2009年04月06日
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
昇格一年目の山形とオリジナル10で、1965年の日本リーグスタート以来常にトップリーグで戦ってきた千葉。 それでも、カップ戦を含めて今季すでに2勝を挙げている山形と、いまだ未勝利の千葉。 初めて訪れるNDソフトスタジアムで、ジェフは今季初勝利を挙げることが出来るのでしょうか。 プレビュー:初勝利を巡る戦い【リーグ第4節 モンテディオ山形戦プレビュー】 関連記事:J'Sゴールゲームサマリー 千葉ミラー監督敗戦に八つ当たり/J1 千葉、今季公式戦未勝利…J1第4節 昨季の悪夢再び…千葉、今季は6戦未勝利 千葉、今季も残留争い?今季4戦未勝利
■今日のスタメン GK: 17. 櫛野亮 DF: 2. 坂本將貴 DF: 14. 池田昇平 DF: 4. ボスナー DF: 31. 青木良太 MF: 10. 工藤浩平 MF: 3. 斎藤大輔 MF: 5. アレックス FW: 11. 新居辰基 FW: 16. 谷澤達也 FW: 18. 巻誠一郎 いきなり実現した、新居選手と巻選手のツートップ。 前線でのタメを放棄してでも、前線の強度と裏を狙う攻撃、クロスからの攻撃を網羅する、ある意味バクチ的なスタメンと言えるでしょうか。 中盤はカップ戦でお馴染のアンカーに斎藤大輔選手を置いたダイアモンド、と思いきや斎藤選手とアレックス選手という新しい組み合わせのダブルボランチに、工藤選手と谷澤選手のサイドハーフというボックスの形でした。 アレックス選手が怪我から復帰してくれた一方で、前節のスタメンである下村選手と中後選手のダブルボランチがベンチスタート。 キャプテンは坂本選手が務めました。
■[前半]抜群の立ち上がりと停滞の時間帯 立ち上がりは今シーズンで最も良かったのではないでしょうか。 高い位置からのプレスが効果的で、良い位置でボールを奪い、カウンターすることが出来ていた。 FC東京戦のように引いた相手を山形が苦手にしているとしても、今から自分たちのスタイルを放棄していては完成の日はますます遠くなる。 メンバーを入れ替えても「高い位置で奪ってカウンター」というスタイルはずっと続けてきただけに、結果こそ出ていませんが、自分たちのやるべきことが明確となっており、この日は相手を囲んでボールを奪うことが出来ていた。 立ち上がりは「自分たちのサッカー」で優勢に試合を進めることが出来ていたように感じます。 ミラーもこの時間帯を「まず、前半の入り方は非常にいい形だったと思う。初めの10分間は高い位置からプレスをかけ、そこからボールを奪ってつなぐことができていた」と評価していますが、私としても充分評価出来るものだったように感じます。 ただ、ミラーの言葉はこう続きます。 「しかし、その後、少しうちのラインが下がってしまい、相手にボールを持たれることがあった」。 このあたりは「仕方ない」という言葉に尽きるでしょうか。 以前も書きましたが、90分間優勢でいれることはないですし、山形もロングボールが多く、どうしてもラインは下がってしまう。 けれども、失点の予感というものはありませんでした。 ヒヤリとしたのは偶発的に迎えたピンチから長谷川選手にヘディングシュートを打たれたシーンくらいでしょうか。 斎藤選手、アレックス選手、工藤選手は非常に効いてましたし、守備ラインもよくファイトしてくれたと思います。
■[前半]高い守備意識と対人に強い両守備陣 前述のように、斎藤選手、アレックス選手、工藤選手は守備で活躍してくれました。 けれども、彼らに求められているのは守備だけではない。 攻撃面では物足りない部分が多く見えたのも事実です。 クロスにしても、裏へのパスにしても、決定的なチャンスは生み出せていなかった。 攻守で満点を求めるのは難しいところですが、それでも求められているものが大きいだけに、アレックス選手、工藤選手は素晴らしい動きだったけれど、それでも不満が残ります。 新居選手も巻選手も活かし切れておらず、結局攻撃が谷澤選手の突破頼みになってしまっている。 また、新居選手はボールを後ろ向きで受けた際の強度に脆さを感じましたし、山形の長谷川選手を抑えたジェフの守備陣と同様に、巻選手もまた山形の守備陣にほとんど仕事をさせて貰えなかった。 それでもロングボールの競り合いには勝ててはいましたが、相変わらずセカンドボールを拾う選手がいませんでしたね。 むしろ、巻選手が良かったのは中盤に下がった時とサイドに流れた時のプレー。 中央部分での強さを活かすことは出来ていなかったように感じました。 そんなわけで、この試合は共に守り合い、ジェフはセンターへのロングボール、山形はサイドへのロングボールで打開を狙う、非常に決定機の少ない試合のように感じました。 ミラーが「敗れてしまったが、相手が勝ちに値する試合をしたわけでもない。自分たちも勝ちに値するプレーは出来てなかった。引き分けが妥当な結果だったのかもしれない」と語り、小林監督が「このままカウンターかミスがなければ0-0かなと思っていました」と語るように、守り合ってのスコアレスドローが最も妥当な結果のように思えました。 そういう意味で、どちらも素晴らしい守備をしていたと讃えるべきゲームという側面もあったように感じます。 杉山茂樹さんのような攻撃に比重を置く方からすれば、非常につまらないゲームであったかも知れませんが、私個人的にはどちらが勝ってもおかしくない好ゲームだと感じられました。
