2006年11月11日

アジアプロ野球創世記←北海道日本ハム6×1チャイナスターズ

アジアの4カ国・地域のプロ野球リーグ代表チームによる王者決定戦「KONAMI CUP アジアシリーズ2006」第3日は11日、東京ドームで1次リーグを行い、すでに同リーグ1位で決勝進出を確定している日本ハム(日本)がチャイナスターズ(中国選抜)に6-1で快勝し、3戦全勝となった。(四国新聞)
コールド勝ちできなかったのは不甲斐ない限りだが,直球でも125キロに及ばないボールを投げてくる投手を相手にすると,逆に対応しがたくなるという格差が生む悲しい現実もある。

中国野球のプロ化は5年前に始まったもので,広い国土に6チームしかない。オリンピックを見据えた取り組みの一つで,いわば富裕層の娯楽といった感じである。日米の各球団が人材掘り出しに注目しているが,そもそもこの国に野球が根付くかはまだ何とも言えない。今年も昨年同様にリーグ優勝チームではなくオールスター編成で来ているという時点で相当にレベルの差はあるようだ。かわいそうであるが,まだまだ日本のプロチームとやって試合になるはずもなく,韓国・台湾のチームとやっても同じだった。どうしてもオリンピックに向けてのおつきあいをさせられているようで中国の参加については疑問である。

他の2国について考えれば,将来的にはシーズン中の交流戦をやっても楽しめるくらい注目に値するレベルにはなってきていると思う。しかしチャンピオンチームがやってきても日本には歯が立たない現実からは,韓国・台湾の下位チームは日本のチームからはひとつも勝てずに悲壮感のみを持って帰ることだろう。

ただ,野球は内輪で盛り上がっていればいいという時代は終わって,いろいろな組み合わせを楽しみたいという欲求も出てきている。アジアのレベルアップはさらに野球を娯楽として広げていく格好の契機になるであろうし,見守っていきたい。

明日日本ハムに期待することと言えば,当面は他の追随を許さない盟主であり続けるべく,負けないようにしていただきたいということだけである。

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2006年11月10日

ファイターズその恐ろしい力←LaNEW1×2北海道日本ハム

日本ハム・ヒルマン監督 厳しい試合だった。流れをつかもうとしたが、レイボーンを打ち崩すことができなかった。(8回は)選手たちが辛抱し、ツキもあって一気に流れを引き寄せられた。
ラニュー・洪一中監督 相手投手の制球が良く、攻め切れなかった。惜しかったが、全力は尽くした。(決勝進出を懸ける)11日のサムスン戦だけに集中したい。(nikkei.net)
日本ハムは常に挑戦者でここまでやってきたので,迎え撃つ立場になったのはこれが初めて。プレーオフの時も,失うものはなく北海道のファンと喜びを分かち合いたいという気持ちが大きかったように見える。「勝ちたい」という思いよりも「勝たなければならない」という思いが上回る戦いと言った方がいいかもしれない。

そんな中,ビッグバン打線は昨季広島で途中入団し先発をこなしたレイボーンをうち崩せない。走者すら満足に出せず,いつ流れを相手に渡してもおかしくなかった。それでも,1点先制を許しても我慢できたことはチームとしてとても強くなったことを感じる。

そして8回に先頭打者が出塁し,それをきちんと得点に結びつける抜け目のなさ。とにかく今季の日本ハムは,先頭打者をホームに導くことを徹底的に企てて成功させてきた。簡単なようで非常に難しい。阪神なんかを見ているとあと一歩で,というシーンが非常に多く感じられた。

いま日本ハムファイターズの野球の形はひとつの完成を見ている。来季,小笠原と新庄という二人のスターを欠くことになるであろうが,ベンチからその背中を見てきた若手がスタメンとして同じ役割を遂行することをぜひ見たい。そういう意味では,ぜひヒルマン監督に続投してもらい,ディフェンディングチャンピオンとして今の日本ハム野球でシーズンを通してほしい。

話は早いが,来季のパリーグは大混戦になるような気がしてならない。今季ドラスティックにメンバーを入れ替え経験を積ませた千葉ロッテは来季再び日の目を見るだろうし,オリックスも谷が抜けてどうなるかわからないがコリンズの野球が楽しみ。常勝と言って良いソフトバンクと西武,そして王者日本ハム。楽天はまだ少々厳しいが,セリーグよりもはるかにおもしろいかもしれない。

