2009年01月07日

加入発表から考える今後のジェフの補強ポイントについて

5日に続き、6日も選手の加入情報があったジェフ。

少し不安な年末を過ごしていましたが、蓋を開けてみれば、しっかりと報道通りの選手を獲得出来ていますね。

01/06 江尻篤彦コーチの就任について 
01/06 アレックス 選手の加入について 
01/05 深井正樹 選手の完全移籍について 
01/05 アレックス・ミラー監督の契約について 
01/05 福元洋平 選手の加入について 
01/05 和田拓三 選手の加入について 

まず、ジェフに来てくれて、本当にありがとうございます。

心から歓迎させて頂きます。

また、ミラーの続投、江尻コーチの就任はチームの未来を考える上でも、非常に大きなニュースだと感じます。

昼田さんがGMのままであれば、ミラーの後任は江尻さんで決定、と考えるべきでしょうか。

他のコーチ陣の動向が少し気になるところです。

そんなわけで、今季の陣容を考えて、今後の補強の話を始めたいと思います。

当たり前のことですが、戦力外通告を受けていない選手が全員残留したことを前提に進めたいと思います。

これ以上の主力の流出はあってはならないですし、何度も歴史を繰り返されてたまるものか、と感じています。 

また、まだ早川選手、苔口選手、馬場選手、さらに移籍リストに載っている戸田選手の動向が不明ですので、今回の話からは外させて頂きます。 

それでは、追記にて今後さらに補強すべきポイントについて、私の私案を。

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■ゴールキーパー

櫛野、岡本、中牧

当初は、補強も放出も必要ないと思っていました。

急成長の岡本選手がいて、身体能力抜群の櫛野選手がいて、経験豊富の立石選手がいて、若手筆頭株の中牧選手がいる。

無理をして補強をする必要はないと感じていました。

しかし、立石選手の引退により、櫛野選手と岡本選手がレギュラー争いをするだけで、サブのGKが4年目の昨シーズンも出番がなかった中牧選手のみ。

新人でGKの選手も獲得する様子もなく、3人だけでシーズンを戦うのは少し不安があります。

けれども、櫛野選手も岡本選手も、まだ立石選手程の安定感はありませんが、間違いなくジェフの守護神であり、二人が切磋琢磨をすることは良いことです。

中牧選手に関しても、ずっとトップとリザーブズを往復させていては、いつまでも伸びない。

もしアクシデントがあれば、と不安にはなりますが、無理に即戦力の選手を獲得する必要はないでしょう。


■センターバック

ボスナー、池田、福元、高田、市原、(山中)、(青木良)、(和田)、(斎藤)、(益山)

正直、まだまだ薄いです。

結城選手、中島選手が去ったこと、ミラーがセンターバックを固定していること、経験が求められるポジションであること、色んなことを考えていくと、やはり薄いです。

本当に池田選手が柱になってくれたことに感謝ですが、一番補強したいポイントであり、補強が難しいポジションです。 

外国人選手を補強と考えても、そもそもボスナー選手がいるわけで、けれどもボスナー選手が簡単に抜かれての失点も多いわけで・・・。 

さらに、ボスナー選手のカレー券癖を考えると、こう考えると、早川選手の獲得、もしくはさらなる補強が欲しいところ。。 
 
けれど、保有人数の関係でそれも難しいんですが。

こう考えると、川上選手を切ったのはやっぱりもったいないように感じますが、それはもう判断されたことなので、仕方がない。

逆に福元選手はチャンスではあるのですが、川上選手を切った上で、レンタルの選手を育てるために辛抱して起用し続ける、というのも難しい。

森重選手や槙野選手と並び、若手のDFで最も伸びしろが期待出来る選手の一人であり、ロングフィードが良く、リベロでもストッパーでも期待出来る。

けれども、レンタルの選手だけに、即戦力としての力も求められるということで、一見すると層が薄いだけに楽にレギュラーが取れそうで、実は非常に難しい立場にあると考えています。

