2007年03月30日
広島カープ会心の開幕一方虎は←阪神1×4広島@京セラ大阪
13安打を放った広島が3年連続の開幕戦勝利。3回に阪神・下柳をとらえ、梵の犠飛で先制。中盤以降も着実に得点を重ねた。黒田は直球主体に強気の投球で7回を1失点。阪神は打線が力負けし、粘り強く投げた下柳を援護できなかった。(時事通信) 広島は出場した野手が全員ヒットを放ち,先発黒田も7回を好投してチームを引っ張った。明日以降,そして今季が明るいものであることを予兆するようなすばらしい開幕戦だった。 一方,阪神だが,開幕戦を戦っているのは下柳だけのように感じられた。緊張もあって思い通りのところに投げられなかったかもしれないが,それでも6回を投げて2失点にとどめ最低限の働きはしている。また,打者としても一巡しかけてそれまで誰もヒットがない中で必死でファールで粘り,内野で弾んだゴロを何とか内野安打にしてみせた。これを意気に感じたか鳥谷も3塁線にゴロを放つが新井につかまれつながらず。結局,阪神は今日1番から6番までヒットなし。四球などの出塁はあったが,まだ全員が開幕を迎えられていない様子で明日以降が気がかりだ。 144試合と長いシーズン,勝てば大きな1勝,負ければ114分の1と割り切ればいい。
posted by lovingsports |22:34 |
猛虎!阪神のプロ野球 |
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阪神はオープン戦4連勝,横浜にとってはエースがこの時期に打ち込まれ明暗分かれる形となった。
昨年の今頃,2段モーションの対象ピッチャーということで必要以上に騒がれ悔しい開幕を過ごした(讀賣に打ち込まれ敗戦投手)三浦だが,今回は自らの制球難で自らを苦しめた。エースたるもの,1イニングで2四球,しかもストライクを入れたくても入らないのではどうしようもない。3回の6失点は開幕に向けて大いに改善できるものだろう。また先発キャッチャーが鶴岡だったということで公式戦で当たる三浦とはまた違うかもしれず,完全に手の内を見せない大矢野球の片鱗をも見た気がする。
阪神としては,開幕前に苦手としていた三浦を打ち込めたことは大きい。赤星・シーツ・今岡の単打は今後の攻略の参考になることだろう。
それにしても今岡だが,大振りする様子がまったくなく,シングルヒットをしぶく狙うバッティングが実にいやらしい。ボール球を振るという明快な欠点はあるものの,長打を狙ってこないとわかると攻めづらいだろう。今岡との勝負を避けたとしても,次に控えるのは濱中である。理想的ないやらしい打線が完成しつつある。
阪神投手陣だが,下柳は相変わらずのらしいピッチングを披露し開幕を心待ちにしているようだ。ここまで不気味に無失点を続けてきた新人の小嶋はやっと打たれてくれた。というよりも自滅に近い失点が多く,この時期にして課題を見出せてよかったのではないだろうか。
今週の東海・関東遠征4連勝の阪神。それ以前のオープン戦の感じでは心配になるファンも多かっただろうが,今年も阪神タイガースは強いと断言できる。リーグ戦を長い長い助走に見立て,来るべきクライマックスシリーズに思いを馳せる,というのは気が早いかもしれないが,常に3位以上にいることを期待したい。
横浜ベイスターズはまず3位を目標に頑張るのが身の丈にあった状況と言えるが,成長途上の有望な野手も多く,仁志・寺原・工藤らの補強で確実に厚みを増している。救援陣の不透明さが気になるが,若くパワーにあふれる打線で打ち勝つ野球をすることが第一と言えるだろうか。
12日にさっそく雪で中止となりどうなるかと思われた阪神タイガースの東海・関東遠征も14日から3連勝となった。勝ったという結果だけでなく,それぞれの試合ではそれぞれの選手に収穫があったことがすばらしい。オープン戦の順位は芳しくないが,昇り調子で開幕を迎えられることが何よりである。
さて本日千葉マリンで行われた千葉ロッテ対阪神だが,阪神は開幕を想定したベストメンバーに近いオーダーだったのに対し,寒かったからかロッテはまだ1軍争いをするメンバーが名を連ねた。この時点で阪神は勝たなくてはならなくなったが,その通りの快勝となった。
先発のエステバン・ジャンは前評判通りのすばらしいピッチングを見せてくれた。初球ストライクがビシビシ決まり,なによりテンポがいい。ロッテの打者たちは打ちごろと見たのか初球打ちも多く,省エネピッチングとなった。ここまでの複数の登板機会でそれぞれ成果が出ているということは適応能力も高いことを示しているので,シーズンに入ってからもきっといい結果を出してくれることだろう。
