《WILD FANCY SPORTS》

妄想シリーズ 完結編 読売ジャイアンツ

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第一章 ~阿部慎之助から見えるジャイアンツの課題~

秋元康はこう言った。「AKBとは高橋みなみのことである」
原辰徳はこう言った。「ジャイアンツは阿部慎之助のチームである」

この2つの言葉は似て非なり。

高橋みなみは2012年AKB総選挙において6位を獲得し、上位の大島優子・まゆゆ・ゆきりん・ヘタレ指原・マリコ様、下位のこじはる・ともちん・W松井・新星ぱるるなどがクローズアップされる中、彼女はそのリーダーシップから総監督に任命されAKBをまとめる役割、いわば黒子に徹している感が強い面がある。

一方阿部慎之助は2012年首位打者・打点王の二冠を獲得しジャイアンツ日本一の原動力となり、野手陣の坂本・長野・村田・由伸、投手陣の内海・杉内・山口・澤村・新星?西村などスター選手揃いのジャイアンツの中でも圧倒的存在感を放つ選手であり、主将・4番・捕手といくつもの重責を背負っている。

阿部慎之助=高橋みなみ+大島優子+前田敦子

2つの言葉の裏には
「高橋みなみはAKBの精神的支柱である」
「阿部慎之助はオンリーワンであり、ジャイアンツは阿部依存症を患っている」
という側面が見え隠れしている。


昨年史上初の五冠を達成したジャイアンツ。
今年もその戦力は維持されており、菅野・香月・ロペス・アコスタ等新戦力の上積みもあることから優勝候補筆頭であることは他球団ファンも認めているところであろう。

だが・・・・もしも阿部が長期離脱してしまえばどうだろうか。
他球団は着々と戦力補強しており、主将・4番・捕手の不在のジャイアンツは確実に混迷していく。
つまり阿部の存在は強みであり弱点でもあると言えるのではないだろうか。

実際 膝に爆弾を抱えており年齢的にもピークを越しつつある今年は、WBCの影響もあり昨年のような成績を挙げることは難しいと予測でき、最悪離脱することも充分考えられる。
阿部の担う重責を軽減することが連覇への近道となると思うのは私だけではないだろう。
もちろんそれは容易なことではない。今すぐ阿部の役割を担える選手も見当たらない。それ故に阿部は高年俸である。
しかし、今年は少なくとも阿部依存症から卒業する準備を始めなければならないと筆者は感じている。

そこで以下の見解を示したい。

先ずは主将。
ここは坂本か長野以外考えられないだろう。
坂本はFA権取得が迫っており取得後の動向が気になるところだが、着実に実績を挙げてきており名実ともにジャイアンツNo.1野手であることに疑う余地はない。本人も自覚しているであろう。
長野は今年4年目と浅いせいか遠慮がちな面が見受けられるが、プロ野球の世界は芸人と違い年功序列であり年齢的にも申し分ない実績的にもチームを引っ張っていく立場になっている。
内海の選手会長と阿部の主将を引き継ぐことは当然であり、2人にはその自覚と責任を持ってもらいたい。

次に4番。
坂本・長野という声もあるが4番タイプではないと思う。
ここは個人的に村田を推したい。
というか、原監督がロペスの5番起用を仄めかす今は4番しか村田の存在価値を見いだせない。

サードが固定できて守備が安定していることで2億を超える年俸を払う球団はどこにもないのです。
移籍1年目の遠慮とかジャイアンツ故のプレッシャーとか今年はもう聞きたくないのです。
貴方の意地に期待して4番を任せたいのです。
そして大田に引き継いでもらいたいのです。

6~7番ならば中井や坂口を起用すべきである。
もちろん当初の4番は阿部であることは間違いないが、交流戦あたりから6番あたりで楽に打たせたい。
代わりの4番を任せられるのは、見渡しても村田にかおらず2年目の彼は充分期待に応えてくれると信じている。

