2007年12月12日

高校野球 都道府県別 21世紀枠推薦校データ(12月12日更新)

日本高校野球連盟は11日、21世紀枠の石川県の推薦校となった金沢市工高からの推薦辞退を了承したと発表しました。
今月7日、修学旅行先で2年生部員1人が部外の同級生と自転車を盗んだことが9日に判明。推薦辞退を同連盟に届け出たとのこと。

【21世紀枠概要】
記念大会のため、ことしは21世紀枠は3校。12月上旬からの選考会で関東地区(1都7県)など全国9地区の選考会で各1校に絞られ、この中から来年1月25日の最終選考会で全国9地区を3分割(1、北海道、東北、関東、東京 2、東海、北信越、近畿 3、中国、四国、九州)し、各地区1校ずつに絞られ、出場校が決まる。

▽21世紀枠推薦校一覧
▼第1地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼北海道【21世紀枠】  

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
推薦理由
▼青森県   五所川原農林(県立)県大会4強
五所川原農林1902年 北津軽郡立農学校として創立された県立高校。県高野連は(1)創部90年という県内屈指の歴史を持ち、1970年に県内の農業高校として唯一甲子園に出場。一時は部員数減少などで低迷したが、ここ数年また力をつけている(2)今秋は工藤嵩、仙庭と2人の好投手を擁し県大会3位となり、26年ぶりの東北大会進出を果たした-などを挙げている。

▼岩手県   軽 米(県立)  県大会4強
軽米は1947年創立の県立高校。小規模校ながら、秋季県大会で初の4強入りし、3位決定戦では盛岡大附に延長10回、6-7で惜敗したが、東北大会まであと一歩に迫った。小規模校に夢と希望、勇気を与えた点が評価された。軽米地区で中高一貫教育を取り入れれているモデル校でもある。

▼秋田県   大曲工(県立)  県大会優勝   東北大会8強
大曲工は1962年創立の県立高校。野球部は翌1963年に創部された。春夏を通じ甲子園出場経験はないが、昨年と今年で計4回あった東北大会に、春1回、秋2回出場するなど、近年安定した成績を挙げていることが推薦理由。

▼山形県   山形中央(県立) 県大会準優勝  東北大会2回戦
山形中央は1946年創立の県立高校。今秋の県大会では準決勝で酒田南を降し、決勝で日大山形に敗れた。2年ぶり6回目出場の東北大会では2回戦で盛岡大付(岩手)に惜敗した。これまでもあと一歩で甲子園出場を逃し、春夏を通じて初の甲子園を目指している。(1)真摯(しんし)な態度で試合に取り組む姿勢は他チームの模範となる(2)野球部の指導方針として、保護者・環境・地域への感謝を掲げ、部員の生活態度は礼儀正しいなどが推薦理由。

▼宮城県   利 府(県立)  県大会4強 
利府は1984年創立の県立高校。野球部は同年の84年創部。夏の県大会で3度の準優勝を誇る県内有数の強豪公立校。今年は春、夏、秋と3県大会すべてでベスト4に進出し、底力を見せつけた。チーム力の安定性は傑出しており、地域一体となった取り組み、野球に対する姿勢ともに素晴らしい。甲子園という大舞台でも活躍してくれるものと確信している」というのが推薦理由。

▼福島県   小高工(県立)  県大会8強
小高工は1962年創立の県立高校。今秋の県大会で8強入りし、3回戦(準々決勝)で敗れたものの、準優勝した磐城に2―3と健闘した。少子化が進む相双地区で、地元出身の部員のみで構成し、過去の大会でも善戦。工業高校として、資格取得などの学業と部活動を両立していることなどが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼茨城県   水戸一(県立)  県大会8強
水戸一は1878年創立の県立高校。全国有数の進学校で、学業との両立を図っている。「恵まれない野球環境でもひたむきに練習を続け、県内外の強豪校と互角に戦えるチームに成長した」いうのが推薦理由。今秋は32年ぶりに県大会ベスト8に進出。準々決勝で第1シードの東洋大牛久に2-4で敗れた。飛田穂洲の母校としても有名。

▼栃木県   宇都宮商(県立)  県大会4強
宇都宮商は1902年創立の県立高校。1979年の選抜大会でPL学園を土俵際まで追いつめた戦いは今でも語り草になっている。昨今は男子生徒の入学者数が激減する中、秋季県大会で12年振りにベスト4進出。準決勝では、準優勝した矢板中央と延長12回を戦い、9-11で惜しくも敗れた。今秋の県大会で、12年ぶりのベスト4進出を果たしていた。県高野連は「部員が各種検定試験に積極的に取り組むなど、勉強と部活動を両立。その中で、好成績を残した」との評価を推薦理由とした。

▼群馬県   渋 川(県立)  県大会8強    
渋川は1920年創立の県立高校。同校が秋季関東地区高校野球大会県予選でベスト8に進出する好成績を残した▽県北随一の進学校で文武両道を実践している▽専用グラウンドを持たず、他部と供用グラウンドを使用するなど環境面で決して恵まれていないなどが推薦理由。

▼埼玉県   栄 東(私立)  県大会8強
栄東は1978年創立の私立高校。県内屈指の進学校として認知される一方で、部活動も盛ん。野球部は活動時間など厳しい制約の中で個性的なチーム作りをしている点などが評価された。今秋は県大会ベスト8の成績を残した。

▼千葉県   安 房(県立)  県大会準優勝  関東大会1回戦敗退
安房は1901年創立の県立高校。野球部も開校と同時に創部された古豪で、文武両道の進学校。今秋県大会では準優勝し、同関東地区大会に出場したが、1回戦で霞ケ浦(茨城1位)に0―1で惜敗。また今夏の全国高校野球選手権千葉大会でベスト4に進出したなどが推薦理由。全国でも珍しい二学期制導入校としても有名。

▼東京都   東亜学園(私立) 都大会4強
東亜学園は東亜商業として1923年創立された私立高校。野球部は過去3度夏の大会に出場し、川島を擁した1987年度には4強に進出した。近年は甲子園から遠ざかっているが、秋の都大会では4強入りして復活の兆しを見せた。

▼神奈川県  川崎北(県立)  県大会4強
川崎北は1974年創立の県立高校。同校は公立校ながら今秋の県大会で桐蔭学園や横浜創学館など強豪私学校を破り、1975年の創部以来初の4強に進出。準決勝でも、関東大会で準優勝した慶応に善戦するなど、快進撃が評価された。元巨人ー西武の河原純一の母校である。

▼山梨県   甲府城西(県立)  県大会8強
甲府城西高校は、山梨県下初の総合学科高校として1997年4月に創立された県立高校。校訓は「進取創造」(進んで物事に取り組み、新しいものを作り出すこと)。今秋の県大会では8強に進出した。
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▼第2地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼新潟県   阿賀野(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
阿賀野は、前身の県立水原、安田の両校が合併し2005年4月にできた県立校で、野球部も同月に創部。今年9月の秋の北信越地区高校野球県大会では第3代表決定戦で新潟工を降し、同校初となる本大会出場を果たした。マネジャーを含め部員わずか14人の小規模ながら、エースの伊藤勇也主将(2年)を中心にまとまりのあるチームとなっている点などが評価された。

▼長野県   飯山南飯山(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
「飯山南・飯山」は、今春の高校再編で、飯山南と飯山照丘の両校が統合し新設された飯山と、2、3年が在校する飯山南の連合チーム。連合チームという事情に加え、豪雪地帯にあり、4月半ばまでグラウンドを使えないという環境を乗り越え、過去5年間で春秋の県大会で2度の8強入り。今秋は北信越大会に出場するなど好成績を残した。「全部員が地元出身で連合チームながら、一体感のあるチームを作り上げた」など高い評価を受けた。

▼富山県   富山中部(県立)  県大会4強
富山中部は神通中学校として1920年に創立された県立高校。富山県内では高岡高校、富山高校の2校と並び御三家と呼ばれる、県内有数の進学校。今秋の県大会では4強に進出し3位決定戦で敗れたものの、北信越大会にあと一歩と迫った。
県高野連によると、(1)秋季県大会でベスト4に入り(2)同大会で今夏の4強、氷見とシード校の砺波にそれぞれコールド勝ちし、準決勝では富山商に善戦(3)県内屈指の進学校として「野球も勉強も共に頑張る」をモットーに、高い向上心を持って練習に取り組んでいるということが推薦理由。

▼石川県   金沢市工(市立)=辞退  

▼福井県   福井農林(県立)  県大会4強   北信越大会1回戦 
福井農林は1893年創立の県立高校。野球部の創部は1953年で、部員数は現在16人。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝で準優勝の鯖江に2―3で惜敗したが、23年ぶりの地区大会出場を決めた。部員数が少ない中、実習やインターンシップなどに追われて、全員が練習に参加できないことも多い。一般校に比べ、恵まれているとは言えない環境の中、チームが団結し、地道に努力を重ね力をつけた。はつらつとしたプレーが推薦校にふさわしいことが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼静岡県   常葉橘(私立)  県大会4強   東海大会4強
常葉橘は1963年創立の私立高校。秋季県大会で3位となって東海大会に出場し、ベスト4まで勝ち上がった。春季県大会では優勝している。大会で優秀な成績を残しているが春夏を通じて甲子園出場がなく、朝読書や読み聞かせなど、人間教育を実践しているこが評価された。常葉橘が県推薦校となるのは平成13年に制度が始まって以降、4回目。

▼愛知県   成 章(県立)  県大会4強
成章は1810年に創設された田原藩の藩校成章館、旧制県立中学校の流れを組む伝統県立高校。普通科は東三河で5指に入る進学校。同校野球部は今年、創部101年。一昨年、昨年と21世紀枠補欠校となった。今年の秋季県大会はベスト4だった。

▼岐阜県   岐阜総合(県立) 県大会8強
岐阜総合は1997年創立の県立高校。県秋季大会2年連続ベスト8に加え、夏の選手権岐阜大会では過去5年間で準優勝3回、春季県大会では準優勝4回と、県制覇や甲子園出場まであと一歩に迫る成績を残してきた。「最近5年間の試合成績が極めて良好ながら、甲子園出場に恵まれていない」ことが推薦理由。

▼三重県   上 野(県立)  県大会8強
上野は1899年創立の県立高校。県内有数の進学校ながら、05年夏の全国高校野球三重大会でベスト4、また昨秋の1年生大会で準優勝、そして、今秋の県大会でベスト8に入るなど安定して好成績を残しており、文武両道の実践などが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼滋賀県   守山北(県立)  県大会4強
守山北は1983年創立の県立高校。秋季近畿地区高校野球県大会で4強に入ったほか、全校生徒の95%が自転車通学という地域密着型の進学校で、勉強と野球を両立させていることなどが評価された。全国の選考で選ばれれば、春夏通じて初の甲子園となる。

▼京都府   乙 訓(府立)  府大会4強
乙訓は1946年創立の府立高校。公立高ながら、一昨年夏の京都大会準優勝以降、有力私学のひしめく京都の各大会で上位進出を続け、府秋季大会でも4強入り。着実に力をつけて、他の公立高や地域に好影響を与えたとして評価された。

▼奈良県   畝 傍(県立)  県大会8強
畝傍は1896年創立の県立高校。県内でも進学校として有名で、国公立や有名私学大学にも多数卒業生を送り出している。秋の県大会では優勝した天理に敗れたものの8強に進出した。

