2007年03月30日

広島カープ会心の開幕一方虎は←阪神1×4広島@京セラ大阪

13安打を放った広島が3年連続の開幕戦勝利。3回に阪神・下柳をとらえ、梵の犠飛で先制。中盤以降も着実に得点を重ねた。黒田は直球主体に強気の投球で7回を1失点。阪神は打線が力負けし、粘り強く投げた下柳を援護できなかった。(時事通信)
広島は出場した野手が全員ヒットを放ち,先発黒田も7回を好投してチームを引っ張った。明日以降,そして今季が明るいものであることを予兆するようなすばらしい開幕戦だった。

一方,阪神だが,開幕戦を戦っているのは下柳だけのように感じられた。緊張もあって思い通りのところに投げられなかったかもしれないが,それでも6回を投げて2失点にとどめ最低限の働きはしている。また,打者としても一巡しかけてそれまで誰もヒットがない中で必死でファールで粘り,内野で弾んだゴロを何とか内野安打にしてみせた。これを意気に感じたか鳥谷も3塁線にゴロを放つが新井につかまれつながらず。結局,阪神は今日1番から6番までヒットなし。四球などの出塁はあったが,まだ全員が開幕を迎えられていない様子で明日以降が気がかりだ。

144試合と長いシーズン,勝てば大きな1勝,負ければ114分の1と割り切ればいい。

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2007年03月30日

猛虎覇権奪回へ←開幕投手は42番だ

プロ野球セ・リーグは30日、横浜-巨人(横浜)中日-ヤクルト(ナゴヤドーム)阪神-広島(京セラドーム大阪)のナイター3試合で開幕する。今季は交流戦24試合を含む144試合制で優勝を決めた後、上位3チームで日本シリーズ出場権を争う「クライマックスシリーズ」が初開催され、各チームの戦い方が注目される。
29日には各チームが開幕戦を戦う球場で調整。阪神の開幕投手はプロ17年目で初めてとなる38歳の下柳を起用する。
先日弊ブログで開幕投手は29番小嶋ではないかと推測したが,岡田監督はそれを選択しなかった。土曜日の先発がジャンでないとすれば3試合連続で左腕先発という懸けである。

15年間セントラルリーグで連覇がないという事実があるが,今年からクライマックスシリーズがあることで本当にわからないシーズンである。シーズン通して1位であっても日本シリーズに出られる保証はない。だが岡田監督も中日・落合監督もシーズン1位にこだわる戦いをしてくれるようだ。

今季を占うキーマンだが,復活をかける今岡はもう大丈夫だと判断したい。シーズン当初は飛距離にこだわらない単打を積み上げて,交流戦では恐ろしい打者になってほしいものだ。気になるのは,赤星の出塁率と盗塁である。今年は2番か9番が定位置になりそうだが,ヒットでも死球でも何でもいいから数多く出塁し,走る場面を増やしたい。

もう一人気になるのは,藤本である。セカンドのレギュラーをついに関本に奪われ,守備固めの秀太との狭間で存在意義を何とか見出そうとしているが,今が一番苦しい時期ではないか。これからの長いシーズン,起用される機会も少なくないはずだが,1試合1打席を大事にして結果を出すことで何とか優勝に貢献して欲しい。

投手については,岡田監督らの采配が試されるシーズンではないだろうか。ローテーションの柱がほとんど不在な中,10人程度で先発を回すことになりそうである。2軍からの情報を大事にしながら常にベストなローテーションを見せて欲しい。まずは下柳→小嶋→能見→江草→ボーグルソン→ジャンという流れだろうか。

いよいよ明日が開幕戦,下柳に多くを求めず,打線が早く爆発することを祈りたい。まずはヒット1本である。早くみんなに出て欲しいというのが切なる願いである。明日は投手戦にはならない!

