2010年02月09日

4-3-3システムで昇格のためのサイドアタックを

ジェフユナイテッド市原千葉 熊本キャンプ入り

石垣市でのキャンプも終わり、次は熊本でのキャンプが始まります。

フィジカル中心のメニューだった石垣と違い、熊本では多くのトレーニングマッチが組まれているだけに、07年から付けられていない勝ち癖を今年こそはキャンプで付けて欲しいところです。

さて、その勝ち癖を付けるために必要なものは、最近の日本代表の試合を見るまでもなく、「ゴール」なのだと思います。

無失点を目指すサッカーをほとんど実現出来ないまま、それを貫くことも出来なかったジェフとしては、今季の攻撃サッカーは是が非でも完成へ近づけていきたいところ。

じゃあ、その「ゴール」を奪うためにはどうすればいいのか。

もしかすると、そのヒントはすでに石垣キャンプで明かされつつあるのではないでしょうか。

今季、1年でのJ1昇格を決めるために、どのようなシステムで、どのような攻撃方法でジェフは戦うのか。

今回は石垣キャンプで行われた練習試合から今季のジェフのフォーメーションと江尻監督が目指す攻撃パターンについて考えてみたいと思います。

なお、タイトルでネタバレしていることは内緒です。


参考記事:「4-3-3」システム論(FCKSA55様)
 「3top」「4-2-3-1」システムの概要(VF戦術研究所様)

続きを読む...

posted by marcos2008 |12:15 | ジェフ千葉 エトセトラ | コメント(3) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月05日

2009ジェフユナイテッド選手短評 背番号31 青木良太

31 青木 良太 25歳 DF 年俸 1200万円

代表歴:U-16日本代表、U-17日本代表、U-21日本代表
前登録チーム:ガンバ大阪

【2009リーグ成績】
試合数 26
出場時間 2298分
得点 0
シュート 9(決定率0.0%)
アシスト 0
警告 5 退場 0

クロス 10/52 成功率19.2%
ドリブル 13/28 成功率46.4%
空中戦 45/82 成功率54.9%
クリア 86(チーム5位)
タックル 46(チーム7位)
ブロック 78(チーム2位・リーグ8位タイ)
 

さて、いよいよオチです。これといって面白いことは言えませんが。

今季も軒並み高い数値を残している青木良太選手。

元々、三菱養和SSから市立船橋高校へ進み、市船でも1年生でレギュラーを獲得し、3年生の時には世代別代表の主力であり、全国制覇も達成している青木選手。

2001年FIFA U-17世界選手権では日本代表の背番号2(工藤選手が今と同じ10番)を付けており、プロ入り前にFC東京に強化指定選手として登録、高校卒業時には多くのオファーがある中でガンバ大阪に入団。

サッカーに関しては本当にエリートで、福元選手と同じように将来性豊かな選手なのですが、そう感じさせないポップさはやはり自身のブログの影響でしょうか(そのせいか時々、過小評価されているようにも感じます)。

それでも、やっぱり明るいキャラクターはありがたいですよね。

昨季のプレーに関しては、相変わらずミラー好みの守備に重点を置いたプレーだったように感じます。

空中戦に強く、カバーリングも出来て、テクニカルなドリブラー相手にも強さを発揮出来ていました。

逆にそういうプレーであれだけ重宝されると、意識も守備的になるでしょうが、江尻監督就任後は割と早い内から意識を切り替えて、攻撃参加も増えてきました。

本職はセンターバックであるにも関わらず、左右のサイドバックでもボランチでも攻撃的でも守備的でも違和感なくプレーすることが出来る。

この辺りの適応能力の高さが青木良太選手の最大の魅力ですが、一方でガンバ時代に色々なポジションをたらい回しにされてレギュラーに定着出来なかった要因ではないかと考えています。

どこでプレーさせても無難にプレーすることが出来るから、監督としては便利な存在に、サポーターとしては物足りない存在に映ってしまう(益山選手に関しても同じ心配をしています)。

ミラーが青木選手をベテラン扱いしていたという話を自身が語っていましたが、クレバーなプレースタイルも含めて、そういう風に見てしまう気持ちは理解出来てしまいます。

しかし、やはり本職ではないだけに青木良太選手のサイドバックに弱点も見られました。

元々スピードがある選手ではないだけに、スペースが広がった守備時はリトリートするしかなく、スピードのある相手に振り切られることもありました(太田選手なんて苦手なタイプなんじゃないでしょうか)。

