2009年03月23日
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
開幕でいきなり黒星スタートのジェフは、アウェーで勝ち点1を拾ってフクアリに戻って来ました。 次節はナビスコカップ2試合を挟んだ後の試合になるだけに、ここでリーグ戦初勝利を飾ってから、カップ戦に臨みたいところ。 相手は高い攻撃力を持つ川崎フロンターレ。 昨季はリーグ2位で、今季も優勝候補。ジェフはここ3シーズン勝利がありません。 それでも、ホーム初ゴール、初勝ち点、初勝利を貪欲に狙ったジェフはどんな結果を生み出すことが出来たのか。 プレビュー:劇場を再び【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦プレビュー】 関連記事:J'Sゴールゲームサマリー <J1>川崎、後半追いつき、千葉と引き分ける 谷澤の0分ゴールも千葉初勝利ならず 千葉先制も開幕3試合で白星なし/J1 千葉 ホームでも守備的…歯がゆい巻 千葉ミラー監督痛いドローに怒り/J1 10人対10人=「犬の生活」J1第3節 千葉 1-1 川崎
■試合前 荒天のため一部公共交通機関に遅れ、運休等もあったこの日、それでも、キックオフは予定通りの時間に行われることが発表されました。 幕張総合高校ダンス同好会さんの、応援ダンスパフォーマンスは凄かったです。 何が凄いって、「同好会なのに人数多いな!!」ってところ。 なんでも50人も所属されているそうで、ダンス人気に驚きました。 芸能人の方が来てくれるのも良いですが、こういう地元の学校などのイベントはもっと増やして欲しいところです。 ピッチが滑るのか、一人転んでいましたが、一生懸命踊ってくれました。
■今日のスタメン GK: 17. 櫛野亮 DF: 2. 坂本將貴 DF: 14. 池田昇平 DF: 4. ボスナー DF: 31. 青木良太 MF: 22. 米倉恒貴 MF: 8. 中後雅喜 MF: 6. 下村東美 MF: 5. アレックス FW: 18. 巻誠一郎 FW: 16. 谷澤達也 セカンドラインは左に谷澤選手、中央にアレックス選手、右に米倉選手という布陣。 サプライズは、その米倉恒貴選手のミラー就任後初のリーグ戦スタメン起用でしょうか。 ミラーが「(米倉は)去年の終盤に大きなケガをしてしまい、ここまで戻ってくるのにハードワークし、よくやってくれた。彼はスピードがあり走れる選手。動き出しのいい選手」と高く評価してくれていることは、ジェフサポーターと谷澤選手にとっては嬉しいところ。 本人も突然のスタメン出場に驚いた様子でしたが、スタミナが切れるまでのプレーは他の選手と比べても遜色のない素晴らしい動きだったと思います。 といっても、米倉選手には、このままスタメンに定着して主力選手に育って欲しいという、もっともっと大きな期待を持っています。
■[前半]電光石火の先取点 とにかく、あっという間だった今季ホーム初ゴール。 下村選手がサイドに展開すると、米倉選手がクロスボールを上げるも、相手DFに当たり、ルーズボールに。 すると、そのルーズボールを相手選手がお見合いをしたことによって、DFとGKの間でバウンド。 それを走り込んだ谷澤選手がループで浮かせて先制点。 偶発的に生まれたゴールではありましたが、相変わらず谷澤選手のゴール前での落ち着きは素晴らしいですね。 試合前、「積極的にゴールを目指したい」、「今年はゴールへという気持ちが強い」とコメントしていましたが、いきなり結果を出してくれたことに感謝です。 また、試合開始前から気合が入っていたジェフサポーターでしたが、開始40秒でのゴールでさらに盛り上がり、前半の応援は本当に素晴らしかったと思います。 よく声が出ていましたし、劇場の雰囲気が蘇って来ましたね。 あとは、それを追いつかれた後も持続することでしょうか。 今日の前半のような応援を、今後もどんどん出せるように頑張りましょう。
■[前半]アレックスのマンマーク スタメン発表でのサプライズが米倉選手ならば、試合中のサプライズはアレックス選手。 セカンドラインの中央でのプレーでしたが、その仕事内容は中村憲剛選手と共にゲームから消えること。 相手の要注意選手である中村憲剛選手に対して、マンツーマンでマークをしていましたね。 中村選手に「楽しかったのかな?」と同情され、「マークが100%で、攻撃はゼロだった」とぼやいたアレックス選手でしたが、「監督からの指示だから」とその役目を充分に果たしてくれたと思います。 何度かミドルを打たれそうな場面でも、しっかりと付いていくことが出来ていましたし、前半は中村選手を自由にさせず、チームに貢献してくれました。 ガンバ戦では遠藤選手に好きにやられた、という反省を、こういう形で対処するというのは、予想の斜め上でした。 もしかしたら鹿島戦は、小笠原選手をマンマークするアレックス選手の姿が見れるのかも知れませんね。
■[前半]良い応援とチョン・テセの煽り 前半のプレーに関しては、まだ不満こそあるものの、良かったと思います。 巻選手は「前半は狙いどおりのサッカーが出来た」とコメントし、坂本選手も「前半はそんなに悪くなかったと思う」と同様のコメントをしています。 ミラーは「ゲームは相手がやってくる予想通りに来ましたし、相手は2つのユニット、前の選手と後ろの選手という2つに分けてやってくるのはわかっていました。そして、4人が攻撃を仕掛けること、3人が3トップのような形でその後ろに1人がいるという形でやっていました。しかしながら、うちが戦術的に正しかったことにより、向こうに突破されることがなく、クロスもそこまで入れられることがなかったと思います。そういった意味で相手の良い形での攻撃というのは潰せていたと思います」とやはり評価しています。 サポーターに関しても、よく声が出ていて、良い応援の間は選手も勢いに乗れていたように感じます。 下村選手のスルーパスから米倉選手が相手GKと1対1になるシーン、さらにその直後のアレックス選手のスルーパスから巻選手がゴールネットを揺らしたシーン。 オフサイドでまたも幻のゴールにはなりましたが、サイドハーフが長い距離を走り、ボランチが押し上げることで、良い攻めが出来ていましたね。 そのことに対して、ミラーは「うちにとって前半、ゴールを決めた後に良いチャンスがありましたよね。そこで外してしまいました。そこがもし決まっていたならば、内容的にも違ったものになっていたかもしれません。 やはり、精神的にもう少し強くならなければいけないです」とコメントしています。 