2007年10月29日

PL学園の甲子園成績を振り返る(第2回 最強PL時代)

'~PL学園が好きです 
 近畿大会負けちゃいましたが、強いPLの復活を願ってます~'

【第1回 雌伏の時代はこちら】

まさに最強と言って過言ではない時代でした。なんと言っても昭和56年(1981年)から昭和62年(1987年)の7年間にセンバツ優勝3回・準優勝1回、選手権優勝3回・準優勝1回を記録したのですから。年表にして見てみるとその凄さが改めて実感できるので辿ってみましょう。
      選抜成績   優勝校   準優勝校    選手権成績  優勝校   準優勝校
昭和56年  優 勝   PL学園  印 旛     予選敗退   報徳学園  京都商
昭和57年  優 勝   PL学園  二松学舎大付  予選敗退   池 田   広島商
昭和58年  未出場   池 田   横浜商      優 勝   PL学園  横浜商
昭和59年  準優勝   岩 倉   PL学園     準優勝   取手二   PL学園
昭和60年  4 強   伊野商   帝 京      優 勝   PL学園  宇部商
昭和61年  1回戦   池 田   宇都宮南    予選敗退   天 理   松山商
昭和62年  優 勝   PL学園  関東一      優 勝   PL学園  常総学院

という訳で、ご覧頂いた通り昭和61年を除いて全ての年度で決勝に進出していました。まさに最強の名を欲しいままにしていた時代でした。
昭和56年、57年とセンバツ連覇した後、KKが1年生で出場する昭和58年夏まで2季連続で甲子園を逃した時期がありました。これだけでもPL学園はどうした?という声が当時上がっていた記憶があります。たらればの話ですが、昭和56年も57年も夏の大会に出場出来ていれば、当然甲子園の主役となっていたでしょうから、56年は金村の報徳学園や工藤の名古屋電気(現愛工大名電)、57年は畠山、水野、江上の池田や野中の中京、荒木大輔の早実との対戦が観れたかもしれません。実現しなかっただけに想像しただけでワクワクします。
そんな訳で、話をしだすとキリがまりませんのでここら辺にして、前回に続いてPL学園の甲子園の成績を振り返ってみたいと思います。

(第2回 最強PL時代)
昭和56年選抜大会(第53回)8回目出場 逆転サヨナラで選抜初優勝
▽1回戦 
岡山理大付 000 000 000=0 
PL学園  000 000 23X=5 
(岡)安藤ー大曽根 
(P)西川ー田淵

▽2回戦 
PL学園 000 000 001=1 
東海大工 000 000 000=0 
(P)西川ー田淵 
(東)成田ー増田 
【本】吉村(P) 
⇒コメント
丁度、小学生から中学生になる間の春休みで毎日テレビにかじりついてました。この試合はとにかく9回の吉村の本塁打しか覚えてません。打った瞬間に飛び上がって喜んだ自分の記憶だけが今でも鮮烈に残っています。吉村は言うまでもなく、その後巨人の主力となったあの彼です。

▽準々決勝 
日立工  000 000 020=2 
PL学園 301 003 01X=8 
(日)永井ー神長 
(P)西川ー田淵 
【本】東(P) 

▽準決勝 
倉吉北  000 000 000=0 
PL学園 000 001 21X=4 
(倉)坂本ー谷口 
(P)西川ー田淵 
⇒コメント
倉吉北は当時では珍しい完全な野球留学校で脚光を浴びました。PL学園が夏の初優勝した昭和53年の夏に、初出場で川又がいた早実を破った辺りから頭角を現してきた学校でした。今では普通ですが、エースの坂本君の剃り込んだ眉毛が話題を呼んだ事を覚えてます。