■ハーフタイムコメント アレックス・ミラー 「もっと全員でハードワークすること。どちらが勝ってもおかしくないゲーム。どちらが勝ちたいか。ラストパスは集中するように」
■[後半]序盤は山形ペースも采配でひっくり返す 後半戦の序盤は山形ペースでした。 スタメンすら予想が難しいミラーのサッカーに対して、小林監督がうまく対応してきたように感じます。 それでも、ジェフは後ろに人数をかけて、押し込まれてもコーナーへ逃げ、結果12本あったコーナーキックを無失点に抑えた。 あれだけ不安だったセットプレーの守備は確実に向上しているように感じます。 また、試合を通して守備陣はよく耐えてくれたのですが、攻守は表裏一体。 山形が得意とするサイド攻撃を警戒することで、両サイドバックの上がりが少なく、アウェー柏戦での得点シーンのような「リスクを冒したプレー」はなかったように感じます。 また、攻撃に関しても、巻選手へのロングボールなのか新居選手への裏へのロングボールなのか、よく意図が見えないキックが多く、決定機を作ることが出来なかった。 そこで、ミラーは後半19分から新居選手に代えて深井選手を投入。 これでやるべきことが明確になったように感じます。 裏へのパス、ロングボール、クロス、もちろん全てが攻撃パターンになるべきで、だからこそ私は新居選手と巻選手のツートップを推すのですが、巻選手の周囲を衛星のように深井選手が動くことで、遠かったツートップの位置が近付いた。 実際にミラーも「二人のFWの関係が遠すぎたのもあるし、FWが落として、そこからボールをつなぐことが出来なかった」とコメントしていますね。 この交代の後、巻選手の落としに深井選手が走るという狙いが明確になることで、何度か深井選手がエリア内でアタックするシーンが見られました。 やはり、現状は巻選手は深井選手と、新居選手は谷澤選手・ミシェウ選手とのユニットで起用するのがベストなのでしょう。 山形戦の形では「どのようにゴールを奪うのか」がまったく見えなかった。 それを理解した上で、それでも個人的には新居選手と巻選手のツートップを望みたいです。 あくまでも、相性が良いのは「一つの攻撃パターンの形」であって、もっと攻撃の可能性を広げる意味でも、今はまだ理想論なのかも知れませんが、新居選手と巻選手のツートップは継続して欲しいように感じます。 実際に深井選手投入後、豊富な運動量でセカンドボールを拾う深井選手の存在もあって巻選手の個性は活きるようになり、流れを取り戻すことが出来ていたものの、攻撃は個の力に頼っており、それだけでは得点は奪えなかった。 そこで、ミラーは新たにもう1枚交代カードを切りました。
■[後半]米倉恒貴のパワープレー ミラーの2つ目の交代策。 個人的には「もっと早く出して欲しかった」、米倉選手が後半37分に投入されました。 谷澤選手に個の力があるだけに、なかなか代えづらい面はあったものの、深井選手が投入された後は谷澤選手の持ち味はほとんど出なくなっていた。 しかし、投入された米倉選手がファーサイドにいることで、クロスのターゲットが増えました。 これでやっと攻撃の厚みが少し増したように感じます。 ジェフの中盤の選手には珍しく、米倉選手は空中戦でも力を発揮出来る。 後半は右サイドから工藤選手のクロスが何本か上がっていたのですが、飛びこむのがツートップだけで厚みが足りなかった。 そこに、米倉選手が入ったことで、クロスボールから巻選手が潰れた後の「3人目の動き」が出てきたように感じます。 07年の水野選手のクロスボールにツートップと山岸選手が飛びこむ形を思い出して頂ければ、わかりやすいかも知れません。 新居選手を代えた時点で、「クロス」と「巻選手が競った後のセカンドボール」という「巻ユニット」での攻撃パターンに絞られていただけに、米倉選手の存在が非常に大きかったように感じます。
■[後半]ワンチャンスを決めたチームが勝つ 試合は、中盤2枚を効果的に入れ替えた山形が、唯一はっきりとジェフの守備陣を崩した形から秋葉選手が決めて勝利しました。 「サイドライン際で二人の選手がコミュニケーションしなかったことによって、ボールをしっかりとクリアできずに、相手の選手に走り込まれてしまった。そして、走り込まれた中盤の選手に対してしっかりとついていかなかったことで、抜けだされてしまい、その後ゴールを奪われてしまった」とミラーが語るように、しっかり封じていた山形の攻撃を自分たちの失態から崩れた、非常にもったいない失点でした。 内容は非常に拮抗しており、全体的な内容としては、互角の戦いだったように感じます。 例えばその前の巻選手や工藤選手のシュートが決まっていれば、ジェフにも勝つチャンスがあったとも言えますし、逆にンチャンスをしっかりとものにした山形の強さは素晴らしかった。 それでも、スタンドからブーイングが出ていたのは、もちろん今シーズン勝てていないこと、選手が不甲斐ないことも原因でしょうが、もしかしたら「山形が相手」ということもあったのかも知れません。 たとえば、昨季ホームで戦ったガンバ戦も同じような内容でしたが、「ガンバなら仕方ない」という気持ちもあったのではないでしょうか。 ただ、「山形に負けてどうするんだ」というような想いがあったならば、それは間違っているように感じます。 マスコミなどで山形が最下位候補と散々言われていますが、今日の試合内容を見ても、ミスはありましたが、攻守共にジェフ以上にやるべきことが明確で、非常に洗練されたサッカーをしていました。 決して見下して良い対象ではないですし、山形は他のチームを相手にしても、自分たちのスタイルで堂々と渡り合うように感じます。 いえ、私の思い過ごしの可能性が高いですけどね。 グリダーレのコールリーダーさんも「次がターニングポイント、次負けたらブーイングする」っておっしゃっていましたし。 結果、ブーイングしてなかったですけどね。
