欲しいから応援するというよりも、とにかくどんな形であってもジェフに勝利することを願って応援している、という気分です。

まずは神戸戦、がんばりましょう。

posted by マルコス | 2009-07-11 00:13

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