2007年06月27日
デイリースポーツ一紙抜きで気になる記事を見つけた。
ダルがゲキ“猛虎魂目覚めろ!”
セ・リーグ下位低迷する阪神に対し26日、あの若き虎キラーから“重大証言”が飛び出した。今季も交流戦2試合で、虎斬りに燃えた日本ハム・ダルビッシュ有投手(20)が、昨季に猛虎打線から受けた、強烈な威圧感が消えていたことを告白したのだ。殺気、覇気、自信に満ちた、ギラついた猛虎魂さえ戻れば…剛腕は、今季も阪神打線が巨人以上、間違いなくセ界最強だと言い切った。
デイリースポーツの記者がわざわざこんなこと聞いたのかと思うと恥ずかしいが,それに真摯に答えてくれたのが何ともうれしい限りである。中学までは関西で育っていたこともあり,(当時は暗黒時代に重なるだろうが)地元における阪神タイガースの存在をくみ取ってくれたのだろう。
「自分、今年も巨人にも投げたんですけど、絶対阪神の方が上だと思うんですよ」「それでも(昨季)阪神は、バッターが皆“打って、勝ったる”という印象で、打席で前のめりいうか、向かってくる感じで嫌だったです」「今年はどこか“勝てるかな”という感じで、打席で構えてるだけというか、そう思えてしまったんですよね」
彼の言葉は,今のファンが感じていることそのものではないかと思ったのは私だけだろうか。スタンドから見てもそう,そして打者から2番目に近い「敵」から見てもそう,まさに阪神打線は精神的な脅威を失っていたということにほかならない。当の打者からすれば否定するかも知れないが,打席における迷いやちょっとした弱気がそうさせているのではなかろうか。
ところで,このダルビッシュの粋なコメントもそうだが,今やエースになりつつある阪神の上園も生粋の阪神ファンだったとか。昨年の今頃はひょっとしたら神宮のレフトスタンドなんかで応援していたかも知れない22歳が,自分の好きなチームのマウンドで躍動している,まさにピッツバーグで活躍する桑田しかりで夢をしっかり体現している男で何ともかっこいい。噂レベルでしかないが,かつて横浜の佐伯が阪神戦でよくミスをすることから阪神ファンで阪神行きを希望しているのではなんて話もあったが,現役選手の中には生粋の阪神ファンがいるのかもしれない。
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2007年06月24日
借金を5つ増やしてレギュラーシーズンに戻る阪神。それ以上に,打線がめちゃくちゃになってしまったことが今季の前途をさらに暗くする。
もう忘れてしまった人も多かろうと思う3月30日の開幕オーダーから考えてみたい。
鳥谷→不調で6番へ
赤星→故障でたびたび離脱
シーツ→不調で2軍落ち,1軍に戻ったが守備固め
金本(そのままだが4番として働きは不十分)
今岡(そのままだが長打は期待できない)
濱中→不調・故障で2軍落ち
矢野→故障で2軍落ち,1軍に戻ったが野口と併用
関本→コンスタントに1軍にいるが藤本・坂とレギュラー争い
ご覧の通り4番5番以外は日替わりに近い不安定さである。現在好調の讀賣は3番までほぼ完璧に固定し,4番もイが不調時に阿部が入るというシナリオができていて打線の安定ができている。今の状況で固定する方がいい結果を望めないが,1番打者に何を期待するか,2番は?というコンセプトの部分は固めておきたい。
いまだに明快な答えは得られていないが,開幕当時の1番鳥谷2番赤星というのは「1死2塁」の場面を作るためのようだ。長打期待の鳥谷が単打で出れば赤星がバント,鳥谷が倒れれば赤星が出て盗塁する,ということなのだろう。それで行けば1番打者はそれなりの長打が望めてアベレージも期待できる人物と言うことになる。庄田を抜擢するのも悪くないが,実績のある選手から選ぶなら関本なんかでもよかったのではないか。「1死2塁」でいいのなら1番今岡2番赤星でもいい気がする。
今季は幸いにもシーズン3位に入れれば最後においしいお酒が飲めるかも知れない。が,その3位も遠くなりつつある。ここからは阪神ファンそれぞれに楽しみを持って観戦しに行くことが求められるのかもしれない。私はひとまず桜井の初本塁打,そこからの爆発を心待ちにしたい。
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2007年06月19日
今日は甲子園に行かず,昼間に鳴尾浜球場に行ってウェスタンリーグの公式戦を見てきた。鳴り物の応援はなく,地元の人と思われる人々からのヤジを受けながら,若手・ベテランが汗していた。