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2007年03月30日

バファローズよどこへいく←オリックス8×1北海道日本ハム@神戸

オリックス8―1日本ハム(パ・リーグ=29日)――オリックスは二回、4番のローズが、日本ハムの先発のスウィーニーから、右中間スタンドへソロ本塁打、四回にも中堅右に2打席連続となるソロ本塁打を放った。
さらに五回には、下山が左中間席へのソロ本塁打で追加点を挙げた。
日本ハムは八回一死二塁の好機も金子誠と森本がともに空振り三振。
オリックスはその裏、ラロッカの3試合連続となるソロ本塁打など打者一巡の猛攻で、計5点を挙げた。
セラフィニはロッテ時代の2005年9月21日以来の白星。金子はプロ初セーブ。(日刊スポーツ)
助っ人外国人の活躍いかんで勝ったり負けたりを繰り返しているオリックス。清原がいないとこんなことになってしまうのだろうか。

先日(27日)京セラドームでの北海道日本ハム戦でも外国人の活躍で勝利した。内訳を書いておくと,先発したデイビーが勝ち投手になり,カーターがセーブを挙げ,ラロッカが本塁打を打ちアレンが決勝のツーベース,ついでにローズもタイムリー二塁打を放つなど3出塁。その合間に日本人が活躍しているという印象しかない。

まだシーズンは長いのでいろいろな形の試合があるだろうが,大阪の神戸の日本のアイデンティティをもっと見せてもらいたい。

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2007年03月29日

10代に担わせるプロ野球←田中将大デビュー炎上

楽天のゴールデンルーキー田中将大投手(18=駒大苫小牧)が、初先発で手痛いプロの洗礼を浴びた。2回、先頭の柴原を三振に仕留めるものの、2死満塁から川崎に右前2点適時打、続く多村にも二、三塁から2点適時打を許した。1回2/3を6安打6失点のKOデビューとなった。しかし、味方打線が爆発、同点に追いついて負け投手は逃れたが、チームは9回にサヨナラ負けした。(日刊スポーツ)
「ハンカチ世代」の超高校級エースはプロに入ればこんなものなのか。

真っ先に言えることは,この投手は非常にタイミングの合わせやすいタイプではないかと言うことである。あるいは直球・変化球のクセがありすぎるのか,ソフトバンクの打者達はほぼ皆自分のタイミングで打てていたような気がする。

田中自身もオープン戦では結果を残してきたが,本人はいっぱいいっぱいの状態でまだ寝起きの打者達を抑えてきただけである。これからが試練であるが,きっちり打ち取る場面だってあったので強力打線を誇るソフトバンク以外のチームとの対戦を見てみたいものである。

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2007年03月24日

開幕投手は今年も29番?←阪神0×2東京ヤクルト@京セラD

ima今岡と宮本の談笑。この秋,この二人は台湾で大暴れしてくれるのだろうか。

さて,パシフィックリーグが開幕するというめでたい日に私は最後のオープン戦観戦と言うことで京セラドームにやってきていた。東京ヤクルトを見届けて12球団制覇となった。

石井一久の好投(3回を無安打)・青木のファーストパンチと犠牲フライで阪神は寂しい連勝ストップおよび京セラドームでの連敗となったが,開幕は近いわけで,それぞれに開幕モードとなってきている。

開幕で先頭打者になることが内定している鳥谷だが,今日は2つの二塁打で好調を持続しているが,凡退した打席でもそれなりに球数をかけ,いやらしい1番になってくれようとしている。近い将来3番になることだろうが,何でもできる打者になってくれそうだ。

前回の横浜戦で全球ストライクのイニングがあったかと思えば次の回から崩れて不安視されたルーキー小嶋は,今日はほとんどの打者を相手に初球ボールから入って組み立てるピッチングだった(結果は3回1失点)。これが計算尽くのものなら何とも頼もしいが,そうでなければ野手にとって不安を抱かせる投球に他ならない。結果的に大崩しないのはいいことだが,当初首脳陣を驚かせた飄々としたピッチングを取り戻して欲しいと思うのは私だけだろうか。

