2008年09月13日

サバイバー 吉井妙子著

スポーツナビのブログでも話題になり、さらに私自信がアリー・セリンジャー監督に興味があったので、さっそく書店で買って読んでみました。ホロコーストのことなどについての意見はたくさんがありますが、こちらに関しては別のハンドルネームでmixiにもう書いているし、こちらはスポーツ専門のブログということで、こちらにはスポーツに関しての感想を書きたいと思います。

改めて、このセリンジャー監督が日本代表の監督になればどれだけ日本は成長できるか??と考えると協会側の相変わらず古い態度に再び腹が立ちました。彼は自分に厳しい人ですがだからこそ曲がったことが許せず、結局日本とアメリカで対立してしまったように思えます。

この著書では日本の協会と対立していることを強調していますが、おそらくアメリカでも日本同様の反応なのでは?と思います(欧米特にアメリカでは意見を述べるとき、感情を出すのは日本以上にプロフェッショナルではない態度と判断されます。外資で働いているのでこれを嫌というほど学ばされた私です)。日本と違いナショナルチームのチャンスがあったのはおそらく当時日本と異なり、バレーはアメリカでは人気がなかったからでは??と思います。

それでも私は彼に監督になってもらいたいです。柳本監督ではまた口先だけで終わります。彼の言うとおりの日本の根性バレーでどれだけ多くの選手が選手生命を縮めたか?ちょっと昔で斉藤真由美選手、大山選手、そして下の世代では狩野舞子選手・・と若い有望な選手が無理なトレーニングや試合で故障をし、そして協会や中学・高校が変わらない限りこの先も続きます。

IDバレー、運動力学は日本ではあまり好まれていませんが、世界では主流ですし、事実日本で「強い」競技は例外なく取り入れられます。いい例がフィギュアです。日本が最近なぜフィギュアが強いか?それは野辺山合宿だと言われていますが、その野辺山合宿で選別された幼い選手は、一流のトレーナーが付き、何歳でこの筋肉、何歳でこの柔軟など細かくトレーニングを受けていると聞きました。そうして花を開いたのが、荒川元選手、安藤選手そして真央選手です。新体操でも取り入れる話が出ていますが、どうもバレーは昔の栄光を引きずっているようです。

せっかく資金、人気があるのにもかかわらず、精神論を主軸にしては選手もかわいそうです。でも松平さんもかなり頑固ですから難しいでしょうね。セリンジャー監督なら選手にも恵まれているし、ロンドンでメダルも無理ではないと思います。まああまり協会にはもう期待していませんが・・。

願わくば日本人でセリンジャー監督のメソッドを取り入れた監督が現れ、採用されることを強く望みます。これしか日本バレーが復活する可能性はないでしょう(まあ男子は今回結果は出なかったものの植田監督はこのメソッドに近い監督ですのではっきり言って女子より期待できます)。

posted by アーリア |18:26 | バレーボール | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年08月30日

全日本監督男女・外国人問わず公募

先日テレビを見ていたらなんと男女ともに全日本の監督を公募すると出ていました。正直封建的なバレーボール協会がそのような決断をすることに本当にびっくりしました。でも同じように外部から監督をヘッドハントして、アメリカの女子(ワールドカップに出れるのがやっとだった)が躍進したことを考えると一定の期待が出来そうです。願わくば「公募していたけど形だけ」というのはやめてもらいたいです。資質・経験を本当に加味してロンドンまでの監督を選んでいただきたいです。ついでに男子・女子の今後の展望について少しお話したいと思います。

まずは男子、

結局予選リーグ敗退しかも全敗の男子ですが、4年間という長いスパンで考えると、私は大きな成果をあげたと思っています。ワールドカップでさえ開催国権限で参加できるレベルだった日本が、植田監督の指揮によってオリンピック行けたことは大きな成果ではないでしょうか?上記の状況ではアウェーに慣れていないのは当然ですし、16年ぶりのオリンピックで、経験者が荻野選手のみでは、オリンピックのあの独特な雰囲気に飲まれるのは仕方がないと思います。植田監督のプランは私もまだ途中という気がしますので、私は続投を希望しています。

次に女子、

成果ではアテネと変わらず、それどころか予選リーグ突破さえ危うかった女子は長いスパンで考えると柳本監督の手腕に疑問を感じます。ではなぜか?

まずお決まりの固定采配。昔のラリーポイント制の頃はともかく今はパワーゲームのバレーが求められています。つまりエースでさえ調子が悪かったり、少しでも疲れていたら交代しないとそのパワーが維持できないと思います。竹下選手そして高橋選手の能力は認めますが彼女たちも人間ですし、調子が悪いときや疲れるときもあります。その時代わりに出て活躍できる選手をそもそも育てなかったのは疑問があります。特にこの固定采配の影響でセッターの控えはないに等しく、チーム側も代表に選ばれても渋る・・・そして選ばれた河合選手はチームの体制に影響がないから・・というのはどうでしょう?これでは河合選手も可哀想です。当然故障も増え、大山選手は典型的な犠牲者になったような気がします。

第二にデーターバレーを使え!ということ。アタックNo1ではデータバレーをしているチームがけちょんけちょんに叩かれていますが、どうもその頃の考えが今も柳本監督の中にあるようにあります。アナリストの分析を元に逐一選手に指示を与える植田監督に対して、柳本監督はどうなんでしょう?他のブログでも指摘されていましたがタイムアウトの時も「集中だ集中!」「今は踏ん張れ」なんて言われてもコートの中の選手の役には立たないと思います。それよりも具体的な指示が役立つと思います。今はどのスポーツそして一般社会でも情報が命です。

女子は竹下選手は代表引退(もしかしたらJTも)する可能性があり、高橋選手も代表に慰留するかどうか検討中・・しかし4年後は年齢を考えるとメインで活躍するのは難しいかもしれません。杉山選手も代表引退の可能性・・・そうなると代表を引っ張るのは今のメグカナ世代になります。竹下選手の代わりに引っ張れるセッター、荒木選手以外になれるMB,そして大山選手・栗原選手・木村選手が調子が悪いときにカバーできる若いアタッカーを探すのが急務です。

今後は控えを含めてチームを育ててくれる監督が出てくるのを期待しています。

posted by アーリア |11:40 | バレーボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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