2009年06月25日
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
一回飛ばしたことですし、今回はいつもと違う感じでプレビューを。 相手は大宮アルディージャ。 昨季は2戦2敗6失点と散々にやられた相手。 一昨年はジェフが2勝、その前年は大宮が2勝、その前の年はジェフの2勝。 ・・・いい流れです。 これまでの対大宮戦でのジェフの勝利はすべて完封勝ちなので、今回もクリーンシートを目指しましょう。 そんなわけで、共に初の連勝を目指す12位の大宮と16位ジェフという非常に大切なゲーム。 コメント欄にも書きましたが、「まず自分たちを信じ、そして相手を尊敬すること。だが相手を恐れてはいけない」というオシムの言葉を思い出し、サポーターとしても全力で立ち向かっていきたいですね。 そのためにも、まずは私たちが前向きになっておきたいところ。 ということで、今回は名古屋戦での良かったところをひたすら挙げていきます。 悪い時は叩かれても仕方ないけれど、その分良い時は思いきり褒めるのも大切だと感じておりますので、甘いんじゃないか、ってくらい褒めていきたいと思います。 前回の試合:新居辰基はそれで良い【リーグ第14節 名古屋グランパス戦】 前回の対戦:Jリーグ第30節 対大宮アルディージャ 1-2 関連記事:J'S GOALゲームサマリー
■名古屋戦での良かったところ
- クリーンシートを達成した
これまで1度も達成出来ずにいた無失点試合を、初めて達成することが出来ました。 それも相手はダヴィ選手や巻選手、杉本選手に津田選手に玉田選手と得点力の高い選手たちで、それに加えてアウェーでの達成という点も評価出来るかと思います。 もしかしたら、これがミラーの求めていたサッカーの片鱗なのかな、と感じさせてくれましたし、この勢いで得点数リーグ5位という大宮の強力な攻撃陣相手でも結果を出して欲しいところです。
- 苦手相手に勝利することが出来た
対名古屋はこれまで25敗している苦手中の苦手。 瑞穂での勝利はオシム時代の04年まで遡る必要があるのですが、そんな相手に対して堂々と互角に戦ってくれました。 もう相性なんて怖くない、と次の対戦でもおもいきりぶつかっていけそうです。 あと、巻兄弟対決に勝てたことは地味に嬉しかったりします。
- 緊急事態にもしっかり対応した
名古屋戦ではアレックス選手の怪我で試合直前にメンバーを交代するというアクシデントがありました。 深井選手も「試合前のロッカーはバタバタした」と語っているように、システムを変更し、新居選手がツートップに入るという緊急事態になりました。 それでも、前半をイーブンに戦えることが出来たのは、普段のターンオーバーの効果が出たのかも知れませんね。 個人的には、システムを固定することだけが継続することではなく、システムが変わっても変わらない力を出すことの方が大切になるんじゃないかな、と考えております。 少数精鋭で、誰がレギュラーで出てもレベルに大差がない今のチーム状況が良い方に出てくれたように感じますし、それだけ全体の連携が上がって来た証拠かも知れません。 一人に頼ったチーム作りをしないこともジェフの特徴だと思いますが、それでも現状は谷澤選手が抜けただけでチームが変わってしまうことは改善したいところですね。
- ハードワーク継続中
「選手に要求するのは、ハードワークではない。スーパーハードワーク。やるからには限界にチャレンジする」というストイコビッチの名古屋。 そんな相手以上にハードワーク出来ていたことで、改めて実感した走ることの大切さ。 どうしても技術で劣る部分もあるけれど、どんな時でも、どんな相手に対してもハードワークを続ける選手たちには素直に脱帽です。 特に谷澤選手が足を攣ったような素振りを見せながら、次の瞬間には全力でボールを追いかけ、深井選手もあれだけ上下運動をしながらもゴール前へ走り込んでゴールを決めた。 年俸が高い選手がいるわけではないので、技術で劣るのは仕方ない、ミスが出るのも仕方ない、けれども、走ることだけはどこにも負けないよう、サポーターから求めていきたいと思います。
- 引いてロングボールが少なくなった