実際にその通りだとは思いますが、あれだけ強力な攻撃陣の川崎だって、後半にあれだけのチャンスがあって、なかなかゴールは決まらなかった。 私は決定力云々は言い訳にしたくないので、「チャンスを作れていた」ことを肯定的に受け止めたいと思います。 決定力理論でいうならば、ジェフの決定力は川崎の5倍あることになりますからね。 決める時に決めておけば・・・っていうのはどんな試合であっても言えることですからね。 ところで、試合途中にチョン・テセ選手がアウェーゴール裏を煽ってくれたシーンは非常に面白かったです。 後ろからのファウルでブーイングを浴びる途中に、手を耳に当てて、「聞こえないよ」というようなアピール。 さらに両耳に手を当てて「もっと叫べ」というパフォーマンス。 相手チームに彼のような選手がいると、「こいつには負けられない」と闘争心が煽られてサポーターの声量も上がる。 ジェフの選手にはやって欲しくないけれど、相手チームの選手にはどんどん煽ってもらいたいと思います。
■ハーフタイムコメント 「相手にボールを動かされてもあわてないで対応しよう。体のぶつかりあいで負けるな」
■[後半]下がった守備ライン プレビューで、「それでも、引けば負けます」と書きましたが、残念ながら後半のジェフは守備ラインが下がってしまった。 川崎相手に守備ラインを上げろ、というのは難しい注文かも知れませんが、あれだけ下がってしまえば、サンドバックになるのは当然。 また、攻撃に関しても有効なカウンターが出来なくなっていました。 ミラーはこのように分析しています。 「相手がボールを持ったとき、中村が前に飛び出す動きを入れ出したことにより、うちのDFがずるずる後ろに下がってしまうという状況が起こってしまいました。前に出てくる選手に対してオフサイドトラップをかけるのではなく、後ろに下がってしまうということが起こりました。それにより、スペースが生まれ、下村や中後が相手に寄せることができず、主導権を握られてしまいました」 個人的には、中村憲剛選手よりも今日のMVPは田坂選手だったように感じます。 せっかく中村憲剛選手をマンマークしていても、もう一人散らせる人材が入ると、効果が薄くなる。 前半の谷口・中村コンビの動きでいえば、中村憲剛選手が谷口選手のように前線へ上がり、田坂選手が中村憲吾選手のように散らし役となったことで、アレックス選手が下がり、それに合わせるように守備ラインも下がっていきました。 また、ジェフの守備ラインが引いた後は、川崎の守備ラインが高い位置でボール回し出来ていました。 今季のジェフは巻選手が前線からのプレスをセーブしているだけに、好きなようにボールを回された印象があります。 そして、ミラーが言うように、守備ラインが下がり、プレスが無効化されると、ミドルシュートを多く放たれました。 このことについて、川崎の関塚監督は、「(ミドルシュートは)それは選手が(自分の判断で)、やはり千葉のディフェンスラインが下がっているのを見て、打っていったんじゃないかと思います」とコメントしています。 そこから生まれたのが、2本のクロスバー直撃のシュートと、ジュニーニョ選手の同点ゴールでした。 さらに、ラインが下がることで、サイドを制圧され、好き放題クロスを入れられていましたね。 さらにさらに、ラインが低いことで、攻撃の形が谷澤選手の単独突破だけになりました。 巻選手は競り合いにこそ多く勝っていたものの、選手よりも俯瞰的にピッチが見えるゴール裏から見ていても、競ったボールを渡す相手も拾う相手もいなかった。 アレックス選手がマンマークに徹していただけに、ボランチの押し上げも必要だったのかも知れません。 しかし、中盤のプレスが効かないから、ボールを奪えずにラインがどんどん下がる。 ボランチは守備ラインに吸収され、それに合わせてセカンドラインも下がる。 そうなれば、巻選手が活きないのは当然。 それに、たとえボールを奪ったとしても、ラインが低く、サポートもない上にルックアップが出来ないことで、簡単にクリアで逃げざるを得なくなる。 元々ジェフはポゼッションで繋ぐことが出来ていない上に、セカンドボールが拾えず、ただただ下がることで、昨年多く見たサンドバック状態になっていました。 「後半に入ってうちが下がりすぎたという意味で、相手に攻撃を何回も繰り返しされていた」というミラーのコメントもありましたが、まるで川崎の攻撃の練習に付き合っているような感じでしたね。 その結果が川崎のシュート数25本、ボール支配率69%という数字でしょう。
■修正する意志はある。あとは方法 私がシーズン前から何度も書いているように、ラインを高くするべきなのは、素人にもわかること。 試合中もしきりに巻選手がラインを押し上げるようにアピールしていました。 ラインが下がることに対して、ミラーもこのようにコメントしています。 「前半、ボールを高い位置で取れたことで、そこから巻に入れてその後に米倉や谷澤といった形でボールを入れて攻撃することができた。しかし後半に入ってボールを取る位置がペナルティエリア付近や、巻から遠い位置だったため、そういった攻撃の面が出せなかった」 守備ラインが低いと、攻撃も悪くなることを、理解しているコメントです。 また、下村選手もこうコメントしている。 「あれほど、引いたサッカーは選手もしたくないし、試合のなかで選手がもっと改善できたはず。もちろん、相手のカウンターを警戒して、あまりディフェンスラインを高くしすぎないようにと意識はしたが、それでも、あれは引きすぎだった。ボールを取る位置が低い位置になるので、そこから出ていくのは難しい」 中後選手、巻選手、谷澤選手も同様のコメントをしており、選手も引きすぎてはいけないことを理解しているのは間違いないでしょう。 ということで、修正をしなければならない点だと感じます。 後半は川崎が、ジェフのサッカーに対応したのは間違いない。 関塚監督も「後半のサッカーというものが我々の本来のサッカー」、「3月の5試合がありましたが、いちばん内容のあるサッカーが後半はできた」と会心の内容だったのかも知れない。 それでも、このまま「今日は前半にラインが下がった」、「今日は後半」、「今日は試合を通して下がったから負けた」なんて繰り返していては、再び残留争いに巻き込まれることでしょう。 たとえば、櫛野選手がゴールキックをフィードするのではなく、守備の選手に渡してまずラインを押し上げていくトレーニングをするなり、守備ラインにルックアップ出来る人材を入れるなり、中盤の構成を入れ替えるなり、なんらかの対策が必要なのは間違いないでしょうが、私の小さな頭では限界があります。 ナビスコカップ2試合、結果を出さなくても良いとは言いませんが、その間に何かきっかけを掴んで欲しいと思います。 そして、ミラーならばそれが出来ると信じています。