もちろん、福元選手としてはガンバでレギュラーが取れなかったと、大分に帰るわけにはいかないでしょうし、大分にはガンバにも引けを取らない素晴らしいDFが複数います。

酷なようですが、福元選手には、すぐに結果を出して欲しい。

彼のポテンシャルを考えれば、それは不可能なことではないでしょうし、そのことが今季のジェフの命運を握る一つの鍵だと、私は考えています。

まあ、まだセンターバックで起用されるかどうかはわかりませんが。

個人的にはサイドバックやボランチでポジションを掴んでもおかしくない選手だと感じています。

何にしても、ただの若手以上に大きな期待があることは間違いないです。


■サイドバック

坂本、青木良、和田、山中、(アレックス)、(斎藤)、(市原)、(益山)、(高田)

当初は最も補強が必要なポジションだと感じていましたが、両サイドバックでプレー可能な和田選手の獲得で、ひとまず落ち着きました。

中村北斗選手や和田選手が争奪戦だったように、日本全体に言えることですが、サイドバックの層って本当に薄いです。 

早稲田時代の徳永選手や清水東高校時代の内田選手が大人気なはずです。 

和田選手に関しては、そこまで不安はありません。

ここ2年、J1でコンスタントに出場していますし、本職のサイドバックはこれまでいなかっただけに、ジェフが喉から手が出るくらい欲しがっていた人材ですので、働く場所は必ず提供出来るように感じます。

和田選手がレギュラーに定着し、青木良太選手をセンターに回すことが出来れば、ターンオーバーも楽になりますし、本当にジェフを選んでくれたことに感謝したいと感じます。

クロス精度の向上と、ヤマハで決めたような豪快なゴールを、期待しております。

ミラーのサッカーでのサイドバックは何よりも守備力が重視され、アウェーでは上がりを控えるような指示があるように感じられます。

そういう意味では、補強はこのくらいにして、山中選手や高田選手、益山選手、それに福元選手をまずはサイドバックで起用する、というのも個人的には有りだと感じます。

坂本選手にしても、もっと前のポジションでプレーさせてあげたいな、と思います。

まだまだ蓋を開けてみなければわかりませんが、サイドバックに関しては、和田選手の補強、もしくは早川選手のような「サイドバックもこなせる」選手をもう一人補強出来れば、充分だと今は感じています。

繰り返しになりますが、多くの選手を放出したとは言え、補強出来る人数は決まっているわけですからね。


■アンカー 

斎藤 

ミラー就任後に脚光を浴びたポジション。 
斎藤選手が大ブレイクし、さらに戸田選手をレンタルしたことでやりくりしていました。

このポジションを本当に重要視するのであれば、ここも補強・・ってそればっかりですね。

ポジション的にカード貰いやすいですし、このポジションに大型外国人選手が獲得出来るならば、今季のジェフはちょっと面白い存在になれるかも知れません。

ボスナー選手がアジア枠になるので、必然的に外国人枠が1つ空きますが、補強するならば巻選手のいるセンターフォワードよりもここかな、と感じます。


■センターハーフ

下村、工藤、米倉、益山、(坂本)、(福元)

とても薄いです。

中後選手の獲得が噂されていますが、中後選手に限らず、このポジションの補強は外国人選手を含めて考えていかなければならないでしょう。

アレックス選手については、このポジションで今は期待しておりません。

このポジションを期待出来るならば、柏がアレックス選手を切ってもう一度アルセウ選手の獲得を狙う必要はないでしょう。

中島選手、さらに放出の噂がある戸田選手、レンタル復帰の発表がない馬場選手が必要に感じますが、はたして。

やはり、アンカーとして外国人選手を獲得して、やっとピースが埋まるポジションだと感じます。

もちろん、米倉選手や益山選手が急成長して、このポジションで輝いてくれるのが最高なんですけどね。

阿部選手・佐藤勇人選手の時代のように、チームの心臓部分に生え抜きの中心選手がいれば、やはりチームは強くなります。

そういう意味では、クゼ時代に失敗に終わったように見える若手の台頭を最も願いたいポジションではあります。

下村選手のポジションを益山選手が、工藤選手のポジションを米倉選手が狙えるようになれば、大きくチーム力の底上げになるように感じます。


■セカンドライン

ミシェウ、アレックス、新居、谷澤、深井、青木孝、金沢、乾、奥山、(工藤)、(米倉)、(市原)