▼和歌山県  貴志川(県立)  県大会4強     
貴志川は1948年創立の県立高校。今秋の新人戦で準優勝、近畿地区大会県予選でも84年の創部以来初めて4強に進出した。戦績とともに「一時は部員不足のため大会を棄権することもあったが、それを乗り越えて地元と周辺地域の生徒だけで構成された野球部をつくり上げた」などが推薦理由。

▼大阪府   桜 塚(府立)  府大会16強
桜塚は1937年、旧制豊中高等女学校として創立された府立高校。知的好奇心が旺盛で、自主自律の気風が強い学風として知られ、部活動は運動系文化系とも非常に活発。近年は進学校としても有名で国公立や有名私学へ多数進学している。野球部は甲子園出場はないが。1998年の第80回全国高校野球選手権大会北大阪大会で準優勝するなど、大阪の公立高校としては強豪校としてダークホースに推されることが多い。今秋の府大会では16強入りした。

▼兵庫県   出 石(県立)  県大会16強
同校は1907(明治40)年に、出石町立女子技芸学校として設置された。31年に現在の場所に移り、48年に男女共学となり、出石高校の名称に。これまで約1万3000人の卒業生を輩出した。部員15人と少ないが、積雪などのハンディを乗り越え、今秋の県大会では16強入りした。また清掃作業など、普段からのボランティア活動も評価された。

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▼第3地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼岡山県   岡山南(県立)  県大会8強
岡山南は1902年創立の県立高校。1970~80年代には、甲子園の常連校として君臨したが平成になってからは甲子園への道が険しくなっている。巨人、中日で活躍した川相は同校のエースとして甲子園で活躍した。秋の県大会では8強に進出。

▼広島県   推薦なし

▼鳥取県   鳥取工(県立)  県大会4強
鳥取工は1951年創部。現在部員は34人で、秋の県大会で優勝した米子松蔭をはじめ、春、夏の県大会優勝校といずれも接戦を繰り広げ、1点差で敗れたものの、投手を軸にした守りのチームとして安定した力をつけてきた。日ごろの生活態度やあいさつなどもしっかりしていてすがすがしいチームと、野球に取り組む姿勢も評価された

▼島根県   推薦なし

▼山口県   華 陵(県立)  県大会優勝   中国大会4強
華陵は1987年創立の県立高校。県下で唯一英語科(1クラス)があり、Super English Language High School (SELHi)の指定を受けるなど、英語教育に力を入れている。野球部は甲子園出場はないが、今秋の県大会で優勝するなど近年常に上位に進出しており、完全に山口県の中では強豪校の仲間入りをしている。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼香川県   高松北(県立))  県大会8強
高松北は1983年創立の県立高校。2003年から公立の中学校・高等学校が併設されている中高一貫教育校となった。野球部はこれまで甲子園出場はないが、一昨年は8強、昨年は4強、今年は8強と安定した成績を残している。「北高野球部員の7つの信条」などを策定して、野球を通じた人間形成を指導方針としている。攻守にまとまった戦いぶりが評価された。10月の常任理事会で検討。対象校の中で得失点差が決め手となって同高野連が最終決定した。

▼徳島県   富岡西(県立)  県大会準優勝  四国大会8強
富岡西は1896年創立、1905年創部の伝統校。「文武両道」を掲げる県内有数の進学校で、野球部員も毎年半数近くが国公立大学に進学する一方、他部とのグラウンド共用など、限られた時間とスペースの中で工夫しながら練習に取り組んでいる。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会で準優勝し、四国大会では1勝を挙げて準々決勝に進出。敗れはしたが、優勝校の明徳義塾相手に粘り強い戦いを見せた。また、「地域社会に根ざした野球部」をモットーに、休日練習時には学校周辺の清掃をしている。学業との両立や、制約のある環境の中で着実に力をつけていることなどが評価された。

▼愛媛県   松山東(県立)  県大会8強
松山東は1828年創設された藩校・明教館の流れを汲む県立高校。1933年の第10回選抜大会を含む3回の甲子園出場経験があるが、50年夏の第32回選手権大会以来、半世紀以上甲子園から遠ざかっている。07年度の秋季四国地区県大会では8強に進出。施設設備が不十分でグラウンドが狭く、練習をする時間が少ない中「野球部員である前に東高生である」と学業を大切にし、文武両道の実践に取り組んでいることなどが評価された。

▼高知県   高知小津(県立) 県大会8強
高知小津は旧土佐藩主が1873年に創立した海南私塾が母体の高知県で最も古い歴史を持つ高校。2007年現在、スーパーサイエンスハイスクール指定校。高知県内の公立学校においては追手前、高知西と並ぶトップクラスの進学校であり、県内公立校の上位3校とされている。県高野連は推薦理由を「今年の夏の大会で16強、秋の大会で8強になるなど、近年、着実に力をつけている。進学校で狭いグラウンドながら練習の成果を出している」としている。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼福岡県   修猷館(県立)  県大会8強
同高野球部(部員57人)は1895年創部で、文武両道を実践している。今秋、新チームになってからは3人の投手を中心に守備力を高め、チャンスを確実に生かす攻めで第113回福岡市長杯(8月)では初優勝した。さらに、9月の秋季大会福岡南部予選準決勝では、県大会優勝の沖学園に3―4で敗れたものの、接戦を演じた。甲子園には春・夏ともに出場経験はない。

▼佐賀県   鹿島実(県立)  県大会4強
鹿島実は鹿島立教公民学校として1926年創立された県立高校。秋の県大会で4強に進出したほか、今年夏の県大会や昨年のNHK杯も4強に進むなど安定した力を持っており、地元での奉仕活動なども積極的に実践していることなどが評価された。

▼長崎県   長崎商(市立)  県大会優勝   九州大会2回戦
長崎商は1885年創立の県立高校。野球部は1920年の創部。九州大会では2回戦で敗れたものの、長崎大会の準決勝で夏の甲子園ベスト4の長崎日大を破るなどし、78季ぶり5回目の優勝を果たした。部員確保が難しい中、長崎大会で優勝したほか、清掃など地域活動を継続していることなどが推薦理由。

▼熊本県   球磨工(県立)  県大会8強
球磨工は1963年創立の県立高校。「剛健誠実の気風 自主自律の気魄 好学心の振起 技能の習熟 敬愛の美風」を校訓としている。同校の伝統建築専攻科は、「公立高校で大工職人を育てる」初の試みとして注目を集めた。野球部は今秋の県大会で8強入りした。
県高野連は推薦理由に「専用グラウンドがない中、部員はネットやブルペンを手作りで整え、また資格取得にも熱心に取り組み、学校のリーダーとして活躍している」ことを挙げている。

▼大分県   大分商(県立)  県大会準優勝   九州大会2回戦
大分商は1917年創立の県立高校。春5回、夏14回の甲子園出場で16勝をあげるなど、大分の高校野球界では屈指の歴史と実績を誇る伝統校。97年の春夏連続出場後は甲子園から遠ざかっている。男子生徒の入学者数が激減し部員数確保に困窮しながら立て直しを図り、今秋の九州大会県予選で準優勝、九州大会でも1回戦を突破するなど、好成績を挙げたことなどが評価された。
 
▼宮崎県   宮崎工(県立)  県大会8強
宮崎工は1905年に宮崎郡立職業学校として創立された県立高校。教育目標に「文武両道」を掲げ、「継承と発展」「現状維持は敗北である」を合言葉に品格・風格のある学校の創造を目指している。野球部は甲子園出場はなく今秋は県大会で8強入りした。

▼鹿児島県   鹿屋工(県立)  県大会4強
鹿屋工は1944年に創立された県立高校。大隅半島では唯一の工業高校になる。これまでに甲子園出場はないが、今秋の九州大会県予選で4強入りし、34季ぶり3度目の九州大会出場を果たしたが、1回戦で大分商(大分)に敗れた。戦績に加え、部員たちが3年前から毎朝学校周辺での清掃活動やあいさつ運動に取り組んでいる点などが評価された。

▼沖縄県   名護商工(県立)  県大会4強
名護商工は、2007年に沖縄県立名護商業高等学校と沖縄県立北部工業高等学校の統合校として開校した。1年生部員は名護商工高校、2年生部員は名護商業高校の生徒であり、この2校の連合という形で扱われる。なお、北部工業高校は前回大会には出場していない。連合高校として県大会4強と健闘した点が評価された。

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posted by waruchan2002 |13:37 | 21世紀枠情報 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年12月04日

高校野球 都道府県別 21世紀枠推薦校データ(12月4日更新)

香川県高野連は21世紀枠推薦校を選出したと発表しました。

香川県:高松北


【21世紀枠概要】
記念大会のため、ことしは21世紀枠は3校。12月上旬からの選考会で関東地区(1都7県)など全国9地区の選考会で各1校に絞られ、この中から来年1月25日の最終選考会で全国9地区を3分割(1、北海道、東北、関東、東京 2、東海、北信越、近畿 3、中国、四国、九州)し、各地区1校ずつに絞られ、出場校が決まる。

▽21世紀枠推薦校一覧
▼第1地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼北海道【21世紀枠】  

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
推薦理由
▼青森県   五所川原農林(県立)県大会4強
五所川原農林1902年 北津軽郡立農学校として創立された県立高校。県高野連は(1)創部90年という県内屈指の歴史を持ち、1970年に県内の農業高校として唯一甲子園に出場。一時は部員数減少などで低迷したが、ここ数年また力をつけている(2)今秋は工藤嵩、仙庭と2人の好投手を擁し県大会3位となり、26年ぶりの東北大会進出を果たした-などを挙げている。

▼岩手県   軽 米(県立)  県大会4強
軽米は1947年創立の県立高校。小規模校ながら、秋季県大会で初の4強入りし、3位決定戦では盛岡大附に延長10回、6-7で惜敗したが、東北大会まであと一歩に迫った。小規模校に夢と希望、勇気を与えた点が評価された。軽米地区で中高一貫教育を取り入れれているモデル校でもある。

▼秋田県   大曲工(県立)  県大会優勝   東北大会8強
大曲工は1962年創立の県立高校。野球部は翌1963年に創部された。春夏を通じ甲子園出場経験はないが、昨年と今年で計4回あった東北大会に、春1回、秋2回出場するなど、近年安定した成績を挙げていることが推薦理由。

▼山形県   山形中央(県立) 県大会準優勝  東北大会2回戦
山形中央は1946年創立の県立高校。今秋の県大会では準決勝で酒田南を降し、決勝で日大山形に敗れた。2年ぶり6回目出場の東北大会では2回戦で盛岡大付(岩手)に惜敗した。これまでもあと一歩で甲子園出場を逃し、春夏を通じて初の甲子園を目指している。(1)真摯(しんし)な態度で試合に取り組む姿勢は他チームの模範となる(2)野球部の指導方針として、保護者・環境・地域への感謝を掲げ、部員の生活態度は礼儀正しいなどが推薦理由。

▼宮城県   利 府(県立)  県大会4強 
利府は1984年創立の県立高校。野球部は同年の84年創部。夏の県大会で3度の準優勝を誇る県内有数の強豪公立校。今年は春、夏、秋と3県大会すべてでベスト4に進出し、底力を見せつけた。チーム力の安定性は傑出しており、地域一体となった取り組み、野球に対する姿勢ともに素晴らしい。甲子園という大舞台でも活躍してくれるものと確信している」というのが推薦理由。