■[後半]ミラーへの信頼を深める采配 まず、アレックス選手のマンマークは、良い判断だったと思います。 アレックス選手本人としては楽しくなかったかも知れませんが、マンマーク役以上の活躍が見せてくれました。 また、前半に川崎の前線を孤立させた戦術も個人的には満足しています。 そして、それ以上にミラーへの信頼を深めたのが、後半23分、そして後半35分の采配。 まずはスタミナの切れた米倉選手と和田選手の入れ替え。 これは当初から想定内のことだったのでしょう。 ミラーも「ハーフタイムの後にもしかしたら代えなければいけなかったかもしれない。少し走れなくなったのが見受けられた」とコメントしていましたが、私ももう少し早く代えても良いかな、と感じたものの、米倉選手の動きも良かっただけに、23分での交代は妥当なところでしょう。 そして、驚いたのが、下村選手と巻選手を下げたこと。 キャプテンマークが3選手の手に渡るシーンは、もしかしたら初めてのことかも知れません。 就任以降、ミラーのファーストチョイスでありチームのキャプテンでもある下村選手を、あそこで代えるのは、非常に難しい決断だったと思います。 それでも、工藤選手投入後は、サンドバック状態から、若干の回復が出来た。 ピンチはもちろんありましたが、まったくなかった攻め手が見つかった。 工藤選手の能力の高さはもちろん、試合中のミラーの修正力の高さを改めて感じました。 この試合、「まったくダメ」だったのは後半の工藤選手投入まで。 それ以降はある程度のレベルまで改善出来ていたのではないでしょうか。 前半が「良かった」だけに、それでも不満ですし、修正出来るのであれば、「もっと早く投入すべき」という記者の質問がありましたが、さすがに後半頭から下村選手を外すのは難しいでしょう。 前半は良いサッカーが出来ていたわけですから。 また、35分に巻選手に代わって投入された新居選手も、最初からエンジン全開で相手選手を追いまわし、決定機こそ与えられませんでしたが、「やってくれそうな予感」は大いに感じられました。 実際に、前線に裏を狙える新居選手が入ったことで、高くなっていた川崎の守備ラインが下がり、GKに抑えられたものの、中後選手のロングパスに新居選手が飛びこむ、という面白いシーンもありました。 昼田SMが心中覚悟の巻選手を代える決断も難しいでしょうが、エースとは言え、特別扱いは不要。 ジェフサポーターは誰が決めても勝てば嬉しいのです。 そんなわけで、ミラーを信頼するからこそ、次の山形戦までには後半の戦い方を修正して欲しいと感じます。 途中交代である程度修正出来るのであれば、次の試合までにはもっともっと良くなっているはずだ、と願望も含みつつ信じております。 もちろん、守備ラインの修正はミラーだけの課題ではなく、選手を含めてクラブ全体の課題なので、ミラー一人に頼るのも良くないんですけどね。
■[総括]出来過ぎのドローゲーム スタッツを見ればわかるように、よく引き分けることが出来た、というゲームだったと思います。 最後の最後で攻撃を食い止める力は、昨年から継続して持っているのでしょう。 これまでであれば、あのまま逆転されていたゲームだっただけに、よく引き分けたと思いますし、ガンバには負けましたが、柏、川崎に引き分けは悪くない結果です。 それでも、サンドバックになること自体が問題なわけで、最後に止めたからOKではない。 工藤選手が投入されてからの修正は良かったものの、前の試合のように前半ダメで後半良し、ではなく前半良くて後半ダメ、というのはやっぱり印象も良くないです。 また、守備ラインが下がることばかりを問題視していますが、そうなったとしても、何とか出来るようにならないと、勝利は遠いように感じます。 ラインが下がった時、あれだけの攻撃を、ジュニーニョ選手の素晴らしいミドルシュートでのゴールだけに抑えることが出来る力があるのも、事実ですから。 そういう意味で、巻選手の競ったボールを拾うことが出来るミシェウ選手のような存在、西部さんが言うようなボールを溜めることが出来る選手、守備ラインでルックアップ出来る選手・・・まだまだ物足りない部分、成長して欲しい部分はいくらでもあります。 今日、なんとか手にした勝ち点1を大きなものにするために、もっともっとチームが良くなることを期待したいと思います。 ところで、川崎に引き分けたことを、「ラッキー」と思う人と「悔しい」と思う人、どちらが多いのでしょうか。 今日の試合を考えれば、「取りこぼし」とも「相手に助けられた」とも感じられるかも知れませんね。
■今後の展望 さて、これで05年から5年連続で開幕3試合勝利なし。 なんだか、恒例行事みたいになってきました。 昨年は11試合勝ち点2でしたが、3試合勝ち点2から、どれだけ多くの勝ち点を積み重ねることが出来るか。 開幕戦の3失点から始まり、徐々に失点数は減っている。 開幕戦の無得点から始まり、2試合連続でゴールを決めている。 いきなり「これがミラーのサッカーだ!」っていうのは期待していなかったけれど、片鱗は見せることが出来ている。 メンバーも少しづつ入れ替わってきて、連携も深まっている。 カウンターサッカーとしては、まだまだ速攻が効く時間帯が少ない。 それでも、良いカウンターもある。後は、いかにそれを発動させるか、発動させることが出来る時間帯を増やすか。 そして、柏戦のゴールのように、カウンターに厚みも加われば、必ず結果も付いてくる。 何度も繰り返してますが、楽しくなるのはこれからですよ。 開幕から段々と良くなってきて、残りは31試合ですからね。 サポーターも、今日の前半のような応援で、また劇場を作っていきましょう。 ┏━┳━━┯━━┯━━━━━━┳━━┯━┯━┓ 前節┃位┃名前│勝点│(勝-分-敗)┃得失│得│失┃ ┣━╋━━┿━━┿━━━━━━╋━━┿━┿━┫ 2 ↑┃ 1┃新潟│△ 7│( 2- 1- 0)┃+ 4│ 6│ 2┃ 4 ↑┃ 2┃名鯱│○ 7│( 2- 1- 0)┃+ 3│ 6│ 3┃ 1 ↓┃ 3┃脚大│● 6│( 2- 0- 1)┃+ 5│ 8│ 3┃ 7 ↑┃ 4┃鹿島│○ 6│( 2- 0- 1)┃+ 2│ 5│ 3┃ 11↑┃ 5┃京都│○ 6│( 2- 0- 1)┃+ 1│ 3│ 2┃ 5 ↓┃ 6┃大宮│△ 5│( 1- 2- 0)┃+ 1│ 4│ 3┃ 3 ↓┃ 7┃山形│● 4│( 1- 1- 1)┃+ 3│ 6│ 3┃ 8 →┃ 8┃浦和│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 4│ 4┃ 8 ↓┃ 9┃大分│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 3│ 3┃ 10↑┃ 9┃神戸│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 3│ 3┃ 6 ↓┃11┃広島│● 3│( 1- 0- 2)┃+ 0│ 7│ 7┃ 12→┃12┃木白│△ 3│( 0- 3- 0)┃+ 0│ 5│ 5┃ 17↑┃13┃瓦東│○ 3│( 1- 0- 2)┃- 4│ 3│ 7┃ 14→┃14┃川崎│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 1│ 3│ 4┃ 15→┃15┃横鞠│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 2│ 5│ 7┃ 13↓┃16┃清水│● 2│( 0- 2- 1)┃- 2│ 1│ 3┃ 16↓┃17┃千葉│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 3│ 2│ 5┃ 18→┃18┃磐田│△ 1│( 0- 1- 2)┃- 7│ 4│11┃ ┗━┻━━┷━━┷━━━━━━┻━━┷━┷━┛ 本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
![]()
柏戦の主審村上さんが、京都対ガンバでのジャッジで批判を受けていますね・・・。 松本山雅さん、共に頑張りましょうね。
posted by marcos2008 |13:02 |
ジェフ千葉 観戦記 |
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目覚めよ川崎!! 【WIND分析】
■09シーズンのフロンターレ 2009年シーズンのJリーグも第3節まで終えた。昨季2位の川崎フロンターレがいまだに未勝利で、少し心配だ。ACLに参戦中ということもあり、昨季以上の順位は。難しいと考えるのが普通だが、ここまで苦戦するとは想定外だ。 ■カギは、中村憲剛!? 柏、神戸、千葉に対して△●△、この原因は、日本代表の中村憲剛が自由にプレーできないことだ。このチームの司令塔は、誰がどう見ても中村だ。他のチームは中村さえ抑えれば負けることはないと、彼にマークをつける。今後、川崎が上位に進出する
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アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
非常にわかりやすい試合内容で試合を見ていなくても見てきたなーと思える感じがします。ジェフはここまで去年と同じような感じで来てますけどそうなると次節以降が非常に重要になりそうですね。去年もここから大型連敗を喫しているだけにナビスコでは新しい形を見せてほしいですね。
posted by ちょろ | 2009-03-23 15:02
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
いつも楽しく拝見させていただいています。
テセのパフォーマンスには思わず笑ってしまいました。
批判される方もいますでしょうが、個人的には
ああいったキャラには好感をもってしまいます。やっぱ
FWはあのくらいでないとって思いますね。敵ならなおさらです。
この試合、ゴールキック、クリアボールともに根こそぎ取られましたね。
僕もいい加減後ろからボールつないでくれよって
見てて思いました。
posted by たばこ | 2009-03-23 15:04
Re:アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
昨日のような試合を引き分けで終わったというのは、よかったかなと思います。ジュニーニョのゴールは相手が素晴らしかったです。相手を考えると、次節の山形、その次の磐田には勝ちたいですね。
その前にのナビスコカップ2連戦がありますが、そこでは新居選手と残念ながら代表に召集されなかった巻選手にゴールを決めて欲しいです。
個人的にはまた巻選手に代表復帰して欲しいので精一杯応援したいです。
posted by 巻ファン | 2009-03-23 15:17
Re:アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
昨日のような試合を引き分けで終わったというのは、よかったかなと思います。ジュニーニョのゴールは相手が素晴らしかったです。相手を考えると、次節の山形、その次の磐田には勝ちたいですね。
その前にのナビスコカップ2連戦がありますが、そこでは新居選手と残念ながら代表に召集されなかった巻選手にゴールを決めて欲しいです。
個人的にはまた巻選手に代表復帰して欲しいので精一杯応援したいです。
posted by 巻ファン | 2009-03-23 15:20
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
アレックスは献身的にプレーをしてくれますね
それだけでも獲得して良かった、一緒に戦えることを嬉しいと思います
もちろん、サッカーは楽しんでこそなんですけど、
楽しむためには土台作りが必要ですので、
しっかりと役割を果たしてくれたことに感謝です
テセのパフォーマンスについては、一昨年のヂェヂンを思い出しました
ゴールを決めたあと、ジェフサポに一礼をしてイエローを貰ったシーンです
良いか悪いかは別にして、ピッチ上の彼らは紛れもなく敵なんだなと
あのシーンの前に、ボールの競り合いからLED板に頭から突撃して、しばらく身動きが取れない場面がありました
ピッチ外での悶絶なので試合が中断するわけもなく
負傷は心配でしたが、ピッチに戻った以上は、やはり敵チームですね
あのパフォーマンスで、改めてそう思いましたよ
posted by 市原姉崎 | 2009-03-23 20:42
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
ちょろさん同様、非常に試合内容が伝わってきて、
試合を見れなかった自分のような人間には非常にうれしいです!