同じように、スピードで突破出来るタイプではないので、サイドを崩したクロスを上げられず、今季はクロス精度も高くなかったことでアシストもなし。

結果的に終盤5試合はアレックス選手にレギュラーを奪われ、出場機会のないままシーズンを終えることになりました。

今季のジェフは左サイドバックに渡邊選手を獲得し、アレックス選手もチームに残った。

そんな中で、4日に行われた流通経済大学との練習試合で茶野選手と共にセンターバックでプレーしたことは個人的には嬉しいニュースです。

もう若手選手ではないのだから、色々なポジションで起用するのではなく本職で勝負させてあげるべきだと思いますし、ロングボールの精度や元々の守備力はミラー時代に実証済み。

ミリガン選手のバックアッパーとしてはすでに違和感がないですし、出来ればセンターバックでのレギュラー定着も目指して欲しいところ。

今季を迎えるにあたり、江尻監督が最初から青木選手のセンターバック起用を想定していたのであれば、サイドバックを多く補強したことやセンターバックの補強が少なかったことも理解出来ます。

左サイドバックにセンターバックの選手をプレーさせる時代は終わり、エリートでユニークな青木選手が本職で思い切り輝く姿を、両手を挙げる準備をして楽しみに待ちたいと思います。


【今季達成して欲しい目標】

・レギュラー定着(センターバックで)
・ホーム全試合で「良太バンザイ」


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

marcos2008-75791.gif  marcos2008-75792.gif  marcos2008-91487.gif

これにて選手短評シリーズ終了です。

最後まで読んで下さった方には心から感謝です。

選手個人個人にはファンもアンチもいるでしょうが、いつも暖かい反応をありがとうございました。

今季の選手たちの活躍に期待しましょう。

ところで、新加入の渡邊選手が好調のようで、北信越リーグファン(?)としては嬉しい限りだったりします。


posted by marcos2008 |11:30 | 選手短評 | コメント(10) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月03日

巻誠一郎が中心とならないチームへ

タイトルとは裏腹に気を抜いた記事です。

今週号のサッカーダイジェストを読みました。

特集はJリーグの選手名鑑でジェフの戦力評価「65」は柏と並んでJ2トップ。

高い評価を頂いたことは嬉しいですが、サッカーコラム J3 Plus+様のJ2順位予想を見ていると、ジェフは3位予想で振れ幅は1~6位。

なかなか簡単なシーズンにはならないでしょうね。

その他にもサッカーダイジェストではセルジオ越後さんのコラムで柏とジェフが協力して新たな選手育成プロジェクトを行うことが書かれていましたが、個人的に最も印象的だったのは表紙でした。

各チームの顔となる選手が掲載される中で、ジェフの顔には佐藤勇人選手。

これは凄く良いことだと思います。

というのも、これまでのジェフでは巻選手にかかる期待(負担と置き換えても良いでしょう)が大きすぎたように感じます。

チームの象徴でエースで時折キャプテンマークも付けて、降格が決まった後も彼一人にカメラマンが群がっている。

ミラー時代は多用されるロングボールを全て巻選手が競っていたため、序盤のフリックオン数はリーグでも飛び抜けていましたが、それでも彼が「前線でタメを作れない」ことをよく批判されていました。

それは最も高額な年俸を貰っている選手ならば当たり前のことなのかも知れませんが、今季はサポーターと選手を繋ぐ存在だった下村選手も放出が決まっていたことで、益々巻選手にかかる重圧が大きくなるのではないかと不安に思っていました。

しかし、今季は佐藤勇人選手という攻守でジェフの中心になれる選手が帰ってきた。

工藤選手や中後選手、谷澤選手ら将来ジェフの中心になれる存在はいるものの、勇人選手は「即中心」になれる存在です。

京都時代だけでなく、ジェフでもキャプテンマークを巻いており、07年に放送された某番組の「キャプテン翼・Jリーグ・夢のコラボレーション」という企画ではキャプテン翼の作者である高橋陽一先生が、その年のJリーグでのゴールから「日向くんっぽいゴール1位」に巻選手(ホーム甲府戦)、「翼くんっぽいゴール1位」に勇人選手(アウェー東京戦)を選出されていました。