ここのところ下柳とセットで登板になっている先発候補小嶋だが,実は開幕投手なのではないかと思っている。というのは,今のスケジュールから察するに開幕時点で表ローテーションがジャン・下柳・小嶋,裏が江草・ボーグルソン・能見となっている。タイプ・利き腕が同じ小嶋と下柳を連続させるわけにはいかず,下柳は3連戦の最後に待機させて連勝ならば継続させ,連敗ならばストップさせる役回りをさせたい。そうなると1戦目は小嶋になるのではないだろうか。あくまで推測だが,今年も開幕には29番がいるかもしれない。

今年もJFKの一員,ウィリアムスはまたも大半を直球勝負。藤川とタイプは違うが,ストレートにはますます凄みが出てきた。今年は開幕からフル回転してホールド王を狙って欲しい。

一方,東京ヤクルトに触れておくと,監督はきっと不本意だろうが,外国人で固められたクリーンアップはそれなりに機能しそうで,あとは下位打線をどうするかだろう。新外国人投手のグライシンガーは昨年まで韓国で活躍した投手で,やはりアジアの野球を知っていると言うことで順応性が高く崩れにくい印象を与えた。

セントラルも開幕が近い。今日東京ドームでは広島の黒田が打ち込まれていたが,どう立て直して大阪にやってくるだろうか。気持ちは今度の金曜に向いている。



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2007年03月24日

まさにオリンピックinJAPAN←サッカー日本2×0ペルー@横浜

TBSではボクシング,CXではフィギュアスケート,ANBではサッカーと水泳,NHKもBSで連日カーリングをお送りしている。オリンピックは各局で競技を分け合い裏かぶりがないよう配慮があるが,オリンピックでないのでこのように各局スポーツ番組が乱立している。外国文化をうまく取り入れるポテンシャルが高いとされる日本人らしく,今盛り上がっているスポーツを取捨選択的に取り上げてどの競技もそれなりの高い視聴率を保っているようである。個人的にはこの流れにプロ野球も乗って欲しいと思うが,どうなるであろうか。

さて,今日横浜で行われたペルー戦(サッカーです),オシム体制になって初めて欧州組である中村俊輔・高原直泰が呼ばれ,注目度も俄然上がり,試合内容も格段に華やいだものになった。

前半はペルーに押し込まれ,かろうじて守備の決まり事がきちんとしていたことと大黒柱がトゥーリオと中澤の2本になったことで大きなピンチを招かずに済んだ。対する日本はセットプレーから中村俊輔→巻と渡ってヘディング一閃,気持ちのいいゴールが生まれた。

点が入ってからは日本の支配率が圧倒するも,流れの中から決定機が作れないと言う課題は健在。特に駒野がアレックスの穴を埋め切れていないと言う現実が痛い。

後半も中村俊輔のフリーキックから高原がワントラップボレーで加点(中澤とのダブルシュート?)し,ペルーの運動量が落ちやりたい放題の状況になるが相変わらず流れからの決定機が作れず終了。内容の濃い2対0でもあるが,まだまだ上がある予感を感じさせる2対0でもある。

ここへきてようやく欧州組との融合が実現し,少々遅れ気味のオシム計画であるが,確実に前進している様子がうかがえる。中村俊輔・高原がすんなりなじめるチームと言うことは,それなりのレベルを有しているということでもあろうし,特に周りの選手(遠藤・鈴木・巻あたり)が生き生きとしているのも彼らが加わる大きなメリットのように見えた。

対戦相手のペルーがなんと15名しか選手を連れて来れず,最後には10人となっていたようなのが残念ではあるが,この先日本サッカー協会も熟慮して対戦相手を決めてステップアップしなくてはならない。