まずは、最低限勝ち点1をとったことでよかったと思います。チーム的にも、2試合目中後選手、3試合目米倉選手…と、スタメンもいじりながら進化している最中のようにも思えます。
まずは初勝利、待ち遠しいですね!
P.S.サッカー関連のブログを別にしましたので、よければリンクを張りかえてくださるとありがたいです。
http://chiriyafootball.blog.shinobi.jp/
posted by 地理屋 | 2009-03-24 00:17
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
あの試合は、田坂が入りたしかにかわりましたね。
それとアレックスには驚きです。憲剛を抑えられては、フロンターレとしては何もできないので正解だったと思います。
posted by dep | 2009-03-24 01:02
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
ハーフタイムのトイレで、用足しをする憲剛の後ろにいるアレックスを見ました。
posted by 福蟻 | 2009-03-24 10:27
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
>ちょろさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、次節以降の戦いは非常に重要になりそうですね。
昨年のように連敗で自信を失ってしまうのか、それとも昨年の経験を良い方向に活かしてくれるのか。
怖い気持ちも正直ありますが、前向きに見つめていきたいと思います。
ナビスコではどんな布陣を見せてくれるのか、楽しみです。
>たばこさん
コメントありがとうございます。
チョン・テセ選手のパフォーマンス、相手に火を付けるとても面白いものでしたね。国際試合などでは問題になるのでしょうが、その後もフェアに応援したサポーターの皆さんにも感謝です。
ゴールキック、クリアボール、例え競ったとしても周りに人がいないと、やっぱり攻撃にならなくなってしまいますね。
アレックス選手がマンマークで下がっていただけに、誰かそのスペースを埋める判断をする選手がいて欲しいと感じました。
おっしゃる通り、後ろでボールを回すことも必要になるでしょう。
posted by マルコス | 2009-03-24 22:12
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
>巻ファンさん
コメントありがとうございます。
結果だけ見るならば、川崎に引き分けは悪い結果ではないですね。昨年は2敗している相手ということもありますし。
ジュニーニョ選手のゴールは、GKもノーチャンスでしたし、素晴らしいシュートだったと思います。
次節以降、初勝利目指していきたいですね。
おっしゃる通り、ナビスコカップ、FWの選手にそろそろゴールが欲しいところですし、巻選手にも代表復帰が当然となるくらいの活躍を見せて欲しいところです。
>市原姉崎さん
お世話になっております。
アレックス選手に関して、ちょっと気が早いかも知れませんが、非常に良い補強だったと感じます。
他の選手も年俸に比べ、高い能力を持っていますが、対人守備に強く、運動量もあるアレックス選手もやはり効果的な補強でした。
おっしゃる通り、あの献身的なプレーを見て特に強く感じました。助っ人外国人とはいえ、WIN BY ALL!の精神でこれからも頼れる選手でいて欲しいと思います。
チョン・テセ選手や一昨年のパフォーマンスもそうですが、ピッチ上で憎まれ役になってくれる選手の存在はやはり選手やサポーターを燃えさせてくれます。
もちろん、怪我はどんな選手であっても避けて欲しいところですが、絶対に負けたくない選手、クラブがいればリーグも盛り上がりますからね。
posted by マルコス | 2009-03-24 22:27
アレックスのマンマーク【リーグ第3節 川崎フロンターレ戦】
コメント投稿者ID :
>地理屋さん
お世話になっております。
リンクの件、張り替えさせて頂きました。
今後も更新を楽しみにさせていただきます。
実は試合内容をしっかり伝えようというつもりはなかったのですが、今後はもっとわかりやすく試合を伝えるという意識を持って更新をしていきたいと思います。
>depさん
コメントありがとうございます。
田坂選手、実はそこまで詳しく知っている選手ではなかったのですが、昨日のプレーで強く印象に残りました。
素晴らしい活躍だったと思います。
アレックス選手のマンマークは私も驚きました。
一見奇策のようで、しっかりと理にかなった面白い采配だったと感じます。
>福蟻さん
コメントありがとうございます。
どんだけ監督の指令に忠実なんですか(笑)
posted by マルコス | 2009-03-24 22:35
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開幕でいきなり黒星スタートのジェフは、アウェーで勝ち点1を拾ってフクアリに戻って来ました。
次節はナビスコカップ2試合を挟んだ後の試合になるだけに、ここでリーグ戦初勝利を飾ってから、カップ戦に臨みたいところ。
相手は高い攻撃力を持つ川崎フロンターレ。
昨季はリーグ2位で、今季も優勝候補。ジェフはここ3シーズン勝利がありません。
それでも、ホーム初ゴール、初勝ち点、初勝利を貪欲に狙ったジェフはどんな結果を生み出すことが出来たのか。
プレビュー:
■試合前
荒天のため一部公共交通機関に遅れ、運休等もあったこの日、それでも、キックオフは予定通りの時間に行われることが発表されました。
幕張総合高校ダンス同好会さんの、応援ダンスパフォーマンスは凄かったです。
何が凄いって、「同好会なのに人数多いな!!」ってところ。
なんでも50人も所属されているそうで、ダンス人気に驚きました。
芸能人の方が来てくれるのも良いですが、こういう地元の学校などのイベントはもっと増やして欲しいところです。
ピッチが滑るのか、一人転んでいましたが、一生懸命踊ってくれました。
■今日のスタメン
GK: 17. 櫛野亮
DF: 2. 坂本將貴
DF: 14. 池田昇平
DF: 4. ボスナー
DF: 31. 青木良太
MF: 22. 米倉恒貴