▽決勝 
印 旛  000 001 000 =1 
PL学園 000 000 002X=2 
(印)佐藤ー月山 
(P)西川ー田淵、高橋 
⇒コメント
センバツの初優勝は、またしても劇的な逆転サヨナラ勝利でした。この試合もテレビで観ていましたが、9回裏にリードされてPLの攻撃になった時点で、球場も実況のアナもみんなが逆転を期待していた雰囲気がありました。誰もがまさか今回はと思った事が起きてしまうのが奇跡と呼ばれる由縁なのでしょう。0-1の一死1塁から代打の2年生の佐藤が3塁打で同点、最後は西川が右前にタイムリーでサヨナラで優勝を決めました。
この時期に「逆転のPL」というのが代名詞になったんじゃないでしょうか。
ちなみに。このような奇跡的な同点劇や逆転劇を繰り返しやった学校としては、箕島が星稜との延長18回の後にも、57年のセンバツで明徳戦に延長13回に2点を追いついき14回に1点を取られて2点を取り返して逆転サヨナラという試合や、58年の夏に吉田(山梨)戦でも9回二死から同点本塁打を放ち13回に同じく1点を取られて2点を取り返して逆転サヨナラという試合を覚えています。やはり圧倒的な強さだけで勝ち上がるのも良いですが、こういうドラマを繰り返しすることでより強烈なインパクトを我々に残してくれ、ファンが増えていくのでしょう。

昭和57年選抜大会(第54回)9回目出場 選抜連覇
▽1回戦 
東 北  000 001 000=1 
PL学園 102 000 01X=4 
(東)金子ー阿部 
(P)榎田ー森
PLは初回の一死から清水が中越え3塁打で出塁すると久保田が中前タイムリーで早くも先制。さらに3回裏には星田の2塁打を口火に佐藤の3塁打、岩井の中前タイムリーで2点を追加。東北も6回に1点を返すがPLが8回裏に星田のタイムリー内野安打でダメ押しでそのまま終了。

▽2回戦 
PL学園 000 101 000=2 
浜 田  000 100 000=1 
(P)飯田、榎田ー森 
(浜)川神ー佃
サイドスローの川神を打ちあぐみ大苦戦。それでも4回には二死2塁から松田が右前にしぶとく運び先制。同点で迎えた6回には先頭の佐藤がセーフティーバントで出塁。二死後に再び松田がタイムリーを放ち決勝点となった。途中からリリーフした榎田が4回を無安打で完璧なリリーフ。

▽準々決勝 
箕 島  000 000 000=0 
PL学園 001 000 00×=1 
(箕)上野山、吉井ー住吉、金山 
(P)榎田ー森 
甲子園3回目の対決で初めて箕島を撃破した戦い。共に5安打ずつと引き締まった好試合となった。試合が動いたのは3回裏の二死からの攻撃。安打で出た佐藤が盗塁、清水が四球で得たチャンスに久保田が右前タイムリーで先制。この後共に無得点で迎えた9回表に奇跡の箕島の反撃が始まる。一死から杉山が出塁、岩田の送りバントを榎田が悪送球し一死2、3塁となった。またしても箕島にやられるのかと思われたが榎田が踏ん張る。相手のスリーバントスクイズを内角攻めで防ぎ、最後は投ゴロで試合終了。当時の最高峰のチーム同士の戦いは、1時間47分という短い時間ながら見応えが多い試合となった。そしてこの試合は今のところPL学園と箕島の甲子園での最後の戦いとなっている。
⇒コメント
箕島とPLという高校野球でも屈指のブランド校の対決は、その当時の甲子園の早慶戦とでも言えるくらいの盛り上がりをみせていました。3戦して箕島の2勝、PLの1勝という記録が残っていますが、どの試合も接戦でレベルの高い試合を展開しました。いずれもセンバツでの対戦で、その当時の出場回数をみてみると夏の選手権での対戦がなかったのは意外なくらいです。
今でもこの両校はファンが多い学校です。今年の夏の和歌山大会で箕島が智辮和歌山と対戦した試合(結果は9回裏にサヨナラ満塁本塁打で智辮和歌山が勝利)でも、箕島ファンが球場を埋めていました。そしてPLも秋でも夏でも未だに多くのファンが見守っています。以前とは両校を取り巻く環境や状況は違いますが、またかつてのように箕島とPLの対戦を甲子園で見れるのをたくさんの人が期待しています。
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報知高校野球の記事