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2007年03月23日

内なる盛り上がり←プロ野球明日開幕

プロ野球は24日にパ・リーグの3試合で開幕する。西武-楽天(グッドウィル)、ロッテ-日本ハム(千葉)、ソフトバンク-オリックス(ヤフードーム)がいずれもデーゲームで行われ、西武の裏金問題による影響が懸念される中、新しいシーズンを迎える。セ・リーグは30日に開幕する。
 23日は各チームが開幕戦の球場で調整し、予告先発も発表された。胃がんの手術から復帰した王監督が昨年7月以来の公式戦を迎えるソフトバンクは斉藤和、コリンズ新監督率いるオリックスは川越を起用。昨年日本一の日本ハムはダルビッシュが初の大役を務め、ロッテの清水と投げ合う。西武は西口、楽天は復活を目指す岩隈が先発する。
 今季は両リーグとも交流戦24試合を含めたレギュラーシーズン144試合で優勝を決め、上位3チームが日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズに進出する。[共同] 
例年,明日がプロ野球開幕なんてことになればテレビでもかなり大きく取り上げられ,外からの情報やふだんの話題で開幕を実感しワクワクした思い出があるが,今年は開幕することよりも大きな問題が常に報道され,選手・監督コーチら現場の方々にとっては気の毒な日々が続いている。

そもそも,パリーグとセリーグが足並みを揃えて開幕できないというところに球団運営側のエゴというか興行ありきの発想を感じざるを得ない。先行して1試合だけ,というのならば他のスポーツの開幕戦でも見かけるが,これでは対立しているリーグに見えるのも無理がない。せっかく試合数を揃え,交流戦もあって足並みが整いつつあるだけに完璧に仲良くなることはできないようだ。

嘆いていても仕方ない。さて,明日からいよいよパシフィックリーグが開幕する。私はセントラルよりも格段に面白いペナントレース(今年から何と言えばいいのか)になると思っている。ここ数日ちまちまと各局で行われている順位予想で軒並み解説者達があのお荷物球団とされている楽天を5位に指す光景が増えたのは象徴的である。長いシーズン,投手力が何といってもモノを言うが,投手力で見ればやはりクオリティーの高い先発陣を要する福岡ソフトバンク(斉藤・和田・新垣・杉内・ガトームソン),千葉ロッテ(清水・小林宏・渡辺,今年こそ)そして西武は比較的優位に戦いを進めそうだ。ディフェンディングチャンピオンである北海道日本ハムは今年も徹底したスモールベースボールで臨むようだが,パンチ力の感じられた打線のスケールダウンをいかに補うかがキーになりそうだ。残るオリックスと東北楽天だが,監督人事が一新したオリックスには期待を込めたいが,オープン戦でも見たが日本のやり方に順応した戦い方ができるか疑問という点でプレーオフは厳しいと見る。楽天は田中君の先発ローテーション入りで注目度も増し,負けイヌワシ軍団では終われない。徐々に野村監督の要求に応えられる形にもなってきていて,大幅な負け越しはないのではないだろうか。

淡々と書いてしまったが,今年はドラフト問題という大きな十字架を背負いながらのプレーが続くだろう。ひょっとすれば,現役選手の黒い過去などが取りざたされる可能性もあって平穏な一年とはいかないかもしれないが,見ている人を魅了するプレーをひたすらにしてほしい。

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2007年03月21日

今年は希望入団枠維持?←プロ野球ドラフト問題

西武の裏金問題の発覚で、日本プロ野球組織(NPB)は21日、東京都内で西武を除く11球団で代表者会議を開き、裏金問題の温床と指摘されたドラフト制度の『希望入団枠』を来年から撤廃することで合意した。今秋のドラフト会議の実施方法については継続審議となったが、暫定的に現行制度を維持するとみられる。2008年からのドラフト制度に関しては来年3月までに正式決定する方針。(サンスポ)
この記事から,讀賣のみが今年からの希望入団枠撤廃に反対し,あとの11球団はそれを説得しきれなかったような図式が伺える。今週どうしても獲りたい選手でもいるのだろうか。そしてその選手に「栄養費」など渡していないだろうか。

讀賣巨人軍としての言い分は,アマチュア選手側にある程度の自由を与えたいということのようだが,希望枠は1チームにつき1名であり,全体で考えても最大12名。毎年プロ志望するアマチュア選手はそのウン十倍にも上り,今までに与えている自由だって微々たるものである。そう考えれば,わずかな自由がなくなるだけのこと,むしろプロに入った後にどんな道筋を作るかを考えて欲しい。