そこまで万能な選手でないにも関わらず、昨季の巻選手は翼くんの役目も日向くんの役目も同時にこなさなければならない立場でしたが、今季は勇人選手がいます。

中心や主役を任せられる存在が戻ってきたからには、巻選手にはこれまでよりもゴールや自分のプレー、もっと言えば個人の目標にこだわって欲しいですし、こなす役目は日向くんだけで充分。

そして、若手選手には巻選手や勇人選手が元気な間にチームの中心へと成長して欲しいですし、新しいジェフの象徴になってくれればと思います。

また、青木孝太選手や金沢選手、そして戸島選手には巻選手からエースの座を奪えるくらいの活躍を期待したいところです。

「巻誠一郎」が一人のFWになるようなチームへ。

決して簡単なシーズンではないどころか、むしろこれまでで最も苦しい1年になるであろう09年シーズンですが、多くの選手が開花する瞬間を見ることが出来るシーズンであることを願います。

そのためにも、まずはこのキャンプでのアピールから。

この時期は選手たちに頑張って貰いましょう。


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

marcos2008-75791.gif  marcos2008-75792.gif  marcos2008-91487.gif

なお、勇人選手の復帰に賛否両論あることは理解しておりますが、今回はそのことには触れませんので、ご了承下さい。

ちなみに。

大空翼セレクトゴール(所属は当時のものです)
3位 梅崎司選手(大分)
2位 フェルナンジーニョ選手(清水)
1位 佐藤勇人選手(ジェフ)

日向くんの2位はチョ・ジェジン選手(清水)でした。


posted by marcos2008 |12:09 | ジェフ千葉 エトセトラ | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月02日

2009ジェフユナイテッド選手短評 背番号30 島津虎史

30 島津 虎史 31歳 GK 年俸 -

代表歴:なし
前登録チーム:徳島ヴォルティス

【2009リーグ成績】
試合数 0
出場時間 0分


昨シーズン途中、中牧大輔選手の怪我もあり、緊急的に補強した島津選手。

個人的に明るいキャラクターや聞き取りやすいコーチングで好感を持っていたのですが、残念ながら09年限りでの契約満了となり、現在も所属先が見つからない状況。

元々徳島を戦力外となっており、このままお笑い芸人の道へ進んでしまうのでは、と不安な日々が続いています。

それでも、島津選手は自身のブログで「ボロボロになるまでチャレンジします」と語っており、そもそも昨年も徳島の戦力外から開幕後にジェフに加入してJ1でベンチ入りまでしたのですから、ぜひとも自身輝けるクラブを見つけ欲しいところです。

・・・虎年ですしね。

さて、ジェフというクラブが長年良い補強が出来ていないポジションがこのGKです。

これまで下川さん、立石さん、櫛野選手、岡本選手と常に生え抜きの選手でレギュラーをまかなっており、おそらく将来は中牧選手なり佐藤慎之介選手がフクアリのゴールマウスを守ることになるでしょう。

その一方で、今季の島津選手のように獲得はしたものの、ほとんど出番もなく去っていく選手も多いです。

黒河選手や石川選手、高嵜選手など、どうしてもジェフのGK補強はバックアップ要員を集めるものが多く、レギュラークラスの補強は行われていません。

むしろ、ガンバでプレーする太洋一選手や新潟に移籍した高木貴弘選手のようにユース出身の選手が他のクラブに所属していることが多いのも特徴的です。

柏や浦和、川崎や名古屋、ガンバや磐田、それに今季の広島などレギュラークラスのGKを補強するクラブもありますが、正守護神は生え抜きに任せることが一つのジェフの伝統とするならば、今後も移籍補強のGKに大きな期待はかけられないかも知れません。

それでも、島津選手のように若手の見本となるような選手の獲得は無駄にならないはずですし、そういった外からの風も受けながら、生え抜きのGK王国千葉をこれからもクラブの伝統として築き上げて欲しいと思います。

