2009年05月31日

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

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前日、フクアリで国際試合が行われた(しかもチリ対ベルギー!)そうで、行きたかったのですが仕事が終わる頃には試合も終わってました・・・。

さて、まずは山形まで足を運んで下さったジェフサポーターの皆様、いつもながらありがとうございました。

私はひっそりと山形サポの方と一緒に参戦したのですが、山形サポの方にジェフのゴール裏に来て貰って、ジェフのマフラーも付けて頂くという非道な行いをしました。

もちろん強制ではないですが、私の希望を叶えてくれた分は送迎代で勘弁して頂く、ということで。

そんな山形戦です。


前回の試合:下村東美のミドルシュート【リーグ第13節 横浜Fマリノス戦】
前回の対戦:米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
関連記事:「知性がないと…」千葉1次リーグ敗退決定
J'S GOALゲームサマリー



■今日のスタメン

GK: 1. 岡本昌弘 
DF: 2. 坂本將貴 
DF: 14. 池田昇平 
DF: 15. 福元洋平 
DF: 13. 和田拓三 
MF: 9. 深井正樹 
MF: 10. 工藤浩平 
MF: 6. 下村東美 
MF: 16. 谷澤達也 
MF: 22. 米倉恒貴 
FW: 18. 巻誠一郎 

青木良太選手、アレックス選手、ミシェウ選手、櫛野選手、中牧選手・・・怪我人がいっぱいな上にボスナー選手も出場停止。

山形も怪我人が多いそうですが、ジェフもベンチメンバーは6人と苦しい台所事情です。

久し振りの純国産メンバーですが、福元選手にとっては巡って来たチャンス。

ここでアピールして欲しい、と願っておりました。


■[前半]抜群の立ち上がりと千葉銀的なポゼッション

サポーターとしては、京都戦(東京戦もそうだったみたいですが)の悪いイメージがあるだけに、少し不安だった立ち上がり。

実際にはマリノス戦に引き続いて、素晴らしいものだったと思います。

ミラーも「前半非常にいい滑り出しで入ることができた。うちがしっかりとポゼッションし、キープすることができた。2人の中盤の真ん中の選手が非常にボールを持てていた」とコメントしていますが、いつもの「とりあえずロングボール」という悪癖がなくなり、きっちりポゼッションが出来ていた。

イメージとしては、千葉銀カップの前半のようだった、と言えばわかりやすいかも知れません。

ただ、決定的なチャンスを作れないのは、まだまだ未熟な証拠でしょう。

「ポゼッションを高めること」をサポーターは願っていて、今日は実際につないでのポゼッションも出来ていた。

けれども、攻撃にそこまでの怖さを感じさせることは出来ていなかったように感じます。

ミラーは「FWの選手の飛び出しの動きが少し少なく、常に足元で受けることが多かった。足元でボールをもらうということは、守備側としては守りやすい形だと思う」とコメントしていて、それはまさにその通りではあるのですが、個人的には巻選手が相手守備陣を引きつけることが出来ていただけに、後ろからの飛び出しが足りていないんじゃないか、と感じていました。

実はこれも千葉銀カップと同じ。

ジェフはバルセロナではないので、パスの回数だけを無駄に増やしたところで、ペナルティエリアに侵入することは出来ないですし、それだけで崩せるほどの技術はまだ持っていません。

優秀なクロッサーもいない現状で、ゴールに結びつく動き出しが少ないのだから、得点力が低いのは当然。

そういう意味では、ペナルティエリア内でも相手に競り勝つ能力がある米倉選手に期待する部分が大きいけれど、逆にそういう期待を最年少の選手にかけなければならないことも辛いところ。

もちろん、ピッチに立っているからには年齢なんて関係ないんですけどね。


■[前半]福元洋平、デビュー

福元選手がついにジェフでの実戦デビュー。

普段からサポーターへの対応も良く、ゴール裏を盛り上げてくれる存在ということもあって、待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。

ジェフは立ち上がりは良かったものの、やはり停滞の時間帯が続き、試合を通して山形のカウンターに手を焼いた印象がありましたが、そんな中での福元選手のパフォーマンスは「合格点」だったと思います。