▽準決勝 
横浜商  002 000 000 =2 
PL学園 010 010 001X=3 
(横)三浦-塚元 
(P)榎田-森
前日に優勝候補の筆頭と言われた荒木大輔を擁する早実を破ったY校こと横浜商との対戦、横浜商は2年生エースの三浦がこの日もPL打線を苦しめる。安打数ではPLの5に対して横浜商が9安打と優勢で特に押し気味に進める。そして同点で迎えた9回裏にドラマが。PLは一死から加納が四球で出塁すると盗塁(打者は三振)し二死2塁となり打席には榎田。その初球を見事に中前にサヨナラ安打を運び2連覇へと前進した。
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報知高校野球の記事


▽決勝 
PL学園   200 010 525=15 
二松学舎大付 010 000 001= 2 
(P)榎田ー森 
(二)市原、萬羽、河野、市原ー尾鼻 
【本】佐藤、松田(P) 上地(二) 
準決勝で中京を破り勢いに乗る二松学舎大付との対戦となった決勝。6回まで3-1と緊迫した試合展開となるが、7回以降の3イニングで12点を重ねPLが大勝して戦後初のセンバツ連覇を達成した。
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報知高校野球の記事
⇒コメント
榎田、佐藤のタレントを中心にこれぞ高校野球という試合を勝ち抜いた強さは本物でした。
それだけにこの夏の予選の敗退が残念でなりません。ただ当時は違うチームを応援していたんですけどね。この年の夏の大阪大会、中学2年生だった僕は向かいの家に住んでいたタケシくんがレギュラーだった北陽高校を応援に、連日当時の大阪のメイン球場だった日生球場に通っていました。当時の北陽はPLと双璧の強豪校で2年続けて大阪の夏を制して、初の大阪の夏3連覇を目指していました。そして北陽には森田という後に中日の守護神となる2年生エースがいて順調に勝ち上がってきていました。そして準々決勝を北陽が勝った後の抽選会で準決勝で対戦するのが近大付と決まり、別ゾーンは大本命のPLが。対戦相手は春日丘という公立高校。ここでPLが負けたら北陽の甲子園が近づくということで、春日丘を応援していました。そう、だから今でもPLが敗れた試合は覚えています。第4試合で雷雨が降ってナイターとなったこの試合。PLが先攻するも春日丘が脅威の粘りを見せて8、9回に逆転。そして迎えた9回裏にまたしてもドラマが来ました。そう逆のドラマが。さすがのPLはその裏に春日丘を攻め立ててたぶん二死満塁だかになって打者は佐藤。そうあの前年の選抜でも代打で同点3塁打を放って、この年も大活躍した佐藤です。そして佐藤は期待通りの大飛球を左中間に飛ばしてPLの逆転サヨナラと誰もが思った瞬間、春日丘のセンターが背走また背走でその打球を好捕して、PLの夏は終わったのでした。
そしてこれで北陽の3連覇も決まったと思った準決勝。しかし北陽は近大付に集中打を浴びて逆転負け。これで当時万年決勝で敗れていた近大付の初めての甲子園かと思ったら、なんと春日丘が大勝して甲子園出場を決めてしまったのです。今でもあの夏は北陽の3連覇がならなかった事と、PLのまさかの敗戦。そしてもっとまさかの春日丘の甲子園出場という大阪大会史上でも有数のドラマがあった大会として記憶しています。