今オフの至上命題であった深井選手の獲得は本当に嬉しいニュースでした。

ぜひとも千葉に家を買って貰いたいですね。

とは言え、終盤は攻略された感もある深井選手が安心してレギュラーとはいかないでしょう。

5連勝中はジェフが誇りでもあったセカンドライン。

深井選手とアレックス選手の加入によって、最も充実してきたようにも感じます。 

青木孝太選手、金沢選手、乾選手、奥山選手と期待したい若手選手も揃っており、外国人選手も2人いる。

これ以上の補強は過剰になるように感じます。

今は彼らの名前を見ながら、どんなスタメンになるのかをワクワクしていたいと思います。


■センターフォワード 

巻、金、(新居)、(青木孝)

新居選手をあえてセカンドラインに置いたのは、来季のフォーメーションは基本的にワントップだと考えてのことです。

で、そうなると当然足りないのが、このポジション。

要田さん、帰って来ないかな、とも思ってしまいます。

巻選手が代表に呼ばれないだけで、諸々の問題も解決するように感じますが、そんな意地悪は言えません。

アレックス選手の補強は、昨季終盤にレイナウド選手が担ったサイドハーフとしての役割を果たすためだと、個人的には予想しております。

で、レイナウド選手が担っていた巻選手のバックアップ、これに関しては大島選手と我那覇選手の獲得失敗で、振り出しに戻ったように感じます。

ただ、以前も書いたようにレアンドロ選手と大久保選手が抜けた神戸と、巻選手のバックアップが濃厚な千葉では、ちょっと不利でした。

複数年契約の有無が理由として挙げられていましたが、ジェフとしてはそこまで入れ込んではいなかったのかな、とも感じます。

もちろん、我那覇選手クラスの選手を移籍金なしで獲得出来るチャンスなんて、そうはないんですけどね。

他のクラブのことをまったく考えないで書くならば、ゆっくりいこう様でもあるように浦和の永井選手のような器用で実力のある選手が欲しいです。

ただ、永井選手に関しては昨季の年俸が6000万円。
日本人選手の年俸のボトルネックは巻選手の6000万円になるはずですから、厳しいですね。

報道では清水入りが決定と書かれていますしね。

個人的に最も加入して欲しかった鳥栖の藤田祥史選手は大宮に決まってしまったのも残念です。

まあ、新居選手に続いて藤田選手までレギュラー確約なしで取りに行けば鳥栖のサポーターから大ひんしゅくを買うでしょうが。

個人的には巻選手が元気なうちに、若くて将来有望で、かつワントップがこなせる選手(ちょっと無理があるかも知れませんね・・)がジェフに入団してくれればな、と感じます。

巻選手がチェ・ヨンス選手やマリオ・ハース選手から多くのことを学んだように、若手選手が巻選手から学び、新しいジェフの柱になってくれれば最高なんですけどね。

キム・トンス選手に期待したかったのですが、リザーブズでのプレーが長く、トップに中々合流出来ないことが弊害になっているように感じます。

それでも、彼をチームに残したのは、このポジションが足りていない証拠だと思いますが。

まだオフシーズンは続きます。

残りの期間、なんとかして巻選手のバックアップを探しだすのか、それともそれを諦め、ツートップが出来るチームを作るのか、今後の動向に注目していきたいポイントだと感じます。