▼福島県   小高工(県立)  県大会8強
小高工は1962年創立の県立高校。今秋の県大会で8強入りし、3回戦(準々決勝)で敗れたものの、準優勝した磐城に2―3と健闘した。少子化が進む相双地区で、地元出身の部員のみで構成し、過去の大会でも善戦。工業高校として、資格取得などの学業と部活動を両立していることなどが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼茨城県   水戸一(県立)  県大会8強
水戸一は1878年創立の県立高校。全国有数の進学校で、学業との両立を図っている。「恵まれない野球環境でもひたむきに練習を続け、県内外の強豪校と互角に戦えるチームに成長した」いうのが推薦理由。今秋は32年ぶりに県大会ベスト8に進出。準々決勝で第1シードの東洋大牛久に2-4で敗れた。飛田穂洲の母校としても有名。

▼栃木県   宇都宮商(県立)  県大会4強
宇都宮商は1902年創立の県立高校。1979年の選抜大会でPL学園を土俵際まで追いつめた戦いは今でも語り草になっている。昨今は男子生徒の入学者数が激減する中、秋季県大会で12年振りにベスト4進出。準決勝では、準優勝した矢板中央と延長12回を戦い、9-11で惜しくも敗れた。今秋の県大会で、12年ぶりのベスト4進出を果たしていた。県高野連は「部員が各種検定試験に積極的に取り組むなど、勉強と部活動を両立。その中で、好成績を残した」との評価を推薦理由とした。

▼群馬県   渋 川(県立)  県大会8強    
渋川は1920年創立の県立高校。同校が秋季関東地区高校野球大会県予選でベスト8に進出する好成績を残した▽県北随一の進学校で文武両道を実践している▽専用グラウンドを持たず、他部と供用グラウンドを使用するなど環境面で決して恵まれていないなどが推薦理由。

▼埼玉県   栄 東(私立)  県大会8強
栄東は1978年創立の私立高校。県内屈指の進学校として認知される一方で、部活動も盛ん。野球部は活動時間など厳しい制約の中で個性的なチーム作りをしている点などが評価された。今秋は県大会ベスト8の成績を残した。

▼千葉県   安 房(県立)  県大会準優勝  関東大会1回戦敗退
安房は1901年創立の県立高校。野球部も開校と同時に創部された古豪で、文武両道の進学校。今秋県大会では準優勝し、同関東地区大会に出場したが、1回戦で霞ケ浦(茨城1位)に0―1で惜敗。また今夏の全国高校野球選手権千葉大会でベスト4に進出したなどが推薦理由。全国でも珍しい二学期制導入校としても有名。

▼東京都   東亜学園(私立) 都大会4強
東亜学園は東亜商業として1923年創立された私立高校。野球部は過去3度夏の大会に出場し、川島を擁した1987年度には4強に進出した。近年は甲子園から遠ざかっているが、秋の都大会では4強入りして復活の兆しを見せた。

▼神奈川県  川崎北(県立)  県大会4強
川崎北は1974年創立の県立高校。同校は公立校ながら今秋の県大会で桐蔭学園や横浜創学館など強豪私学校を破り、1975年の創部以来初の4強に進出。準決勝でも、関東大会で準優勝した慶応に善戦するなど、快進撃が評価された。元巨人ー西武の河原純一の母校である。

▼山梨県   甲府城西(県立)  県大会8強
甲府城西高校は、山梨県下初の総合学科高校として1997年4月に創立された県立高校。校訓は「進取創造」(進んで物事に取り組み、新しいものを作り出すこと)。今秋の県大会では8強に進出した。
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▼第2地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼新潟県   阿賀野(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
阿賀野は、前身の県立水原、安田の両校が合併し2005年4月にできた県立校で、野球部も同月に創部。今年9月の秋の北信越地区高校野球県大会では第3代表決定戦で新潟工を降し、同校初となる本大会出場を果たした。マネジャーを含め部員わずか14人の小規模ながら、エースの伊藤勇也主将(2年)を中心にまとまりのあるチームとなっている点などが評価された。

▼長野県   飯山南飯山(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
「飯山南・飯山」は、今春の高校再編で、飯山南と飯山照丘の両校が統合し新設された飯山と、2、3年が在校する飯山南の連合チーム。連合チームという事情に加え、豪雪地帯にあり、4月半ばまでグラウンドを使えないという環境を乗り越え、過去5年間で春秋の県大会で2度の8強入り。今秋は北信越大会に出場するなど好成績を残した。「全部員が地元出身で連合チームながら、一体感のあるチームを作り上げた」など高い評価を受けた。

▼富山県   富山中部(県立)  県大会4強
富山中部は神通中学校として1920年に創立された県立高校。富山県内では高岡高校、富山高校の2校と並び御三家と呼ばれる、県内有数の進学校。今秋の県大会では4強に進出し3位決定戦で敗れたものの、北信越大会にあと一歩と迫った。
県高野連によると、(1)秋季県大会でベスト4に入り(2)同大会で今夏の4強、氷見とシード校の砺波にそれぞれコールド勝ちし、準決勝では富山商に善戦(3)県内屈指の進学校として「野球も勉強も共に頑張る」をモットーに、高い向上心を持って練習に取り組んでいるということが推薦理由。

▼石川県   金沢市工(市立)  県大会優勝   北信越大会1回戦
金沢市工は1893年創立の市立高校。野球部創部79年目の伝統校で過去夏の大会には2回出場している。今年の秋季県大会で10年ぶり7回目の優勝を果たした実力に加え、学校全体として、周辺の清掃ボランティア活動の継続や、文化部・運動部ともに広く活躍している点などが評価された。

▼福井県   福井農林(県立)  県大会4強   北信越大会1回戦 
福井農林は1893年創立の県立高校。野球部の創部は1953年で、部員数は現在16人。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝で準優勝の鯖江に2―3で惜敗したが、23年ぶりの地区大会出場を決めた。部員数が少ない中、実習やインターンシップなどに追われて、全員が練習に参加できないことも多い。一般校に比べ、恵まれているとは言えない環境の中、チームが団結し、地道に努力を重ね力をつけた。はつらつとしたプレーが推薦校にふさわしいことが評価された。

────────────────────────────────────────
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼静岡県   常葉橘(私立)  県大会4強   東海大会4強
常葉橘は1963年創立の私立高校。秋季県大会で3位となって東海大会に出場し、ベスト4まで勝ち上がった。春季県大会では優勝している。大会で優秀な成績を残しているが春夏を通じて甲子園出場がなく、朝読書や読み聞かせなど、人間教育を実践しているこが評価された。常葉橘が県推薦校となるのは平成13年に制度が始まって以降、4回目。

▼愛知県   成 章(県立)  県大会4強
成章は1810年に創設された田原藩の藩校成章館、旧制県立中学校の流れを組む伝統県立高校。普通科は東三河で5指に入る進学校。同校野球部は今年、創部101年。一昨年、昨年と21世紀枠補欠校となった。今年の秋季県大会はベスト4だった。

▼岐阜県   岐阜総合(県立) 県大会8強
岐阜総合は1997年創立の県立高校。県秋季大会2年連続ベスト8に加え、夏の選手権岐阜大会では過去5年間で準優勝3回、春季県大会では準優勝4回と、県制覇や甲子園出場まであと一歩に迫る成績を残してきた。「最近5年間の試合成績が極めて良好ながら、甲子園出場に恵まれていない」ことが推薦理由。

▼三重県   上 野(県立)  県大会8強
上野は1899年創立の県立高校。県内有数の進学校ながら、05年夏の全国高校野球三重大会でベスト4、また昨秋の1年生大会で準優勝、そして、今秋の県大会でベスト8に入るなど安定して好成績を残しており、文武両道の実践などが評価された。

────────────────────────────────────────
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼滋賀県   守山北(県立)  県大会4強
守山北は1983年創立の県立高校。秋季近畿地区高校野球県大会で4強に入ったほか、全校生徒の95%が自転車通学という地域密着型の進学校で、勉強と野球を両立させていることなどが評価された。全国の選考で選ばれれば、春夏通じて初の甲子園となる。

▼京都府   乙 訓(府立)  府大会4強
乙訓は1946年創立の府立高校。公立高ながら、一昨年夏の京都大会準優勝以降、有力私学のひしめく京都の各大会で上位進出を続け、府秋季大会でも4強入り。着実に力をつけて、他の公立高や地域に好影響を与えたとして評価された。

▼奈良県   畝 傍(県立)  県大会8強
畝傍は1896年創立の県立高校。県内でも進学校として有名で、国公立や有名私学大学にも多数卒業生を送り出している。秋の県大会では優勝した天理に敗れたものの8強に進出した。

▼和歌山県  貴志川(県立)  県大会4強     
貴志川は1948年創立の県立高校。今秋の新人戦で準優勝、近畿地区大会県予選でも84年の創部以来初めて4強に進出した。戦績とともに「一時は部員不足のため大会を棄権することもあったが、それを乗り越えて地元と周辺地域の生徒だけで構成された野球部をつくり上げた」などが推薦理由。

▼大阪府   桜 塚(府立)  府大会16強
桜塚は1937年、旧制豊中高等女学校として創立された府立高校。知的好奇心が旺盛で、自主自律の気風が強い学風として知られ、部活動は運動系文化系とも非常に活発。近年は進学校としても有名で国公立や有名私学へ多数進学している。野球部は甲子園出場はないが。1998年の第80回全国高校野球選手権大会北大阪大会で準優勝するなど、大阪の公立高校としては強豪校としてダークホースに推されることが多い。今秋の府大会では16強入りした。

▼兵庫県   出 石(県立)  県大会16強
同校は1907(明治40)年に、出石町立女子技芸学校として設置された。31年に現在の場所に移り、48年に男女共学となり、出石高校の名称に。これまで約1万3000人の卒業生を輩出した。部員15人と少ないが、積雪などのハンディを乗り越え、今秋の県大会では16強入りした。また清掃作業など、普段からのボランティア活動も評価された。

────────────────────────────────────────
▼第3地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼岡山県   岡山南(県立)  県大会8強
岡山南は1902年創立の県立高校。1970~80年代には、甲子園の常連校として君臨したが平成になってからは甲子園への道が険しくなっている。巨人、中日で活躍した川相は同校のエースとして甲子園で活躍した。秋の県大会では8強に進出。

▼広島県   推薦なし

▼鳥取県   鳥取工(県立)  県大会4強
鳥取工は1951年創部。現在部員は34人で、秋の県大会で優勝した米子松蔭をはじめ、春、夏の県大会優勝校といずれも接戦を繰り広げ、1点差で敗れたものの、投手を軸にした守りのチームとして安定した力をつけてきた。日ごろの生活態度やあいさつなどもしっかりしていてすがすがしいチームと、野球に取り組む姿勢も評価された

▼島根県   推薦なし

▼山口県   華 陵(県立)  県大会優勝   中国大会4強
華陵は1987年創立の県立高校。県下で唯一英語科(1クラス)があり、Super English Language High School (SELHi)の指定を受けるなど、英語教育に力を入れている。野球部は甲子園出場はないが、今秋の県大会で優勝するなど近年常に上位に進出しており、完全に山口県の中では強豪校の仲間入りをしている。

────────────────────────────────────────
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼香川県   高松北(県立))  県大会8強
高松北は1983年創立の県立高校。2003年から公立の中学校・高等学校が併設されている中高一貫教育校となった。野球部はこれまで甲子園出場はないが、一昨年は8強、昨年は4強、今年は8強と安定した成績を残している。「北高野球部員の7つの信条」などを策定して、野球を通じた人間形成を指導方針としている。攻守にまとまった戦いぶりが評価された。10月の常任理事会で検討。対象校の中で得失点差が決め手となって同高野連が最終決定した。