昭和58年選手権大会(第65回)6回目 KK登場で新時代が幕開け
▽1回戦 
PL学園 000 000 411=6 
所沢商  000 000 110=2 
(P)桑田ー森上、小島 
(所)前田ー尾本 
【本】加藤(P) 前田(所) 
⇒コメント
記念すべきKKのデビュー戦。正直、この夏のPLは大阪予選も苦戦して勝ち上がってきて、エースも不在(この大会の前段階で桑田はまだエースと認知されていなかった)で優勝候補には上がっていませんでした。大阪大会では好投していたもの、まさか甲子園の初戦の先発に桑田を使ってくるとは思っていませんでした。それが開けてみると完封こそ逃すも見事な完投。この瞬間にPL学園に1年生エースの桑田が誕生したのでした。

▽2回戦 
中津工  000 000 000=0 
PL学園 000 001 24X=7 
(中)大成ー川畑 
(P)桑田ー小島 
【本】桑田(P) 
⇒コメント
前の試合で完投した桑田が、完封&本塁打の離れ業で甲子園2勝目です。それにしてもこの1年生投手・桑田の凄いところは1回戦に続いて6回まで互いに無得点の接戦を難なく凌いで味方の援護を率いだすところでしょう。後の大投手の桑田だからと言えばそれまでですが、この精神力の強さは驚きです。
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アサヒグラフの記事

▽3回戦 
PL学園 230 100 000=6 
東海大一 001 100 000=2 
(P)藤本、桑田ー小島 
(東)杉本康、杉本佳、杉本尚ー柴山 
【本】太田代(東)
⇒コメント
双子投手が注目されセンバツでも8強の実力校の東海大一との対戦は、ヒジ痛のエースの杉本尚を温存した東海大一をPLが序盤から攻め立てて完勝。しかし5回以降に登板した杉本尚がPL打線を1安打に抑え込んだだけに、もし先発していたらどうなっていたか分からない試合だったと思われます。

▽準々決勝 
PL学園 133 012 000=10 
高知商  000 054 000=9 
(P)桑田、東森、藤本ー小島 
(高)津野、中山ー楠目、中村 
【本】小島(P) 
⇒コメント
相手は後にプロに進む津野と中山を擁する高知商でした。その津野を序盤から攻略して5回表を終了して8-0とリード。桑田の出来も完璧で圧勝と思った試合でしたが、ここから高知商の怒濤の反撃が。5回裏に一死後犠打を挟んで6連続長短打で5失点でKO。後続の東森と藤本も打ち込まれて6回終了時には、何と10-9の大接戦に。どうなることかと思った終盤戦でしたが、共にチャンスを作れずこのまま試合終了。まさに薄氷の勝利でした。

▽準決勝 
池 田  000 000 000=0 
PL学園 041 100 10X=7 
(池)水野ー井上 
(P)桑田ー小島 
【本】桑田、住田、小島(P) 
⇒コメント
夏、春、夏の3連覇を目指した「やまびこ打線」の池田を木っ端みじんに打ち砕いた試合でした。ここまで勝ち上がってきたPLも池田の前には敵う訳ないと思っていました。ましてや前日に高知商にめった打ちにあった投手陣。池田には何点取られるのかと。しかしまさかのPLの一方的な試合展開に呆然とした記憶があります。池田の野球をPLがやって勝った試合でした。政権交代まさにこの言葉がふさわしい試合でした。この試合を境に前年から続いた池田時代が終わり、PLが王者の時代が始まりました。
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アサヒグラフの記事

▽決勝戦
横浜商  000 000 000=0 
PL学園 010 000 11X=3 
(横)三浦ー森屋 
(P)桑田、藤本ー小島 
【本】清原、加藤(P) 
⇒コメント
この春のセンバツの準優勝校の横浜商との対戦となったこの試合。静かな滑り出しかと思えた2回裏に突然マグマが噴火します。ここまで活躍出来ずにいた1年生の4番バッター清原が好投手の三浦から右翼のラッキーゾーンへと運ぶ本塁打で先制。その後1-0のまま緊迫した展開で迎えた7、8回に貴重な追加点を加えたPLが3-0の完勝で2回目の大優勝旗を手にしました。ここまで桑田のみが脚光を浴びた大会でしたが、最後の最後の決勝の舞台で翌年以降の大活躍の序章とも言える活躍を見せたところに、清原のスター性を垣間みることができました。
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アサヒグラフの記事


