2008年09月13日
岡田さんの短気さが、サッカーの歴史を変えるかも知れない
先回のエントリーを通じてのコメントに、 筆者が感じたこと。 暑さによる選手の疲労などを、 自分の体力レベルで言い出すコメント者が 多いという現実に驚いた。 曰く「自分だったら倒れているよ」など、うんぬんかんぬん・・・ 松井の交代の理由が、「イエロー一枚うんぬんかんぬん・・・」 これを正当性のあるものにしてしまっている。 コメント者言うところの玉田交代に関しても、 サッカーでゲームに勝つ合理性からかけ離れてしまっている。 松井は鶏じゃない。 二枚目を貰わない様にプレーすることなど、 なんの造作もなく可能な選手だ。 後半荒れ気味に成りやすい黒人選手を、 フランスでは何年も相手にしている。 玉田にしても、敵方DF陣が疲れているところに、 玉田のダメージ具合の予想を覆すドリブルから何度 得点を重ねたというのだろう。 相手方選手だって人間である。 疲れているFWには、相応な対応をするものだ。 それがチャンスと見るや、スピードと切り返しで 素晴らしい突破を図るものだから、相手だって堪らない。 あの後だって、そんな機会を何回か作れる可能性が あったのだ。 三点取ったからチャンスも得点も必要ないなどとは、 それこそ「サッカーの怖さ」を真っ向否定している 思想の賜物ではないか。 フレッシュな交代選手なら、DF陣も分かりきった 対応をするだろう。少し考えれば分かる話だ。 しかも悪いことに、FW交代選手のパフォーマンスが 日本の場合落ちてしまう可能性が高い。 何故かというと、考えるまでも無く、 代表FW陣の多くは、自チームでは切り札じゃなく スターターとして機能している。 切り札専門で代表入りし、活躍なんてFWは岡野くらいしか 思い浮かばない。 田中達也はそれに近いが、今回は押しも押されぬ 堂々としたプレー振りでスタメン。 日本のFW交代枠は、意外性と言う面から 考えると、高さを利した長身FWに固定されてしまう。 突発的な、有利なルーズボール奪取の可能性と言うプレーは DF陣から見ると残念なくらい、意外性のあるプレーと言える。 育成時からの問題点と言えるかも知れない。 つまり、意外性の無いところに、更に 日本のように意外性を極力排除したサッカーを するチームが意外性のある玉田を外してしまうのは 賢い選択とは言えないということ。 ただ、岡田さんはそうしたのだ。 個人的にはストッキングをずり下ろす選手は 嫌いだから、玉田だって松井だって好きな部類じゃない。 日本に良い具合の勝利を導いてくれそうだから、 応援しているだけ。 松井や玉田を外して、バーレーンDF陣は、 さぞや胸を撫で下ろしたことだろう。と個人的にはそう考える。 松井のボールの止め方、持ち方。 難しい荒れ球のパスで、そこめがけDF陣が奪取に行っても 事も無げに次のプレーへ繋げてしまう。 単純に「上手い!」と唸ってしまう。 'ああ言う、人を食ったようなトリッキーさは、 失敗すれば相手DF陣が調子に乗るだけ。しかし 成功を重ねるごとに、対面の選手のメンタルは 穏やかさからかけ離れ、ファール、カードなども誘発'する。 選手の交代権者は監督ただ一人に他ならない 訳なのだが、それによってもたらされた フィールド上での多少の混乱は、 監督の所為では無いと言うコメント者。 これは「勝てば官軍」的な発想だ。 '進歩などそこには無い。敢えて言えば慢心。 あのゲームの岡田さんそのものだ'。 例え安定した状態でゲームを継続できるものだとしても、 90分11人でのサッカーなど有り得ないと言う 先入観があるからだろう。 他のいわゆる「アンチ岡田」ブログも読んだ。 ちなみに筆者のスタンスは「アンチ」では無い。 W杯本戦で勝利を重ねることが出来る日本を構築。 そんな人に監督になって貰いたいだけなのだ。 それで、これと言って大した問題にも 成らないような批判エントリーにも、 物凄い勢いで噛み付く人たち。 既得権の犬か。自民党好き。 この人たちの多くは、岡田さんの戦術眼の無さを 指摘すると、「それは選手も同罪だ」などと言い出す始末。 交代権者は岡田さんしか居ない、それが前提だというのに。 選手を選出したのも監督だし、その中から スタメンを選び、そのスタメンが何らかの機能不全を 起こしたのなら、他の誰かと交代させる。 怪我や突発的な傷病以外で、選手が自発的に フィールドを去ることなど出来はしない。 (赤紙で退場などとは別次元の話を話をしている。) それら全てのものに、サッカーの世界では 前提があって、監督-選手間の関係も築かれていく。