ちょっと偉そうな言い方ですが、「ボスナー選手を押しのけてレギュラー」というものではないけれど、「レギュラーでも問題はないレベル」という印象です。

レギュラー争いの相手が外国人選手枠のボスナー選手というのが辛いところではあるのですが、ボスナー選手のような抜群の足の速さや高さは感じられませんでしたが、逆にボスナー選手以上に丁寧にプレーしてくれたように感じます。

特にクリアのボールが良かったのが、マリノス戦で悪夢を見た立場としては嬉しかったですね。

本人は立ち上がりにロングボールを1本ミスしたことを気にしているようですが、その反省は雑なクリアが多かったこれまでの守備ラインを考えると、嬉しいところです。

では、なぜ「ボスナー選手を押しのけてレギュラー」ではないのか、と言えば、矛盾しているように見えるけれども、「元々レギュラーじゃないから」という理由になります。

ミラーは就任以降一貫して、守備ラインを固定しています。

坂本選手、青木良太選手、ボスナー選手、池田選手。この4人の内2人が出場しなかったのって、もしかしたら山形戦が初めてじゃないでしょうか。

そういう意味で、連携の面に不安を感じた、というのが正直なところです。

福元選手が手を挙げる中、相手DFからのロングボールに長谷川選手が抜け出して岡本選手と1対1になったシーンがその象徴だったようにも感じます(これは福元選手一人がどうこうの話じゃないですが)。

守備ラインの固定は、連携を深めてミスを減らす効果があるように感じます。

それでもミスが出るのは、さすがに選手の責任になるのでしょうが、今日の守備ラインでいきなり完璧を求めるのは酷なところ。

それでも今日の守備陣は奮闘してくれたと思いますし、福元選手も久々の実戦とは思えないレベルの動きを見せてくれ、早川選手がレンタル復帰して以降不在だったバックアッパーのメドは立った。

このまま、なるべく試合で試していくことで成熟させていけば、戦力になってくれるのは間違いないと思います。

そういう意味では、福元選手がレンタル移籍ではなく生え抜きの若手であれば、最高の結果と言って良いのかも知れません。

個人的には、福元選手、和田選手も含めてなるべく多くの試合で使い分けをすることで、バックアップを含めて守備ラインの成熟を目指して欲しいと思います。

ミラーも「選手のケガによってディフェンスラインの選手を変えなくてはいけない状況になったが、非常によく戦ってくれた」とコメントしていますし、将来的なことを考えるのであれば、オフの福元選手の完全移籍加入は強化部のノルマになるんじゃないか、と感じさせてくれたデビュー戦でした。


■ハーフタイムコメント

アレックス・ミラー
「次の15分で勝ちたいという気持ちを強く出したチームが勝つ。いいプレーが出来ている。勝ちにいこう」


■[後半]ピンチ、チャンス、ピンチ、チャンス

後半、立ち上がりはお互いに積極的で、ジェフも悪くはなかったものの、山形の攻撃に対して前半出来ていた中盤でボールを奪うことが出来なくなってきました。

また、守備ラインもしっかり跳ね返すことが出来ずにCKをのピンチが続きました。

攻撃面でも、いつもの通りラストプレー、ラストパスやクロスの面で質の高さ(精度・上げるタイミングなど)が見せられず、なかなか決定的なチャンスが作れない。

そんな中で、ミラーはパフォーマンスの良くなかった米倉選手に代えて中後選手を投入(工藤選手が米倉選手のポジションに)。

フィジカルに優れる選手からボールを落ち着かせる選手にスイッチしたことで、流れを変える。

早速、中後選手のパスから生まれたこぼれ球を谷澤選手が狙うシーンなどチャンスを作れるように。

しかし、今度は山形に決定的なシーン(前述の長谷川選手のドフリー)を作られるなど手を握る展開。

そんな中で、生まれたのが深井選手のゴールでした。

後半23分、ジェフはカウンターから谷澤選手がキックフェイントのような動きでタメを作り、絶妙のタイミングで前がかりになる山形守備陣の背後へ右足でのスルーパス。

左サイドから前線へ走り込んだ深井選手がボールを受けると、ワンフェイントで相手GKのタイミングをずらして、左足を振り抜いて豪快にゴールネットを揺らしてくれました。

ゴール裏へガッツポーズを見せてくれる深井選手は、これがジェフでの6ゴール目。

残りの5点は5勝に繋がっているだけに、後は不敗神話を続けるのみ。

クリーンシート達成を目指して、いかに守るか、いかに時間を稼ぐか。

サポーターの心境としては「今度こそは・・・」という祈りにも似たものだったと思います。

踊っている場合ではありません(笑)