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2006年11月09日

日本一,韓国一に快勝←サムスン1×7北海道日本ハム

アジア4カ国・地域のプロ野球リーグ代表チームによる王者決定戦「KONAMI CUP アジアシリーズ2006」が9日、東京ドームで開幕、昨年のロッテに続きアジア王者を目指す日本ハム(日本)は1次リーグ初戦でサムスン(韓国)に7-1で快勝した。
日本ハムは同点の6回に稲葉の適時打などで4点を勝ち越し、シーズン同様の継投でサムスン打線を3安打に抑えた。
言い古された言い方になろうが,サムスンのKOパンチをKOした形となった。

個人的には昨年韓国プロ野球を見に行くチャンスがあったのだが,その日の裏カードでサムスンがリーグ1位を決定したという実質消化試合だったとは言え,観客席もガラガラで,イニング間には審判と外野手がキャッチボールしているなど緊張感のなさがやたらと目立ち,日本のプロ野球とはまだ一線も二線も画しているなと感じた。そういう意味では日本の威厳を示す試合に快勝したことは大きな意義を感じる。

結果的には,八木-押本-建山-武田久-MICHEALという継投で1失点しかもエラーがらみというだけであって投手力のレベルの高さも見られた。急遽登板した押本の好投が流れをつかみ,すぐさま大量点を得た。

ここからの2試合はさらなる格下が相手となり,最後に決勝でおそらく再びサムスンと争うとすれば若手も試しつつしかし主力も動かさなくてはならない。昨年の千葉ロッテは明らかにサムスン戦以外は若手を積極的に起用して接戦を演じてしまっていた。大きなひとつの山を越えたヒルマンはこの先どう舵取りするのだろうか。

それにしても,日本ハムの本拠札幌には立派なドーム球場があるが,やはり日程の問題で東京から変更することはできないのだろうか。在京チームが日本一になれば東京ドームでやればいいと思うが,全国にドーム球場はあるわけで,大いに活用して盛り上がりやすくして欲しいと思うのは私だけだろうか。奇しくも東京ドームは日本ハムのかつての本拠なのでよくなじむが。

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2006年11月08日

日米野球を前向きにとらえてみよう←MLB5×3NPB

米大リーグ選抜と全日本が対戦する「イオン日米野球2006」の最終戦が8日、ヤフードームで行われ、大リーグ選抜が延長10回、5-3でサヨナラ勝ちし、5戦全勝を飾った。大リーグ選抜の全勝は、通算714本塁打のベーブ・ルースらが参加した1934年以来72年ぶりとなった。
大リーグ選抜は3-3の延長10回、先頭のホール(ブルワーズ)が左前打した後、レイエス(メッツ)が小倉(楽天)から右越えにサヨナラ本塁打した。
5戦全勝の大リーグ選抜は賞金1億4000万円を獲得。今大会の最優秀選手(MVP)には打率5割5分6厘、4本塁打、8打点のハワード(フィリーズ)が選出された。(kenmin-fukui.co.jp)
これが率直な日米の差とは思いたくない。全日本も確かに一流選手を十分に呼べなかったが,メジャーだって決してフルメンバーではない。言うなれば,二流対二流の日米対決に全敗したということかもしれない。そう考えてもやはりメジャーの層の厚さを感じるし,やはりメジャーがメジャーたるところである。日本で超一流と言われた城島や井口だって満足に出場機会がなかったのだ。そこはとんでもない世界だと思えばいい。

今回全日本に選ばれた選手たちよ,あなた達はまだスター候補生である。この得難い経験をぜひ来季以降に生かして欲しい。そしてどんどんプロ野球を盛り上げて欲しいと思う。行く行くはこの選手達の中から実力でメジャーリーグ挑戦を勝ち取り,アメリカでも成功して欲しい。

精一杯この結果を前向きにとらえるとそんなところだろうか。生意気なエールになったかもしれないが,率直なところそんな思いである。

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2006年11月07日

阪神ファン井川をどう考える

先ほどの日米野球レビューに書こうとしたことを忘れたのでもうひとつ。

黒田が獲れんなら、井川にも待ったや!! 阪神の宮崎恒彰オーナー(63)が6日、井川慶投手(27)のポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍に改めて難色を示した。FA補強の目玉だった広島・黒田が急転の残留。7日にも正式容認する流れだったが、球団に再考を促した。
海の向こうへ後押しする声にも、すんなりと首を縦に振ることはできない。“想定外”のことが起きたなら、なおさらだ。井川のメジャー挑戦に宮崎オーナーが改めて『待った』をかけた。
「井川を出すとはいっていない。原点はファン。ファンが納得してくれるようにする必要がある。だから、夢も聞きたいが、それでチームがガタガタになってもね」(sanspo.com)
本日京セラドーム大阪に訪れたが,ここは言うなれば阪神タイガースの第2のフランチャイズと言って良いだろう。