その道筋だが,現行最短9年で獲得できるフリーエージェントの権利を短縮するという議論が真っ先にあがる。プロに入る段階で好きな球団に行けないのならば,入ってからがんばれば5年なり6年なりで自由に動けるとしたら単純に魅力的かもしれない。ただ,現在のフリーエージェントは,一部で年俸を高騰させる手段として機能している部分があり,フロント側がこの短縮を簡単に飲めないというのも大いにわかる。

選手会にとっても無関係でない今回の問題。要するに,今のプロ野球はいっぱいいっぱいなのである。球団としては良い選手を意地でも入団させて強くして集客を高めたい。一方で活躍する選手に対して高い給料を支払わなくてはならない。この「いっぱいいっぱい」のスパイラルをどこかでほどかなければ,あとは瓦解していくのみである。

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2007年03月17日

今年もカモ?←横浜4×7阪神@横浜

hama阪神はオープン戦4連勝,横浜にとってはエースがこの時期に打ち込まれ明暗分かれる形となった。

昨年の今頃,2段モーションの対象ピッチャーということで必要以上に騒がれ悔しい開幕を過ごした(讀賣に打ち込まれ敗戦投手)三浦だが,今回は自らの制球難で自らを苦しめた。エースたるもの,1イニングで2四球,しかもストライクを入れたくても入らないのではどうしようもない。3回の6失点は開幕に向けて大いに改善できるものだろう。また先発キャッチャーが鶴岡だったということで公式戦で当たる三浦とはまた違うかもしれず,完全に手の内を見せない大矢野球の片鱗をも見た気がする。

阪神としては,開幕前に苦手としていた三浦を打ち込めたことは大きい。赤星・シーツ・今岡の単打は今後の攻略の参考になることだろう。

それにしても今岡だが,大振りする様子がまったくなく,シングルヒットをしぶく狙うバッティングが実にいやらしい。ボール球を振るという明快な欠点はあるものの,長打を狙ってこないとわかると攻めづらいだろう。今岡との勝負を避けたとしても,次に控えるのは濱中である。理想的ないやらしい打線が完成しつつある。

阪神投手陣だが,下柳は相変わらずのらしいピッチングを披露し開幕を心待ちにしているようだ。ここまで不気味に無失点を続けてきた新人の小嶋はやっと打たれてくれた。というよりも自滅に近い失点が多く,この時期にして課題を見出せてよかったのではないだろうか。

今週の東海・関東遠征4連勝の阪神。それ以前のオープン戦の感じでは心配になるファンも多かっただろうが,今年も阪神タイガースは強いと断言できる。リーグ戦を長い長い助走に見立て,来るべきクライマックスシリーズに思いを馳せる,というのは気が早いかもしれないが,常に3位以上にいることを期待したい。

横浜ベイスターズはまず3位を目標に頑張るのが身の丈にあった状況と言えるが,成長途上の有望な野手も多く,仁志・寺原・工藤らの補強で確実に厚みを増している。救援陣の不透明さが気になるが,若くパワーにあふれる打線で打ち勝つ野球をすることが第一と言えるだろうか。



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2007年03月16日

タイガース上向き←千葉ロッテ3×7阪神@千葉マリン

chiba12日にさっそく雪で中止となりどうなるかと思われた阪神タイガースの東海・関東遠征も14日から3連勝となった。勝ったという結果だけでなく,それぞれの試合ではそれぞれの選手に収穫があったことがすばらしい。オープン戦の順位は芳しくないが,昇り調子で開幕を迎えられることが何よりである。

さて本日千葉マリンで行われた千葉ロッテ対阪神だが,阪神は開幕を想定したベストメンバーに近いオーダーだったのに対し,寒かったからかロッテはまだ1軍争いをするメンバーが名を連ねた。この時点で阪神は勝たなくてはならなくなったが,その通りの快勝となった。

