2008年09月12日
MLB挑戦を妨害しないこと
個人の自由意志を尊重するのは、当然です 新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)が、米大リーグ挑戦を正式に表明しました。 日本プロ野球(NPB)を経由せずメジャー入りした選手は多田野数人投手(日本ハム)、マック鈴木投手(本名・鈴木誠)がいますが、ドラフト1巡目指名の可能性がある有力選手の挑戦は異例といわれています。 異例と言っても、何も悪いことでも問題のあることでもありません。 巨人の上原投手がドラフト前にMLB挑戦を示唆した時期がありましたが、当時は逆指名制度があったため、結局、かなりの好条件で巨人に口説き落とされてしまいました。 その後、再三にわたる要望もむなしく、ポスティングを全く認めてもらえないうちに、ピークを過ぎてしまいました。(本当に気の毒に思いますが、余計なお世話かもしれません。) 田沢純一投手のMLB挑戦が実現すれば、≪日米両球界が守ってきた紳士協定が破られることにもなりかねない≫ と、日本プロ野球組織(NPB)は大騒ぎで12球団代表者会議を開き対応を協議し、勝手な“緊急声明”を発表しました。 日本プロ野球側は、日米両球界の“紳士協定”が破られようとしていることに危機感を募らせていますが、これは、自国のプロ野球発展のため、ドラフト指名が有力な相手国のアマチュア選手獲得は控えようというもので、正式に明文化された協定ではありません。 日本のプロ野球選手の米大リーグ(MLB)移籍には、フリーエージェント(FA)制度やポスティング制度の利用がありますが、アマチュア選手には制約がないのが当然です。米大リーグのドラフトで指名を受ける必要もないし、米球団のスカウト活動を規制する条文などもないのが、当たり前です。 長谷川事務局長は「日本の優秀なアマチュア選手は日本のプロ野球に入ってほしいという、日本のプロ野球の考え方は何も変わっていません」と再考を求めたそうですが、≪日本のプロ野球に入って欲しい≫と願うのは、自由ですが、MLB挑戦を邪魔する権利は、絶対にありません。 日本のアマチュア野球選手が、米大リーグ(MLB)のチームに入団することは、日本プロ野球機構(NPB)には、全く関係のないことで、職業選択の自由が完全に保障されるべきです。誰しもその自由な選択を妨害することはできませんし、個人の意思や希望を尊重してあげなければ、いけないのです。 NPBが誤ったことを犯さないように切に願っています。
posted by lungrunge |13:32 |
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