▼徳島県   富岡西(県立)  県大会準優勝  四国大会8強
富岡西は1896年創立、1905年創部の伝統校。「文武両道」を掲げる県内有数の進学校で、野球部員も毎年半数近くが国公立大学に進学する一方、他部とのグラウンド共用など、限られた時間とスペースの中で工夫しながら練習に取り組んでいる。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会で準優勝し、四国大会では1勝を挙げて準々決勝に進出。敗れはしたが、優勝校の明徳義塾相手に粘り強い戦いを見せた。また、「地域社会に根ざした野球部」をモットーに、休日練習時には学校周辺の清掃をしている。学業との両立や、制約のある環境の中で着実に力をつけていることなどが評価された。

▼愛媛県   松山東(県立)  県大会8強
松山東は1828年創設された藩校・明教館の流れを汲む県立高校。1933年の第10回選抜大会を含む3回の甲子園出場経験があるが、50年夏の第32回選手権大会以来、半世紀以上甲子園から遠ざかっている。07年度の秋季四国地区県大会では8強に進出。施設設備が不十分でグラウンドが狭く、練習をする時間が少ない中「野球部員である前に東高生である」と学業を大切にし、文武両道の実践に取り組んでいることなどが評価された。

▼高知県   高知小津(県立) 県大会8強
高知小津は旧土佐藩主が1873年に創立した海南私塾が母体の高知県で最も古い歴史を持つ高校。2007年現在、スーパーサイエンスハイスクール指定校。高知県内の公立学校においては追手前、高知西と並ぶトップクラスの進学校であり、県内公立校の上位3校とされている。県高野連は推薦理由を「今年の夏の大会で16強、秋の大会で8強になるなど、近年、着実に力をつけている。進学校で狭いグラウンドながら練習の成果を出している」としている。

────────────────────────────────────────
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼福岡県   修猷館(県立)  県大会8強
同高野球部(部員57人)は1895年創部で、文武両道を実践している。今秋、新チームになってからは3人の投手を中心に守備力を高め、チャンスを確実に生かす攻めで第113回福岡市長杯(8月)では初優勝した。さらに、9月の秋季大会福岡南部予選準決勝では、県大会優勝の沖学園に3―4で敗れたものの、接戦を演じた。甲子園には春・夏ともに出場経験はない。

▼佐賀県   鹿島実(県立)  県大会4強
鹿島実は鹿島立教公民学校として1926年創立された県立高校。秋の県大会で4強に進出したほか、今年夏の県大会や昨年のNHK杯も4強に進むなど安定した力を持っており、地元での奉仕活動なども積極的に実践していることなどが評価された。

▼長崎県   長崎商(市立)  県大会優勝   九州大会2回戦
長崎商は1885年創立の県立高校。野球部は1920年の創部。九州大会では2回戦で敗れたものの、長崎大会の準決勝で夏の甲子園ベスト4の長崎日大を破るなどし、78季ぶり5回目の優勝を果たした。部員確保が難しい中、長崎大会で優勝したほか、清掃など地域活動を継続していることなどが推薦理由。

▼熊本県   球磨工(県立)  県大会8強
球磨工は1963年創立の県立高校。「剛健誠実の気風 自主自律の気魄 好学心の振起 技能の習熟 敬愛の美風」を校訓としている。同校の伝統建築専攻科は、「公立高校で大工職人を育てる」初の試みとして注目を集めた。野球部は今秋の県大会で8強入りした。
県高野連は推薦理由に「専用グラウンドがない中、部員はネットやブルペンを手作りで整え、また資格取得にも熱心に取り組み、学校のリーダーとして活躍している」ことを挙げている。

▼大分県   大分商(県立)  県大会準優勝   九州大会2回戦
大分商は1917年創立の県立高校。春5回、夏14回の甲子園出場で16勝をあげるなど、大分の高校野球界では屈指の歴史と実績を誇る伝統校。97年の春夏連続出場後は甲子園から遠ざかっている。男子生徒の入学者数が激減し部員数確保に困窮しながら立て直しを図り、今秋の九州大会県予選で準優勝、九州大会でも1回戦を突破するなど、好成績を挙げたことなどが評価された。
 
▼宮崎県   宮崎工(県立)  県大会8強
宮崎工は1905年に宮崎郡立職業学校として創立された県立高校。教育目標に「文武両道」を掲げ、「継承と発展」「現状維持は敗北である」を合言葉に品格・風格のある学校の創造を目指している。野球部は甲子園出場はなく今秋は県大会で8強入りした。

▼鹿児島県   鹿屋工(県立)  県大会4強
鹿屋工は1944年に創立された県立高校。大隅半島では唯一の工業高校になる。これまでに甲子園出場はないが、今秋の九州大会県予選で4強入りし、34季ぶり3度目の九州大会出場を果たしたが、1回戦で大分商(大分)に敗れた。戦績に加え、部員たちが3年前から毎朝学校周辺での清掃活動やあいさつ運動に取り組んでいる点などが評価された。

▼沖縄県   名護商工(県立)  県大会4強
名護商工は、2007年に沖縄県立名護商業高等学校と沖縄県立北部工業高等学校の統合校として開校した。1年生部員は名護商工高校、2年生部員は名護商業高校の生徒であり、この2校の連合という形で扱われる。なお、北部工業高校は前回大会には出場していない。連合高校として県大会4強と健闘した点が評価された。

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posted by waruchan2002 |12:20 | 21世紀枠情報 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月01日

高校野球 記憶に残る大会 第2回『箕島が春夏連覇達成』 

高校野球 記憶に残る大会 第2回 『箕島が春夏連覇連覇達成』 
1979年(昭和54年) 第61回全国高校野球選手権大会

1979年(昭和54年)の第61回大会は、センバツの優勝校の箕島(和歌山)と準優勝の浪商(大阪)が揃って出場し、この両校を中心に大いに盛り上がりました。
この大会のハイライトは何と言っても箕島の春夏連覇。そしてそこに至るまでのドラマがその輝きを何倍にも輝かせています。そのドラマの最もたるものが、今や伝説となっている箕島と星稜の延長18回の激闘でしょう。延長に入って2度までも勝ち越された箕島がその都度追いつき勝利を収めた試合は、高校野球の魅力の全てを兼ね備えていると言っても過言ではありません。
そして実力と人気を兼ね備えた牛島ー香川のバッテリーを擁した浪商は、大阪予選から常に注目を集める中で順調に勝ち進み、優勝こそ達成できなかったものの間違いなく大会の主役でした。
大会の傾向としては、前年に続いて東日本勢でベスト8に残ったのは城西(東東京)、横浜商の2校と西日本勢が圧倒しました。

▽第61回全国高校野球選手権大会(1回戦)
新居浜商 002 000 002=4
日大山形 012 100 01X=5
(新)泉、池西ー池内
(日)中山ー柴田
【本】続木(新)
20071201-00.JPG
日大山形は2回裏に先制点をあげる
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
当時の新居浜商の監督の「まさか東北代表に負けるとは思ってもみなかった」という時代を感じさせるコメントがあった。現在なら東北代表が勝ち上がることは珍しくなく、指導者もこのような物議を醸すようなコメントはしないだろう。負け惜しみかもしれないが、相手を見下し自身の奢りをさらけだう発言は、指導者としていかがなものかと思う。試合は日大山形が13安打と新居浜商の投手陣を打ち崩し、9回の新居浜商の反撃を2点に抑えて堂々の勝利。この試合の日大山形の監督は、現青森山田監督の渋谷氏。

比叡山 000 005 403=12
釧路工 100 110 010=4
(比)薮内ー大友
(釧)安宅、伊香ー末広
【本】細谷(釧)
前年の春の選抜で完全試合を喫した比叡山が、ここまでのうっぷんを晴らすような試合運びで初戦を突破した。しかし序盤は完全な釧路工ペース。5回裏までに小刻みに1点ずつ加点して3点リード。しかし6回に釧路工の安宅が突然の乱調で、一気に試合をひっくり返す。その後も比叡山は7回に4点、9回に3点と大量点を入れて、悲願の夏の甲子園初勝利を飾った。ちなみにこの勝利は滋賀県勢としての初勝利でもあった。

高 知 000 201 202=7
市銚子 000 300 000=3
(高)中平ー田渕
(銚)銚子、西広桂ー名雪
【本】銚子
市銚子が4回裏にエースで4番の銚子の本塁打などで逆転して迎えた6回表に悲劇が起こる。この回二死から2塁打、中失で同点。そしてこの直後、高知の中平の打球はワンバンドで銚子の顔面を直撃。銚子はプレー続行が不可能となり、このまま退場。急遽登板する事になった西広桂はほとんど当番経験がなく、高知は7、9回に2点ずつ加えて試合を決めた。後にプロに進む銚子のワンマンチームだった市銚子は、大黒柱を欠いて無念の敗退。

吉 田 100 000 000=1
佐賀商 021 000 10X=4
(吉)宮下宗ー宮下充
(佐)柏ー北村
【本】楢林(佐)

高松商 000 000 121 000 0 =4
明 野 000 031 000 000 1X=5
(延長13回)
(高)中尾ー藤猪
(報)斎藤ー大林
20071201-01.JPG
明野は13回裏に相手失策の間にサヨナラ勝ち
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
初陣の明野(茨城)が名門の高松商を延長で見事に撃破した試合。5回にスクイズに短長打を絡めて3点を先制すると、6回にも1点を追加して優位に試合を進める。このまま番狂わせかと思われた終盤に高松商が反撃を開始する。7回に1点、8回に2点を返して迎えた9回表、二死2塁から同点として延長に突入。そして延長13回裏、一死1、2塁から投ゴロ併殺かと思われたが、遊撃手が一塁走者のスライディングに足を取られて暴投する間にランナーが生還してサヨナラ勝利した。高松商は2年連続の延長サヨナラ敗退。

浪 商 000 000 002 01=3
上 尾 100 001 000 00=2
(延長11回)
(浪)牛島ー香川
(上)仁村ー長島
【本】牛島(浪)
20071201-02.JPG
上尾の好投手仁村は浪商を土俵際まで追い込んだが1球の失投に泣いた
20071201-03.JPG
9回表、浪商は二死1塁から牛島が起死回生の同点2ランを放つ
20071201-10.JPG
11回表、浪商は二死3塁から木村が決勝のホームイン
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
1回戦屈指の好カードは、共に持ち味を出した最高の名勝負となった。上尾は牛島の立ち上がりを攻めて1点を先制すると、アンダーハンドの好投手の仁村が浪商打線を翻弄して付け入る隙を与えない。そして中盤の6回には、浪商の焦りを誘い失策で1点を加えて2-0とする。仁村の投球はますます冴えわたり、9回の浪商の攻撃も二死で1塁に走者がいるのみとなった。誰もが浪商初戦敗退と思った瞬間、奇跡が起きる。この場面、好投を続けてきた仁村の唯一の失投と言って良い投球が真ん中に入り、牛島がなんと本塁打を放ち同点としたのだ。これで生き返った浪商は11回表、二死3塁から山本の左中間の2塁打で勝ち越して、このまま逃げ切った。まさに1球の怖さを思い知らされた好試合で、敗れた上尾も本当によく戦った。
※校名変遷:浪商→大体大浪商