先発のエステバン・ジャンは前評判通りのすばらしいピッチングを見せてくれた。初球ストライクがビシビシ決まり,なによりテンポがいい。ロッテの打者たちは打ちごろと見たのか初球打ちも多く,省エネピッチングとなった。ここまでの複数の登板機会でそれぞれ成果が出ているということは適応能力も高いことを示しているので,シーズンに入ってからもきっといい結果を出してくれることだろう。

2番手以降,藤川は名前勝ちともいえる貫禄の3人斬り,3人目のダーウィン・太陽はそれぞれ失点の場面を作ってマイナスな印象を与えた。いずれもストライクよりもボールが先行しており,守る野手・ベンチにいるコーチ監督・見ているファンをやきもきさせる傾向が強い。二人ともキャンプでは順調だっただけに,何とか実戦のところで成果を見せて欲しい。

打つほうはというと,心配された赤星・関本の復調が確認できた気がする点が大きい。関本に関しては藤本(加えて秀太)との競争にひとまず打ち勝って開幕セカンドは確定ではないだろうか。あとは打順をどうするかだが,鳥谷の様子も心配する大事に至らず,この鉄人ショートを1番に置くか否か監督の最終判断に委ねられる。

千葉ロッテはというと,途中から出てきた西岡改めTSUYOSHIがいきなりスリーベースを放ち,格の違いを見せ付けた。まだ22歳でこれだけの扱いというのもすごいが,こんな時期でもオープン戦になんかフルに出なくていいやというふてぶてしさがプロらしくていい。



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2007年03月16日

もう遅いですが←中日2×8阪神@小牧

koma小牧球場。私のような自動車を移動ツールにしない人間を寄せ付けようとしない郊外にあった。名古屋からこの球場近くのバス停まで1時間余り。バス停から歩くこと15分余り。ライトの形がなんとなくかつてのナゴヤ球場だとかレトロな雰囲気を漂わせる球場があった。

竜アレルギーも払しょくだ! 阪神鳥谷敬内野手(25)が14日、中日戦(小牧)でも3安打の固め打ち。今季10戦で3度目の猛打賞で、打率を3割7分8厘に上げた。昨季は対戦打率1割7分9厘と最も苦戦した中日に、シーズン前哨戦で痛打を浴びせた。(日刊スポーツ)

この日は阪神にとって2重に大きい日だったのではないだろうか。相手が開幕1軍を争うようなラインナップだったとしてもアウェイで中日を倒すこと,そして相手に関わらずここのところ貧打とされた阪神打線が大量点を得て勝利したこと。阪神ファンにとってやきもきしていた日々になんとなく光がさしたゲームだったのではないだろうか。

ただ中日はやはり強い。この時期に出してくる主力がまだウッズ・立浪くらいである。阪神は1軍から1.5軍といったメンバーだとすれば,中日は1.5軍から2軍である。郊外での試合とはいえ,強者の余裕がうかがえる。



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2007年03月16日

忘れられぬ記憶←東北楽天2×3阪神@草薙

kusa草薙球場と言えば,秋に行われる東西オールスター(今年から廃止とか)が行われる地としてプロ野球ファンにおなじみであるが,正式名称は静岡県草薙総合運動場硬式野球場なのだそうだ。私も初めて本日「参詣」し,ベーブルースと沢村の像に思いをはせた。

阪神の先発候補ボーグルソンは4回1失点。途中出場の秀太が本塁打を含む2安打2打点とアピールした。楽天の有銘は5回を2安打1失点にまとめ先発枠入りへ前進。2番手の一場は1回無失点だったが制球のばらつきが目立った。(山陽新聞)
阪神の投手陣の現状を考えると,今となって岡田監督としてはどういう理由をつけて誰を2軍に落とすか,あるいはどういう材料でローテーションを絞っていくかを決めていく段階であろうから,投手陣としてはもちろん打たれてはいけないが,抑え方も重要になってくる。そういう意味ではボーグルソンは大荒れしなかったが不安定さが残る点でポジティブな印象は与えない。ウィリアムス・橋本は言うまでもないとして,能見についてもいいところまできているが決め手がないという印象を与えた気がする。だが,これまでの感じを見ても他球団よりも潤沢な投手陣であることは私の目でもわかるし,それだけ監督の目・采配がペナントを左右しそうである。