井川がここで投げるという情報は多くの虎党に伝わっていたはずだが,私が見渡す限りにおいて「井川残って!」といったプラカードや横断幕などはなかったように感じられる。つまり,オーナーが重んじようとしているファンの声の総論としては,「井川メジャー行きもやむを得ず」といったところだろうか。

個人的には,この先タイガースが常勝軍団(=連覇を重ねると言うよりは常に優勝争いという意味)になっていくには1軍内での競争が必須だと思っている。それは野手陣に関してもそうだが,井川は抜けることによって明らかに1枚先発が不足するわけだから,そこにねじ込んでくる投手がどんどん出てくるためにはちょうどいいのではないかと思っている。ただそれが下柳でも安藤でも杉山でもなく井川である点において,残念度も大きい。井川は球団に居着いてくれればあと10年計算できるからである。そういう意味では下柳も毎年毎年になってくるし,気がつけば安藤も35に近づき…などと考えると抜ける穴の大きさは無視できない。

ここ何年か井川にまつわる件で,毎年こんな騒ぎを起こすエースに対して毛嫌いするファンも増えてきたのかもしれない。そういうわけで,井川とファンの関係はかなりドライになっていると言って良いと思われる。今年仮に残ってもまた来年同じことを言うんだろうなというあきらめが充満している。

posted by lovingsports |23:36 | 猛虎!阪神のプロ野球 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2006年11月07日

セコい野球が見たかった←NPB2×7MLB@京セラD大阪

メジャーリーグを毎年念願して満を持しての登板となった阪神の井川は毎回走者を出し,四球も6つ与えた。ボールが合わないなど事情はあったのかもしれないが,6回を2失点にまとめたという結果以外は評価されない渋い内容だったと言える。

その後驚くほど四球を出したのは楽天のリリーフエース福盛だった。放送時間をはみ出させるという罪も犯しているが,井川の時点でMLBの打者たちは相当ストレスを抱えていたに違いない。日米野球の存続に関わりかねないまずい投球で試合を壊してしまった。

打つ方では,クリーンアップが青木・村田・福浦といわゆるスモールベースボールを遂行するにはもってこいの顔ぶれだったが,無死で走者が出ても盗塁かそのまま打たすか(あるいは牽制死か)とほとんど無策だったのが残念だった。送りバント・エンドラン・バスターなどサインはたくさん用意されているようなのだからそれを試して攪乱してほしかった。

福盛が苦しんでいてもまったく交代のない気配でドーム内もこの秋一番の寒さがあり,攻撃面でも無策。客席からは「野村(監督)寝てるんか」といったヤジも聞かれた。しょせん同点に追いつくまでが関の山かもしれないが,何とか先方に一泡吹かせる野球が見たい。

posted by lovingsports |22:54 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年11月07日

理想的補強?←谷が讀賣へ

これから日米野球@京セラドーム大阪へ行って来ます。テレビ中継をアテにしていては最初と最後が楽しめない。

オリックスの谷佳知外野手(33)と巨人の鴨志田貴司投手(22)、長田昌浩内野手(22)との交換トレードが両球団で合意したことが7日明らかになった。同日午後にも発表される。
谷は今季、右ひじの故障もあって打率2割6分7厘、6本塁打と低迷したが、2001年から4年連続3割をマークした好打者。守備でも01年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。03年に女子柔道の五輪金メダリスト、亮子さんと結婚した。(sanspo.com)
ここ2年は故障・起用法の兼ね合いで不本意な成績だったが,イチローと並び立て称される天才肌なだけに奮起が期待できる。

讀賣は,ここまで小久保の後釜に小笠原をあてがう姿勢を見せていたが,それではどうも左右のバランスに欠ける。ここへきての谷の補強は,シーズン通して出られればの話だが,適切なものかもしれない。知名度もあるので,マスメディア的には注目しやすい素材も増えたと解釈して良いかもしれない。