池田選手、ボスナー選手は人に強い素晴らしいセンターバックですが、坂本選手や福元選手のようなスイーパータイプの選手が入ると、やはりラインが安定しますね。 さらに前からボールを奪う意志が見えることで、ボスナー選手も活き活きとプレーしており、最終ラインの前でボールが奪えることでカウンターも低い位置からロングボールではなく、しっかりと繋ぐことが出来た。 フリーランが増えてきたことも、この良い影響があるかも知れません。 また、福元選手の「繋ぐ意識」は今のジェフにとって非常に大きなものだと感じます。 福元選手個人が良かったわけではないけれど、守備ライン全体を高く保ち、守備ラインの選手全体に繋ぐ意識が見えたこと、簡単にクリアやタッチラインへ逃げることがなくなったこと。 ちょっとした違いなのだけれど、サッカーの面白さが全然違って見えるから不思議です。
- 中盤でボールが貯められるようになった
名古屋戦のMVPに下村選手、もしくは工藤選手の名前を挙げる方が多くいらっしゃったように、この二人を中心にプレスでボールを奪い、奪ったボールを散らすことが出来ていたように感じます。 けれど、2人だけではボールを回すことは出来ない。 名古屋戦では、これまで「ボールを繋ぐことが出来るサイドハーフ」のアレックス選手が不在だったにも関わらず、深井選手や谷澤選手、さらに巻選手や新居選手もボール回しに参加していた。 ボール回しからクロスボール、一人が潰れて(落として)、別の選手がシュートを放つ。 ゴールにはならなかったものの、崩し方も丁寧になってきていましたね。 「速く攻める」という言葉だけが先走りして、速攻ばかりで遅攻が出来ていなかったジェフでしたが、名古屋戦ではこれまで誰かがボールを持ったらとにかく裏だけを狙うのではない、ある意味で大人なサッカーを見せてくれました。 以前、巻選手は吉田選手に封じられていたと書きましたが、中盤でパスワークからタメが作れることで、フリックオンだけではない、巻選手の持ち味である機動力と足元の落ち着いたボールキープ、丁寧なパスが久々に出た試合だったように感じます。
- 4×4のシステムが成熟してきた
高い守備ラインと中盤でタメが作れることによって、これまで不安定な面も見せていた4×4のシステムが非常に洗練されたように感じました。 もちろん、まだまだ物足りない部分はあるけれど、開幕当初と比べれば見違えるように成長した部分だと思います。 犬の生活にあったように、サイドハーフの運動量に頼る部分も多いですが、名古屋戦ではポゼッションもある程度出来ていたこと、後ろがロングボールだけに頼らなくなったこと、サイドバックが中に絞りすぎなくなったことなど、色々な要素があって選手も最後まで走ることが出来ていました。 この辺りは工藤選手と下村選手、それにサイドハーフの谷澤選手と深井選手が調子を落とすようならまた変わってくるのかも知れませんが、逆に名古屋戦で出来たことをずっと続けていくことで、この4選手がガンバの黄金のカルテットのような、ジェフの看板になってくれることも期待したい。 今はシステムの成熟と継続した強化を続けていき、夏に外国人選手を獲得して、一気に攻勢・・・西部さんの予想が当たることを願います。
- ゴールシーンに多くの選手が関わった
これまで攻撃に参加する選手が非常に少なかったジェフですが、和田選手や工藤選手が積極的に前線に顔を出すことで、攻撃に参加する人数が多く、厚みのある攻撃が出来ていたように感じます。 逆に、2トップとサイドハーフが前線にいることで飽和状態になっているようなシーンもあったけれど、ゴールシーンのように攻撃する側が数的有利を作れば、やはりゴールの確率は高くなる。 個人的には、フクアリで鹿島が見せたような、もっともっと厚みのある攻撃を期待していますし、カウンターを食らったとしても、ラインを下げて中央を固める守備にはジェフは慣れていますから。 勇気を持って、リスクを冒したサッカーを見せて欲しいところです。 この辺りがフロントの言うミラーの信条とジェフの目指すものの違いなのかな、なんて考えても見ましたが、その答えは大宮戦のスタメンで分かるかも知れませんね。
- レギュラー不在でも戦えることが出来た
賛否両論のオフの補強。 私個人の感想としては、センターバック、サイドバック、ボランチ、サイドハーフと補強は出来たけれど、サイドハーフ、そしてフォワードの補強、つまり今獲得を目指しているクロッサーとファーストトップの補強が物足りないと感じていました)。 また、センターバックの補強に関しては何と書いたか忘れましたが、福元選手が即戦力でなければならない、というようなことを書いた気がします。 そして、今のところ福元選手は即戦力の選手と言って良いように感じます。 ナビスコカップでチャンスを貰うとすぐにクリーンシートを達成、池田選手を押しのけてレギュラーとして出場したことは非常に心強いところです。 