■総括として まず、山形に遠征された皆様、本当にお疲れ様でした。 内容が向上していた中での負け試合。 そんな遠征の帰り道は辛いものですが、後援会バスの方々はサービスエリアでお土産を買い込んでいらしたので、もう切り替えが出来ていることでしょう。 選手も何度もセットプレーで失点しているわけではないし、裏を取られて失点したわけでもなく、修正は徐々に出来ている。 どっちに転ぶかわからない試合、どっちが勝ってもおかしくない試合はシーズンにいくつもありますし、それに勝てなかったからと言って、毎回悲観していては意味がない。 「外国人がいれば」、「あの選手がいれば」と語ることも大きな意味があるとは思えない。 もちろんそうであれば良いのかも知れないけれど、まだ見ぬ財産よりも今有る財産を見つめることが大切でしょう。 私はまだ見ぬ外国人FWのことを考えるよりも、坂本選手らスタメンの選手はもちろん、島津選手なり、市原選手なり、ともかく今ジェフのために戦ってくれている選手の奮闘に期待したい。 そして何よりも大切なことは、前を向くこと。 土曜日にはフクアリでの磐田戦がある。 「もうダメだ」ではなく「これからだ」という気持ちを伝えていきましょう。 以前、最後のオシムの言葉から考える来季のジェフに望む姿についてという記事で、触れた言葉。 「Yesterday is Yesterday.Tomorrow is important.(昨日は昨日。大事なのは明日だ。)」 悔しい敗戦があるのは当然のことで、起こったことはもう取り返せない。 拮抗した試合で勝ち点3を手にした山形は素晴らしかった、強かった。 でも、終わったことは切り替えて、次のフクアリでの山形戦で失った勝ち点3を取り戻せば良い。 そして、「自分にしか出来ないことをすればいい」という言葉。 サポーターは今こそ、自信を失っている選手をネガティブな目で見るよりも、ポジティブな声で後押しすることが大切なのだと思います。 まだまだ、頑張りましょう。 本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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それにしても、スポニチさん。「八つ当たり」はないですよ。 今日の試合に限って戦術の話をしないわけでもなく、「申し訳ありませんが、戦術については話すつもりはありません」を八つ当たりと解釈して記事にするのはどうなんでしょうか。
posted by marcos2008 |11:04 |
ジェフ千葉 観戦記 |
コメント(18) |
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昨日の事。in 山形 【いえろ~ぱっぷ2009】
はいー、ども! 昨日はゴル裏で叫びまくったんで今日はガッツリ腹が筋肉痛です>< しかも移動が長時間のため、疲れが溜まってたようで深い眠りについて、朝しっかりと寝違えておりました 首いてー。。 それはさておき、まぁ俺なりに昨日の試合について。
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米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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う~~~~ん 勝って欲しい試合でしたよね!!代表戦でも いつも 思うんですが、チャンスが やけに多い試合は 点が入らない・・・・ なんか セオリー みたい。 動きは けっして 悪くないのですが、連携が悪い。
我が息子も 小学生でサッカー部で 頑張っていますが、指導者が 子供達に 話している事と同じ事を ジェフの選手・監督が 言っていて「こないだ 先生に 言われたよ~~」って!! 基本なんですよね・・・ 何事も。 誰が ではなく チームとして まとまって「勝つ!!」 という 目標に向かって 一丸となって欲しい。 監督も 選手も 思いは 一つ なんでしょうが、今以上に その思いを プレーで 見せて欲しい。 そのためなら 声が 出なくなっても 仕事で怒られても ジェフという チームのために 全力で 応援します!! 磐田戦当日 息子の試合が 2時までありますが、 絶対応援にいきます!! サポの声で 必ず 勝利を もぎ取りましょう。 *山形の キーパーは 開幕から ずっと見ていますが、素晴らしいキーパーですね!いいチームは 迷いが無くて 見ていて 気持ちいい・・・・
posted by 18番をこよなく愛するジェフサポ | 2009-04-06 12:30
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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遠征&応援お疲れさまでした。(お互いに)
昨日はおそらく今季の中で一番内容が良かった試合ではないでしょうか。結局最後のワンチャンスにやられてしまいましたが、巻のような動きをする長谷川をしっかり抑えられたことで、点を入れられる雰囲気は全くなく、スコアレスドローで決まりだなと思っていました。