MF: 8. 中後雅喜
MF: 6. 下村東美
MF: 5. アレックス
FW: 18. 巻誠一郎
FW: 16. 谷澤達也
セカンドラインは左に谷澤選手、中央にアレックス選手、右に米倉選手という布陣。
サプライズは、その米倉恒貴選手のミラー就任後初のリーグ戦スタメン起用でしょうか。
ミラーが「(米倉は)去年の終盤に大きなケガをしてしまい、ここまで戻ってくるのにハードワークし、よくやってくれた。彼はスピードがあり走れる選手。動き出しのいい選手」と高く評価してくれていることは、ジェフサポーターと谷澤選手にとっては嬉しいところ。
本人も突然のスタメン出場に驚いた様子でしたが、スタミナが切れるまでのプレーは他の選手と比べても遜色のない素晴らしい動きだったと思います。
といっても、米倉選手には、このままスタメンに定着して主力選手に育って欲しいという、もっともっと大きな期待を持っています。
■[前半]電光石火の先取点
とにかく、あっという間だった今季ホーム初ゴール。
下村選手がサイドに展開すると、米倉選手がクロスボールを上げるも、相手DFに当たり、ルーズボールに。
すると、そのルーズボールを相手選手がお見合いをしたことによって、DFとGKの間でバウンド。
それを走り込んだ谷澤選手がループで浮かせて先制点。
偶発的に生まれたゴールではありましたが、相変わらず谷澤選手のゴール前での落ち着きは素晴らしいですね。
試合前、「積極的にゴールを目指したい」、「今年はゴールへという気持ちが強い」とコメントしていましたが、いきなり結果を出してくれたことに感謝です。
また、試合開始前から気合が入っていたジェフサポーターでしたが、開始40秒でのゴールでさらに盛り上がり、前半の応援は本当に素晴らしかったと思います。
よく声が出ていましたし、劇場の雰囲気が蘇って来ましたね。
あとは、それを追いつかれた後も持続することでしょうか。
今日の前半のような応援を、今後もどんどん出せるように頑張りましょう。
■[前半]アレックスのマンマーク
スタメン発表でのサプライズが米倉選手ならば、試合中のサプライズはアレックス選手。
セカンドラインの中央でのプレーでしたが、その仕事内容は中村憲剛選手と共にゲームから消えること。
相手の要注意選手である中村憲剛選手に対して、マンツーマンでマークをしていましたね。
中村選手に「楽しかったのかな?」と同情され、「マークが100%で、攻撃はゼロだった」とぼやいたアレックス選手でしたが、「監督からの指示だから」とその役目を充分に果たしてくれたと思います。
何度かミドルを打たれそうな場面でも、しっかりと付いていくことが出来ていましたし、前半は中村選手を自由にさせず、チームに貢献してくれました。
ガンバ戦では遠藤選手に好きにやられた、という反省を、こういう形で対処するというのは、予想の斜め上でした。
もしかしたら鹿島戦は、小笠原選手をマンマークするアレックス選手の姿が見れるのかも知れませんね。
■[前半]良い応援とチョン・テセの煽り
前半のプレーに関しては、まだ不満こそあるものの、良かったと思います。
巻選手は「前半は狙いどおりのサッカーが出来た」とコメントし、坂本選手も「前半はそんなに悪くなかったと思う」と同様のコメントをしています。
ミラーは「ゲームは相手がやってくる予想通りに来ましたし、相手は2つのユニット、前の選手と後ろの選手という2つに分けてやってくるのはわかっていました。そして、4人が攻撃を仕掛けること、3人が3トップのような形でその後ろに1人がいるという形でやっていました。しかしながら、うちが戦術的に正しかったことにより、向こうに突破されることがなく、クロスもそこまで入れられることがなかったと思います。そういった意味で相手の良い形での攻撃というのは潰せていたと思います」とやはり評価しています。
サポーターに関しても、よく声が出ていて、良い応援の間は選手も勢いに乗れていたように感じます。
下村選手のスルーパスから米倉選手が相手GKと1対1になるシーン、さらにその直後のアレックス選手のスルーパスから巻選手がゴールネットを揺らしたシーン。
オフサイドでまたも幻のゴールにはなりましたが、サイドハーフが長い距離を走り、ボランチが押し上げることで、良い攻めが出来ていましたね。
そのことに対して、ミラーは「うちにとって前半、ゴールを決めた後に良いチャンスがありましたよね。そこで外してしまいました。そこがもし決まっていたならば、内容的にも違ったものになっていたかもしれません。 やはり、精神的にもう少し強くならなければいけないです」とコメントしています。
実際にその通りだとは思いますが、あれだけ強力な攻撃陣の川崎だって、後半にあれだけのチャンスがあって、なかなかゴールは決まらなかった。
私は決定力云々は言い訳にしたくないので、「チャンスを作れていた」ことを肯定的に受け止めたいと思います。
決定力理論でいうならば、ジェフの決定力は川崎の5倍あることになりますからね。
決める時に決めておけば・・・っていうのはどんな試合であっても言えることですからね。
ところで、試合途中にチョン・テセ選手がアウェーゴール裏を煽ってくれたシーンは非常に面白かったです。
後ろからのファウルでブーイングを浴びる途中に、手を耳に当てて、「聞こえないよ」というようなアピール。
さらに両耳に手を当てて「もっと叫べ」というパフォーマンス。
相手チームに彼のような選手がいると、「こいつには負けられない」と闘争心が煽られてサポーターの声量も上がる。
ジェフの選手にはやって欲しくないけれど、相手チームの選手にはどんどん煽ってもらいたいと思います。
■[後半]下がった守備ライン
プレビューで、「それでも、引けば負けます」と書きましたが、残念ながら後半のジェフは守備ラインが下がってしまった。
川崎相手に守備ラインを上げろ、というのは難しい注文かも知れませんが、あれだけ下がってしまえば、サンドバックになるのは当然。
また、攻撃に関しても有効なカウンターが出来なくなっていました。
ミラーはこのように分析しています。
「相手がボールを持ったとき、中村が前に飛び出す動きを入れ出したことにより、うちのDFがずるずる後ろに下がってしまうという状況が起こってしまいました。前に出てくる選手に対してオフサイドトラップをかけるのではなく、後ろに下がってしまうということが起こりました。それにより、スペースが生まれ、下村や中後が相手に寄せることができず、主導権を握られてしまいました」