また、不安だったサイドバックも和田選手が多くの試合に出場していて、新外国人選手のアレックス選手もフィットしてきている(それだけに怪我が残念です)。 怪我で中後選手や青木良太選手を欠いても、レベルを落とさずにスタメンが組めるようになってきたこと、夏前にチームにフィットしてくれた選手たちに感謝です。 福元選手と和田選手がリーグでクリーンシートを達成したことで、守備陣のレギュラー争いもより激しくなって欲しいですし、ミシェウ選手が復帰してすぐに結果を出したことで、レギュラーがまたわからなくなってきた前線も、さらに7月からの補強を通じてで層を厚くして欲しいところ。 個人的には誰が出てもジェフが勝てばそれで良いと考えているので、よりサッカーが上手い方が試合に出る、というシンプルな構図のもと、選手たちにレベルアップを続けて欲しいと思います。
- 相手サポーターに褒められるくらいの応援が出来た
名古屋サポーターの方のブログを見ていると、ジェフサポーターの応援に対して好意的に書かれている方が多くて驚きました。 中には「ジェフサポーターが少し前と比べて2倍くらいに増えていた」とういうような記述もあって、改めて「そんなに増えたんだなぁ」としみじみ感じました。 人の良い名古屋サポーターの方々が気を使ってくれただけかも知れないけれど、名古屋であれだけの応援が出来たのだから、今度はフクアリでどんな応援を見せてくれるのかが楽しみでなりません。 勝てば中位争いにも紛れ込める大宮戦。 チケットはまだ余っておりますので、購入を悩んでいる方もぜひともスタジアムに足を運んで、成長したジェフのサッカーを楽しんで欲しいと思います。 スタジアムの質の高さだけは自信がありますので、是非。
そんなわけで、まだまだ書ききれないくらい褒めるポイントがありますが、問題はこれをいかに続けていくか、ということ。 一試合良かっただけで全てが上手く回るわけでもなく、それでなくても今季のジェフは少し進んで戻って、また進んで戻ってと、一生懸命一つ一つ課題を消化しているところ。 今回褒めさせて頂いたことが、どれだけ大宮戦で出すことが出来るか。 大宮をリスペクトして、それでも恐れずに、自分たちに出来ること、まだ出来ないことを、しっかりと見つめていきましょう。 本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。![]()
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今の勝ち点15は06年オシム以来のハイぺースです。 ・・・苦労してきたなぁ、と感じますね。 関係ないですが、大宮戦の前は栃木サポーターの方々が蘇我に訪れるみたいです。
posted by marcos2008 |12:02 |
ジェフ千葉 試合プレビュー |
コメント(6) |
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良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
>共に初の連勝を目指す15位の大宮と16位ジェフ
大宮は現在12位だと思いますが・・・?
posted by ンニー | 2009-06-25 18:31
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
管理人さんお久しぶりです。
アレックスの不慮な怪我以外はプラス材料満載の名古屋戦でした。
次の3連戦(大宮、大分、神戸)で9ポイント取れれば現在の中位グループをぶっちぎるチャンスでもある。
なので、土曜日の大宮戦ではしっかりと3ポイントを取り勢いを持続しなくてはなりません。
それにしても、リーグ戦はいつもスロースタートーなので06年もこんなペースだったとは忘れてましたw
posted by エルフシュリット | 2009-06-25 19:41
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
ここにきて怪我人がちょっと多くなってしまい、前節を基準に考えると、サブの人数が足りないんです。
これ以上怪我人が出たら・・・と思うとゾッとしますが、嫌な事は考えないでおきます。
やはりアレックス選手の怪我は痛すぎますが、ここで無理して長引いても困ります。
新居選手をスタメンで起用するか、スーパーサブにするのかがポイントだと思います。
明日、フクアリ参戦します。
全力でサポートしましょうね!