昭和59年選抜大会(第56回)9回目出場 脅威の打線も選抜準優勝
▽1回戦 
砂川北  000 100 510= 7 
PL学園 204 534 00X=18
(砂)辰橋、秦ー長谷川、寺西 
(P)田口、高松ー清水孝 
【本】鈴木、清原、桑田2、黒木、旗手(P) 
⇒コメント
脅威の打線と言われた打線がその期待を大幅に上回る打撃を見せた試合でした。空前絶後の1試合6本塁打は、新たな時代の幕開けを予感したのでした。
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毎日グラフの記事

▽2回戦 
京都西  000 001 000= 1 
PL学園 610 001 02X=10 
(京)真鍋、堀井、関ー奥田 
(P)桑田ー清水孝 
【本】清原2(P)
⇒コメント
清原がPLの先輩の阿部に追いつく、大会タイの3本目の本塁打(この試合では2本)を放ち京都西を余裕の撃破で降しました。

▽準々決勝 
拓大紅陵 000 000 000=0 
PL学園 110 002 02X=6 
(拓)古橋ー鈴木隆 
(P)桑田ー清水孝 

▽準決勝 
都 城  000 000 000 00 =0 
PL学園 000 000 000 01X=1 
(延長11回)
(都)田口ー矢野 
(P)田口、高松、桑田ー清水孝
⇒コメント
相手右翼手のサヨナラ落球で辛くもサヨナラ勝ちしました。この試合から打線の勢いが急激に陰り始めてきました。
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毎日グラフの記事

▽決勝
PL学園 000 000 000=0 
岩 倉  000 000 01X=1 
(P)桑田ー清水孝 
(岩)山口ー浅見 
⇒コメント
この試合、打線は何と初回の鈴木の中前安打のみに抑え込まれての零敗。まさかPLが負けるとは思っていなかっただけに、大きな衝撃を受けました。岩倉の自由奔放なチームカラーは当時の高校野球の常識を覆したとも言われたものです。
PLは大会前から圧倒的な優勝候補と見られ、1回戦~準々決勝は前評判通りの圧勝でした。しかし徐々に失速し、準決勝と決勝はともに打線が湿り気味で、結局準優勝に甘んじた大会でした。
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毎日グラフの記事

昭和59年選手権大会(第66回)7回目 春に続いて準優勝
▽1回戦 
PL学園 124 021 022=14 
享 栄  000 000 010= 1 
(P)桑田ー清水孝 
(享)村田、稲葉ー森 
【本】清原3、鈴木(P) 
⇒コメント
初戦からの清原が大爆発。何と3本の本塁打を放ち、好カードと言われたこのカードを大勝しました。
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アサヒグラフの記事

▽2回戦 
明 石  000 000 100=1 
PL学園 031 031 10X=9 
(明)高橋ー前田 
(P)桑田、高松ー清水孝 
【本】松本(P) 

▽3回戦 
PL学園 200 111 040=9 
都 城  000 000 001=1 
(P)桑田ー清水孝 
(都)田口ー矢野 
【本】山元(都)

▽準々決勝 
松山商  100 000 000=1 
PL学園 000 010 10X=2 
(松)酒井ー白石 
(P)桑田ー清水孝 
桑田と同じく2年生エースの酒井との投げ合いとなったこの試合。中盤に追いついたPLは7回裏に岩田の2塁打で勝ち越して何とか辛勝。松山商は9回に一死3塁と迫ったものの、
後続が抑え込まれて惜敗。大健闘と言われた試合だった。
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アサヒグラフの記事

