2008年12月02日

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

今年もいよいよあと1試合を残すのみとなったJ1リーグ。

今回は順位よりも、得点ランキングに注目した記事を。

J1得点ランキング(日刊スポーツ)


■エースの特徴

日刊スポーツでの得点ランキングを見ていると、各クラブのエースの特徴がわかります。

最も特徴的なのは、川崎のジュニーニョ選手でしょう。

右足で11得点、左足1得点の計12得点。

スピードのあるドリブルから、抜け出して右足で決める。

自分のスタイルというものを完全に確立している選手ですね。

逆に柳沢敦選手は、右足4点、左足6点、ヘッド3点という数字を見てもわかるように、非常にバランスの取れたFWです。

ポストプレー、フリーランが非常に長けていることで、多くの得点パターンを持っている選手です。

また、赤嶺選手の得点率.343はリーグでも飛びぬけた数字であり、これからが楽しみな選手。

以前ジェフにも所属していたマルキーニョス選手は21得点で鹿島初の得点王をほぼ手中に収めています。


■今年の巻誠一郎

代表で中断中のチーム練習に参加出来ず、また怪我もあったシーズンでしたが、巻選手はここまで11得点でリーグ9位の成績です。

昨年、色々と叩かれて、代表でも戦力外扱いの記事やブログを見ましたが、今年の成績に関して文句を付ける方は少ないのではないでしょうか。

低迷するジェフにあって、ポストプレーや守備はもちろん、得点ランキングトップ10の選手の中で2番目となる.256の得点率。

05年、06年以来となる自己ベストの12得点もあと1点に迫っており、当然ながら最終戦で自己記録の更新を目指して欲しいですね。

シュートすら打つチャンスがなかった試合もありながら、この数字は充分評価に値すると感じます。

得点の内訳を見ると、右足4得点、左足0得点、ヘッド7得点と、やはりヘディングでのゴール数がリーグトップ。

「利き足は頭」という発言ばかりが面白おかしく取り上げられていますが、ヘディングで得点する能力は、リーグ屈指であることは間違いないと思います。


■巻誠一郎の特徴

日本では、背の高いポストプレイヤーに対して、「デクの棒」や「電柱」といった呼び方をしますが、私はそういう純粋なポストプレイヤーは国内にほとんどいないように感じます。

前述した柳沢選手や磐田の前田選手は万能型のストライカーであり、新潟の矢野選手はスピードがあってサイドプレイヤーとしても機能する。

巻選手に関しても、スタンディングジャンプでの競り合いは、そこまで強くないように感じます。

柏の古賀選手、浦和の田中(闘)選手、神戸の北本選手当たりと競る時はどうしても苦戦してしまいます。

巻選手の特徴として、「最後まで諦めずに走る」、「前線からのチェイシング」などが挙げられますが、私が最も魅力的に感じるのが、「勢い良く頭から飛び込む」シーンです。

巻選手自身が尊敬する選手として挙げているように、プレースタイルが最も似ているのは磐田の中山選手でしょう。

なんとしてでも体に当ててゴールしようとする意思は、代表でのエアゴールを見ていても凄く伝わってきます(あれは触れてないけれど)。

クロスボールが低くても高くても、頭でねじこんでくれる選手というのは見ていて本当に興奮しますし、ゴールシーンはやはり盛り上がります。

今年の鹿島戦でのツーゴールは「これぞ巻誠一郎」という素晴らしいゴールで、巻選手の特徴を最もわかりやすく伝えてくれるゴールだったと思います。

最終節、東京戦はなんとしてでも巻選手へクロスボールを集めて、どんな形でも良いので、ゴールにねじ込んで欲しい、そう願います。


関連動画:
犬 v 鹿 2008 DIV1 20th reg Highlight
ムァキ研究所(サッカー日本代表選手特集・エピソード4)