2番手以降,藤川は名前勝ちともいえる貫禄の3人斬り,3人目のダーウィン・太陽はそれぞれ失点の場面を作ってマイナスな印象を与えた。いずれもストライクよりもボールが先行しており,守る野手・ベンチにいるコーチ監督・見ているファンをやきもきさせる傾向が強い。二人ともキャンプでは順調だっただけに,何とか実戦のところで成果を見せて欲しい。
打つほうはというと,心配された赤星・関本の復調が確認できた気がする点が大きい。関本に関しては藤本(加えて秀太)との競争にひとまず打ち勝って開幕セカンドは確定ではないだろうか。あとは打順をどうするかだが,鳥谷の様子も心配する大事に至らず,この鉄人ショートを1番に置くか否か監督の最終判断に委ねられる。
千葉ロッテはというと,途中から出てきた西岡改めTSUYOSHIがいきなりスリーベースを放ち,格の違いを見せ付けた。まだ22歳でこれだけの扱いというのもすごいが,こんな時期でもオープン戦になんかフルに出なくていいやというふてぶてしさがプロらしくていい。
小牧球場。私のような自動車を移動ツールにしない人間を寄せ付けようとしない郊外にあった。名古屋からこの球場近くのバス停まで1時間余り。バス停から歩くこと15分余り。ライトの形がなんとなくかつてのナゴヤ球場だとかレトロな雰囲気を漂わせる球場があった。
竜アレルギーも払しょくだ! 阪神鳥谷敬内野手(25)が14日、中日戦(小牧)でも3安打の固め打ち。今季10戦で3度目の猛打賞で、打率を3割7分8厘に上げた。昨季は対戦打率1割7分9厘と最も苦戦した中日に、シーズン前哨戦で痛打を浴びせた。(日刊スポーツ)
この日は阪神にとって2重に大きい日だったのではないだろうか。相手が開幕1軍を争うようなラインナップだったとしてもアウェイで中日を倒すこと,そして相手に関わらずここのところ貧打とされた阪神打線が大量点を得て勝利したこと。阪神ファンにとってやきもきしていた日々になんとなく光がさしたゲームだったのではないだろうか。
ただ中日はやはり強い。この時期に出してくる主力がまだウッズ・立浪くらいである。阪神は1軍から1.5軍といったメンバーだとすれば,中日は1.5軍から2軍である。郊外での試合とはいえ,強者の余裕がうかがえる。
草薙球場と言えば,秋に行われる東西オールスター(今年から廃止とか)が行われる地としてプロ野球ファンにおなじみであるが,正式名称は静岡県草薙総合運動場硬式野球場なのだそうだ。私も初めて本日「参詣」し,ベーブルースと沢村の像に思いをはせた。
阪神の先発候補ボーグルソンは4回1失点。途中出場の秀太が本塁打を含む2安打2打点とアピールした。楽天の有銘は5回を2安打1失点にまとめ先発枠入りへ前進。2番手の一場は1回無失点だったが制球のばらつきが目立った。(山陽新聞)
阪神の投手陣の現状を考えると,今となって岡田監督としてはどういう理由をつけて誰を2軍に落とすか,あるいはどういう材料でローテーションを絞っていくかを決めていく段階であろうから,投手陣としてはもちろん打たれてはいけないが,抑え方も重要になってくる。そういう意味ではボーグルソンは大荒れしなかったが不安定さが残る点でポジティブな印象は与えない。ウィリアムス・橋本は言うまでもないとして,能見についてもいいところまできているが決め手がないという印象を与えた気がする。だが,これまでの感じを見ても他球団よりも潤沢な投手陣であることは私の目でもわかるし,それだけ監督の目・采配がペナントを左右しそうである。
打つほうはというと,鳥谷の死球が心配である。新聞などでは左肩となっていたが,本人は右肩を気にしていたように見えたからなおさらである。シーツ・今岡はまだボールを見ている段階,金本がそれより一歩前を進んでいるようなクリーンナップでまだまだ調整のご様子。赤星が今日も無安打で心配は深まるが,関本に安打が出たのは安堵。関本もまだまだ,藤本は前に打球を飛ばせる気がしないとなると,打撃好調のリンをセカンドで使いたいと思うのは私だけであろうか。
忘れてならないのは秀太の活躍だろう。2安打1ホームランに1盗塁。特に試合を決した一発はまさに「イチニノサン」だったかもしれないが完璧な打球だった。師匠を前に強烈なパンチ,そして偉大なバックアッパーとなりうるアピールとなった。個人的には,過去にも多く彼の決勝点でもたらされる勝利を目の当たりしている気がしてうれしかった。またひとつ忘れえぬゲームが増えた。