コメントは許可制です。全く異なる意見をお持ちの方は、 今すぐブログを立ち上げましょう。 以降岡田さんの短気さとメンバー選出の推論 今野は、岡田さんの短気さに嫌気がさし始めている。 岡田さんの理論尽くめの裏にある、恐ろしいほどの短気さ。 カズさんが、外されたあのシーン。 「誰がお前が蹴れって言ったんだ どあほ!」 ジョホールバル、イラン戦での交代。 カズさんは、岡田さんの言うことを守れなかったため、 結局はフランスのメンバーから外された。 そのことが最大の要因では無かったかも知れないけれども、 少なくとも あの試合あの場面で、岡田さんが「キレた」'ことを 岡田さん自身が語っている。' 岡田さんが、三次予選の敗戦後、 「これからは事細かに指示を出す」と言ったこと。 それは、「それを守れない奴はメンバーからは外す」 そう言ったのと同義だ。 失点の場面、今野は、咄嗟に判断が付かなかった。 萎縮していて、真面目な今野が可愛そうに見えた。 でも、それくらいのパフォーマンスしか 出せないのは、今野のサッカー選手としての パーソナリティーであり、あの失点シーンは 何度見てもあの時点で岡田さんチーム内での 今野の限界を示唆していたのかも知れない。 イメージとは違い、全くの独裁者。 これが岡田さんの素顔ではないだろうか。 それを単に否定するものではないが。 これは推察に過ぎないが、 そう言う、咄嗟の判断の連続である、即興性の高い サッカーと言うスポーツで、 選手を萎縮させてしまうと思われがちな、 岡田さんの恐ろしいほどの短気さ。 「岡田さんタイム」と言うものがあるのだろう。 これをしたらどうしようもなく、 こっぴどく怒られる、キレられる、そんなモードに 岡田さんが突入する時間やプレー。 'だからか、若いときに、無名のときに、 岡田さんの短気な「薫陶」を 受けた選手を重宝する傾向。' '本来なら、ここ数年現場から離れていたのだから、 そんな極端に出なくてもいいものを。' '岡田さんは自分の短気さを知り過ぎている分 自身に「薫陶」されたプレーヤーを好むのだろうか。' 岡田さんの頭の中では、何年も変わらず 「完璧なサッカー」がきっとあるはずであり、 それを具現化できれば「選手が鼓舞する」サッカーへと 繋がっていく。きっとそう信じて指導しているに違いない。 しかしそれが、「自分で考えるサッカー」と言う 日本のテーマに沿っていることだと言えるだろうか。 むしろ前出の「これからは事細かに指示を出す」は、 トルシエ時代への逆行を意味している。 この部分は否定しておきたい。 これは、W杯予選を勝ち抜くと言う意味での意識の 発露に他ならない。 プロフェッショナルな考え方であり、奇麗事が必要ない 現実的な事が大好きな陣営なら容認の構えをするんだろう。 全くつまらない、夢の無い話ではないか。 個人的にはそんな現実的な考えは斬って捨てたい。 アジア予選で勝ち点3。 それがそんなに嬉しいのか。 次の監督は早々に、大木さんで良いと思う。 小野さんがチームに残した、 「オシムの忘れ形見」と言える現実的な人選。 自身が更迭され、後任が自身のチームの コーチなんて全く皮肉な話ではあるが。 それが、加茂さん更迭時にもコメントされた、 「自然な流れ」だとも言える。 フランスでコーチだった小野さんの心中 いかばかりか。 小野さんがいずれ断を下すこと。 人脈も背景も少ない小野さんに期待する。 川淵元Cも去ったことだし、人脈を使って 事を成し遂げようとする「サッカーゴロ」は もう誰も要らないんじゃないかと。 筆者を「岡田さんをこき下ろすアンフェア野郎」とする コメントが有った。 '日本が、今よりずっとサッカーが弱い冬の時代、 そんな時代の人脈を使っている人間がフェアなのか。' なにがアンフェアなのか。
posted by lullaby |17:03 |
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