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■[後半]不敗神話の継続、クリーンシートの達成

マリノス戦の反省。

その1、ラインを下げない。

これは出来ていなかったと思います。

特に終盤はラインが下がったジェフの守備陣に対してクロスの雨あられ。

CKも多くて、冷や冷やしっぱなしでした。

どうしても今のジェフのサッカーは上下運動の走る距離が長く、この日も山形の選手以上にハードワークしていたこともあって、受身に回ってしまうことが避けられない。

守り切るという意志が強ければ、やっぱりラインが下がるのは仕方ないところですし、ちょっとこの問題に関しては、時間がかかりそうな印象です。


その2、クローザーの存在

以前、コメントで頂いたクローザーの存在。

画像は某掲示板にあったものですが、巻選手に代えて斎藤選手を投入し、ミラーは逃げきりの意志をはっきりと見せました。

チームメイトの青木良太選手が「(斎藤選手の)鬼プレスを逃れられる者はいない」とバンザイするくらいですから、斎藤選手のプレスの能力はチーム内でも際立っているように感じます。

そういう意味で、ジェフの中では理想のクローザーが斎藤選手なのではないでしょうか。


その3、キープ出来る選手の存在

今日も私が望む「マリオ・ハース」の役割をこなしてくれた谷澤選手ですが、山形戦でのキープ力は凄まじいものがありました。

「絶対に勝つんだ」という強い意志を感じるボールキープ、あっぱれです。

ロスタイムに入る前から守備固め・時間稼ぎに走ったことは賛否両論かも知れませんが、それこそあの強い鹿島が得意とする(悪口ではなく)プレー。

クリーンシートを目指すジェフこそ、こういうプレーを例えホームでも徹底すべきだと感じます。

少なくとも、私には谷澤選手が見せた相手のコーナーキックエリア付近での必死なキープを感謝することしか出来ません。

また、最後の最後まで集中してくれた守備ラインとサポーターにも同じくらいの感謝を。

試合はこのままロスタイムも逃げ切って終了。

怪我人を休ませる純国産のメンバーで、初のクリーンシート達成。

終盤は逃げきりのキープも見せた深井選手はこれでゴールを決めた試合で6戦6勝。

内容的にまだまだ課題を残したものの、試合後は勝利の万歳と深井選手、岡本選手、福元選手のコールで選手を迎えられたことが今はとにかく嬉しいです。


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■総括として

試合後、ちょこっと観光しました。

さて、これでナビスコカップ初勝利。

勝ち点5のジェフは首位の東京と勝ち点2差の3位。

勝ち点差1で2位の清水、山形1試合少ないため、まだまだ苦しい状況には変わりないけれど、水曜日には清水との直接対決があるだけに、勢いに乗って挑んで欲しいところ。

クリーンシートの達成や不敗神話の継続はもちろん嬉しいけれど、やっぱりこれを次に繋げないと意味がない。

ある意味で、シーズン終盤の予行練習とも言えるような勝ち続けなければならない戦いが続くことは選手にとって良い経験になるはずですし、このカップ戦も自分たちのスタイルを完成に近づけるためには、凄く大切な機会。

決勝トーナメントに進出出来たならば、より自分たちのスタイルを構築出来る時間が増えるわけですから、サポーターとしても、このカップ戦の大切さを噛みしめながら、一戦一戦戦いたいところです。

・・・なんて言っておいて、清水戦は欠席なんですけどね。

普通に会社から速報を眺めているので、ぜひとも連続クリーンシート達成を目指して、ジェフサポーターの方々に感謝と激励の言葉を前日にかけさせて頂きます。

まだまだ、これからも頑張りましょう。


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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実は、なぜ私はマルコスという名前なのか、自分でもわかりません(知り合いの、しかも柏サポの方に、適当に決めて貰いました)。

そんな中で、個人的に凄く好きなブログ様の一つで、いきなり私からリンク掲載のお願いをさせて頂いた(しかも快諾して頂いた)ブログの一つでもある必要以上にマッキイロ様に、私の記事を取り上げて下さり、しかも元々の私の記事より遥かに面白い形に昇華して頂きました。