posted by 内房線在住ジェフサポ | 2009-06-26 21:46
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
ジンクスのことは、とりあえず横に置いておく方が言いかと
それを当てにすると、来季は2連敗になってしまいますので(汗
試合の内容で良かった部分もあると同時に、
サポーターの姿勢も評価された名古屋戦
ですが、千葉サポーターはどうにも一貫してその姿勢を貫けない部分があるように思います
昨季も5連勝後に、新潟や大宮を舐めて掛かり、
ナビスコ王者の大分にも相性だけで勝てると踏んでいる人間がいた
もちろん、それは一部の人間でしかありませんが、
それでもモバイルの応援エールを読んでいると、
応援ではなく要求するサポーターが多いことに唖然とします
一緒に戦うのではなく、勝ってくれよ、喜ばせてくれよ、とこの期に及んで「くれ、くれ」のコメントが多く、
“サポーター”って、サポートするんじゃないの?と……
名古屋には勝ったが、順位は16位
サポーターは12位の大宮をリスペクトし、
相手は不調とは言えども、必死の姿勢で声を上げる、手を叩く、せめて黄色を身に纏う!!
と、他所様のBlogで熱くなってしまいましたが、
明日はターニングポイントです
千葉というクラブだけではなく、サポーターにとっても大事な一戦です
連勝するに相応しい雰囲気を創り上げましょう!!
posted by 市原姉崎 | 2009-06-27 00:37
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
>ンニーさん
ご指摘ありがとうございます。
修正させて頂きました。
>エルフシュリットさん
お世話になっております。
アレックス選手の怪我が気になるところですが、復帰間近ということで楽しみにしたいところです。
残念ながら3連戦の頭を落としてしまいましたが、これからの姿勢に期待して、スロースタートの分も取り返していきましょう。
posted by マルコス | 2009-06-28 00:39
良かったことは素直に喜ぶ【リーグ第15節 大宮アルディージャ戦プレビュー】
コメント投稿者ID :
>内房線在住ジェフサポさん
お世話になっております。
おっしゃる通り、サブの人数が足りなくなってしました・・・。
アレックス選手とミシェウ選手という外国人選手が抜けるのも痛いですし、中後選手や斎藤大輔選手、そして青木良太選手の不在も辛いところ。
ただ、それも言い訳には出来ないだけに、次こそは頑張って欲しいところです。
>市原姉崎さん
お世話になっております。
ジンクスなんて関係ない、と言い切っておけば良かったです・・・。
確かにモバイルの応援エールは要求多いですよね。
多分、今週は凄いことになるんじゃないかと、ちょっと気にしております。
また連勝することが出来なかったジェフですが、ここで下を向かないように、サポーターには自らにも厳しい要求をして、サポートして欲しいですし、そう要求するからには自分自身も頑張らないと、と思います。
posted by マルコス | 2009-06-28 00:50
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一回飛ばしたことですし、今回はいつもと違う感じでプレビューを。
相手は大宮アルディージャ。
昨季は2戦2敗6失点と散々にやられた相手。
一昨年はジェフが2勝、その前年は大宮が2勝、その前の年はジェフの2勝。
・・・いい流れです。
これまでの対大宮戦でのジェフの勝利はすべて完封勝ちなので、今回もクリーンシートを目指しましょう。
そんなわけで、共に初の連勝を目指す12位の大宮と16位ジェフという非常に大切なゲーム。
コメント欄にも書きましたが、「まず自分たちを信じ、そして相手を尊敬すること。だが相手を恐れてはいけない」というオシムの言葉を思い出し、サポーターとしても全力で立ち向かっていきたいですね。
そのためにも、まずは私たちが前向きになっておきたいところ。
ということで、今回は名古屋戦での良かったところをひたすら挙げていきます。
悪い時は叩かれても仕方ないけれど、その分良い時は思いきり褒めるのも大切だと感じておりますので、甘いんじゃないか、ってくらい褒めていきたいと思います。
前回の試合:





