2007年10月25日
四国アイランドリーグが福岡・長崎を加えて6チームに(高知ファイティングドックスよよくぞ耐えた,藤川球児投手のお兄さんに拍手!)枠拡大し,北信越ベースボールチャレンジリーグも福井・群馬を加えて6チームとなる。
いずれも名が体を表すように「四国・九州アイランドリーグ」「ベースボールチャレンジリーグ」となり,国内2大独立リーグとなる様相を呈してきた。
ここからはまったくの予想だが,この先両独立リーグはさらに拡大を続け,それぞれ16チームくらいを有する立派なリーグになるような気がする。BCLが福井にチームを持ち,ILが宮崎・岡山でさらなる加入を見込んでいるというところから,おそらく「関ヶ原」が境界となり,今年から開催されているチャンピオンシップが「関ヶ原の戦い」となる日が来るかも知れない。
高知の件もあり経営は決して楽でなく,地道に一歩ずつ進むことが求められるが,近い将来日本プロ野球はNPBを巻き込んだ大きな構造改革に直面するような予感がする。NPBの中にも経営に消極的な面が見られるチームもあり,地上波テレビを中心とする放映権に依存してきたビジネスモデルも再考が迫られている。元からそんなものがない独立リーグとの合流で,もっと楽しいそしてもっと違ったプロ野球を我々は見ることができるかもしれない。
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2007年10月20日
阪神タイガース2008年に向けての補強はズバリ2点,ローテーションの柱となる先発投手と(右の)大砲だろう。
いずれにせよ,トレード・FA・ドラフト・外国人という選択肢からなされるものだが,今般FA宣言するかもしれない広島の新井を見ていると何だか頼りなくなってしまう。
阪神としても右の大砲(しかも日本人)でノドから手が出るほど欲しいが,当の本人はFA宣言するかどうかだけで悩みも深くなってしまい,体重も何キロか落ちているようである。この先彼にとって明るい未来が開ければいいが,来季どこのチームにいたとしても活躍してくれるのかとても心配である。
FA宣言できるということも,他の球団が欲しがっているという記事が出たりするのも,新井が成し遂げてきた成果への賛辞であり今後への期待から来るものだ。悩むという形ではなく,実績ある自己がどこで野球をやってみたいかそしてどんな道を歩みたいかをしっかり考えて欲しい。FAで選手生命がマイナスになってしまうのは本末転倒で心配になってきた。
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2007年10月14日
第2戦をルーキーに託さなくてはいけなかったチーム状況が響いたか…
1回オモテ,鳥谷・赤星が出塁こそなかったが10球程度粘り,昨日とは違うという意地を感じたが,1回ウラに全てが吹き飛んだ。
あの場面,普通の試合の普通の1回ウラであれば勝負を避けるなどというアイディアはないが,皆様ご存じの通り阪神にとっては失点1も重い状況,あそこは歩かすことで中村紀との勝負でも致し方ないと思ったのは私だけだろうか。しかし結果は全てが裏目になり,たまった走者はすべて生還した。ウッズと勝負して打たれていればよかったのか,いったいあの場面のベストな選択は何だったのだろうか。あんな場面を作ってしまった時点で勝敗は決していたのだろうか。
打つ方はというと,昨日よりは見せ場もあったし実際に3点入った。時すでに遅しという感もあったが,8回にもう1点入っていればひょっとしたような気もする。桧山の犠牲フライはそういう意味であまりに淡泊だった。
今年低迷した時期が多かったのは,慢心によるところはなかっただろうか。昨年9月の奇跡的な快進撃,そしてそのままシーズンが終わった。連覇は逃したが充実感が残ってしまえばそれがシーズンの満足になろう。最後に悔しさを残してオフそして来季が待っていると思えば,このクライマックスシリーズで敗れるべくして敗れるのも教訓として悪くない気もする。
ぜひフロント・選手・監督・コーチ・関係者はこの悔しさをしっかり鮮度を保って来季覇権を勝ち取って欲しい。勝つべくして勝つチームを見せて欲しい。
中日ドラゴンズはやはり手堅かった。中田がすばらしかったのはもちろん,打線が機能した。ありふれた表現だが,ありふれたことができるチームだ。クライマックスはまだ終わらない。
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2007年10月13日
おかげさまで40万アクセス突破,ありがとうございます。これからも日々精進しますのでご指導ご鞭撻よろしくお願いします!