大分商 001 000 201=4
弘前実 001 000 000=1
(大)松本ー高橋
(弘)白石、小山内ー山田

中 京 100 120 720=13
 境  001 010 004=6
(中)所、橋村ー加藤洋
(境)大原ー安達
※校名変遷:中京→中京大中京

安積商 011 020 000 000 00 =4
明石南 201 000 001 000 01X=5
(延長14回)
(福)根本学ー坂本
(明)浜名ー細田
【本】根本学
20071201-05.JPG
明石南は14回裏、一死からサヨナラスクイズで見事な勝利
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
明石南は追い込まれた9回裏二死から四球で走者を出し、ここで浜名が起死回生の同点2塁打を放ち延長戦に。そして延長14回表のピンチを好守でしのいだその裏、一死2、3塁から劇的なスリーバントスクイズでサヨナラ勝ちし、見事に初陣を飾った。同じく初出場の安積商は根本学の本塁打などで優位に試合を進めたが、明石南の粘りに屈した。
※校名変遷:安積商→帝京安積

桜 井 000 000 200=2
倉敷商 001 010 10X=3
(桜)小室ー稲村
(倉)片山勝ー寺岡
【本】渡辺(倉)

浜 田 001 104 402=12
久 慈 020 000 010=3
(浜)牛尾、荒本ー坂野
(久)北田、久慈ー下館

中部工 000 011 010 =3
前橋工 000 300 10X =4
(中)桑江朝ー島田
(前)番場ー泉

東 北 000 000 005=5
済済黌 710 1000 00X=18
(東)中条、斎藤敏、中条、三浦ー高根
(済)坂口ー高田
【本】坂口

諫 早  000 100 000=1
県岐阜商 011 201 02X=7
(岐)佐伯ー間
(東)石田ー青野

敦 賀 002 000 001 =3
城 西 010 000 201X=4
(敦)大矢ー上田
(城)安倍ー中川竜
20071201-06.JPG
城西は9回裏、儀飛でサヨナラ勝利
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋

天 理010 001 120=5
日大三102 000 010=4
(天)山本ー畑田
(日)中瀬ー野中
【本】高松(天)

鹿児島実 000 000 020=2
相 可  003 000 10X=4
(鹿)鹿島ー上野
(相)中道ー谷口祐

▽同(2回戦)
星 稜 002 100 041=8
宇 治 000 000 000=0
(星)堅田ー川井
(宇)山本康、上山、堀ー磯部
20071201-16.JPG
星稜の堅田は宇治打線を押さえ込み、大会完封一番乗り
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
※校名変遷:宇治→立命館宇治

足利学園 000 001 300=4
都 城  113 100 00X=6
(足)川島、半田ー初谷
(都)井上ー与那城
※校名変遷:足利学園→白鴎大足利


横浜商  023 000 010=6
八幡大付 000 100 000=1
(横)宮城ー杉本
(八)上野、山下ー野上
※校名変遷:八幡大付→九州国際大付

池 田  011 510 001 =9
松商学園 000 000 110 =2
(池)橋川ー岡田
(松)川村、渡辺ー菅家
【本】川原(池田)
センバツ8強校の池田が13長短打の圧勝。池田は1回表の無死満塁を潰すが、強気に攻めて4回の打者一巡の猛攻などで大量点を奪って悠々の勝利。松商学園は5年連続の初戦敗退。

長 岡 020 000 003 0 =5
豊 浦 010 220 000 1X=6
(延長10回)
(長)鈴木ー藤田
(豊)三好ー新村
両チームあわせて9失策の大荒れの試合だった。長岡は豊浦が3点リードで迎えた9回表に相手の2失策などで追いつく。しかし豊浦は延長10回に二死2塁から相手失策でサヨナラ勝利。失策で始まった試合は最後もやはり失策で決着がついた。

箕 島 201 120 001=7
札幌商 000 003 000=3
(箕)石井ー嶋田
(札)鈴木、金山ー佐藤
【本】北野(箕)
20071201-07.JPG
9回表、箕島は久保がスクイズを決めて7点目をあげる
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
箕島は初回に先頭・嶋田の安打と四球でチャンスを作ると北野、森川がタイムリーで早くも先制。3回にはセンバツ決勝でサイクル安打を放った北野が本塁打で追加点。その後も着々と加点した箕島は前半で試合を決める。結局札幌商の反撃を6回の3点に抑えて、センバツ王者の箕島が快勝発進。
※校名変遷:札幌商→北海学園札幌

秋田商 000 000 020=2
広島商 000 200 21X=5
(秋)高山、安保ー佐藤文
(広)中島、天部ー勝田

富 士 000 002 010 000 000 =3
高 知 001 000 002 000 001X=4
(延長15回)
(富)川村ー三雲
(高)中平、田中ー田渕
20071201-08.JPG
15回裏、高知は田渕の中前安打で舛田が還ってサヨナラ勝利!
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
高知は2点ビハインドの9回裏の一死から四球、中前安打で1、3塁とする。ここで田渕の左中間安打と失策で1点を返してなお2、3塁から捕手の失策で同点として延長に突入。そして迎えた延長15回裏、二死2塁から田渕の中前安打でサヨナラ勝ち。富士は8回まで終止優位に試合を進めたが、土壇場に失策が重なり勝ち試合を逃した。

天 理 100 001 001=3
浜 田 001 000 21X=4
(天)山本、小米ー加藤
(浜)牛尾ー坂野

城 西 151 000 002=9
済済黌 000 400 000=4
(城)安倍ー中川竜
(済)坂口、永平ー高田
【本】奥原(城)

県岐阜商 001 000 000 0 =1
中 京  000 000 001 1X=2
(延長10回)
(岐)佐伯ー間
(中)所ー加藤洋
隣県同士の伝統校のライバル対決は、期待通りの好試合となった。先手を取ったのは県岐阜商。3回二死3塁から右前安打で1点を先制。8回まで無得点の中京は、9回裏の二死3塁から中前タイムリーで追いつく。そして10回裏二死1、3塁から右翼線タイムリーでサヨナラ勝ち。県岐阜商は毎回安打を放ったが、あと1本が出ずに惜敗。

日大山形 000 000 130=4
明石南  101 000 000=2
(日)中山ー柴田
(明)浜名ー細田

大分商 100 000 203=6
佐賀商 102 000 000=3
(大)松本ー高橋
(佐)柏ー北村

倉敷商 000 000 000=0
浪 商 000 004 00X=4
(倉)片山勝ー寺岡
(浪)牛島ー香川
【本】香川(浪)
20071201-09.JPG
6回裏、浪商の香川は3ランホームランを放ち悠々と生還
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
浪商は打っては香川の3点本塁打。投げては牛島が完封で11脱三振と快勝。浪商は6回裏、椎名の2塁打で1点を先制するとなおも一死1、3塁からドカベン香川が左中間スタンドに放り込んで、一気に試合を決めた。倉敷商は7回に一死2、3塁とするなど反撃を試みるが、牛島に押さえ込まれて完敗。

前橋工 000 003 020=5
明 野 020 000 100=3
(前)小川、番場ー泉
(明)斎藤ー大林

相 可 000 003 000=3
比叡山 101 001 10X=4
(相)中道、川合ー水谷
(比)薮内ー大友

▽同(3回戦)
池 田 000 000 410=5
中 京 000 010 001=2
(池)橋川ー岡田
(中)所、橋村ー加藤洋
20071201-11.JPG
7回表、池田は一死2塁から橋川の左前安打で岡田が生還して同点
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋


星 稜 000 100 000 001 000 100 =3
箕 島 000 100 000 001 000 101X=4
(延長18回)
(星)堅田ー川井
(箕)石井ー嶋田
【本】嶋田、森川(箕)
20071201-14.JPG
12回裏、箕島は二死無走者から嶋田が同点の本塁打を放つ
20071201-15.JPG
18回裏、箕島は一死1、2塁から上野の左前安打で辻内がサヨナラのヘッドスライディング
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
センバツ王者の箕島が星稜に何度も土俵際まで追い込まれて、最後の最後に気力でうっちゃったこの試合は、高校野球史上に残る名勝負となった。試合は3回までお互いに無得点と静かな立ち上がりをみせる。
4回に試合が動く。まず星稜が堅田のタイムリーで先制すると、箕島もすかさず森川がタイムリーを放ち同点に。
このままお互いに譲らず延長戦に突入。次に試合が動いたのは12回だった。
この回、一死1、2塁のチャンスで石黒の二ゴロを上野山がトンネルしてしまい、思わぬ形で星稜に勝ち越し点が入る。その裏、打席には箕島をここまで引っ張ってきた嶋田が入ったが既に二者が凡退して二死。さしもの春の王者もここまでかと誰もが思ったが。嶋田は何と起死回生の同点本塁打!この試合1回目の奇跡が起きた。
14回裏に箕島が一死3塁のサヨナラの好機も、隠し球で3塁走者の森川がアウトになってしまう。
16回表、二死1、3塁から山下が右翼線に勝ち越しのタイムリーを放ち、またしても星稜が勝ち越す。その裏の箕島は簡単に二者が凡退して打席には森川。その森川も一塁へのファールフライを打ち上げてしまい、「春の王者敗れる」と誰もが思った瞬間に2回目の奇跡が起こる。星稜のの一塁手の加藤が人工芝につまずいて転んでいたのだ。結果的に森川は命びろいする。しかし既に二死で無走者、その直後に3回目の奇跡が起こるとは誰もが思わなかった。が、信じられない光景が現実に。
森川がまたしても同点の本塁打を放ち、箕島は三たび同点に追いついた。
結局、これがこの試合3度繰り返された、「星稜が表に得点すると裏に箕島が返すというパターン」の3度目だった。
そして延長再試合を誰もが意識し始めた18回。星稜は一死満塁のチャンスを逃してしまい、4度目の勝ち越しならず。延長に入ってから2度も勝ち越しながら勝ちがなくなった星稜と、2度も起死回生の本塁打で追いついて負けがなくなった箕島。微妙な精神状態が勝敗の明暗を分ける。18回裏、箕島は一死1、2塁から上野が左前への安打を放ち、2塁走者の辻内が歓喜のヘッドスライディングでホームイン。3時間50分におよんだ激闘に終止符を打った。
誰もが感動し涙したこの試合は、平成に入った現在でも色あせる事ない。
そしてこの試合は、箕島と星稜の交流試合と言う形で後輩に受け継がれている。

高 知 001 002 011=5
都 城 000 100 000=1
(高)中平ー田渕 
(都)井上ー与那城

広島商 100 000 000=1
浪 商 010 020 33X=9
(広)中島、天部ー勝田
(浪)牛島ー香川
【本】香川、山本(浪)
20071201-12.JPG
浪商の投打ヒーロー牛島(11三振)と香川(今大会第2号)
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
広島商は1回に幸先よく先制。浪商は2回に石見の2塁打で追いつく。そのままお互いに無得点で迎えた5回裏、二死から香川が左中間への本塁打を放つ。これで一気に浪商へと流れが傾く。この回、失策が絡めて1点を追加。3-1とする。そして7回に3点を追加すると8回にも山本の本塁打などで3点を加えて9-1と結果的には一方的な試合となった。

浜 田 100 000 000 0 =1
城 西 001 000 000 1X=2
(延長10回)
(浜)牛尾ー坂野
(城)安倍、渡辺ー中川竜
20071201-13.JPG
10回裏、城西は二死1塁から左中間2塁打で成沢がサヨナラのホームイン
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
1回に浜田は2安打と内野ゴロで先制すると、安倍、渡辺の両投手から14安打を放つなど城西を終始圧倒するが、最後の詰めが甘く追加点が奪えない。一方の城西は3回裏に同点に追いつくも、耐えに耐えてなんとか延長戦に持ち込み10回裏の二死からのサヨナラ勝利を奪い取った。浜田は再三のチャンスを潰し、何とも惜しい試合を逃してしまった。

