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パトリック・チャン選手の強さ 再び

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今回のスケートカナダでは、久々にパトリック・チャン選手の演技を見れた事に、震えました。彼の今回の得点や、ジャンプの採点方法について、国内外で様々な声を上がってきているので、そういった点についての意見は皆様にお任せして、私は今回のチャン選手の滑りを見た際の感動を、ここにぶつけたいと思います(笑)。

クリアーなチェンジエッジ

とにかくP・チャン選手は、チェンジエッジがクリアーです。インサイドへ、アウトサイドへ、ひょいひょいひょいっと素早く、明確にエッジを倒し、スピンの際のフォアからセンター、バックへの移動も明瞭。今回は思わずそこにばかり目がいってしまいました。このまま録画して、チェンジエッジのお手本ビデオにしたいくらい。(なんて、私はスケート滑れませんけど・・・(T T)。)

もちろん、チェンジエッジはどの選手も行っているのですが、私のような素人には見ていてちょっと分かりづらい。しかしP・チャン選手の場合だけは、とてもクリアーで分かりやすいのです。そしてジャンプに入る時と降りた後のエッジも深い。特に今回のFSでのジャンプの着氷の安定感は抜群でしたね。氷が削れている感じがまったくありませんでした。

その結果として、FSのGOEで18点もの加点を稼いだ・・・ということなのかなと思います。そしてプログラムコンポーネンツでも、スケーティングスキルで二人のジャッジから10点満点、パフォーマンス/エクセキューションで三人のジャッジから10点満点をもらっています。

選手のそれぞれのタイプに合わせて

それぞれの選手には、それぞれの性格的傾向があって、その傾向に合わせた技術の磨き方というのがあると思います。そんな側面から見て、P・チャン選手は一つ一つの技の完成度を上げていって、そこで獲得したGOEに充実感を得るタイプなのかなと推察しています。そういう意味では、今回のSPは復帰第一戦とは言え彼にとってとても悔しいものだったのではないでしょうか。羽生選手の巻き返しが注目されていましたが、実はその裏でP・チャン選手も、並々ならぬ思いでFSに取り組んでいただろうと思います。特に彼にとっては、ホームでの試合という状況下にありました。そんなプレッシャーの中、あれだけのFSを滑りきったP・チャン選手には、惜しみない拍手を送りたいです。

彼のプログラムコンポーネンツはパーフェクトに近いところにまで来ています。なので今後、更に点数を高めるためには、このままのクオリティを維持しつつ、難しい要素を構成の中に追加していくしかありません。まだシーズンは始まったばかり。これからのP・チャン選手の進化にも目が離せません。



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記事カテゴリ:
Figure Skating
タグ:
フィギュアスケート,グランプリシリーズ

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