▽ 準決勝 
金足農  100 000 100=2 
PL学園 000 001 02X=3 
(金)水沢-長谷川 
(P)桑田-清水孝 
【本】桑田(P) 
⇒コメント
追い込まれた土壇場の8回裏に桑田の起死回生の逆転2ランで勝利しました。金足農の水沢投手の好投は候補PLをまさに土俵際まで追い込みました。
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アサヒグラフの記事

▽ 決勝戦 
取手二  200 000 200 4=8 
PL学園 000 001 021 0=4 
(延長10回)
(取)石田、柏葉、石田ー中島 
(P)桑田、清水哲ー清水孝 
【本】吉田、中島(取) 桑田(P) 
⇒コメント
8、9回で3点差を追いつくが、延長10回に中島に3ランを打たれ万事休す。春に続いてまたしても準優勝でした。今思うと、この年に優勝していると夏の3連覇が達成されていた訳で、本当に惜しいなと思います。
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アサヒグラフの記事

昭和60年選抜大会(第57回)10回目出場 怪腕渡辺の前に4強で敗退
▽1回戦 
浜松商  001 000 000= 1 
PL学園 021 010 52X=11 
(浜)浜崎、大庭ー加藤 
(P)桑田、小林、清原ー杉本 
【本】清原、松山(P) 

▽2回戦
PL学園 020 100 021=6 
宇部商  001 000 100=2 
(P)桑田ー杉本 
(宇)田上ー田処 
【本】田処(宇) 

▽準々決勝
PL学園 051 000 001=7 
天 理  000 000 000=0 
(P)桑田ー杉本 
(天)喜多ー川上 
【本】杉本(P) 

▽準決勝
伊野商  200 001 000=3 
PL学園 000 010 000=1 
(伊)渡辺ー柳野 
(P)桑田ー杉本 
【本】松山(P)
⇒コメント
今年こそはと思っていただけに、まったくノーマークだった伊野商に敗れた衝撃は前年の岩倉や取出二に敗れた以上のものでした。しかし伊野商の渡辺は単なるフロックではなく実力で清原以下のPL打線を完全に抑え込んでの完勝でした。


昭和60年選手権大会(第67回)8回目 KK最終章 劇的な優勝
▽2回戦 
東海大山形 001 000 015= 7 
PL学園  254 362 52X=29 
(東)藤原、安達ー武田 
(P)桑田、井元、小林、清原ー杉本 
【本】安本、内匠(P) 
⇒コメント
まさしく衝撃の一言でした。8回までの毎回の29得点は今後も破られる事のない大記録でしょう。逆に言うとこの上ない不名誉な記録を献上してしまった東海大山形は、この敗戦をバネにして翌々年に見事に3回戦まで勝ち上がっています。


▽3回戦 
津久見  000 000 000=0 
PL学園 000 201 00X=3 
(津)野村ー吉田 
(P)桑田ー杉本

▽準々決勝 
高知商  020 000 100=3 
PL学園 004 020 00X=6 
(高)中山裕ー岡村 
(P)桑田ー杉本 
【本】川村(高) 清原、桑田(P) 
⇒コメント
優勝候補と言われた高知商との2年ぶりの対戦。中山から放った清原の本塁打は甲子園の中段まで届くすごい打球でした。この試合も強烈な印象が残っています。

▽準決勝 
甲 西  000 002 000= 2 
PL学園 223 420 20X=15 
(甲)金岡ー奥村 
(P)桑田、田口ー杉本、今久留主 
【本】松山、内匠、清原2(P) 西岡(甲) 

▽決勝
宇部商  010 002 000 =3 
PL学園 000 111 001X=4 
(宇)古谷ー田処 
(P)桑田ー杉本 
【本】清原2(P) 
※KK時代もいよいよ最後の大会。清原の活躍は特筆ものでした。特に準々決勝以降の3試合で5ホームランと、勝負どころでの活躍は清原がPLの4番であることを証明しました。