守備に関しては及第点をあげてもいいかなと思いますが、監督の言うように、これからは攻撃のてこ入れを図り、最適な組み合わせを早く固めて欲しいです。
ちなみに昨日のスタメンメールを見たとき、1トップ(巻)2シャドー(谷澤・新居)で行くのかなと思いました。ラインのバランスが取れそうだし、一度試してみる価値がありそうに思えます。
posted by ふらっと@メインS席 | 2009-04-06 12:45
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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うーん。去年と同じ流れになっているだけに次の磐田戦が分岐点になることでしょうね。去年の「残留」の横断幕を出して見てもいいのかと思えます。まだ、残留というのではなく去年の残留劇の気迫を思い出してほしいと言う意味でね。
posted by ちょろ | 2009-04-06 14:13
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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新居と巻を2トップに使用するなら、いずれにせよタメのきくミシェウは必要だと思います。
彼らはほとんどの時間最終ライン辺りにしかいないので、そのつなぎとして、ミシェウは使いたいところ。
posted by 地元ファン | 2009-04-06 17:35
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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東北遠征、お疲れ様でした
行きも帰りもつばさの中には黄色いサポーターがいて、
同じサポーターながら、ありがたいことだと思いました
昨日の試合で気になったのは、
千葉の選手同士で交錯するシーンが何度か見られて、
そういうところでの連携が取れていないのかな、と思いました
お見合いも御免ですが、味方同士で潰れてしまっては守備の瓦解を招きかねないでしょうし、
何よりも怪我が恐いです
もうちょっとなんだとは思うのですが、
攻守ともに連携を深めるというか、意思疎通と、瞬時の役割の把握が必要なんだろうと思います
巻が流したボールに、新居が明後日の方向に走り出している場面もありましたからね
何にしても、継続が力だと思っておりますので、
方向性だけはぶれることなく、勝利を掴んで欲しいと思います
posted by 市原姉崎 | 2009-04-06 18:47
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
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この敗戦でサポーターもフラストレーションがたまってますね。いろんなとこでミラーは怪しい、という声が聞こえてきました。
監督替えるだけで常勝球団になるなんてあり得ない。この時点で監督批判をするヒトは監督に多くを求め過ぎだと思います。
ただどんな弱小球団でも、開幕6戦勝利無しなんてのが当たり前であってはいけない。
それに選手が慣れてきてしまったら、その時こそサポーターが動くべきです。
今もっとも悔しい思いをしているのは、サポーターよりも選手であり、それをまとめているミラーでしょう。
まだまだ。
posted by Orb | 2009-04-06 19:03
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
ありがとうございます。
この文章を読んで前向きな気持ちになりました。
今日は一日中暗い気持ちですごしていたので・・・。
また応援頑張れそうです。
posted by ユウカ | 2009-04-06 20:25
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
>ぴっころさん
お世話になっております。
申し訳ありません、コメントを表示する際に誤って削除してしまいました・・・。
失礼ながら、返信だけさせていただきます。
遠征お疲れ様でした。
西部さんのインタビューは非常に読み応えがありましたね。ミラーの戦術がジェフに合っているかどうかはまだ判断が難しいところが、選手たちが自分たちのサッカーを楽しめているかは興味深いところです。
間違いなく、川崎戦のアレックス選手は楽しくなかったでしょうが(笑)
スタジアムで実際に観戦しての感想としては、今のサッカーを楽しむ余裕は今のところないんじゃないかな、と感じます。
選手たちもミラーの戦術を体現出来ているとは言いづらく、連携もまだ揃っていない。首をひねるシーンも多かったです。
そんなわけで、結果も出ていない時期に「楽しいサッカー」というのは難しいんじゃないかな、という印象です。
精神的な部分で負けている、というのもそこから受ける印象なのかも知れません。
どんなサッカーでも結果が出てくれば選手たちもやりがいを感じるでしょうし、結果が出ていても新居選手のようにポジションが希望するものではないことでつまらなく感じることもあるでしょう。
ともかく結果を出すことが先決で、そのためにも磐田戦こそ絶対に勝ちたいですね。
posted by マルコス | 2009-04-06 21:12