以上のように、センターバック、サイドバック、サイドハーフの補強が済みましたが、私個人としては、まだセンターバック、センターハーフ(もしくはアンカー)、センターフォワードの3つはまだ補強が必要だと感じます。

まだ外国人枠が1つ余っており、中後選手のように動向待ちの選手がいて、早川選手、苔口選手、馬場選手についてもまだ結論が出ていません。

また、昨季の谷澤・苔口・馬場・青木良太取りのような、電光石火の獲得劇も期待したいところです。

もう主力流出を怯えるのではなく、補強を楽しめるチームになって欲しい。

そして、そんな補強をも吹き飛ばす、昨季から活躍している選手、さらに若手選手の台頭を期待したい。

まだまだ報道に踊らされる日々は続きそうです。


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

アレックス選手と新居選手が同い年だと知って、少しびっくりしました。

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posted by marcos2008 |11:28 | 引退・移籍 | コメント(4) | トラックバック(0)
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加入発表から考える今後のジェフの補強ポイントについて

こんばんは!
いつも興味深い文章をありがとうございます。
このブログにはちょくちょく来ているのですが
書き込みは初めてです。

>ミラーのサッカーでのサイドバックは何よりも守備力が重視され、アウェーでは上がりを控えるような指示があるように感じられます。

と、ありますが、ミラーはどん底の状態で就任し、
残留が至上命題だったので、
磐田のオフトのような、どうしても手堅い戦術になった部分が大きいと思うのです。
ですから、来期のジェフは戦い方が少し変わるのではないかと思っています。
本来のミラーの指向するサッカーがどんなものなのか?
そういう意味でも来期を楽しみにしています。

posted by ぴっころ | 2009-01-07 18:46

加入発表から考える今後のジェフの補強ポイントについて

>ぴっころさん
はじめまして、コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、ミラーは厳しい状況下での就任で、守備に力をかけざる得なかった側面はありますね。

また、サイドバックの人材が不足していることで、彼の望むようなサッカーが出来なかったのかも知れません。

ただ、根本選手や松本選手を切ったように、やはりサイドバックにはセンター並の守備力を求めているようにも感じます。

実際、5連勝である程度余裕が持てた後も、守備的な布陣だったので、サイドバックの守備に関しては、昨季がミラーの考える形だったのでは、と感じておりました。

しかし、私の考えを裏切って、ミラーの本来のサッカーがより魅力的であれば、今シーズンが楽しみになりますね。
期待したいです。

posted by マルコス | 2009-01-09 00:24

加入発表から考える今後のジェフの補強ポイントについて

レスありがとうございます。

そもそも自分はオシムのサッカーが好きでジェフを応援し始めたので、
やっぱりあの後方からどんどん前に飛び出してくる、わくわくドキドキする攻撃を見たいんですよね。
そういう意味では、09シーズンはJ1に復帰した広島にも期待しているんです。
たとえミラーになって戦術が変わっても、
せめてあの怒涛の走力と底なしのスタミナは
ジェフの伝統としてずっと継承してもらいたいです。
※ちなみに水野はストラカンからそういう部分をかなり評価されているようですね
「今後の補強ポイント」というテーマからはずれてしまいましてすみませんでした。

posted by ぴっころ | 2009-01-09 12:41

加入発表から考える今後のジェフの補強ポイントについて

コメントありがとうございます。

ぴっころさんのご意見、私も同感です。
オシムのサッカーはまたみたいですし、あの面白い試合ばかりのジェフは最高でした。

広島はオシムのサッカーに最も近く、それだけに楽山選手や中島選手、ストヤノフ選手もいるだけに、最も対戦が楽しみなチームの一つです。

ジェフとしては、ミラーのサッカーをする上でも、「考えて走る」というキーワードが不必要になるわけでもないですし、伝統として受け継いでいって欲しいですね。

水野選手の話、初めて知りました。
なんだか嬉しくなりました。ありがとうございます。

posted by マルコス | 2009-01-10 18:03

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