前橋工 000 100 000=1
比叡山 030 001 20X=6
(前)小川、番場、蓮場ー泉
(比)薮内ー大伴
【本】高橋一(前)

横浜商 141 140 111=14
豊 浦 000 103 000=4
(横)宮城、小林ー杉本
(豊)三好ー新村
【本】小沢、菊川(横)
20071201-17.JPG
5回表、横浜商の菊川が左中間にランニングホームランを放つ
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
横浜商は6回を除く毎回の17長短打で14点を奪い大勝。この試合、横浜商は大会新となる4儀飛を含む9犠打を記録している。

日大山形 000 010 100=2
大分商  000 100 02X=3
(日)中山ー柴田
(大)松本ー高橋
大分商は1点をリードされた8回二死2塁から荒金、古庄の連続3塁打で逆転し、7回まで1安打に抑え込まれていた日大山形の中山をなんとか攻略した。大分商はこの回の2安打を含む結局3安打のみ。日大山形は大分商を土俵際まで追い込みながら逆転され、悲願の8強入りはならず。

▽同(準々決勝)
城 西 000 100 000=1
箕 島 201 100 00X=4
(城)安倍、渡辺ー中川竜
(箕)石井ー嶋田
箕島は初回から城西・安倍を攻める。一死1塁から上野山、北野の連続2塁打で先制。さらに3、4回にも1点ずつ加えると早くも安全圏に。城西は4回に1点を返した後の一死満塁のチャンスに試みたスクイズが併殺になったのが痛かった。

池 田 030 200 000=5 
高 知 000 000 100=1 
(池)橋川ー岡田
(高)中平、田中ー田渕 
20071201-18.JPG
2回表、池田は相手暴投で永井がホームイン
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
四国同士の対戦となったこの試合、昨年秋からの対戦では高知が2勝1分けと圧倒していたが、池田が見事にリベンジを果たす。池田は2回に3点を先制すると、4回にも2点と加えて強打で高知を圧倒。橋川も高知打線を3安打に抑えて1失点と理想通りの展開で快勝した。高知は最後まで流れがつかめないまま敗退。

比叡山 000 000 000= 0
浪 商 301 020 22X=10
(比)薮内、高橋ー大伴
(浪)牛島、山脇ー香川
【本】山本、香川(浪)
20071201-19.JPG
7回裏、浪商の香川は、大会史上初の3試合連続ホームランを放つ
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
近畿勢対決の一戦は浪商が投打に圧倒。打っては山本と香川の本塁打を含む6本の長打攻勢で10点をあげ、投げても牛島を6回で下げて山脇を登板させながらも比叡山打線を僅か3安打完封と圧勝。余裕の試合運びで余力を残して4強進出した。

横浜商 001 001 004=6
大分商 010 010 001=3
(横)宮城ー杉本
(大)松本ー高橋
20071201-20.JPG
横浜商は4強進出を決めて、宮城を中心に喜びの輪ができる
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
大分商が先手を取ると横浜商がすぐに追いつくという、緊迫した展開で迎えた8回裏の大分商の攻撃が試合の明暗を分ける結果となった。この回大分商は無死1、2塁のチャンスをつかむが、打者がバントのサインを見落とすと、2塁走者と1塁走者が飛び出してしまい何と二人とも刺されてしまい一瞬にして二死無走者に。まさに痛恨のミスが尾を引いた形で9回の横浜商の3点に繋がってしまった。それでも9回裏に粘りを見せる。1点を返してさらに一死2、3塁とするが、ここでも走塁ミスが出てしまい万事休した。

▽同(準決勝)
横浜商 000 010 010=2 
箕 島 101 010 00X=3 
(横)宮城ー杉本
(箕)石井ー嶋田
20071201-21.JPG
箕島の石井は横浜商打線を2点に抑えての完投勝利で春夏連覇に王手
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
箕島は嶋田の活躍で鮮やかに横浜商・宮城を攻略した。嶋田は初回に先頭打者として2塁打で出塁するとバント、右前タイムリーで先制のホームを踏む。そして3回にも先頭で左前安打で出塁すると、北野の左越え2塁打で2点目のホームを踏んだ。そして嶋田は守備でも魅せる。5回に1点ずつ取り合って迎えた8回表に横浜商は二死から相手の失策で1点を返して、ここで勝負をかけた盗塁を敢行するが捕手嶋田が見事に走者を刺してピンチを切り抜け、春夏連覇へと1勝に迫った。横浜商は箕島相手に食い下がったが、あと一歩届かず。

池 田 000 000 101=2
浪 商 000 000 000=0
(池)橋川ー岡田
(浪)牛島ー香川
20071201-22.JPG
池田は9回の浪商の反撃をしのいで、初の決勝進出
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
池田・橋川と浪商・牛島の息詰る投げ合いで迎えた7回表、池田が均衡を破る。先頭の岡本の右前安打を右翼手の井戸が1塁へ悪送球して2進。ここで浪商・香川が無人の2塁へ送球して岡本が3進。ここで永井の右翼線タイムリー2塁打が飛び出して池田が先制。更に9回に1点を加えて2-0とする。そして迎えたその裏の浪商の攻撃は、四球、安打で無死1、2塁として打席には牛島。上尾戦を思い出させる展開で球場のボールテージは最高潮に達したが、牛島は遊ゴロ併殺に打ち取られ、続く川端が投ゴロでゲームセット。池田が初めての決勝進出を果たした。浪商は橋川に自慢の打線が6安打に抑え込まれて決勝目前で無念の敗退。

▽第61回全国高校野球選手権大会(決勝)

池 田 100 110 000=3
箕 島 100 001 02X=4
(池)橋川ー岡田
(箕)石井ー嶋田
【本】永井(池)

20071201-23.JPG
8回裏、箕島は一死1、3塁から榎本がジャンピングスクイズで決勝点をあげる
20071201-24.JPG
箕島は史上3校目の春夏連覇を達成
※以上、当時の週刊ベースボールの記事から抜粋
前回大会に続いて近畿勢と四国勢の対決となった決勝戦は序盤から試合が動いた。1回表にいきなり池田の打棒が火を噴き川原の2塁打で先制するも、その裏箕島も嶋田の安打から2盗、3盗の後、北野がタイムリーを放ち同点。そのまま迎えた4回に池田が永井の本塁打、5回に山本のタイムリーで1点ずつ加点して主導権を握る。しかしここからが箕島野球の真骨頂。まず6回裏に先頭の北野が四球を選び、上野の安打で一死1、3塁とした場面、3走の北野が池田の橋川が投球モーションに入る直前にするするとベースを離れる。この北野を見て橋川が3塁に中途半端な状態で牽制球を投げた瞬間「ボーク!」と叫びながら本塁へ突入する。一瞬、虚を突かれた3塁手の永井のバックホームが間に合わずホームスチールとなって、箕島は1点を返す。
そして迎えた8回裏、箕島はまたしても北野がキーマンとなる。無死から内野安打で出塁してバントで一死2塁となった場面。森川の遊ゴロで2塁走者の北野が飛び出してしまう。しかし北野が3塁へと走るのを見た池田の遊撃手の田所の送球が、何と北野の背中に当たってしまうエラー。ファールグランドをボールが転がる間に北野は同点のホームイン。そして森川も3塁から本塁への悪送球の間に一気に3塁へ到達して逆転のチャンス。次打者が3塁エラーで生きて一死1、3塁となった場面で、榎本がウエストボールに飛びついてスクイズを決めて決勝点をあげた。そして試合は9回表の池田の攻撃を抑えた箕島が勝利し、見事春夏連覇を達成した。
池田にとっては悪夢のような守備の破綻が勝負所で出てしまい、箕島にとっては幸運としか言えない展開だったが、箕島の選手一人一人が実に野球を知っていたが故に引き寄せた球運と言えるのかもしれない。

【池 田】   打 得 安 点 振 球 犠 盗 失
【左】山 本  4 0   2 0 0 0 0
【右】山 下  3 1  0 0 0 1 0 0
【中】川 原  4 0   0 0 1 0 0
【一】岡 本  4 0  0 2 0 0 0 0
【三】永 井  4 1   0 0 0 0 2
【二】河 野  3 0  0 0 0 1 0 0
【捕】岡 田  3 0 0 0 0 0 1 0 1
【遊】田 所  3 1  0 2 1 0 0 1
【投】橋 川  1 0 0 0 0 1 1 0 0 
  残塁5  31 3   5 2 2 0 4 

【箕 島】   打 得 安 点 振 球 犠 盗 失
【捕】嶋 田  4 1 2 0 0 0 0 2 0
【左】宮 本  3 0 0 0 1 0 1 1 0
【二】上野山  4 0 0 0 0 0 0 0 0
【一】北 野  3 2   1 1 0 2 0
【遊】上 野  2 0  0 0 1 1 1 0
【中】森 川  4 1 1 0 0 0 0 1 0
【右】久 保  4 0  0 0 0 0 1 0
【三】榎 本  3 0   0 0 1 0 0
【投】石 井  4 0  0 1 0 0 0 0 
残塁8    31 4   3 2 3 8 0

投手   回   打者  安打  三振  四死  自責
橋 川  8   36   9   3   2   2 
石 井  9   35   8   5   2   3