最後に捕手。
総合力において阿部と控えとの実力差はあまりにも大きいことは間違いないが、膝の状態を考えると3つの課題の中でここが一番切実であり実松・加藤の出場機会が増やすことで1B・DH起用或いは休養することは現実的であろう。
ただし、今年迎える年齢は実松33・加藤32であり阿部とそう変わらないことを考えると、2~3年後に向けて若手捕手の育成も必要となってくる。
井野30・市川28・鬼屋敷22 いずれも帯に短し襷に長しというところであろうか。
今年のドラフトで1位指名するであろう森クンを獲得できれば未来は明るいのだがクジ運次第。
年齢的にも鬼屋敷に期待がかかるのだが、捕手の育成は一朝一夕にはいかないのはご承知のとおりである。
高城や大野ごとく併用でどんどん経験を積ませることが理想なのだが、今年は鬼屋敷若しくは市川を第三捕手としてベンチ入りさせて将来への道筋くらいは見せて欲しい。


第二章 ~2013年オーダーを考える~

1 右 長野
2 中 松本哲
3 遊 坂本
4 捕 阿部
5 一 ロペス
6 三 村田
7 左 大田
8 二 藤村(寺内)
9 投

右代打 谷 矢野 寺内
左代打 由伸 石井 古城 亀井 横川 (小笠原)
代走   鈴木 (藤村・寺内・大塁)

これが現実的な基本オーダーだろう。
大田は将来のためにもぜひ起用したいところだ。
交流戦DH有の場合は阿部をDHに起用し、実松が入ることになるだろう。

個人的に懸念しているセカンド・と左のロングヒッター。
それに第一章の課題を当てはめてオーダーを組んでみると次のようになる。

  開幕~交流戦前   交流戦~7月   8月以降

1 右 長野        右 長野      左 大田
2 中 松本哲       中 松本哲     中 松本哲
3 遊 坂本        遊  坂本      遊 坂本
4 捕 阿部        三 村田      三 村田
5 三 村田        捕 阿部      右 長野
6 一 由伸         二 ロペス     捕 阿部
7 二 ロペス        一 由伸       二 ロペス
8 左 大田        左 大田      一 由伸
9 投            捕 実松(阿部DH時)             

藤村は松本哲とキャラが被り、寺内はオールラウンドのサブとして、そして大田の起用を前提とすると左のロングヒッターはファーストでしか使えないので、守備の不安はあるもののロペスのセカンド起用で¥となった。
状態次第ではファース小笠原にも期待したい。
亀井贔屓の筆者であるが、今年は外野に専念するようなので。

このオーダーは妄想的要素が強いのでリアリティの欠けると思うが、大田のシーズンを通しての起用と阿部の6番は切に願うところである。

ついでに現段階での3年後外国人なしの妄想オーダーといこう。

1 中 橋本 (松本哲)
2 二 大塁 (藤村)
3 遊 辻
4 左 大田
5 右 長野
6 一 阿部
7 三 中井 (坂口)
8 捕 鬼屋敷
9 投 菅野 宮國 リン 高木京 岸 松本竜 (澤村は抑え)

坂本のFA海外移籍を想定してのオーダー。
こうしてみるともう一枚左の巧打者が欲しいところである。
FA・トレード・外国人での補強になると想定されるが、ここはやはり阿部の後継者の点からも左の巧打者森クンが欲しい。

それぞれが順調に成長することを願うばかりである。


第三章 ~2013年投手陣~

先発左 内海 杉内
先発右 ホールトン 澤村 宮國 菅野
中継左 W高木 阿南
中継右 福田 香月 アコスタ 久保 越智
セットアップ 左 山口 右 マシソン
クローザー 西村

故障明け、故障がちの選手はいるものの豪華・万全・盤石である。

しかし、盤石であるが故の不安・・・・・
控えとの実力差。
内海のWBCの影響による2009年の悪夢が思い出される。
杉内の左肩故障は再発しないのか。
菅野はブランクによる影響はないのか。
マシソンは連投に耐えうるのか。
西村を信じていいのか。

そして山口。
毎年70試合前後、ほぼピンチの場面で登板しており勤続疲労はないのか。
山口の離脱は阿部のそれと同等の影響を及ぼすことになる。
高木京の先発も見てみたいが、山口の負担が増える要因にもなる。
辻内・岸・公文・今村・須永・松本竜の控え左腕から一人でも親孝行息子の登場を期待したい。