セ・クライマックスシリーズ第1S第1戦(中日7-0阪神、中日1勝、ナゴヤドーム) 阪神・下柳は四回途中、3失点でKO。ペナントレース中と同様に「何もありません」とコメントした。
一回、先頭荒木のゴロを関本が失策。一死三塁とされて森野に適時打を浴び、続くウッズには右中間席に運ばれた。バックの失策にいら立ったのか、打たれた球は高め。ベテランらしからぬ不用意な投球だった。久保コーチは「いろいろあって当然。投手は切り抜けていくもの」と渋い表情だった。
立ち上がりでの重すぎる3失点。ただ1人先発ローテーションを守り、チーム最多の10勝を挙げた下柳だが、流れを引き寄せられなかった。(サンスポ)
終わってみれば失点したのは下柳と久保田のみ。シーズン通してローテーションを守り抜き10勝を挙げた投手と,シーズン通して投げまくったホールド王が打たれては勝てるわけがないだろう。
打線に関してはシーズンをそのまま引っ張り込む形で何もできなかった。中日の打者のほうが集中力があったようにも見えたし,阪神打線は「いつか打てる」という楽観的な気持ちが先に立って結局何もできなかった。
今の阪神の勝ちパターンは単純な先行逃げ切りではなく,序盤に挙げた最少得点をどうにか1点もやらずに継投して小差で逃げ切ることしかない。短期決戦でパターンを語る必要はないが,チームカラーに合った勝ち方はチームに勢いをもたらす。
思えば阪神タイガースはここ数年ポストシーズン(=日本シリーズ)を経験するようになったが,最新の勝利は2003年の福岡ダイエーホークスとの甲子園での試合のみである。2005年の4試合も今日のようにJFKがちらつく前に試合は終わってしまっていた。これもチームカラーなのだろうか。
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2007年10月12日
FA市場の主役とみられていた中日・福留孝介外野手(30)が今オフ取得予定のFA権について権利を行使せず残留することが11日、濃厚になった。親しい関係者は「今年は中日残留の可能性が大」と明言。さらに福留に興味を示していた複数球団の関係者も「権利を行使せずに残留するらしい」との情報をキャッチしている。
「国内でFAするならソフトバンクか巨人か阪神」といういかにも荒っぽい情報が流れていたが、結局は残留。なんとなく予期していたが、毎年的確な補強を行ってきた中日の第一弾は「福留残留」という補強だった。
こういう情報でも動きは起きる。阪神はさっそく広島の新井に一本化して獲得に力を注ぐことになるだろう。右の大砲は誰しもがわかる補強ポイントであり、成功すれば覇権奪回に近づく。
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2007年10月10日
前々から,セリーグとパリーグの違いについて考えていたが(もちろん名前やチーム名以外で),投手がピンチを作った時に打たれる前に代えるのがセントラルリーグで,打たれてから代えるのがパシフィックリーグという案があり,今日はそれが支持された形になった。
たとえば阪神の岡田監督がベンチにいて,自分が送り込んだピッチャーが3者連続四球なんてことをしたらすぐに代えてしまうことだろう。場合によれば2者連続でも代えるだろう。王監督は結局スタンドリッジが打たれるのを待って,打たれてから交代を告げた。今日負ければすべて終わりなのに,また何のために新垣をスタンバイさせていたのかもわからず,ひたすらパリーグの野球に疑問が沸いた試合だった。
それにしてもマリーンズ成瀬はすばらしかった。今年も1回しか負けておらず,球界内で対戦を熱望するJFKブームに次ぐ「ニャルセブーム」が起こるのではないかとひたすら楽しみである。星野監督も今日の試合を見ていれば韓国か台湾戦の先発は決まった気で居るかもしれない。
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2007年10月09日
クライマックス・パという何とも気の抜ける名称のプレーオフの初戦は千葉ロッテが快勝となった。
初戦と言うことでもちろんエース級のピッチャーが先発で登場し,ホークスは斉藤和・マリーンズは渡辺俊となった。中盤にそれぞれが崩れ,最後はマリーンズがチャンスを生かし逃げ切ったが,斉藤和の投球には迫力が感じられなかった。
斉藤和と言えば身長も190センチあり,身体からの迫力はすごいものがあるが,かつて松坂と競って最多勝を勝ち得た頃の投げる迫力はそこにはなかった。時折150キロ近い速球もあったが,コントロールされたものはさらに少なかった。顔や気力で抑えると言うよりは一球一球大事に投げて抑えるという普通の気概だったように感じる。
対する渡辺は自らのミスから傷口を広げ3点を失ったが,すぐに味方が追いつくという幸運にも恵まれ,後半はらしさが完全によみがえった。対照的に迫力を消して,相手に打ち気にさせて打ち取るという真骨頂が見られた。台湾での北京五輪予選も,こんなピッチングでいければ先発も任せられそうだ。
明日以降は平日のナイターと言うこともあって雰囲気は一変することだろう。ホークスはもう少し一人一人の勝ちたい気持ちがあっていいのではないかと思う。マリーンズの選手があまりにのびのびとして良いプレーを披露しているのは,敵として黙っていられなくはないか。
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2007年10月07日
今日が神宮球場での引退試合となった。CX系「新報道プレミアA」では最終打席と引退セレモニーの様子を生の映像で伝えてくれた。お抱えの球団が久々に優勝する様子を中途半端に伝える某局と比べると,プロ野球への愛や振興度の違いがよくわかる。
表題に「選手なのに」と書いたのは2つの意味を込めた。1つは,いち選手にもかかわらず労組日本プロ野球選手会の会長を長年務め,初のストライキを決断するなど,まさに闘うプロ野球選手だったことである。会社なんかではよくある話で,昔は労組の中心で闘っていたサラリーマンも偉くなって使用者に回ると組合のことなんて意にも介さない。プロ野球もそんな組織なんだと実感させられるとともに,闘う人間がいればあそこまで大きなうねりができるのかと衝撃を受けたことは記憶に新しい。未だに労組間で協議せねばならない課題が山積しているが,2004年のあの動きは大きなベンチマークになることは間違いない。
もうひとつは久々のプレイングマネージャー(選手兼任監督)となったことである。長年出てこなかった理由が古田氏の例でわかったような気がするし,今後しばらく出てこないだろう。投手の分業化は叫ばれて久しいが,他のポジションやベンチも分業化は進んでいるのではないだろうか。フロントへの補強要望が通らず苦しい人材でかつ自分も選手としては下り坂な中,結果は選手としても監督としても納得行かないものだったと思うが,今後は必然的に指導者の道が待っているだろうから一度勉強してもう一度さえる采配を見せて欲しい。
個人的には,選手交代を告げに行ったりマウンドのピッチャーを鼓舞する際に軽快にジョグしている姿がとても好きだった。
posted by lovingsports |22:01 |
12球団このオトコこの一年 |
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2007年10月03日
日本テレビは2日、巨人の優勝シーンを特別対応で放送した。
この日のヤクルト戦は8月下旬まで未発表カードだったため地上波での中継予定はなかった。そのため、優勝決定時には小画面で放送し、その後に特別枠を設けて数分間にわたり優勝シーンをまとめた映像を流した。
地上波で生中継しなかったことについて、日本テレビの広報担当者は「番組の改編時期で特番が組まれており、野球以外のニーズもある。差し替えは難しかった」などと説明した。
日本テレビは、近年の巨人戦の視聴率が伸び悩んでいることから、今年の巨人戦中継を昨年の63試合から42試合へ大幅に削減し、原則として中継時間の延長も行わなかった。(サンスポ)
あんな画面で優勝が伝わるのかはなはだ疑問だったが,現地にいた人・衛星放送で中継を見ていた人は興奮できるすばらしい優勝決定ゲームだったように思う。
今年,読売が優勝できたのはやっぱり空中戦に持ち込む試合が多かったことではないだろうか。一時期機動力を取り入れてみたりいろいろしたが,結局「地の利」を生かすにはホームランしかない。小笠原・谷の補強やホリンズ・ゴンザレスというパンチ力ある外国人の活躍でホームラン数が伸び,一気に大量得点する機会に恵まれたことがよかったのではないだろうか。伊原コーチの「補強」による走塁も評価されるべきだが,それよりもホームランだと私は思う。阪神が3位に甘んじた理由まで同じにする必要はないが,シーズン通して活躍する右の大砲がいればどんなに良かったかと思う。来季以降桜井(そして明日阪神入りする中田君)には大いに期待したい。
もうひとつ本題に掲げたテレビのことだが,今年読売は優勝という結果を残したが,視聴率は「史上最低」の文字が並ぶ。今までは弱かったことを理由に低視聴率を受け止めていたが,今季ばかりはそうもいかないだろう。そういう意味ではここが地上波との決別の分水嶺になる可能性はある。視聴率だけでニーズは計れないが,インターネットやBS・CSといったところに任せてしまうことになるのかもしれない。野球人気が「衰退」と戦うのは来年からかもしれない。キーとなるのは北京五輪,WBCはプロ野球シーズンのフックとはならなかったように思うが,盛り上げ方次第で何とかなるのではないだろうか。
長々と書いてしまったが,いろいろな意味で大きな優勝ではないかと思う。
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2007年10月01日
来シーズン,横浜スタジアムが阪神にとって鬼門になりそうな予感がする。特にJFKらリリーフ陣が変な印象を持たないことを祈る。そのためにも明日は大事な試合になる。
テレビでの放映が見られず今岡のホームランがどんなものだったかさっき確認したら,今年序盤の弱々しいバッティングではなしえないすばらしいホームランだったように映った。クライマックスシリーズの5番を当確にする一発と5打点ではなかっただろうか。
横浜は前半から若い打線と寺原らの補強がうまくいった投手陣で充実した試合運びをしていた。ただその勢いがシーズン通して続かなかったというのはまだ強いチームではないということだろう。大矢監督も2年目になる来年はより強いチームになるだろうし,ペナントレースをもっと面白くするだろう。
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2007年10月01日
29日に北海道日本ハムのパシフィックリーグ制覇(2連覇)が確定した。下馬評が低い中,2006年にやったことを継続することだけで連覇してしまったという印象がある。悪く言っているのではなく,埋まらない穴を残った選手のスキルアップによって埋めるという最も効率良い方法で乗り切ったヒルマン監督の手法に賛辞を送りたいのだ。このチームに比べると阪神タイガースはそれをできなかったということになる。
思えば,12球団の中でこれだけ説明に困らないチームもない。徹底したスモールベースボールと守備の野球。2005年の千葉ロッテあたりから「スモールベースボール」という言葉が流行していたように思うが,より日本化したのは北海道日本ハムのほうではないだろうか。ヒットで出たランナーをバントで送りヒットで返す,3人で1点という方法。そしてその精度の高さ。
セントラルリーグでもこんなわかりやすい野球を標榜し徹底するチームが出てくると面白いと思うが,それに近いのは阪神ではないかと思う(赤星以外足を使えないことが原因)。ただ,残念ながらファイターズほど精度は期待できない。まず傷だらけの体を癒す作業からスタートだろうが,練習を積まなければ戦士にはなれない。
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