打つほうはというと,鳥谷の死球が心配である。新聞などでは左肩となっていたが,本人は右肩を気にしていたように見えたからなおさらである。シーツ・今岡はまだボールを見ている段階,金本がそれより一歩前を進んでいるようなクリーンナップでまだまだ調整のご様子。赤星が今日も無安打で心配は深まるが,関本に安打が出たのは安堵。関本もまだまだ,藤本は前に打球を飛ばせる気がしないとなると,打撃好調のリンをセカンドで使いたいと思うのは私だけであろうか。

忘れてならないのは秀太の活躍だろう。2安打1ホームランに1盗塁。特に試合を決した一発はまさに「イチニノサン」だったかもしれないが完璧な打球だった。師匠を前に強烈なパンチ,そして偉大なバックアッパーとなりうるアピールとなった。個人的には,過去にも多く彼の決勝点でもたらされる勝利を目の当たりしている気がしてうれしかった。またひとつ忘れえぬゲームが増えた。



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2007年03月11日

強弱・明暗←阪神2×3讀賣@甲子園

風も強く,時折強い日差しに照らされたかと思うと曇ってくる。そんな典型的海岸の冬気候にさらされた甲子園。特にピッチャーにとっては厳しいコンディションだと思われたが,ドラフト騒動とは無縁の野球選手の真摯な姿を見た気がする。

巨人ファンには少々失礼な話だが,2003年以降,阪神で言うところの暗黒時代,つまり負け癖のついたチームになってしまったように見受けられる。2003年の阪神をお手本にするならば,勝ち続けることしか薬はないのである。こうなったらオープン戦だろうが関係なく勝っていこうとする姿勢が見えたような気がする。そういう意味では,ここのところ分が悪い(昨年はいい勝負だったが)阪神に2連勝というのは良かったのではないだろうか。

対する阪神だが,まだチームとしての形が出てこない。というのも,実績組が合流して間もなく,そもそも実戦経験がなかったので打席でもいい結果は期待できない。打線として流れがない中で大量点を取れるはずがない。阪神ファンにとっては不安の大きいここまでのオープン戦だが,私に言わせればこれは強いチームになったからこそ許される殿様的オープン戦の過ごし方であり,あくまでピークを開幕に絞っているというところで讀賣と立場が違うと言って良いのではないか。

もちろん不安材料がないわけでもない。ここまでキャンプ・オープン戦の中で評価を高め,ともすれば開幕ローテーションに加わりそうな勢いであった太陽が本日不調。特に初球ストライクが入らないと言うのは問題である。カーブの精度も悪く,テンポも良くない。岡田監督が福原・安藤についてどう考えるかに尽きるが,今日の出来ではいただけない。

来週からはまた甲子園を離れ,東海地方・関東地方を転戦する阪神。このブログでは再び生の姿を追いかけたい。

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2007年03月10日

ドラフト制度廃止へ←西武の「栄養費」問題

プロ野球・西武ライオンズがアマチュア選手2人に対し、金銭を渡していた問題で、その対象となる選手が、「東京ガス」と早稲田大学の選手であることが明らかになった。
この問題は、西武がドラフト会議で獲得を目指していたアマチュア選手2人に対し、食事などの名目で合計約1300万円を渡していたもので、9日に太田球団社長が謝罪会見を行った。そして10日、東京ガス・木村雄太投手(21)が会見で、金銭を受け取っていたことを認めた。木村投手は「いけないことだとわかっていたけど、(金銭的に)家がきつい状態だった。残念だと感じています」と話した。
一方、早稲田大学の選手は沖縄キャンプには参加していないが、應武監督は、西武に対し、「激しい怒りと憤りを感じる」と話し、大学側は週明けにも事実関係の調査に乗り出す。 (日テレNEWS24)
意に反して指名されたとされる木村雄太投手の横浜への入団交渉が決裂した意味がここでわかってしまった。