阿部 5億7千万
杉内 5億
内海 4億
山口 2億4千万

今季の推定年俸であるが契約の関係や稼働年数などは承知の上で筆者は山口は安い、あるいは杉内・内海は高すぎると思っている。
先発至上主義が如実に表れているのではないだろうか。

メジャーリーグに倣い投手が分業化され先発完投が少なくなった現在は、ますます中継ぎの重要性がクローズアップされていることは周知の事実である。
先発失格の烙印を押され中継ぎが都落ちの場所として扱われ、セットアッパーの概念もない昔とは全く違うのだ。

山口・浅尾・平野・森福、若手の今村・増井
セットアッパーはエース・クローザーと同等の評価を受けて然るべき役割なのではないだろうか。
内海が4億ならば山口も4億である。





終わりに ~連覇に向けて~

ネームバリューに拘り4番ばかりを集めていた一昔前。
チームを強くしたいというフロントの意志は伝わってきたが、結果が伴わず補強の方向性が問われる形となったことはまだ記憶に新しい。

松井・上原・高橋尚と4番・エースがチームを去り、補強の失敗も重なってジャイアンツファンは辛く悲しい想いをしてきたものである。

しかし、2008年から4年連続で新人王を輩出したことに象徴されるように、生え抜きの選手次々と頭角を現し始めそれぞれがチームに欠かせない存在へと成長してきた。

過去の反省を生かし適材適所の補強で獲得した選手と成長した生え抜きとの融合が見事に調和した昨年は、スタートダッシュには失敗したものの結果として史上初の五冠達成の偉業を成し遂げることができた。

今オフは大型補強はなかったものの、主力の流出もなくまたもや適材適所の補強で戦力の上積みを図れたことに連覇の期待は膨らむばかりである。

先ずはセの制覇
交流戦はあるものの、セの他5球団を倒さずして先は語れない。

そのセ他球団も優勝に向けて着々と戦力補強を敢行してきており、特に相性の良かったタイガース・ベイスターズの充実ぶりは脅威であることは間違いない。
カープも盤石に近い投手陣を有しており、試合巧者のドラゴンズ・スワローズとは昨年イーブンであったことからも今年のセ・リーグは均衡しており主力の故障者を出したチームが脱落していくと個人的に予想している。

その観点から、連覇に向けて今年のジャイアンツが成すべきこと

阿部と山口の負担を軽減する戦力配置に尽きることを繰り返し述べて拙文を終わらせたい。








お気づきの方もいらっしゃると思いますが
某webの論調風にお送りしてみました(笑)

約25日間に渡って妄想シリーズと銘打ち、他球団との対戦を妄想しながら主観と妄想の強い戦力分析と戦い方を載せてきました。
その間多くの方々にご指摘と情報をいただいたことに改めて感謝の意を表してこのシリーズを終了します。

ありがとうございました!!

また新たな妄想シリーズを模索中ですので
その際はまた遊びに来てください^^

それでは、また



















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記事カテゴリ:
《妄想シリーズ》戦力分析
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阿部慎之助
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この記事へのコメントコメント一覧

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-イッキーさん-

情報ありがとうございます。

確かに一昨年・昨年イースタンで2年連続最多出場している河野の方が実績の面から言うと一軍に近いようですね。

とにかく今年の第三捕手は若手から選出し
て一軍での経験を積ませて欲しいところです。

その点も注目してお互い応援していきましょう。





妄想シリーズ 完結編 読売ジャイアンツ

捕手についてですが、
現状だと鬼屋敷よりも河野のほうが、
一軍には近いと思われます。
鬼屋敷はまだ捕手としての基礎段階なので。

妄想シリーズ 完結編 読売ジャイアンツ

-ジャビットさん-

コメントありがとうございます。

冒頭の件は
秋元さんと原監督の言い回しが酷似してると思ったので
比べることで阿部の重要性を強調したつもりでしたが
おっしゃる通り軽率だったかもしれません。
ご忠告ありがとうございました。

ジャビットさんの戦力分析は全てにおいて納得です。
レフトであれファーストであれ、大田はスタメンに名を連ねられるよう頑張って欲しいですね。

山口については、正に私の言いたかったことを丁寧に解説してくださいました。
山口あってこそのジャイアンツであり
山口あってこその内海・杉内・ホールトンですよね。
来季は少なくとも内海くらいの年俸を提示して欲しいです。