そんな記事の中で、「まるでマルコス・セナやマルコス・アッスンソンみたいだ」と分不相応なくらい褒めて貰いました(自慢です)。

そんなわけで、これからは「なぜマルコスなの?」と聞かれた時にそう答えるようにします。

よろしくお願いします。


posted by marcos2008 |02:00 | ジェフ千葉 観戦記 | コメント(6) | トラックバック(0)
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福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

お疲れ様です、マルコスさん。
福ちゃん、ジェフデビューしたんですね。
マルコスさんのこのエントリーで知りました。
素直に嬉しいです。深夜に部屋で拍手すると妙に響きますね。近所迷惑しちゃいました^^;

posted by きくりん | 2009-05-31 01:58

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

>きくりんさん
お世話になっております。

福元選手、デビュー戦でいきなり16試合達成出来ずにいた完封試合を成し遂げてくれました。やっぱり何か持っている選手なのかも知れません。

愛想も良くて、サポーターからの評判も試合に出る前から高かった選手だけに嬉しいです。

あと、記事中に完全移籍を目指すべきなんて書いていますが、私たちの黒い企みを出来れば見なかったことにして下さい・・・。

posted by マルコス | 2009-05-31 02:08

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

遠征、お疲れ様でした

大分は何としても返して欲しいと思っているでしょうが、
ほら、そこは藤田の例もあるし、たまにはうちが貰っても良いじゃない?w

そんなわけで、福元はデビュー戦でキッチリと結果を出してくれましたね
右に和田、左に坂本を置いたSBも奏功したんじゃないかと思います
SBのクロスからの得点シーンも早く見たいですね

課題は課題として、まだまだ残っていますが、
課題がなくなったらACLチャンピオンになってますからねw
向上心こそ明日への糧、そして勝利への道標
ミシェウはいませんが、水曜日の清水戦も泥臭く勝って、
京都戦でデングリをして最終節の結果を待ちましょう

posted by 市原姉崎 | 2009-05-31 10:51

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

>市原姉崎さん
お世話になっております。

大分さんには内緒で・・・なんて言っていても仕方ないのですし、まだまだそれを決断するのは早いかも知れませんが、山形戦は福元選手がジェフサポーターに(偉そうな言い方ながら)認められた試合だったと思います。

サイドバックに関しても坂本選手は左でも良い動きを見せてくれ、相変わらずの対面守備の上手さも光りましたね。

当然のことながら、まだまだ課題はあります。
けれど、今まで出来なかった無失点を達成したということで、まずはそれを評価した上で、今後もそれを続けていくべきだと思います。

水曜日もなんとか勝って、最高のホームゲームを迎えたいと思います。

頑張りましょう。

posted by マルコス | 2009-06-01 01:03

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

まずは遠征お疲れさまでした。天気は大丈夫でしたか?
私は天気が不安だったので欠席させていただきました。(今年は結構軟弱なサポと化しています)

結果のメールが来たとき、近所のスーパーに買い物に行ってたのですが、場所がらも顧みず、カミさんと二人拍手で喜んでしまいました。
例え内容が良くなかろうと、勝てば自信につながりますし、反省もポジティブにできるというもの。このような苦しい試合をナビスコの2試合でも経験すれば、再開後のリーグ戦がすごく楽しみになります。

幸い、今週は間をおかずに2試合あります。先日の勝利で上向いた気持ちを冷まさずに、しっかり戦ってほしいです。その結果2位に入れれば最高ですね。

posted by ふらっと | 2009-06-01 17:25

福元洋平、デビュー【ナビスコカップ第4節 モンテディオ山形戦】

コメント投稿者ID :

>ふらっとさん
お世話になっております。

天気は良くはなかったですが、日本平、京都に比べればマシかな、と。
というか、最近そんなのばっかです・・・。

結果に関しては理想の勝ち方というスコアだったと思います。昨年もそうでしたが、やっぱりアウェイで1-0勝利出来るようになれば、勝ち点も計算できますよね。

リーグでも活かせるように、まずはカップでこれを続けて欲しいですし、2位以内に入りたいですよね。

posted by マルコス | 2009-06-02 00:38

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