結局鳴尾浜では中日先発投手の山井のすばらしい完封劇を目の当たりにしたが,あの投球内容でいまだ2軍にいるというのは,一軍で力を発揮できない何かがあるのだろう。プロ野球の難しさを痛感した。そんな彼に相対した選手の結果をあげつらってどうこう評することはできないが,シーツは平凡な当たりを3つ飛ばし,一軍は遠いと見た。
現在タイガースは軍の入れ替えが頻繁だが,その他にもすぐに一軍に!という選手は見あたらなかった。昨年秋の消化試合で一軍登板を果たし打ち込まれた2年目の岩田の変化は特筆に値するかも知れない。力のある直球を投げ込む姿はよかったが,変化球の制球には課題が残りすぐに一軍というわけではない。
なお,今日は初めて辻本の投球する姿を見ることができた。まずその出で立ちに驚いたが,おおよそ投手には見えないすらっとした体型,俊足の外野手といったほうがしっくりくる。投球フォームも大人びていて,結果1失点だったがこのまま階段をひとつずつ上ればいつか甲子園でその姿を見られるだろう。
少々飛ばし気味に文章を羅列してしまったが,夜の兄貴分の試合は今の阪神タイガースができる精一杯の試合だった。岡田監督にとっては不本意かもしれないが,野村ノートにあった「点をとられなければ負けない」という項目を忠実に実行するここのところの虎の試合運び。まずは打順をしっかりと固定するところから再建策がありそうだが,いつになるのだろうか。
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2007年06月19日
昨日,10年来加入しているジュビロ磐田サポーターズクラブからこんな手紙が届いた。自分の組織に加入している選手が犯罪に荷担したことを恥じていることがよくわかるが,反面でこのクラブはこの事件を予防するために何ができるだろうと思いをめぐらせてみる。
私もいっぱしの会社員であるが,条例違反・法令違反になるようなことはするななんていう研修は一度もなかったし,他の会社やクラブチームでも言わずもがななのではないだろうか。組織というものは,実際にはこういう事件が起こって初めて,じゃあ研修をしましょうなどと行動を起こすものである。また,22歳という選手の年齢を鑑みても,一個人としての判断力が欠如していたものであって,たまたまジュビロ磐田の選手だったということしかないように思える(彼がレンタル移籍していたアルビレックス新潟時代の犯行であったらどちらの責任だったのだろう)。
この事件発覚直後,ジュビロ磐田に対して抗議の電話が鳴りやまなかったそうであるが,今は激励の電話も多いのだとか。チームメイトからこのような選手が出てしまったことはとても残念で批判にさらされるのも仕方ないが,どこの組織に属しているなどということを超えて一個人があらためて社会通念から外れない生活をしなくてはならないと思う。
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2007年06月17日
岡田阪神になってから久しくなったこんな大量点。もちろん今季最多の猛攻,今までだったら簡単に諦めていたファンもしばらくは大差の負けでも球場に残ってくれるだろう。また,選手達もやれるという気持ちが強くなるのではないだろうか。
それ以外にも庄田が初本塁打を放つなどドラマのあった試合だが,今日はセリーグが5勝,こういうときに他のチームも勝ってしまうという流れの悪さがいかにも今季の苦戦を象徴している気がする。
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2007年06月15日
関西地区でも地上波の放送の頻度が減りつつある。今日はテレビ大阪担当のはずがスカイマーク神戸で試合があってその中継に借り出されたのか,ローカル差し替えがなかった。視聴率を算段に入れなくてはならないというのが何とも痛しかゆしだが,準キー局は(キー局であっても)ローカル局としての面を持つのだからどこかしら放送してほしいものである。
確かに,今の阪神のゲームはおもしろくない。それは勝てないからではなく,負けるときのパターンも,勝つときのパターンも今季は決まり切っているからである。勝つときのパターンは,先発投手が最小限の失点に食い止め,僅差のリードを保って久保田→ウィリアムス→藤川につなぐパターン。負けるときは,先制されてそのまま追いつけないか追いつけてもすぐに勝ち越されて終わるパターンである。
2003年を境目にして,阪神タイガースは強いチームなんだという認識が生まれつつあった中で,ファンも勝つことを主たる目的に球場に足を運ぶことになったのかもしれないが,さらに昔からのファンは「負けの美学」なんてことも言われたが,とにかくプロセスや内容を楽しみにしていたようである。かくいう私も,今のタイガースに不満なのは,勝ってくれないからでなく,多彩な試合内容,もっと言えばいろいろな勝ち方・負け方を見せて欲しいと思うからである。
今日グッドウィルドームに出向いたファンの方々は,負けはしたが上園の我慢の投球,庄田の2安打にわずかな光明を見出して帰路についたかもしれない。勝ち負けなんかより,そんな楽しみを毎日与えて欲しいと思うのである。
とはいえ順位表に目を配れば3位に3ゲーム差余り。できるだけ離されて欲しくないという助平な希望もある。
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2007年06月11日
今晩の関西地区は,異なる4つのテレビ局が甲子園球場での阪神対福岡ソフトバンクの中継を行っていた。地上波では読売テレビ,サンテレビ,そしてCSでGAORAが生,skyAが録画で放送してくれる。この中で試合内容をすべて流すのは難しいのが地上波の読売テレビだが,今日は福岡放送も同時に放送があったため,いつもホークス中継の解説をしているであろう長池徳士さんがいつもの川藤さんと並んでいたため,ホークス目線のタイガースの印象を随所に伝えてくれて,試合全てを流しうる他のチャネルに比べ不便であっても得るべきものはあったように感じる。また,今後交流戦も含めてそれぞれの地方での中継の楽しみ方の一端を垣間見た気がする。
さて,今日昨日の試合内容は大まかに言ってしまえばほとんど同じで,チャンスをモノにしたチームが勝って逃したチームが負けたということだ。何より驚いたのは,ソフトバンクが我が阪神と同じ状況に陥っている点であった。
ここのところの阪神打線は,全員がチャンスメイカーでありそれゆえ全員がチャンスブレイカーでもある。チャンスはモノにしなければ点にならない。結局,1死3塁といった得点の確率がすこぶる高い状況にならねば点にならず,そうでなければ一発に依存することになるが,現状では林・金本・鳥谷までしかその期待は持てない。対するソフトバンクも,決める人材に事欠いている様子で,勝負所の6番打者に両リーグ通じての首位打者大村を置いたりしなくてはならない状態だった。
今日の試合は,阪神の絶対的守護神藤川が打たれ負けたが,阪神はホークスの守護神を打てなかっただけのことである。そういえば,今季の藤川はどこかおかしい。1点差を逃げ切ることもままならず,2点差以上か開き直れるビハインドの状態でしか安心して見ていられない。しかも昨季まで違うのが,最初から最後まで四球で崩れるのではなく,ヒットをかなり打たれているというところである。藤川がすばらしいストレートを持っているのは確かなことだが,すばらしく見せる演出が今後大事になってくることだろう。
また,意見するのは1度ではないが,今季も結果的に藤川が投げればその後得点する試合が非常に多い(もっとも藤川投球の後攻撃することは少ないが)ことを見ると,KJFリレーよりも久保田を後ろに置くFJKリレーに戻すことを奨励したい。希代のストレートを放る藤川は球場の雰囲気を変えてくれる勝ち運を持った存在なのではないだろうか(ハンカチ王子のごとく)。
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2007年06月08日
ルーキー上園があっさり与えてしまった1点が重かった。鳥谷のバントミスから始まった8回のトラブルで流れが変わり,9回にようやく追いつきサヨナラで勝利した。
簡単にまとめれば上記のような形だが,先発に抜擢された上園は簡単に1点を与えすぎた。先頭打者にヒットされて二盗を許したまでは致し方ないが,下山の進塁打および北川の犠牲フライはそれどうぞといわんばかりのコースと球種だった。その後はピンチもしっかり切り抜けて「クオリティースタート(6回3失点以内を指す)」一歩手前の努力を見せてくれた。
岡田監督の退場と言えば,退場とまではいかなかったが2005年9月7日のナゴヤドームが思い出される。こういうシーンを見ると,つくづく選手達は監督を慕い,悪く言えば甘えている体質が存在するような印象を持つ。監督に恩返ししたいという美しいコメントも良いが,プロ野球選手は自らのヒットでホームランで三振で飯を食っているのだからもっと一人一人があつかましくていいのではないだろうか。
それにしても,今日のゲームは両チームとも送りバントが決められない何とも質の低いゲームだったとも言える。阪神はここのところタイムリー欠乏症などと言われているが,やるべきことができていないから追い込まれてしまうのだ。1つ1つのプレーで丁寧なものをまずは見せて欲しい。