個人的には、中村憲剛選手よりも今日のMVPは田坂選手だったように感じます。
せっかく中村憲剛選手をマンマークしていても、もう一人散らせる人材が入ると、効果が薄くなる。
前半の谷口・中村コンビの動きでいえば、中村憲剛選手が谷口選手のように前線へ上がり、田坂選手が中村憲吾選手のように散らし役となったことで、アレックス選手が下がり、それに合わせるように守備ラインも下がっていきました。
また、ジェフの守備ラインが引いた後は、川崎の守備ラインが高い位置でボール回し出来ていました。
今季のジェフは巻選手が前線からのプレスをセーブしているだけに、好きなようにボールを回された印象があります。
そして、ミラーが言うように、守備ラインが下がり、プレスが無効化されると、ミドルシュートを多く放たれました。
このことについて、川崎の関塚監督は、「(ミドルシュートは)それは選手が(自分の判断で)、やはり千葉のディフェンスラインが下がっているのを見て、打っていったんじゃないかと思います」とコメントしています。
そこから生まれたのが、2本のクロスバー直撃のシュートと、ジュニーニョ選手の同点ゴールでした。
さらに、ラインが下がることで、サイドを制圧され、好き放題クロスを入れられていましたね。
さらにさらに、ラインが低いことで、攻撃の形が谷澤選手の単独突破だけになりました。
巻選手は競り合いにこそ多く勝っていたものの、選手よりも俯瞰的にピッチが見えるゴール裏から見ていても、競ったボールを渡す相手も拾う相手もいなかった。
アレックス選手がマンマークに徹していただけに、ボランチの押し上げも必要だったのかも知れません。
しかし、中盤のプレスが効かないから、ボールを奪えずにラインがどんどん下がる。
ボランチは守備ラインに吸収され、それに合わせてセカンドラインも下がる。
そうなれば、巻選手が活きないのは当然。
それに、たとえボールを奪ったとしても、ラインが低く、サポートもない上にルックアップが出来ないことで、簡単にクリアで逃げざるを得なくなる。
元々ジェフはポゼッションで繋ぐことが出来ていない上に、セカンドボールが拾えず、ただただ下がることで、昨年多く見たサンドバック状態になっていました。
「後半に入ってうちが下がりすぎたという意味で、相手に攻撃を何回も繰り返しされていた」というミラーのコメントもありましたが、まるで川崎の攻撃の練習に付き合っているような感じでしたね。
その結果が川崎のシュート数25本、ボール支配率69%という数字でしょう。
■修正する意志はある。あとは方法
私がシーズン前から何度も書いているように、ラインを高くするべきなのは、素人にもわかること。
試合中もしきりに巻選手がラインを押し上げるようにアピールしていました。
ラインが下がることに対して、ミラーもこのようにコメントしています。
「前半、ボールを高い位置で取れたことで、そこから巻に入れてその後に米倉や谷澤といった形でボールを入れて攻撃することができた。しかし後半に入ってボールを取る位置がペナルティエリア付近や、巻から遠い位置だったため、そういった攻撃の面が出せなかった」
守備ラインが低いと、攻撃も悪くなることを、理解しているコメントです。
また、下村選手もこうコメントしている。
「あれほど、引いたサッカーは選手もしたくないし、試合のなかで選手がもっと改善できたはず。もちろん、相手のカウンターを警戒して、あまりディフェンスラインを高くしすぎないようにと意識はしたが、それでも、あれは引きすぎだった。ボールを取る位置が低い位置になるので、そこから出ていくのは難しい」
中後選手、巻選手、谷澤選手も同様のコメントをしており、選手も引きすぎてはいけないことを理解しているのは間違いないでしょう。
ということで、修正をしなければならない点だと感じます。
後半は川崎が、ジェフのサッカーに対応したのは間違いない。
関塚監督も「後半のサッカーというものが我々の本来のサッカー」、「3月の5試合がありましたが、いちばん内容のあるサッカーが後半はできた」と会心の内容だったのかも知れない。
それでも、このまま「今日は前半にラインが下がった」、「今日は後半」、「今日は試合を通して下がったから負けた」なんて繰り返していては、再び残留争いに巻き込まれることでしょう。
たとえば、櫛野選手がゴールキックをフィードするのではなく、守備の選手に渡してまずラインを押し上げていくトレーニングをするなり、守備ラインにルックアップ出来る人材を入れるなり、中盤の構成を入れ替えるなり、なんらかの対策が必要なのは間違いないでしょうが、私の小さな頭では限界があります。
ナビスコカップ2試合、結果を出さなくても良いとは言いませんが、その間に何かきっかけを掴んで欲しいと思います。
そして、ミラーならばそれが出来ると信じています。
■[後半]ミラーへの信頼を深める采配
まず、アレックス選手のマンマークは、良い判断だったと思います。
アレックス選手本人としては楽しくなかったかも知れませんが、マンマーク役以上の活躍が見せてくれました。
また、前半に川崎の前線を孤立させた戦術も個人的には満足しています。
そして、それ以上にミラーへの信頼を深めたのが、後半23分、そして後半35分の采配。
まずはスタミナの切れた米倉選手と和田選手の入れ替え。
これは当初から想定内のことだったのでしょう。
ミラーも「ハーフタイムの後にもしかしたら代えなければいけなかったかもしれない。少し走れなくなったのが見受けられた」とコメントしていましたが、私ももう少し早く代えても良いかな、と感じたものの、米倉選手の動きも良かっただけに、23分での交代は妥当なところでしょう。
そして、驚いたのが、下村選手と巻選手を下げたこと。
キャプテンマークが3選手の手に渡るシーンは、もしかしたら初めてのことかも知れません。
就任以降、ミラーのファーストチョイスでありチームのキャプテンでもある下村選手を、あそこで代えるのは、非常に難しい決断だったと思います。
それでも、工藤選手投入後は、サンドバック状態から、若干の回復が出来た。
ピンチはもちろんありましたが、まったくなかった攻め手が見つかった。
工藤選手の能力の高さはもちろん、試合中のミラーの修正力の高さを改めて感じました。
この試合、「まったくダメ」だったのは後半の工藤選手投入まで。