坂本は中島の様子見でしょうか。
中島がダメなら坂本が通用するはずがないと思います。
中島が通用しても、個人的には坂本は西岡の二の舞になると思うのでジャイアンツで選手生命を全うして欲しいです。

おっしゃるようにボウカーが日本シリーズ並みの活躍をしてくれたら
村田がだめでもロペス、あるいは思い切って中井・坂口等を起用できるので野手全体の底上げのためにも奮起を期待しします。

丁寧な見解ありがとうございました。
お互いに連覇への道を見守っていきましょう。

妄想シリーズ 完結編 読売ジャイアンツ

AKBと一緒にするのはどうかと…
両方好きな人ならイイですが、野球好き アイドル好きそれぞれいるわけで…


大田についてですが、今年はしっかり争った上で、レギュラーをとってくれれば良いと思うので、レフトはまずは由伸が有力だと思います
期待値で起用させても彼のためにならないと思う
その上で、レフトで由伸とファーストでロペス等と争って欲しいと思います
お前の道はお前が開くのだ と
そうすることで、大田自身はもちろん、他の選手にも競争意識が生まれて高いレベルでの高めあいが出来る
由伸が控えに回った場合
右は谷 矢野 左は由伸 石井
と代打としては、素晴らしいですね
…が、そのあと、守備につく際は不安が残る
由伸はスタメンが妥当ではないかな… と思います
規定打席到達もして欲しいですし

サードの守備がどの程度出来るのか知らないのですが、村田が打撃面で昨年のように不甲斐ない場面が昨年以上に多く出てしまったら、ロペスサード 大田ファースト 由伸レフトもあり得ると思います
全選手レベルアップのために

セカンドも同様、藤村などがしっかりしなければ、大田ファースト ロペスセカンド 由伸レフトも十分あり得る

大田のレギュラーはまずは、ファーストでも良いと思う
レフトと決めつけるのもよくないし、守備固めをする際にはどちらにせよ、レフトは鈴木が入り、大田はファーストになるだろうから

山口については、始まりがまず240万円(だったはず)なわけで、増えた量にすると凄いものです
となると、入団時の年俸に差がある内海のような金額はなかなかいかないのかなとも思える

しかし、山口の働きは内海 杉内レベル
いや違うそれ以上だ
連投 イニングまたぎ ピンチでの登板
彼らの勝利も山口の働きがあったからこそ
やはり、プロは実力主義だ
今年また、素晴らしい活躍をしてくれたら、阿部クラスの年俸を提示しなければならないだろう
昨年まで岩瀬が抑えではあるが、NO.1年俸であった
山口もセットアップではあるが、それに匹敵かそれ以上の年俸をもらう価値のある選手だろう
毎年のように“ほぼ”シーズン半分登板で日本記録も更新した
ぜひ今年は彼の活躍とともに、球団の評価 誠意にも注目したい
メジャーは考えているのかな…
坂本はショートというポジションがネックになってFAはないのではないだろうか
山口はマイナー時代の元チームメイトがメジャーの舞台での活躍を見て自分も行きたいと思ってるのではと思ってしまう
二人ともジャイアンツの中心選手として残って欲しいが世界で活躍する姿も見てみたいですね


今年はさらなる育成と外国人の活躍が重要なポイントでしょうね
坂本のバックアップになれるショート
レギュラー任せられるセカンド
将来4番候補の大田の覚醒
左の先発

マシソンも昨年入団当初は外れかと思ってしまいましたが、しっかりコーチの話を聞き良い活躍をしてくれましたから、アコスタも、もし最初ダメでも、焦らず、適応出来るようにして欲しいですね
ロペスは近年メジャーでは成績落としてきてしまってますが、まだまだ老け込む年齢でもないですし、頑張って打線を支えて欲しいですね
となると、ボウカーは2軍となってしまう
頑張れボウカー
ポストシーズンの活躍が忘れられない

外国人枠
ホールトン マシソンは昨年活躍しましたからほぼ確定
普通に順調にいったら、あと2枠は、今年の新外国人でしょうが、ボウカーが他の選手を脅かす存在となって外国人枠の中でも高め合って欲しいですね


長文失礼しました


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