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
スポニチは記事が取れなかったら、あからさまに悪口書きます。
うちは今すごい敵視されまくってます。
気になさらないように。
posted by 赤ですが | 2009-04-06 22:44
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
新居の才能は脅威。小さいが体躯が強く殆ど転倒しない。身長以外の全ての面で巻を上回っているにもかかわらず、パスを出せるミシェウという選手がいるにも関わらず、人気面で巻の起用が優先されるのは悲しいばかりだ。
去年は監督命令でやりたくもないサイドもやった。
FWでやりたいと常にPRしている。鳥栖から来てもう2年半経った。
新居がこのチームにいる事はマイナスでしかない。
ある意味、彼を生かせないこのチームが憎い。
posted by 辰 | 2009-04-07 00:18
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
こんばんは。
>申し訳ありません、コメントを表示する際に誤って削除してしまいました・・・。
そういうことでしたか。
知らないうちにコメントにNGワードか何か紛れてしまったのかと心配していました。
そうじゃなくてよかったです。
そうですよね。
結果が出てないのに「楽しいサッカー」なわけないですよね。
西部さんのインタビュー記事を読んで
もしかしたらミラーがやらせたいサッカーと
選手達のやりたいサッカーにズレがあるのかな?と思ってしまったのですよ。
今はまだ辛抱の時期なんでしょうか。
去年のように変な負け癖がつかないよう、
次節はなんとか勝ってほしいですね。
posted by ぴっころ | 2009-04-07 00:23
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
おひさしぶりです。
それと遠征ご苦労様です。
守備設計が良くなっている分あとは攻撃の設計をどう組み立てるかが(って大工みたいだw)課題になってきました。
前線の組み合わせに対する約束事を決めていけば個人技頼みにならないと思う。
あとは自信をなくしてしまうのが一番怖いし、昨年はじめのあの不安が大きくならないことを願いたい。
メンタル面でマイナスだとプレーにも影響は出てくるはずなので・・・・
調子がいいときはこれが逆の結果になってたかもしれなかったですが(悩)
(これの逆パターンがミラーの前職クラブですがw)
posted by エルフシュリット | 2009-04-07 18:39
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
>18番をこよなく愛するジェフサポさん
いつもありがとうございます。
おっしゃる通り、個々の選手の動きは悪くないのですが、まだまだ連携が良くないですね。
巻選手をはじめ、コミュニケートしているそうなので、もっともっと連動した動きが見たいところです。
チーム一丸となって勝利を目指すことは大切なことですね。もちろん、その一丸はサポーターを含んでいるでしょう。
選手もサポーターも、今以上に強い気持ちで磐田に挑みたいと思います。
清水健太選手は素晴らしいGKですね。
今季はますますその評価を高めることになるでしょうね。
>ふらっとさん
お世話になっております。
アウェー戦では打たれっぱなしになることが多かった昨季に比べて、山形戦は互角の勝負が出来ていましたね。
ワンチャンスを生みだしたことは反省すべきですが、それをきっちり決めた山形は素晴らしかったです。
ミラーも攻撃のテコ入れを考えているのであれば、守備に関しては何か掴んだのかも知れませんね。
まだまだ期待したいところです。
1トップ(巻)2シャドー(谷澤・新居)の形は面白そうですね。
個人的に工藤選手が多くクロスが上げていたのが収穫でした。
>ちょろさん
コメントありがとうございます。
次の磐田戦は大切な試合になりますね。
残留劇の気迫はぜひ見たいところです。
posted by マルコス | 2009-04-08 22:38
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
>地元ファンさん
いつもありがとうございます。
ミシェウ選手の必要性、私も凄く感じます。
あれだけ運動量があり、色々と顔を出してくれる選手は貴重ですね。
リンクマン不足も感じる中、彼の存在価値がこれからますます高まりそうだと考えています。
>市原姉崎さん
お世話になっております。
アウェー遠征、お疲れ様でした。
おっしゃる通り、遠征地で会うサポーターの方々は凄く頼もしいですし、ありがたい存在です。
連携面の不安は選手も監督もサポーターも感じるところですよね。
一概に誰が悪いという話ではなく、時間をかけていくしかないのがもどかしいところです。
ゾーンディフェンスや4バックでのプレーもまだ1年半も経っていないだけに、サポーターにも選手にも我慢が必要になるのかも知れません。
とはいえ、継続は力ですし、サポーターとしては決して悲観するのではなく、どこまでも付いていきたいと思います。
posted by マルコス | 2009-04-08 23:19
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
>Orbさん