(徳島)  池 田 ━━━━━━━━┓9    
                  ┗━━┓   
(長野) 松商学園 ────────┘2 5   
                     ┗━━┓     
(愛知)  中 京 ━━━━━┓13   │2   
               ┗━━┓  │     
(鳥取)   境  ─────┘6 ┃2 │  
                  ┗━─┘  
(長崎)  諫 早 ─────┐1 │1     
               ┏━─┘     
(岐阜) 県岐阜商 ━━━━━┛7       5
                        ┗━━━┓
(宮崎)  都 城 ━━━━━━━━┓6    │1  
                  ┗━─┐  │   
(栃木) 足利学園 ────────┘4 │1 │   
                     ┏━─┘    
(静岡)  富 士 ────────┐3 ┃5     
                  ┏━━┛      
(千葉)  市銚子 ─────┐3 ┃4        
               ┏━━┛         
(高知)  高 知 ━━━━━┛7           2
                            ┗━━─┐
(広島)  広島商 ━━━━━━━━┓5        │0  │ 
                  ┗━─┐      │   │
(秋田)  秋田商 ────────┘2 │1     │   │
                     ┏━━┓   │   │
(大阪)  浪 商 ━━━━━┓3    ┃9 ┃   │   │
               ┗━━┓  ┃  ┃   │   │
(埼玉)  上 尾 ─────┘2 ┃4 ┃  ┃   │   │
                  ┗━━┛  ┃   │   │
(富山)  桜 井 ─────┐2 │0    ┃   │   │
               ┏━─┘     ┃   │   │
(岡山)  倉敷商 ━━━━━┛3       ┃10 │   │
                        ┗━━─┘   │
(滋賀)  比叡山 ━━━━━┓12      │0      │
               ┗━━┓     │       │
(北北海道)釧路工 ─────┘4 ┃4    │       │
                  ┗━━┓  │       │
(鹿児島)鹿児島実 ─────┐2 │3 ┃  │       │
               ┏━─┘  ┃  │       │
(三重)  相 可 ━━━━━┛4    ┃6 │       │
                     ┗━─┘       │
(群馬)  前橋工 ━━━━━┓4    │1         │
               ┗━━┓  │          │
(沖縄)  中部工 ─────┘3 ┃5 │          │
                  ┗━─┘          │
(香川)  高松商 ─────┐4 │3            │
               ┏━─┘             │
(茨城)  明 野 ━━━━━┛5               │3
                                ┏━━ 箕 島
(神奈川) 横浜商 ━━━━━━━━┓6            4
                  ┗━━┓          
(福岡) 八幡大付 ────────┘1 ┃14        
                     ┗━━┓        
(新潟)  長 岡 ────────┐5 │4 ┃       
                  ┏━─┘  ┃       
(山口)  豊 浦 ━━━━━━━━┛6    ┃6      
                        ┗━━─┐   
(大分)  大分商 ━━━━━┓4       │3  │   
               ┗━━┓     │   │   
(青森)  弘前実 ─────┘1 ┃6    │   │   
                  ┗━━┓  │   │   
(山梨)  吉 田 ─────┐1 │3 ┃  │   │   
               ┏━─┘  ┃  │   │   
(佐賀)  佐賀商 ━━━━━┛4    ┃3 │   │    
                     ┗━─┘   │   
(山形) 日大山形 ━━━━━┓5    │2     │   
               ┗━━┓  │      │   
(愛媛) 新居浜商 ─────┘4 ┃4 │      │   
                  ┗━─┘      │   
(福島)  安積商 ─────┐4 │2        │   
               ┏━─┘         │   
(兵庫)  明石南 ━━━━━┛5           │2  
                            ┏━━━┛
(和歌山) 箕 島 ━━━━━━━━┓7        3
                  ┗━━┓      
(南北海道)札幌商 ────────┘3 4     
                     ┗━━┓   
(石川)  星 稜 ━━━━━━━━┓8 ┃3    
                  ┗━─┘     
(京都)  宇 治 ────────┘0    4  
                        ┗━━━┛
(島根)  浜 田 ━━━━━┓12      │1
               ┗━━┓     │
(岩手)  久 慈 ─────┘3 ┃4    │
                  ┗━─┐  │
(西東京) 日大三 ─────┐2 │1 │  │  
               ┏━─┘  │  │
(奈良)  天 理 ━━━━━┛9    │1 │
                     ┏━─┘ 
(熊本)  済済黌 ━━━━━┓18   ┃2 
               ┗━─┐  ┃   
(宮城)  東 北 ─────┘5 │4 ┃
                  ┏━━┛
(福井)  敦 賀 ─────┐3 ┃9     
               ┏━━┛  
(東東京  城 西 ━━━━━┛4


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2007年12月01日

高校野球 都道府県別 21世紀枠推薦校データ(12月1日更新)

東京都、石川県の各高野連は21世紀枠推薦校を選出したと発表しました。

東京都:東亜学園(市立)
石川県:金沢市工(市立)


【21世紀枠概要】
記念大会のため、ことしは21世紀枠は3校。12月上旬からの選考会で関東地区(1都7県)など全国9地区の選考会で各1校に絞られ、この中から来年1月25日の最終選考会で全国9地区を3分割(1、北海道、東北、関東、東京 2、東海、北信越、近畿 3、中国、四国、九州)し、各地区1校ずつに絞られ、出場校が決まる。

▽21世紀枠推薦校一覧
▼第1地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼北海道【21世紀枠】  

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
推薦理由
▼青森県   五所川原農林(県立)県大会4強
五所川原農林1902年 北津軽郡立農学校として創立された県立高校。県高野連は(1)創部90年という県内屈指の歴史を持ち、1970年に県内の農業高校として唯一甲子園に出場。一時は部員数減少などで低迷したが、ここ数年また力をつけている(2)今秋は工藤嵩、仙庭と2人の好投手を擁し県大会3位となり、26年ぶりの東北大会進出を果たした-などを挙げている。

▼岩手県   軽 米(県立)  県大会4強
軽米は1947年創立の県立高校。小規模校ながら、秋季県大会で初の4強入りし、3位決定戦では盛岡大附に延長10回、6-7で惜敗したが、東北大会まであと一歩に迫った。小規模校に夢と希望、勇気を与えた点が評価された。軽米地区で中高一貫教育を取り入れれているモデル校でもある。

▼秋田県   大曲工(県立)  県大会優勝   東北大会8強
大曲工は1962年創立の県立高校。野球部は翌1963年に創部された。春夏を通じ甲子園出場経験はないが、昨年と今年で計4回あった東北大会に、春1回、秋2回出場するなど、近年安定した成績を挙げていることが推薦理由。

▼山形県   山形中央(県立) 県大会準優勝  東北大会2回戦
山形中央は1946年創立の県立高校。今秋の県大会では準決勝で酒田南を降し、決勝で日大山形に敗れた。2年ぶり6回目出場の東北大会では2回戦で盛岡大付(岩手)に惜敗した。これまでもあと一歩で甲子園出場を逃し、春夏を通じて初の甲子園を目指している。(1)真摯(しんし)な態度で試合に取り組む姿勢は他チームの模範となる(2)野球部の指導方針として、保護者・環境・地域への感謝を掲げ、部員の生活態度は礼儀正しいなどが推薦理由。

▼宮城県   利 府(県立)  県大会4強 
利府は1984年創立の県立高校。野球部は同年の84年創部。夏の県大会で3度の準優勝を誇る県内有数の強豪公立校。今年は春、夏、秋と3県大会すべてでベスト4に進出し、底力を見せつけた。チーム力の安定性は傑出しており、地域一体となった取り組み、野球に対する姿勢ともに素晴らしい。甲子園という大舞台でも活躍してくれるものと確信している」というのが推薦理由。

▼福島県   小高工(県立)  県大会8強
小高工は1962年創立の県立高校。今秋の県大会で8強入りし、3回戦(準々決勝)で敗れたものの、準優勝した磐城に2―3と健闘した。少子化が進む相双地区で、地元出身の部員のみで構成し、過去の大会でも善戦。工業高校として、資格取得などの学業と部活動を両立していることなどが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼茨城県   水戸一(県立)  県大会8強
水戸一は1878年創立の県立高校。全国有数の進学校で、学業との両立を図っている。「恵まれない野球環境でもひたむきに練習を続け、県内外の強豪校と互角に戦えるチームに成長した」いうのが推薦理由。今秋は32年ぶりに県大会ベスト8に進出。準々決勝で第1シードの東洋大牛久に2-4で敗れた。飛田穂洲の母校としても有名。

▼栃木県   宇都宮商(県立)  県大会4強
宇都宮商は1902年創立の県立高校。1979年の選抜大会でPL学園を土俵際まで追いつめた戦いは今でも語り草になっている。昨今は男子生徒の入学者数が激減する中、秋季県大会で12年振りにベスト4進出。準決勝では、準優勝した矢板中央と延長12回を戦い、9-11で惜しくも敗れた。今秋の県大会で、12年ぶりのベスト4進出を果たしていた。県高野連は「部員が各種検定試験に積極的に取り組むなど、勉強と部活動を両立。その中で、好成績を残した」との評価を推薦理由とした。

▼群馬県   渋 川(県立)  県大会8強    
渋川は1920年創立の県立高校。同校が秋季関東地区高校野球大会県予選でベスト8に進出する好成績を残した▽県北随一の進学校で文武両道を実践している▽専用グラウンドを持たず、他部と供用グラウンドを使用するなど環境面で決して恵まれていないなどが推薦理由。

▼埼玉県   栄 東(私立)  県大会8強
栄東は1978年創立の私立高校。県内屈指の進学校として認知される一方で、部活動も盛ん。野球部は活動時間など厳しい制約の中で個性的なチーム作りをしている点などが評価された。今秋は県大会ベスト8の成績を残した。

▼千葉県   安 房(県立)  県大会準優勝  関東大会1回戦敗退
安房は1901年創立の県立高校。野球部も開校と同時に創部された古豪で、文武両道の進学校。今秋県大会では準優勝し、同関東地区大会に出場したが、1回戦で霞ケ浦(茨城1位)に0―1で惜敗。また今夏の全国高校野球選手権千葉大会でベスト4に進出したなどが推薦理由。全国でも珍しい二学期制導入校としても有名。

▼東京都   東亜学園(私立) 都大会4強
東亜学園は東亜商業として1923年創立された私立高校。野球部は過去3度夏の大会に出場し、川島を擁した1987年度には4強に進出した。近年は甲子園から遠ざかっているが、秋の都大会では4強入りして復活の兆しを見せた。

▼神奈川県  川崎北(県立)  県大会4強
川崎北は1974年創立の県立高校。同校は公立校ながら今秋の県大会で桐蔭学園や横浜創学館など強豪私学校を破り、1975年の創部以来初の4強に進出。準決勝でも、関東大会で準優勝した慶応に善戦するなど、快進撃が評価された。元巨人ー西武の河原純一の母校である。

▼山梨県   甲府城西(県立)  県大会8強
甲府城西高校は、山梨県下初の総合学科高校として1997年4月に創立された県立高校。校訓は「進取創造」(進んで物事に取り組み、新しいものを作り出すこと)。今秋の県大会では8強に進出した。
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▼第2地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼新潟県   阿賀野(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
阿賀野は、前身の県立水原、安田の両校が合併し2005年4月にできた県立校で、野球部も同月に創部。今年9月の秋の北信越地区高校野球県大会では第3代表決定戦で新潟工を降し、同校初となる本大会出場を果たした。マネジャーを含め部員わずか14人の小規模ながら、エースの伊藤勇也主将(2年)を中心にまとまりのあるチームとなっている点などが評価された。

▼長野県   飯山南飯山(県立) 県大会4強   北信越大会1回戦
「飯山南・飯山」は、今春の高校再編で、飯山南と飯山照丘の両校が統合し新設された飯山と、2、3年が在校する飯山南の連合チーム。連合チームという事情に加え、豪雪地帯にあり、4月半ばまでグラウンドを使えないという環境を乗り越え、過去5年間で春秋の県大会で2度の8強入り。今秋は北信越大会に出場するなど好成績を残した。「全部員が地元出身で連合チームながら、一体感のあるチームを作り上げた」など高い評価を受けた。

▼富山県   富山中部(県立)  県大会4強
富山中部は神通中学校として1920年に創立された県立高校。富山県内では高岡高校、富山高校の2校と並び御三家と呼ばれる、県内有数の進学校。今秋の県大会では4強に進出し3位決定戦で敗れたものの、北信越大会にあと一歩と迫った。
県高野連によると、(1)秋季県大会でベスト4に入り(2)同大会で今夏の4強、氷見とシード校の砺波にそれぞれコールド勝ちし、準決勝では富山商に善戦(3)県内屈指の進学校として「野球も勉強も共に頑張る」をモットーに、高い向上心を持って練習に取り組んでいるということが推薦理由。

▼石川県   金沢市工(市立)  県大会優勝   北信越大会1回戦
金沢市工は1893年創立の市立高校。野球部創部79年目の伝統校で過去夏の大会には2回出場している。今年の秋季県大会で10年ぶり7回目の優勝を果たした実力に加え、学校全体として、周辺の清掃ボランティア活動の継続や、文化部・運動部ともに広く活躍している点などが評価された。

▼福井県   福井農林(県立)  県大会4強   北信越大会1回戦 
福井農林は1893年創立の県立高校。野球部の創部は1953年で、部員数は現在16人。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝で準優勝の鯖江に2―3で惜敗したが、23年ぶりの地区大会出場を決めた。部員数が少ない中、実習やインターンシップなどに追われて、全員が練習に参加できないことも多い。一般校に比べ、恵まれているとは言えない環境の中、チームが団結し、地道に努力を重ね力をつけた。はつらつとしたプレーが推薦校にふさわしいことが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼静岡県   常葉橘(私立)  県大会4強   東海大会4強
常葉橘は1963年創立の私立高校。秋季県大会で3位となって東海大会に出場し、ベスト4まで勝ち上がった。春季県大会では優勝している。大会で優秀な成績を残しているが春夏を通じて甲子園出場がなく、朝読書や読み聞かせなど、人間教育を実践しているこが評価された。常葉橘が県推薦校となるのは平成13年に制度が始まって以降、4回目。