それ以降はある程度のレベルまで改善出来ていたのではないでしょうか。
前半が「良かった」だけに、それでも不満ですし、修正出来るのであれば、「もっと早く投入すべき」という記者の質問がありましたが、さすがに後半頭から下村選手を外すのは難しいでしょう。
前半は良いサッカーが出来ていたわけですから。
また、35分に巻選手に代わって投入された新居選手も、最初からエンジン全開で相手選手を追いまわし、決定機こそ与えられませんでしたが、「やってくれそうな予感」は大いに感じられました。
実際に、前線に裏を狙える新居選手が入ったことで、高くなっていた川崎の守備ラインが下がり、GKに抑えられたものの、中後選手のロングパスに新居選手が飛びこむ、という面白いシーンもありました。
昼田SMが心中覚悟の巻選手を代える決断も難しいでしょうが、エースとは言え、特別扱いは不要。
ジェフサポーターは誰が決めても勝てば嬉しいのです。
そんなわけで、ミラーを信頼するからこそ、次の山形戦までには後半の戦い方を修正して欲しいと感じます。
途中交代である程度修正出来るのであれば、次の試合までにはもっともっと良くなっているはずだ、と願望も含みつつ信じております。
もちろん、守備ラインの修正はミラーだけの課題ではなく、選手を含めてクラブ全体の課題なので、ミラー一人に頼るのも良くないんですけどね。
■[総括]出来過ぎのドローゲーム
スタッツを見ればわかるように、よく引き分けることが出来た、というゲームだったと思います。
最後の最後で攻撃を食い止める力は、昨年から継続して持っているのでしょう。
これまでであれば、あのまま逆転されていたゲームだっただけに、よく引き分けたと思いますし、ガンバには負けましたが、柏、川崎に引き分けは悪くない結果です。
それでも、サンドバックになること自体が問題なわけで、最後に止めたからOKではない。
工藤選手が投入されてからの修正は良かったものの、前の試合のように前半ダメで後半良し、ではなく前半良くて後半ダメ、というのはやっぱり印象も良くないです。
また、守備ラインが下がることばかりを問題視していますが、そうなったとしても、何とか出来るようにならないと、勝利は遠いように感じます。
ラインが下がった時、あれだけの攻撃を、ジュニーニョ選手の素晴らしいミドルシュートでのゴールだけに抑えることが出来る力があるのも、事実ですから。
そういう意味で、巻選手の競ったボールを拾うことが出来るミシェウ選手のような存在、西部さんが言うようなボールを溜めることが出来る選手、守備ラインでルックアップ出来る選手・・・まだまだ物足りない部分、成長して欲しい部分はいくらでもあります。
今日、なんとか手にした勝ち点1を大きなものにするために、もっともっとチームが良くなることを期待したいと思います。
ところで、川崎に引き分けたことを、「ラッキー」と思う人と「悔しい」と思う人、どちらが多いのでしょうか。
今日の試合を考えれば、「取りこぼし」とも「相手に助けられた」とも感じられるかも知れませんね。
■今後の展望
さて、これで05年から5年連続で開幕3試合勝利なし。
なんだか、恒例行事みたいになってきました。
昨年は11試合勝ち点2でしたが、3試合勝ち点2から、どれだけ多くの勝ち点を積み重ねることが出来るか。
開幕戦の3失点から始まり、徐々に失点数は減っている。
開幕戦の無得点から始まり、2試合連続でゴールを決めている。
いきなり「これがミラーのサッカーだ!」っていうのは期待していなかったけれど、片鱗は見せることが出来ている。
メンバーも少しづつ入れ替わってきて、連携も深まっている。
カウンターサッカーとしては、まだまだ速攻が効く時間帯が少ない。
それでも、良いカウンターもある。後は、いかにそれを発動させるか、発動させることが出来る時間帯を増やすか。
そして、柏戦のゴールのように、カウンターに厚みも加われば、必ず結果も付いてくる。
何度も繰り返してますが、楽しくなるのはこれからですよ。
開幕から段々と良くなってきて、残りは31試合ですからね。
サポーターも、今日の前半のような応援で、また劇場を作っていきましょう。
┏━┳━━┯━━┯━━━━━━┳━━┯━┯━┓
前節┃位┃名前│勝点│(勝-分-敗)┃得失│得│失┃
┣━╋━━┿━━┿━━━━━━╋━━┿━┿━┫
2 ↑┃ 1┃新潟│△ 7│( 2- 1- 0)┃+ 4│ 6│ 2┃
4 ↑┃ 2┃名鯱│○ 7│( 2- 1- 0)┃+ 3│ 6│ 3┃
1 ↓┃ 3┃脚大│● 6│( 2- 0- 1)┃+ 5│ 8│ 3┃
7 ↑┃ 4┃鹿島│○ 6│( 2- 0- 1)┃+ 2│ 5│ 3┃
11↑┃ 5┃京都│○ 6│( 2- 0- 1)┃+ 1│ 3│ 2┃
5 ↓┃ 6┃大宮│△ 5│( 1- 2- 0)┃+ 1│ 4│ 3┃
3 ↓┃ 7┃山形│● 4│( 1- 1- 1)┃+ 3│ 6│ 3┃
8 →┃ 8┃浦和│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 4│ 4┃
8 ↓┃ 9┃大分│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 3│ 3┃
10↑┃ 9┃神戸│△ 4│( 1- 1- 1)┃+ 0│ 3│ 3┃
6 ↓┃11┃広島│● 3│( 1- 0- 2)┃+ 0│ 7│ 7┃
12→┃12┃木白│△ 3│( 0- 3- 0)┃+ 0│ 5│ 5┃
17↑┃13┃瓦東│○ 3│( 1- 0- 2)┃- 4│ 3│ 7┃
14→┃14┃川崎│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 1│ 3│ 4┃
15→┃15┃横鞠│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 2│ 5│ 7┃
13↓┃16┃清水│● 2│( 0- 2- 1)┃- 2│ 1│ 3┃
16↓┃17┃千葉│△ 2│( 0- 2- 1)┃- 3│ 2│ 5┃
18→┃18┃磐田│△ 1│( 0- 1- 2)┃- 7│ 4│11┃
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本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。