昭和61年選抜大会(第58回)11回目出場 まさかの初戦敗退
▽1回戦 
浜松商  022 000 040=8 
PL学園 000 001 000=1 
(浜)大庭-小出 
(P)月城、深瀬ー吉田、藤原 

昭和62年選抜大会(第59回)12回目出場 春を制覇
▽1回戦 
PL学園   000 300 000=3 
西日本短大附 000 001 000=1 
(P)野村、橋本ー伊藤 
(西)石貫ー柴原 

▽2回戦 
PL学園 005 101 010=8 
広島商  000 000 000=0 
(P)野村、岩崎ー伊藤、松下 
(広)大田、山本、大田ー吉川克 

▽準々決勝 
帝 京  000 100 001 00 =2 
PL学園 100 010 000 01X=3 
(延長11回)
(帝)芝草、平山、芝草ー木村 
(P)野村、橋本、岩崎ー伊藤 
【本】尾崎(P) 
帝京との優勝候補対決は、9回に帝京が大井の中前タイムリーで追いつく。しかし11回裏にPLは一死後に立浪が右前安で出塁。二死後に岩崎の右前安で二死1、3塁とし長谷川が初球を右前にはじき返してサヨナラ勝利。

▽準決勝 
PL学園  000 104 000 000 03=8 
東海大甲府 203 000 000 000 00=5 
(延長14回)
(P)野村、橋本、岩崎ー伊藤、松下 
(東)山本ー薄 
3回までに5点のビハインドを負った試合。4回に1点を返すと6回に幸運な二本の2塁打などで一気に追いつく。そして迎えた延長14回二死1塁から連続四球で満塁として、ここで前日にサヨナラ打を放った長谷川が走者一掃の2塁打で決着。東海大甲府は6回の守備が悔やまれる。

▽決勝戦 
関東一  000 100 000=1 
PL学園 200 000 32X=7 
(関)平子、山岸ー三輪 
(P)野村、橋本ー松下 
⇒コメント
初回からPLが先制し中盤に追い上げられたものの、終盤に一気に突き放す王者の野球でセンバツ3回目の優勝を手にしました。この大会のPLは正直言って、強さと脆さが同居していたと思います。特に準決勝は完敗してもおかしくなかった試合でしたが、それを乗り切ったところにこのチームの強さがあるのかもしれません。そしてこの優勝によって、4ヶ月後に手にする春夏連覇の偉業の挑戦権を手にしたのでした。


昭和62年選手権大会(第69回)9回目 春夏連覇
▽1回戦 
中 央  000 020 000=2 
PL学園 100 001 05X=7 
(中)小島-ー中島 
(P)野村、橋本ー伊藤 

▽2回戦 
九州学院 000 002 000=2 
PL学園 222 000 10X=7 
(九)桑崎ー左座 
(P)野村、岩崎ー伊藤 
【本】立浪、尾崎、深瀬(P) 

▽3回戦 
高岡商  000 000 000=0 
PL学園 300 010 00X=4 
(高)尾山ー高畑 
(P)野村ー伊藤 
【本】深瀬(P) 

▽準々決勝 
習志野  000 100 000=1 
PL学園 200 011 00X=4 
(習)綿貫、川井ー鮎川 
(P)橋本ー伊藤 

▽準決勝 
PL学園 231 200 202=12 
帝 京  000 210 020= 5 
(P)野村、橋本ー伊藤 
(帝)芝草、平山、芝草ー木村 
【本】立浪、野村(P) 小沢、藤波(帝) 