▼愛知県   成 章(県立)  県大会4強
成章は1810年に創設された田原藩の藩校成章館、旧制県立中学校の流れを組む伝統県立高校。普通科は東三河で5指に入る進学校。同校野球部は今年、創部101年。一昨年、昨年と21世紀枠補欠校となった。今年の秋季県大会はベスト4だった。

▼岐阜県   岐阜総合(県立) 県大会8強
岐阜総合は1997年創立の県立高校。県秋季大会2年連続ベスト8に加え、夏の選手権岐阜大会では過去5年間で準優勝3回、春季県大会では準優勝4回と、県制覇や甲子園出場まであと一歩に迫る成績を残してきた。「最近5年間の試合成績が極めて良好ながら、甲子園出場に恵まれていない」ことが推薦理由。

▼三重県   上 野(県立)  県大会8強
上野は1899年創立の県立高校。県内有数の進学校ながら、05年夏の全国高校野球三重大会でベスト4、また昨秋の1年生大会で準優勝、そして、今秋の県大会でベスト8に入るなど安定して好成績を残しており、文武両道の実践などが評価された。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼滋賀県   守山北(県立)  県大会4強
守山北は1983年創立の県立高校。秋季近畿地区高校野球県大会で4強に入ったほか、全校生徒の95%が自転車通学という地域密着型の進学校で、勉強と野球を両立させていることなどが評価された。全国の選考で選ばれれば、春夏通じて初の甲子園となる。

▼京都府   乙 訓(府立)  府大会4強
乙訓は1946年創立の府立高校。公立高ながら、一昨年夏の京都大会準優勝以降、有力私学のひしめく京都の各大会で上位進出を続け、府秋季大会でも4強入り。着実に力をつけて、他の公立高や地域に好影響を与えたとして評価された。

▼奈良県   畝 傍(県立)  県大会8強
畝傍は1896年創立の県立高校。県内でも進学校として有名で、国公立や有名私学大学にも多数卒業生を送り出している。秋の県大会では優勝した天理に敗れたものの8強に進出した。

▼和歌山県  貴志川(県立)  県大会4強     
貴志川は1948年創立の県立高校。今秋の新人戦で準優勝、近畿地区大会県予選でも84年の創部以来初めて4強に進出した。戦績とともに「一時は部員不足のため大会を棄権することもあったが、それを乗り越えて地元と周辺地域の生徒だけで構成された野球部をつくり上げた」などが推薦理由。

▼大阪府   桜 塚(府立)  府大会16強
桜塚は1937年、旧制豊中高等女学校として創立された府立高校。知的好奇心が旺盛で、自主自律の気風が強い学風として知られ、部活動は運動系文化系とも非常に活発。近年は進学校としても有名で国公立や有名私学へ多数進学している。野球部は甲子園出場はないが。1998年の第80回全国高校野球選手権大会北大阪大会で準優勝するなど、大阪の公立高校としては強豪校としてダークホースに推されることが多い。今秋の府大会では16強入りした。

▼兵庫県   出 石(県立)  県大会16強
同校は1907(明治40)年に、出石町立女子技芸学校として設置された。31年に現在の場所に移り、48年に男女共学となり、出石高校の名称に。これまで約1万3000人の卒業生を輩出した。部員15人と少ないが、積雪などのハンディを乗り越え、今秋の県大会では16強入りした。また清掃作業など、普段からのボランティア活動も評価された。

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▼第3地区
都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼岡山県   岡山南(県立)  県大会8強
岡山南は1902年創立の県立高校。1970~80年代には、甲子園の常連校として君臨したが平成になってからは甲子園への道が険しくなっている。巨人、中日で活躍した川相は同校のエースとして甲子園で活躍した。秋の県大会では8強に進出。

▼広島県   推薦なし

▼鳥取県   鳥取工(県立)  県大会4強
鳥取工は1951年創部。現在部員は34人で、秋の県大会で優勝した米子松蔭をはじめ、春、夏の県大会優勝校といずれも接戦を繰り広げ、1点差で敗れたものの、投手を軸にした守りのチームとして安定した力をつけてきた。日ごろの生活態度やあいさつなどもしっかりしていてすがすがしいチームと、野球に取り組む姿勢も評価された

▼島根県   推薦なし

▼山口県   華 陵(県立)  県大会優勝   中国大会4強
華陵は1987年創立の県立高校。県下で唯一英語科(1クラス)があり、Super English Language High School (SELHi)の指定を受けるなど、英語教育に力を入れている。野球部は甲子園出場はないが、今秋の県大会で優勝するなど近年常に上位に進出しており、完全に山口県の中では強豪校の仲間入りをしている。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼香川県

▼徳島県   富岡西(県立)  県大会準優勝  四国大会8強
富岡西は1896年創立、1905年創部の伝統校。「文武両道」を掲げる県内有数の進学校で、野球部員も毎年半数近くが国公立大学に進学する一方、他部とのグラウンド共用など、限られた時間とスペースの中で工夫しながら練習に取り組んでいる。甲子園出場経験はないが、今秋の県大会で準優勝し、四国大会では1勝を挙げて準々決勝に進出。敗れはしたが、優勝校の明徳義塾相手に粘り強い戦いを見せた。また、「地域社会に根ざした野球部」をモットーに、休日練習時には学校周辺の清掃をしている。学業との両立や、制約のある環境の中で着実に力をつけていることなどが評価された。

▼愛媛県   松山東(県立)  県大会8強
松山東は1828年創設された藩校・明教館の流れを汲む県立高校。1933年の第10回選抜大会を含む3回の甲子園出場経験があるが、50年夏の第32回選手権大会以来、半世紀以上甲子園から遠ざかっている。07年度の秋季四国地区県大会では8強に進出。施設設備が不十分でグラウンドが狭く、練習をする時間が少ない中「野球部員である前に東高生である」と学業を大切にし、文武両道の実践に取り組んでいることなどが評価された。

▼高知県   高知小津(県立) 県大会8強
高知小津は旧土佐藩主が1873年に創立した海南私塾が母体の高知県で最も古い歴史を持つ高校。2007年現在、スーパーサイエンスハイスクール指定校。高知県内の公立学校においては追手前、高知西と並ぶトップクラスの進学校であり、県内公立校の上位3校とされている。県高野連は推薦理由を「今年の夏の大会で16強、秋の大会で8強になるなど、近年、着実に力をつけている。進学校で狭いグラウンドながら練習の成果を出している」としている。

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都道府県   推薦校      秋季大会成績
▼福岡県   修猷館(県立)  県大会8強
同高野球部(部員57人)は1895年創部で、文武両道を実践している。今秋、新チームになってからは3人の投手を中心に守備力を高め、チャンスを確実に生かす攻めで第113回福岡市長杯(8月)では初優勝した。さらに、9月の秋季大会福岡南部予選準決勝では、県大会優勝の沖学園に3―4で敗れたものの、接戦を演じた。甲子園には春・夏ともに出場経験はない。

▼佐賀県   鹿島実(県立)  県大会4強
鹿島実は鹿島立教公民学校として1926年創立された県立高校。秋の県大会で4強に進出したほか、今年夏の県大会や昨年のNHK杯も4強に進むなど安定した力を持っており、地元での奉仕活動なども積極的に実践していることなどが評価された。

▼長崎県   長崎商(市立)  県大会優勝   九州大会2回戦
長崎商は1885年創立の県立高校。野球部は1920年の創部。九州大会では2回戦で敗れたものの、長崎大会の準決勝で夏の甲子園ベスト4の長崎日大を破るなどし、78季ぶり5回目の優勝を果たした。部員確保が難しい中、長崎大会で優勝したほか、清掃など地域活動を継続していることなどが推薦理由。

▼熊本県   球磨工(県立)  県大会8強
球磨工は1963年創立の県立高校。「剛健誠実の気風 自主自律の気魄 好学心の振起 技能の習熟 敬愛の美風」を校訓としている。同校の伝統建築専攻科は、「公立高校で大工職人を育てる」初の試みとして注目を集めた。野球部は今秋の県大会で8強入りした。
県高野連は推薦理由に「専用グラウンドがない中、部員はネットやブルペンを手作りで整え、また資格取得にも熱心に取り組み、学校のリーダーとして活躍している」ことを挙げている。

▼大分県   大分商(県立)  県大会準優勝   九州大会2回戦
大分商は1917年創立の県立高校。春5回、夏14回の甲子園出場で16勝をあげるなど、大分の高校野球界では屈指の歴史と実績を誇る伝統校。97年の春夏連続出場後は甲子園から遠ざかっている。男子生徒の入学者数が激減し部員数確保に困窮しながら立て直しを図り、今秋の九州大会県予選で準優勝、九州大会でも1回戦を突破するなど、好成績を挙げたことなどが評価された。
 
▼宮崎県   宮崎工(県立)  県大会8強
宮崎工は1905年に宮崎郡立職業学校として創立された県立高校。教育目標に「文武両道」を掲げ、「継承と発展」「現状維持は敗北である」を合言葉に品格・風格のある学校の創造を目指している。野球部は甲子園出場はなく今秋は県大会で8強入りした。

▼鹿児島県   鹿屋工(県立)  県大会4強
鹿屋工は1944年に創立された県立高校。大隅半島では唯一の工業高校になる。これまでに甲子園出場はないが、今秋の九州大会県予選で4強入りし、34季ぶり3度目の九州大会出場を果たしたが、1回戦で大分商(大分)に敗れた。戦績に加え、部員たちが3年前から毎朝学校周辺での清掃活動やあいさつ運動に取り組んでいる点などが評価された。

▼沖縄県   名護商工(県立)  県大会4強
名護商工は、2007年に沖縄県立名護商業高等学校と沖縄県立北部工業高等学校の統合校として開校した。1年生部員は名護商工高校、2年生部員は名護商業高校の生徒であり、この2校の連合という形で扱われる。なお、北部工業高校は前回大会には出場していない。連合高校として県大会4強と健闘した点が評価された。

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posted by waruchan2002 |10:01 | 21世紀枠情報 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月01日

来夏の甲子園の抽選方法が決定 高校野球@ニュース(12月1日) 

日本高校野球連盟は30日の全国理事会・評議員会で、2008年の第90回全国高校野球選手権記念大会の抽選方法を発表した。

北京五輪と重なる時期を避けて例年(今年は8月8日開幕)より早く8月2日に開幕するため、地方大会の決勝後に各球場でその都度くじを引くことになった。
出場校が一堂に会して行われる抽選会は開催されない。
複数の決勝が重なる日は、試合が終わった大会から順にくじを引く。
選手宣誓はあらかじめ希望者を募り、最後に決まった代表校の主将がくじを引いて決定する。

2校ずつ出場する8都道府県については、初戦で同じ地域のチームが対戦しないようにする。
7月27日までに代表校が出そろう予定だが、気象状況などでずれ込んだ場合は、試合間隔が5日以上空くように日程を調整する。
なお、出場校は55校となる。

※2校ずつ出場する8つの都道府県
北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫

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posted by maniac |09:20 | 高校野球ニュース | コメント(0) | トラックバック(0)
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