確かに,ドラフトという決まりがあってそれに従わなければならない。しかし,もしその決まりがなければどうだろうか。木村投手の家の事情につけ込んだという意味では卑怯だが,新しく外国人選手や他チームから移籍選手を獲得するのと同じ「投資」である。外見は裏金という形であって,だが間違いなくそれはチームから支払われている。

そもそもドラフトというのは,かつて入団希望者が讀賣に殺到することから戦力均衡の観点で自主的に設けた制度ではないのか。今の時代に,このシステムは必要なのだろうか。

象徴的だったのは,一昨年のドラフトで強行指名した讀賣への入団を当初拒否していた栂野投手である。結局,最大限の厚遇を受けて入団したが(これも横浜による裏金があったのだろうか),讀賣への入団を拒否する選手が出てくる時代になっているのである。

また,プロ野球というものがより地域に根ざすスポーツになりつつあり,ご当地選手がそのまま地元球団で活躍するというのは大変なメリットでもある。プロアマ交流の垣根も低まりつつある中で,各球団も地域のアマチュアの育成というものにも積極的になれば野球の底辺拡大につながる。

それから,そろそろ皆気づくべきだと思うのは,お金を積んだからそれが良い選手でもないということである。「超高校級」というような飛び抜けた選手などひとつかみであり,一番は育てるということが根っこにあってほしい。

ただ,循環論になってしまうが,上記の「ひとつかみ」の選手をどういう風に分配するかということには一定の制度が必要なのかも知れない。

結局悩ましいところだが,まずは選手会の求めるところ,そしてフロントの求めるところを明示して議論をすべきである。

posted by lovingsports |22:20 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(11) | トラックバック(3)
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2007年03月07日

DICE-Kが再びBASEBALLを変える←松坂大輔オープン戦初登板

米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手がマーリンズ戦に先発した6日、ロジャーディーン・スタジアムは、敵地にもかかわらず松坂人気にわいた。
“魔球”ジャイロボールを操ると米国内で報じられる「1億ドル右腕」。話題の投手が初めて大リーガー相手に投げるとあって、指定席は完売。球場側は制限いっぱいの1500の立ち見券を用意したがこれも売り切れた。球場は超満員の8044人で膨れあがり、チケット販売者は「これだけ入ったのは10年間でもまれ」と目を丸くした。
球場は1球ごとに歓声が上がり、降板後にブルペンに向かう松坂投手に立ち上がった観衆から大きな拍手が送られた。ショップでは松坂関連のTシャツ300枚を緊急入荷。相手チームのルーキー選手のグッズを販売すること事態異例だが、試合前から飛ぶようにさばけた。(デイリースポーツ)
深夜3時頃,テレビをつけると松坂の姿が。そして当地の球場はあふれかえるほどの満員。

松坂大輔がアメリカの野球の概念を変えてしまうのではないかと思う瞬間がある。イチローが2004年にメジャーリーグの最多安打を放った時,アメリカ人は84年前に記録を作った人を振り返って敬服し,また改めてヒットを打つことのすばらしさに出会った。松坂大輔は,もちろん記録の面でも周囲の期待に応え,勝ち星を積み上げて欲しいが,彼の投げる様で観客をもっと魅了して欲しいと思う。

「松坂はジャイロボールを投げる」こんな怪情報が全米で流れ,彼の右腕から放たれるボールに注目が集まった。本人すらそれがジャイロかわからず,熱狂的な報道の一端ではないかとは思う。ただ,彼の投球フォームの美しさ・無駄のなさというのはメジャーリーグでも比較のしようがないほどのすばらしさを持っていると思う。そういう,マウンド上の振る舞い全てで観客をぜひ魅了して欲しい。

もちろん,それで終わりでは困る。アメリカ人たちを魅了する松坂に,ぜひ今日本で活躍している野球人たちに本気で憧れ,凌駕するような存在が出てきて欲しい。遠くから,松坂は日本野球の発展に貢献していると信じたい。

posted by lovingsports |15:41 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(0) | トラックバック(1)
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