【今季達成して欲しい目標】

・所属先決定
・一年でも長い現役生活を


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

marcos2008-75791.gif  marcos2008-75792.gif  marcos2008-91487.gif

ジェフのオフィシャルサイトがリニューアルしましたね。

なんだかちょっとmixiチックで良いんじゃないでしょうか。

選手プロフィールを眺めているのも楽しいですし、ユナイテッドパーク 初めての雪景色!も素敵です(更新が頻繁になってくれれば良いですね)。


posted by marcos2008 |12:05 | 選手短評 | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月01日

2009ジェフユナイテッド選手短評 背番号29 青木孝太

29 青木 孝太 22歳 FW 年俸 900万円

代表歴:2006U-19代表、2007U-20代表 
前登録チーム:ファジアーノ岡山FC(09年レンタル移籍)
関連記事:違うチームのユニフォームを着てゴール裏へ行く行為について
青木孝太のファジアーノ岡山移籍について
なぜ日本の若き才能は伸び悩むのか
参考記事(サッカーコラム J3 Plus+様):【仙台×岡山】 期待に応える青木孝太
【岡山×熊本】 青木孝太の1トップ 


【2009リーグ成績】※岡山での成績
試合数 31
出場時間 2262分
得点 6
シュート 41(決定率14.6%)
アシスト 0
警告 4 退場 0

ドリブル 23/49 成功率46.9%
クロス 7/30 成功率23.3%
スルーパス 25/54 成功率46.3%
空中戦 132/245 成功率53.9%


「岡山でしっかりと新たな経験を積み、ひと回りもふた回りも大きくなってフクアリへ帰って来たいと思います」。

そんな言葉と共に、09年シーズン途中にレンタル移籍した青木選手ですが、本人の努力や岡山さんの協力もあって、本当に良い経験をした一年だったな、という印象があります。

岡山では1トップやサイドでプレーし、キレの良いドリブルと一瞬のスピードという自分の得意なプレーを活かしながら多くの出場機会を得たことは、移籍前に「試合に出てこそ、得られるものがあると思います」と語っていた彼自身にとって大きな財産になるでしょう。

そして、ジェフのサテライトで燻っていた頃の青木選手の姿を知る江尻監督が彼の復帰を望んだのであれば、もしかしたら今季は青木選手がブレイクする一年になるのかも知れません。

元々、他の選手とは違って直近でJ2を経験している強みもありますし、ポゼッションサッカーへの回帰も彼にとっては追い風になるように感じます。

また、青木選手と同様に高校時代からジェフサポーターに愛され続けてきた林選手がジェフに復帰しましたが、林選手はプレースタイル的に似た部分も多く、学ぶべきことも多いように感じます。

その一方で、林選手よりも実力が不足されていると判断されれば再びベンチ入りも出来ない状況になる可能性もあるだけに、学ぶべきところは学び、その上で林選手を年内に超えるくらいの実力を付けてくれればと思います。

以前、ビエルサのサッカーに関する記事を書きましたが、個人的には「クラウディオ・ロペス」の役割を果たすことが出来る一番手は青木孝太選手だと考えています。

今季のシステムはまだわかりませんが、2トップならばアマル時代の役割をこなし、1トップと3トップならばサイドでのプレーとなるでしょう。

クゼ時代は物足りなさがあった青木選手のサイドでの動きは岡山移籍で最も成長した部分と考えていて、実際に三木良太選手が前線の起点となった時にサイドの青木選手が見せたトリッキーな動きやパス、スピード豊かなドリブル突破はジェフにとって面白いオプションになるはず。

サイドから内へ切り込む動きだけでなく、空中戦も向上しているだけに、シュートセンス豊かなセカンドストライカーとしても、ドリブルを中心としたアタッカーとしても期待が出来る存在になってくれました。

今季はセクシーなプレーヤーがフクアリに再び帰って来てくれたことを喜ぶと共に、ジェフのプリンスがチームの中心選手への成長する姿を楽しみにしたいと思います。


【今季達成して欲しい目標】

・レギュラー定着
・年間二桁得点


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

marcos2008-75791.gif  marcos2008-75792.gif  marcos2008-91487.gif

ジェフサポーター内でtwitterが流行中みたいです。

私もジェフサポーターの方々を(勝手に)フォローしたりして楽しんでいます。

そして、無意味に呟き続けているのですが、いまだに何をどうしていいのかよくわかりません。

とりあえず語尾に「なう」って付けておけばいいのかなって思ってます。


posted by marcos2008 |12:09 | 選手短評 | コメント(10) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加