▽決勝
PL学園 110200001=5 
常総学院 000000110=2 
(P)野村、岩崎ー伊藤 
(常)島田ー橘原
⇒コメント
この夏、僕は予備校生でした。大阪を離れて東京の某予備校の寮に入って真面目に勉強していました。なのでこの大会はあんまり覚えていないのです。と言いたいところでしたが、当時仲が良かった友人が帝京や横浜商の野球部出身だったり、寮の仲間も全国から集まってきた高校野球好きでこの大会もよく覚えてます。
この大会は序盤では伊良部の尽誠学園と鈴木健の浦和学院との対決があったり、帝京の芝草がノーヒットノーランを達成したりしました。そしてPLに29点取られた東海大山形が徳山高校との対戦で、9回二死3塁で投ゴロで万事休すと思ったところ、投手の1塁への大暴投で同点としてそのまま逆転勝利を収めた試合も懐かしいです。それと常総学院の1年生に仁志(現横浜ベイスターズ)がいたのも僕たち友人の仲間うちでは、出来ればPLと帝京の決勝戦となってすごい試合をと期待していましたが、残念ながら準決勝で対戦してしまし、一方的な試合となってしまいました。その試合を僕らは予備校の授業をさぼって高田馬場の定食屋で観戦してました。いやはや。
という訳で、PL学園は翌日に常総学院を撃破して見事に春夏連覇を達成しました。
しかしまさかこれがPL学園の最後の優勝(現時点)とは思いませんでした。

【最終回に続く】


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posted by waruchan2002 |21:40 | PL学園 | コメント(3) | トラックバック(1)
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今日は山井投手 【baseball lover】

山井投手9回もいってほしかったですけど岩瀬投手もさすがでしたね。 打者3人で抑えてしまうところがあっぱれです。 ダルビッシュ投手もナイスピッチングでしたが残念でした。 しかし投手戦なのに面白い試合でした! 53年ぶりの日本一を堪能(?)してくださいね..

2007-11-01 21:25 | 続きを読む
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PL学園の甲子園成績を振り返る(第2回 最強PL時代)

コメント投稿者ID :

PL学園の甲子園成績を振り返ってくれてありがとうございます。あらためてすごさを実感。中村監督ってプロ野球チームを率いてくれたら一体どうなってしまってたんだろうと想像するだけでもたのしくなっちゃいます。僕は沖縄で沖縄水産の夏8年連続出場を見てきましたが、今はそのときと時代がかわって毎年連続出場する代表校が少なくなって各都道府県まさにどこの高校が甲子園にでてもおかしくないほど、高校野球のレベルは底が上がってきていますよね。そんな中かつてのPLのように常勝チームの大横綱の誕生がが待望されますね。印象深い伝統校はPL、大阪桐蔭、智弁和歌山、熊本工業、松山商業、中京、帝京、常総学院、横浜、駒大苫小牧っすね。

posted by すごい! | 2007-11-01 21:34

PL学園の甲子園成績を振り返る(第2回 最強PL時代)

コメント投稿者ID :

すごい!さん、コメントありがとうございます。
改めて振り返ってみると、PL学園=中村監督だったってことが分かりますね。打撃ばかりに目が行ってしまいますが、当時のPLの高校生離れした野球は、しっかりとした守りがあってこそだったと思います。あの野球をプロでこそやって欲しい気は確かにしますね。特に打つ事しかできないどこぞの球団には、コーチででも迎え入れて欲しいと思います。どこぞの球団のファンとしてですけど(笑)
常勝の大横綱は欲しいですね。
単に強いだけでなく、名勝負を繰り広げてくれる魅力あるチームが。駒大苫小牧がそんな雰囲気でしたが、香田監督が退任されて今後どうでしょうか。来春以降の横綱誕生を占う意味でも、明治神宮大会での各地区の激突は楽しみですね。

posted by waruchan2002 | 2007-11-01 23:52

PL学園の甲子園成績を振り返る(第2回 最強PL時代)

コメント投稿者ID :

やはり、PLの黄金時代初優勝した1978年から、春夏連覇した1987年の10年間だと思います。

posted by 鎌田 | 2008-11-09 01:11

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