2008年08月26日

岡田さんの思い出

 岡田さんのことを、ラフに語りたいと思います。

 筆者が岡田さんを意識したのは、
中学生くらいのことで、この頃は
一生懸命サッカーしていましたね。

 早稲田の主将だった吉田靖さんが、
練習を見てくれたり、先生が都選の監督だったり
して、割合恵まれた環境だったと思う。

 岡田さんは、「眼鏡を装着したプレーヤー」で
有名だった。
 当時の日本リーグでも、まずいないタイプ。

 天王寺高校から一浪で早稲田に入って、
稲穂キッカーズで遊ぼうかと思っていたら
協会の連中に呼び出されて、なかば
無理やりア式蹴球部に入った経緯。
 このあたり、一浪で弱小の慶応へわざわざ入った
反町とだぶる。

 あまりサッカーが好きではないのか、
望むものが他とは違ったのか。
 
そうしてサッカー経歴には無駄とも言える
無頓着な対応だった二人だけど、
協会内での学歴は、二人とも申し分ない。

 浪人生活でふやけた体でも
なんとなく通用してしまう。
 当時の学生サッカー界はそんなレベルだった。

 古河電工に入社した岡田さんは、時々、
森孝慈さん率いる代表で試合に出てた。
 むかしで言うところのディフェンシブハーフ。
 日本鋼管の田中孝司さんの後任みたいな、
そんな扱いだった。
 或いは、古河の前田秀樹の後任とか。
 華やかな感じは全然ない。
 川勝良一さんや戸塚哲也さんが出てくるまで、
滅茶苦茶なテクニックの選手が
日本の中盤を操っていたと言う事だ。
(木村和司さんなんかは当時ウイング的な選手だった)

 マンツーマンディフェンスが主流だったから、
岡田さんの役割は、敵方キープレーヤー殺し。
 粘着マークともボンドマークとも、当時は呼ばれていた。

 古河電工では主にスイーパーをしていたが、
代表には主将の加藤久さんがいた。
 
 岡田さんはその頃、頭脳派とか理論派と
評する向きが多くて、足も細いし
体も華奢だったから、たいして目立つ
プレーヤーではなかった。
 しかも試合に遅刻するような
メンタリティーで現役を闘っていたんだから、
こんな人に率いられるプロフットボーラーの
代表チームは不幸なことこの上ないと、
個人的には感じてしまう。

 そんな岡田さんのハイライトは、1982年のインド
ニューデリーで開かれたアジア大会。
 1次リーグで韓国チームを撃破した試合。

 風間八宏からの折り返し、強烈なミドルを見舞った。
 
 当時はテレビ中継すら無かった時代。

 NHKの、夜10時からのスポーツニュースだけが
頼りだった。熱狂した。

 岡田さんのミドルは衝撃的だった。
 この試合は、今の力関係で比較しても
なんともならないが、当時、花郎と呼ばれた
歴代でも最強の韓国チームからの勝利は
快挙と言ってよかった。

 その立役者が岡田さんだった。

 岡田さんが目立ったのは、
その時一回限りで、
その後は古河のサラリーマンを
しながら細々としたサッカー人生を
送っていた。
 カリスマ性なんか微塵も感じさせない、
ささやかなサッカー人生だったと思う。
(古河やリーグ選抜で主将していながらね)

 みんな知っているけれど、
少しの後、早稲田-古河ラインの
川淵が日本サッカーの立役者
みたいな、大きな騒ぎになったのだ。

 岡田さんは、そこから
息を吹き返した。
 まったく運の良いオヤジだ。
 運、それだけしなかない。 

自分でも「オレは強運だから」と
言っている割に、なんだかね。

 それまでの時代は、
読売-日産のラインで
サッカー界が形成されてきた
として過言ではない。

 先進的で、現地法人が
あちらこちらにあったヤマハの
力量も着々と進化していた。

 古河や三菱は全然
ダメ吉な役割だったのだ。

 日本リーグ末期に、
サッカーを純粋に追いかけていた
面々を尻目に、学閥やなにかを
使って暗躍していた輩が、
今のサッカー界を牛耳っている。
 すこし極端な物言いだけど。