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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posted by marcos2008 |12:25 | ジェフ千葉 エトセトラ | コメント(12) | トラックバック(0)
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J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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東京Vはいるかが叩いておきます。(Vサポの方、申し訳ないが優勝の可能性もあるんで・・・)
心置きなく、勝ってください。

posted by いるか | 2008-12-02 14:12

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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いつも楽しく読ませていただいています。
私も巻選手は「ポストプレーヤー」ではないと思っています。先日対戦した横浜FMの金選手のようにゴールに背中を向けて、送られてきたボールを後ろから上がってくる選手に落とす(彼は殆ど競り勝ち、しかも正確に落としてましたよね)タイプとは違うと思っています。
管理人様おっしゃるとおり、巻はゴールに突進してこそ巻!いつぞやのインタビューで深井選手が「巻は適当に放り込んでおけば合わせて決めるから」と言ってましたけど、その通りだと思います。高くてフワーッとしたボールよりも、早くて低いボールに頭を合わせていくのが巻のすたいるですよね。
土曜日もそういうボールをどんどんゴール前にあげてほしいのですが…。

posted by なお | 2008-12-02 18:05

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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巻の良いところは御指摘の通りだと思うが
足元の技術のなさは致命的で高校レベルである。

あの位置でキープができないとなると必然的に戦術も限られる。深井・谷澤・ミシェウ・新居なんかもっと巻とグラウンダーでやりとりしたいはずだ。
でないと中へ切り込めないし、エリア内で受けたボールに対し少しはシュートの意識を持って欲しい。

結果として、ジェフは巻へのハイボールしか戦術がない状態にあり、12点取ってはいるが他の選手の戦術の幅を狭くしている(他の選手の得点を少なくしている)ので、評価はできない。しかもボールを収められないということは中盤の選手が上がりたくても上がれません。
巻が他の選手の特徴を殺してもいることになり、これが今日のジェフの低迷の原因でしょう。勝つときもありますよ?
でも、トータルで行けば負けが込むでしょうね。

去年今年と巻中心の戦術をやって惨憺たるありさまなので早く脱却しないと手遅れになるよ。本当に。いまや前線からのチェイシングなど、どこのチームでもやっているのだから。

posted by いやー | 2008-12-02 21:06

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>>いるかさん
コメントありがとうございます。

川崎さんも自分たちのため、優勝目指して心おきなく闘って下さい。
私たちも頑張ります。

posted by マルコス | 2008-12-02 22:35

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>>なおさん
お世話になっております。
コメントありがとうございます。

確かに、横浜FMの金選手は久々に見る典型的なポストプレイヤーでしたね。
高さがあって、怖い存在でした。

あの体格と勢いで、ゴールに飛び込む姿は、相手に驚異を、そして、恐怖に打ち勝つ勇気を持った勢いある飛び込みは見ている私たちに勇気を与えてくれますね。

例えば、金選手であれば当然高いボールが有効なのでしょうが、おっしゃる通り、巻選手は早いシュート性のクロスに対しての反応が抜群に良いと感じます。

土曜日、早いクロスに合わせて、ゴール裏へ駆け寄る巻選手の姿が見たいですね。

posted by マルコス | 2008-12-02 22:52

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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おが~わ、が決めております!!

posted by r | 2008-12-02 23:58

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>>いやーさん
コメントありがとうございます。

本来、記事に盛り込むべき私の意見でしたが、お昼に急いでこしらえたため、ここで付けたしたいと思います。

ご指摘の通り、足元の技術力はレイナウド選手、新居選手、青木孝太選手らと比べてもやはり劣りますね。

年々上達していることは間違いないですが、巻選手は万能型ではなく、ジュニーニョ選手のような一芸に特化したタイプのFWだと思います。

去年今年と巻中心の戦術をやって惨憺たる有様で、脱却しないと手遅れになる、というご意見には私も実は賛成です。

巻選手は戦術の中心ではなく、攻撃の最終地点であるべきだと考えています。

そのために必要なのが、それこそ戦術の中心になる選手で、理想を言えばマリオ・ハース選手のような技術も兼ね揃えた選手の存在です。

そういう意味で、中心として期待しているのがミシェウ選手であり、工藤選手です。

実際、ハース選手が抜けた後に、巻選手を経由して攻撃することが多かったのですが、巻選手にはどうしてもワンタッチでプレーさせたいため、セカンドボールを拾う役目を持った選手が必要でした。