お世話になっております。
やはり勝利がないことで、サポーターから不満の声は出るでしょうね。当然のことだと感じます。
監督の責任にするのも自由ですが、おっしゃる通り、監督を代えただけで良くなるわけではないですね。昨季のようにカンフル剤になる可能性はありますが。
何よりも、監督への違約金を払うのであれば、新外国人選手などの補強に費やす方が良いでしょうね。
おっしゃる通り、サポーター以上に選手やミラーも悔しい思いをしているはず。意地を見せて欲しいところです。
まだまだ頑張りましょう。
>ユウカさん
コメントありがとうございます。
前向きな気持ちになって頂けたならば嬉しいです。
負ければ辛いのは当然ですが、それでもずっと追いかけてきたわけですから、まだまだ応援頑張りましょうね。
>赤ですがさん
コメントありがとうございます。
確かにフィンケに対して厳しいですよね。
それと社長交代のニュースもちょっと悪意すら感じるものでした(それは報知でしたが)。
ただ、報知の記者さんって浦和の雑誌に記事を持っていたような・・。そのあたりどうなんでしょうね。
posted by マルコス | 2009-04-08 23:28
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
>辰さん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、新居選手は素晴らしい才能を持っているように感じます。
ただ、スタメンはサポーターの投票で決まるわけではないので、人気があるからとレギュラーになることは出来ません。だからこそ、中後選手の起用法に不満が上がっているのでしょう。
新居選手には、なぜ、サイドで起用されたのか、FWを志願すると控えに回るのかをじっくり考えて欲しいところです。もちろん、本人も理解していることだとは思いますが。
そして、これは部活なんかでもそうだと思いますが、自分を活かせないチームを嫌うのではなく、自分が中心になるようなプレーや結果を出すことが大切なのだと思います。
>ぴっころさん
お世話になっております。
こんばんは。
本当に、大変申し訳ありませんでした。
結果が出てない今は、「楽しい」ことよりも、まずは自分に出来ることを最大限にやっていくしかないですよね。
選手である限りは、やりたいサッカーを求めることは出来ないわけで、与えられた役割をいかに楽しむか、与えられた役割でいかに結果を出すかが選手に求められることなんだと思います。
先ほどの新居選手の話にも通じますが、たとえば、広島は素晴らしいサッカーをしていますが、佐藤寿人選手は元々ワントップ向きの選手ではないけれど、それでも結果を出しているわけですからね。
次節は必ず勝ちたいですし、サポーターとしては、選手が勝てると思うような雰囲気作りを頑張りたいですね。
>エルフシュリットさん
お世話になっております。
守備に関しては良くなっていますね。
攻撃も悪い悪いと言われながらシュートも打っていて、チャンスもなかったわけじゃない。
個人的には、「攻撃をどう組み立てるか」ということが課題になるところまできたか、という印象です。
前線の組み合わせに対する約束事を決めるというのは、大切ですし、メンタル面は特に向上を求めたいところです。
勢いに乗って行けるように、次は勝ちましょう。
posted by マルコス | 2009-04-08 23:39
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
今まではスポーツ紙に内部リークする人がいたのですが、それができなくなったので、わざと悪意的に書いてるのです。
ミラーのコメントが取れなかったから悪く書いただけでしょうから、「まだコイツラ」程度に、気にしなくてがんばってください。
とりあえず雑誌は、「大人のつきあい」で石倉の記事はあるようです。
posted by 赤ですが | 2009-04-09 00:03
米倉恒貴のパワープレー【リーグ第4節 モンテディオ山形戦】
コメント投稿者ID :
返信ありがとうございます。
なるほど、そういう事情があったのですね。
勉強になりました。
フィンケも基本的に戦術や選手起用について語らない(当然の権利だと思いますが)ので、またそのことを悪く書く記事があるかも知れませんが、ぜひその意志を貫いて欲しいと思います。
お互いに、報道に踊らされるのではなく、まっさらな気持ちで素晴らしい監督のサッカーを楽しみましょう。
posted by マルコス | 2009-04-09 00:53
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昇格一年目の山形とオリジナル10で、1965年の日本リーグスタート以来常にトップリーグで戦ってきた千葉。
それでも、カップ戦を含めて今季すでに2勝を挙げている山形と、いまだ未勝利の千葉。
初めて訪れるNDソフトスタジアムで、ジェフは今季初勝利を挙げることが出来るのでしょうか。
プレビュー:
■今日のスタメン
GK: 17. 櫛野亮
DF: 2. 坂本將貴
DF: 14. 池田昇平
DF: 4. ボスナー
DF: 31. 青木良太
MF: 10. 工藤浩平
MF: 3. 斎藤大輔
MF: 5. アレックス
FW: 11. 新居辰基
FW: 16. 谷澤達也
FW: 18. 巻誠一郎
いきなり実現した、新居選手と巻選手のツートップ。
前線でのタメを放棄してでも、前線の強度と裏を狙う攻撃、クロスからの攻撃を網羅する、ある意味バクチ的なスタメンと言えるでしょうか。