 それで今のこの有様。
 この人たちは、
サッカー好きなのかな と
単純に考えてしまう。
 大きなビジネスに成長したとは言え、
サッカーが好きで負けず嫌いなバカなオヤジも
配役に加えないとダメなんじゃないか。


 読売はどちらか言うと、
死に体になっちゃった。

 読売の中の人は、
サッカーが大好きだったけれど、
経営の母体が大きくなる過程で
おかしな話になっちゃった。

 このあたりで、ある意味での
政治力がないと、サッカー界では
やっていけないと、そう結論付けられた
訳だ。

 ある程度のバランスが必要だから、
東洋工業、ヤマハ、日本鋼管などの
人たちも少しは登用されているけれど。
 今のところは早大-古河ラインが
本流で、犬飼さんが来たけど、
この人も三菱と言う暗躍派の面々。

 暗躍派は皆、ドイツ信奉者というか
ドイツキチガイ狂信者。
 
 岡田さんを見ていると、
どうにも尻馬野郎だね。
 代表-日産(Fマリ)-代表

 結果は壊し屋かな。

 人のふんどしで、相撲とるみたいな。
 そんな大手企業で当たり前の作法である
「中間管理職以上のサラリーマン」みたいな
仕事っぷりが目立つ。
 周知の事実なので、細かい内容は割愛。

 反町のところでも書いたけど、
サッカーでアマチュアのキャリアが
プロでのそれより長いような人物を、
現代の代表監督に起用してしまう愚かさ。

 求心力が元来低いから、
カズさんなんかを目の敵にして
外してしまう。
 フランスの時、岡田さんを相当恨んだね。
 臀部故障が良くなりつつあったのに、
出身企業からの選手を登用しやがって と。

 反町もそう。岡田と同じ。

 監督辞めろとか、言われるまでも無く、
こんな連中は代表監督のオファーが有っても
断れよ と、言ってやりたいよ本当に。

 こんな男たちに率いられた
代表のメンバーが、一度でも
その言葉に心から共感できる
メンタルって有ったのかな。

 たぶん無いと思うんだよね。

 だいぶ前から監督の人選を
考えると、

 ヨハン・マリウス・オフト、加茂周
このあたりはウエットですよ。
 最近だとオシムさんね。

 日本人はサッカー選手にとっての
資質の善悪を抜きにして語ると、
やっぱりウエッティーですよ。

 チームのコンセプトを、
監督が発表したときに、
選手が話を聞きやすかったり、
納得できるかどうかって問題。

 岡田さんなんか、どうなんでしょうね。

 考え方とか伝わっているのかな。
 或いはサッカー見てんのかね。

 この間のウルグアイだってね、
アルサメンディーやルベン・ソサ、パス、
この面々で南米選手権を勝ち抜いた
時代からカウンターサッカーの王道を
行くチームだった訳ですよ。

 他の国には出来ないけど、
ウルグアイのカウンター時の
パスコースは、ここ20年ここって
決まっているよね。とか。
 そんな決まり事が試合観て
すぐ判断つくようなチーム。

 でも岡田さんはなにやっているか
考えているか知らんけど、
そう言う闘い方、対応の仕方が選手に浸透していない。

 早く岡田さんには引き下がって貰いたいね。

 もう岡田さんとかが代表監督張れるような、
そんな牧歌的な時代じゃないと思う。

 現役時代に試合開始に遅れた理由が、
奥さんとデパートに買い物行ってたとかね、
漫才じゃないんだから。

 こんな話を選手が知って、
黙って付いて行けるとは思えませんわ。
 

 岡田さんのことは今まであえて
触れてこなかったけど、
ちょっとここで書かせてもらいました。

 
 風間八宏さんに監督の人選をさせろと。
 爺様連中は出てこないでいいよ。

 
  

posted by lullaby |12:17 | スポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)
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岡田さんの思い出

コメント投稿者ID :

貴重なお話ありがとうございます。

ドーハの悲劇の晩にNHKBSのスタジオで本番中に嗚咽した岡田さんの熱血を知るだけに、今の岡田さんにはテンションの低さしか感じません。年相応というには冷め過ぎています。監督を続けるならば、滑稽でもいいから演技でもいいから、サッカー馬鹿な熱血でいてほしいと思っています。

posted by 普通の人 | 2008-08-26 18:10

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