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2007年06月06日
今日で北の2球場を制覇。画像はすぐにはアップできないが、随所に「県営宮城球場」の面影が残る素晴らしいスタジアム、フルキャストスタジアム宮城に行くことができた。観衆も2万1千超と満員、試合は予期せぬ方向にいったが阪神にとっては貴重な、また楽天にとっては何ともいえぬ試合になった。
試合内容をおさらいしておくと、楽天が下柳の制球難(審判との呼吸合わず?)からチャンスを広げ、フェルナンデスのタイムリーを生み出す。阪神は金本の目の覚めるような一発で逆転したが楽天もフェルナンデスの再度タイムリーなどで逆転、2点差とする。ここで今頃の阪神ファンはあきらめてしまいがちだが、6回に浜中の犠牲フライと金本のタイムリーで逆転、1点差を橋本健太郎・久保田が守って必勝パターンと思いきや、なんと藤川が2死からストレートの四球を出して同点に追いつかれてしまう。なんとかサヨナラのピンチは免れ、阪神は11回に福盛を攻め立てて一挙5点、スコアだけ見れば快勝というゲームになった。
試合時間も長く、藤川が投げている頃には22時となり、最後は23時半。試合時間は悠に5時間を越えた。大変な試合だったが、11回の攻撃は今季のタイガース打線が忘れかけていたつなぎであった。特に藤本の3塁打は相手に大きな失望を与えたのではないだろうか。
下柳が4回0/3で降板したのは彼の出来から仕方がないが、野村監督が永井を4回途中であきらめたのは大きな驚きのひとつだった。前の回にホームランを打たれこの回もピンチを招いたが、まだ流れはどちらにいくかはっきりしないところで中継ぎ左腕に託し、きっちりピンチを切り抜けた采配は見事だった。
この試合については、特に最後まで見られた人はいろいろ言いたいことがありそうなゲームだったが、11回ウラの岡田監督の継投は間違いでないと思う。大量点をとった次のイニングはゲームが荒れる可能性のある場面であり、渡辺→吉野と細かくつないでしっかり締めた(被安打はあるが)のは次にもつながるゲームだったと思う。とにかく、11回に見せたあのゲームを明日以降は9回までのどこかで見せて欲しい。明日は「マー君」の対決が見込まれるが、自宅でゆっくり見るとする。
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2007年06月04日
初の札幌ドーム観戦。札幌市にあると言えども自然が多くびっくり。中に入ると従来のドームの既成概念を壊す構造にびっくり。北海道の方々はこんな充実した環境で日々野球を見られているのかと感心した(地下鉄駅からのアクセスは難ありと言うべきだが)。
肝心の試合内容はといえば、今年の阪神の負けパターン。安打は林の2本だけと寂しい限り、四球のみで満塁という大チャンスも点にならない。対する日本ハムは表のピンチをしのいですぐその裏に先制するという強い野球を見せた。思いのほかグリンの投球が良かったというのもあるが、相手が自滅しかけたところで得点もできないという弱い阪神打線の姿が浮き彫りになった。
同じ嘆きはしたくないが、投手陣はよく頑張っていると思う。阪神の場合、今は唯一好調と言っていい林をどこにするかということだけだろう。
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2007年06月01日
縁あって2試合連続で足を運ぶことができた甲子園で,同じような形の強い勝ちに巡り会えた。これが阪神の勝ち方なんです。
先制点はとられる,しかし早いうちに反撃し逆転する。リードを保ち久保田・藤川につなぐ。これを続けていけばもっと上位にいることだろう。皆が思い描いていた形がようやく現実になってきた。
心配とすれば,金本の勝負弱さが著しいことと,投手陣のケガによる離脱である。今日ボーグルソンが故障しおそらく長期2軍行きとなることで中村泰は先発要員になるだろうが,ウィリアムスもいないことで中継ぎがどうしても必要になる。今こそ江草あたりがフル回転で活躍しなくてはならない。2連勝で喜んでいるヒマなどなく,足元を見ればチームが瓦解する可能性だってある。
とにかく,今日のように打つ方のがんばりで何とかしたい。
posted by lovingsports |00:35 |
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