中盤はカップ戦でお馴染のアンカーに斎藤大輔選手を置いたダイアモンド、と思いきや斎藤選手とアレックス選手という新しい組み合わせのダブルボランチに、工藤選手と谷澤選手のサイドハーフというボックスの形でした。
アレックス選手が怪我から復帰してくれた一方で、前節のスタメンである下村選手と中後選手のダブルボランチがベンチスタート。
キャプテンは坂本選手が務めました。
■[前半]抜群の立ち上がりと停滞の時間帯
立ち上がりは今シーズンで最も良かったのではないでしょうか。
高い位置からのプレスが効果的で、良い位置でボールを奪い、カウンターすることが出来ていた。
FC東京戦のように引いた相手を山形が苦手にしているとしても、今から自分たちのスタイルを放棄していては完成の日はますます遠くなる。
メンバーを入れ替えても「高い位置で奪ってカウンター」というスタイルはずっと続けてきただけに、結果こそ出ていませんが、自分たちのやるべきことが明確となっており、この日は相手を囲んでボールを奪うことが出来ていた。
立ち上がりは「自分たちのサッカー」で優勢に試合を進めることが出来ていたように感じます。
ミラーもこの時間帯を「まず、前半の入り方は非常にいい形だったと思う。初めの10分間は高い位置からプレスをかけ、そこからボールを奪ってつなぐことができていた」と評価していますが、私としても充分評価出来るものだったように感じます。
ただ、ミラーの言葉はこう続きます。
「しかし、その後、少しうちのラインが下がってしまい、相手にボールを持たれることがあった」。
このあたりは「仕方ない」という言葉に尽きるでしょうか。
以前も書きましたが、90分間優勢でいれることはないですし、山形もロングボールが多く、どうしてもラインは下がってしまう。
けれども、失点の予感というものはありませんでした。
ヒヤリとしたのは偶発的に迎えたピンチから長谷川選手にヘディングシュートを打たれたシーンくらいでしょうか。
斎藤選手、アレックス選手、工藤選手は非常に効いてましたし、守備ラインもよくファイトしてくれたと思います。
■[前半]高い守備意識と対人に強い両守備陣
前述のように、斎藤選手、アレックス選手、工藤選手は守備で活躍してくれました。
けれども、彼らに求められているのは守備だけではない。
攻撃面では物足りない部分が多く見えたのも事実です。
クロスにしても、裏へのパスにしても、決定的なチャンスは生み出せていなかった。
攻守で満点を求めるのは難しいところですが、それでも求められているものが大きいだけに、アレックス選手、工藤選手は素晴らしい動きだったけれど、それでも不満が残ります。
新居選手も巻選手も活かし切れておらず、結局攻撃が谷澤選手の突破頼みになってしまっている。
また、新居選手はボールを後ろ向きで受けた際の強度に脆さを感じましたし、山形の長谷川選手を抑えたジェフの守備陣と同様に、巻選手もまた山形の守備陣にほとんど仕事をさせて貰えなかった。
それでもロングボールの競り合いには勝ててはいましたが、相変わらずセカンドボールを拾う選手がいませんでしたね。
むしろ、巻選手が良かったのは中盤に下がった時とサイドに流れた時のプレー。
中央部分での強さを活かすことは出来ていなかったように感じました。
そんなわけで、この試合は共に守り合い、ジェフはセンターへのロングボール、山形はサイドへのロングボールで打開を狙う、非常に決定機の少ない試合のように感じました。
ミラーが「敗れてしまったが、相手が勝ちに値する試合をしたわけでもない。自分たちも勝ちに値するプレーは出来てなかった。引き分けが妥当な結果だったのかもしれない」と語り、小林監督が「このままカウンターかミスがなければ0-0かなと思っていました」と語るように、守り合ってのスコアレスドローが最も妥当な結果のように思えました。
そういう意味で、どちらも素晴らしい守備をしていたと讃えるべきゲームという側面もあったように感じます。
杉山茂樹さんのような攻撃に比重を置く方からすれば、非常につまらないゲームであったかも知れませんが、私個人的にはどちらが勝ってもおかしくない好ゲームだと感じられました。
■[後半]序盤は山形ペースも采配でひっくり返す
後半戦の序盤は山形ペースでした。
スタメンすら予想が難しいミラーのサッカーに対して、小林監督がうまく対応してきたように感じます。
それでも、ジェフは後ろに人数をかけて、押し込まれてもコーナーへ逃げ、結果12本あったコーナーキックを無失点に抑えた。
あれだけ不安だったセットプレーの守備は確実に向上しているように感じます。
また、試合を通して守備陣はよく耐えてくれたのですが、攻守は表裏一体。
山形が得意とするサイド攻撃を警戒することで、両サイドバックの上がりが少なく、アウェー柏戦での得点シーンのような「リスクを冒したプレー」はなかったように感じます。
また、攻撃に関しても、巻選手へのロングボールなのか新居選手への裏へのロングボールなのか、よく意図が見えないキックが多く、決定機を作ることが出来なかった。
そこで、ミラーは後半19分から新居選手に代えて深井選手を投入。
これでやるべきことが明確になったように感じます。
裏へのパス、ロングボール、クロス、もちろん全てが攻撃パターンになるべきで、だからこそ私は新居選手と巻選手のツートップを推すのですが、巻選手の周囲を衛星のように深井選手が動くことで、遠かったツートップの位置が近付いた。