昨年であれば、羽生選手なり佐藤勇人選手なりがいたところですが、クゼ時代にはそれが不在であり、ミシェウ選手や深井選手の加入でようやく形になってきました。

個人的に求めたいのは、「巻選手中心のサッカー」ではなく、最後に巻選手が飛びこんで決めるシーンなのですが、それに関しては来季以降の課題になるかと思います。

ただ、一方で巻選手のポストの能力も昨年の後半から非常に良くなってきています。

これまでは、ワントップでありながらサイドに流れるシーンが多く、当然サイドから何か出来る選手ではないために、チャンスを潰すこともありましたが、段々と流れるのを我慢して中央にいるシーンが多くなり、ワンタッチでの落としと少しその場でキープしての預けるパスが非常に上達したように感じております。

おっしゃるように、新居選手のように犠牲になっている存在がいることは間違いないとは思いますが、グラウンダーのプレーに関して、上達しているという面もあるかと思います。

まあ、これは擁護ですが(笑)

エリア内で受けたボールに対して、シュートの意識が薄いのは、ハース選手の影響もあり、またポストプレーをそれだけ意識している、とポジティブに見ています。

前線からのチェイシングに関しては、他のチームも行っているのは理解しています。
ただ、ワントップでありながら90分手抜きせずにチェインシグしている姿は他のチームでは中々見られないかと思います。

時々、ガス欠を起こして、ポジションに戻れない時がありますけどね(笑)

posted by マルコス | 2008-12-03 01:06

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>>rさん
コメントありがとうございます。

小川選手、大活躍ですよね。
今年のベストイレブンは間違いないでしょう。
私も良くサカつくでゴールを決められています。

posted by マルコス | 2008-12-03 01:07

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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本エントリーとは、ちょとズレちゃうけど、
マリオを思い出して、懐かしくも寂しい気分になりました。
あの時の、サッカーは本当に面白かった。
カウンターを受けた際、たびたび数的不利になりドキドキものでしたけど。

決して強いサッカーじゃない。
でも、掛け値無しに楽しいサッカーだったなぁ

posted by 黄色い妖精 | 2008-12-03 22:27

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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たしかに巻のいいところは、ルーズボールなどをおう
所だと思います。またチームの3分の1は
巻の得点ですしね。
あとは足元の技術をもう少しがんばれば日本に必要な
1人となると思います!

posted by でびー | 2008-12-03 23:19

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>黄色い妖精さん
コメントありがとうございます。

ハース選手、今はオーストリアの国内リーグで活躍していますね。
彼の存在は巻選手にとって、ピッチの上でもピッチの外でも、不可欠な存在だったのではないか、と感じています。

楽しいサッカー、という点に関して、私も同意です。
羽生選手などはそれを追い求めて東京へ行ったようにも感じました。

でも、昔を振り返ってばかりじゃダメですよね。
次に繋げるために、東京戦は絶対に勝ちたいと思います。

posted by マルコス | 2008-12-04 01:37

J1得点ランキングと巻誠一郎の特徴について

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>でびーさん
コメントありがとうございます。

巻選手に関しては、攻守およびサポーターを鼓舞する意味でも非常に重要な存在だと思います。

足元の技術は、例えばマリノスの中澤選手もプロで長くやっていく中で非常に伸びましたよね。
そういったこともあって、巻選手にも、技術面での更なる向上を期待してしまいますね。

posted by マルコス | 2008-12-04 01:40

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