実際にミラーも「二人のFWの関係が遠すぎたのもあるし、FWが落として、そこからボールをつなぐことが出来なかった」とコメントしていますね。
この交代の後、巻選手の落としに深井選手が走るという狙いが明確になることで、何度か深井選手がエリア内でアタックするシーンが見られました。
やはり、現状は巻選手は深井選手と、新居選手は谷澤選手・ミシェウ選手とのユニットで起用するのがベストなのでしょう。
山形戦の形では「どのようにゴールを奪うのか」がまったく見えなかった。
それを理解した上で、それでも個人的には新居選手と巻選手のツートップを望みたいです。
あくまでも、相性が良いのは「一つの攻撃パターンの形」であって、もっと攻撃の可能性を広げる意味でも、今はまだ理想論なのかも知れませんが、新居選手と巻選手のツートップは継続して欲しいように感じます。
実際に深井選手投入後、豊富な運動量でセカンドボールを拾う深井選手の存在もあって巻選手の個性は活きるようになり、流れを取り戻すことが出来ていたものの、攻撃は個の力に頼っており、それだけでは得点は奪えなかった。
そこで、ミラーは新たにもう1枚交代カードを切りました。
■[後半]米倉恒貴のパワープレー
ミラーの2つ目の交代策。
個人的には「もっと早く出して欲しかった」、米倉選手が後半37分に投入されました。
谷澤選手に個の力があるだけに、なかなか代えづらい面はあったものの、深井選手が投入された後は谷澤選手の持ち味はほとんど出なくなっていた。
しかし、投入された米倉選手がファーサイドにいることで、クロスのターゲットが増えました。
これでやっと攻撃の厚みが少し増したように感じます。
ジェフの中盤の選手には珍しく、米倉選手は空中戦でも力を発揮出来る。
後半は右サイドから工藤選手のクロスが何本か上がっていたのですが、飛びこむのがツートップだけで厚みが足りなかった。
そこに、米倉選手が入ったことで、クロスボールから巻選手が潰れた後の「3人目の動き」が出てきたように感じます。
07年の水野選手のクロスボールにツートップと山岸選手が飛びこむ形を思い出して頂ければ、わかりやすいかも知れません。
新居選手を代えた時点で、「クロス」と「巻選手が競った後のセカンドボール」という「巻ユニット」での攻撃パターンに絞られていただけに、米倉選手の存在が非常に大きかったように感じます。
■[後半]ワンチャンスを決めたチームが勝つ
試合は、中盤2枚を効果的に入れ替えた山形が、唯一はっきりとジェフの守備陣を崩した形から秋葉選手が決めて勝利しました。
「サイドライン際で二人の選手がコミュニケーションしなかったことによって、ボールをしっかりとクリアできずに、相手の選手に走り込まれてしまった。そして、走り込まれた中盤の選手に対してしっかりとついていかなかったことで、抜けだされてしまい、その後ゴールを奪われてしまった」とミラーが語るように、しっかり封じていた山形の攻撃を自分たちの失態から崩れた、非常にもったいない失点でした。
内容は非常に拮抗しており、全体的な内容としては、互角の戦いだったように感じます。
例えばその前の巻選手や工藤選手のシュートが決まっていれば、ジェフにも勝つチャンスがあったとも言えますし、逆にンチャンスをしっかりとものにした山形の強さは素晴らしかった。
それでも、スタンドからブーイングが出ていたのは、もちろん今シーズン勝てていないこと、選手が不甲斐ないことも原因でしょうが、もしかしたら「山形が相手」ということもあったのかも知れません。
たとえば、昨季ホームで戦ったガンバ戦も同じような内容でしたが、「ガンバなら仕方ない」という気持ちもあったのではないでしょうか。
ただ、「山形に負けてどうするんだ」というような想いがあったならば、それは間違っているように感じます。
マスコミなどで山形が最下位候補と散々言われていますが、今日の試合内容を見ても、ミスはありましたが、攻守共にジェフ以上にやるべきことが明確で、非常に洗練されたサッカーをしていました。
決して見下して良い対象ではないですし、山形は他のチームを相手にしても、自分たちのスタイルで堂々と渡り合うように感じます。
いえ、私の思い過ごしの可能性が高いですけどね。
グリダーレのコールリーダーさんも「次がターニングポイント、次負けたらブーイングする」っておっしゃっていましたし。
結果、ブーイングしてなかったですけどね。
■総括として
まず、山形に遠征された皆様、本当にお疲れ様でした。
内容が向上していた中での負け試合。
そんな遠征の帰り道は辛いものですが、後援会バスの方々はサービスエリアでお土産を買い込んでいらしたので、もう切り替えが出来ていることでしょう。
選手も何度もセットプレーで失点しているわけではないし、裏を取られて失点したわけでもなく、修正は徐々に出来ている。
どっちに転ぶかわからない試合、どっちが勝ってもおかしくない試合はシーズンにいくつもありますし、それに勝てなかったからと言って、毎回悲観していては意味がない。
「外国人がいれば」、「あの選手がいれば」と語ることも大きな意味があるとは思えない。
もちろんそうであれば良いのかも知れないけれど、まだ見ぬ財産よりも今有る財産を見つめることが大切でしょう。
私はまだ見ぬ外国人FWのことを考えるよりも、坂本選手らスタメンの選手はもちろん、島津選手なり、市原選手なり、ともかく今ジェフのために戦ってくれている選手の奮闘に期待したい。
そして何よりも大切なことは、前を向くこと。
土曜日にはフクアリでの磐田戦がある。
「もうダメだ」ではなく「これからだ」という気持ちを伝えていきましょう。
以前、