小笠原については何とも言えないが,織り込んだとして予想オーダーはこうなるだろうか。あえて脇谷・鈴木の1・2番は解体。
'脇谷
二岡
谷
イスンヨプ
小笠原
高橋由
阿部
鈴木'
良い打線のようにも見えるが,イ以降4人連続して左打者が続いてしまう。鈴木をスイッチと考えても現状右打者は2名のみ。讀賣には左を当てようとしてしまえばそれがわかりやすい攻略法につながりかねない。

さらなる補強を楽しみにするとともに,現状をどう考えているのか要注目である。

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2006年11月06日

今年のプロ野球は人が動く!←移籍/FA/トレード

フリーエージェントのひとつの欠陥は,じっくり考える時間のなさではないか。それとも,優柔不断な選手が多いのか。結局黒田投手は広島に残留ということになったが,これだけ国内外で注目されている投手なのだから,来年も大騒ぎになることだろう。本人としてももっともっと悩みたかったのかもしれない。誰も本人の腹の中は読めなかったが,一番痛い思いをしているのは阪神あたりだろう。毎年200イニング投げてくれる井川がごっそり抜けた穴をどう埋めるかが非常に注目であり,埋まったときにはまさに常勝軍団の完成である。

先に挙げた欠陥らしきものの被害者はまさに日本ハムの小笠原ではないか。日本一になってしかもアジアシリーズまでシーズンがあるとすれば,シーズン中にFA権行使を決めて手続をとらなくてはならない。そもそも行使するかを悩んでいる選手にとっては大変に逼迫した日程になっていることがわかる。最初に行使できるのもだいたいが30歳を過ぎているのに,次が4年後となれば1度目の重要さも重くのしかかってくる。

FAのほかにもトレードの話として,讀賣から仁志が横浜へ,対価として小田嶋+金銭が讀賣へ。どうやら来季の原巨人はセカンド脇谷と心中することになるようだ(小坂の可能性も捨てきれない?)。そして内野手のさらなる若手の台頭が望まれる横浜には,石井・仁志のなんとも渋い二遊間が生まれた。かつてのオールスターで常連だったと思われるので風情を感じるとともに,不本意なシーズンをここのところ過ごしたポスト原の奮起を見たい。

箇条書きになってしまっているが,日本ハムを戦力外となった横山投手・坪井外野手なんかはまだまだ働けそうだがどうだろうか。左打者が不足しているチームなんて山ほどありそうだが。また,剛球とは言わないにせよかつての守護神がセットアップに入るのも悪くない。彼らのようなまだ働けそうで再びプロの舞台で戦いたい選手を受け入れる素地として四国アイランドリーグなどの活用をどんどん考えて欲しいがどうなのだろうか。

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2006年11月05日

いかに魅せるプロ野球←パリーグ東西対抗ラスト

CS放送でパシフィックリーグの東西対抗の生中継をしている。小笠原ら昼夜ダブルヘッダーでフル回転しなければならない現状を考えれば,今年で最後の取り組みというのも致し方なく感じるが,オフシーズン恒例行事として毎年テレビで注目していただけに寂しい限りである。聞くところによれば静岡の草薙球場というのも大変風情があるところらしく,一度行ってみたいところでもある。

ところで,昨日の東京ヤクルトと東京六大学野球選抜の試合も,今日のパリーグ東西対抗も大入り袋が出たようである。日米野球でも4万人前後の動員はあるが,大入り袋というのは聞かない(そういう習わしがないのかもしれないが)ところを見れば,メジャーの戦力のほうに大きく傾く日米野球への魅力よりも,普段とは違う対戦をファンが欲しているのではないだろうか。

チームそのものや対戦相手を普段と変えることもそうだが,シチュエーションを変えることも考えたい。たとえば,来年からセリーグでもパリーグでもプレーオフ(名称未定)が行われることになったが,こうなってくれば日本一を決定する試合をセリーグのチーム同士でやってもかなり違った見え方になってくる。これまでプライムタイムで行われたテレビでの全国中継と言えば巨人戦・オールスター・日本シリーズと全日本が絡む試合が中心だが,それが「阪神対中日」となって全国で放送されるのも逆に新鮮であるし,日本一というものがかかってくれば盛り上げ方も変わってくるだろう。

毎年のようにプロ野球人気についてはいろいろと言われているが,WBC・日本シリーズなど要所要所では全国的なコンテンツになりうるのが現状ではある。来年はWBCも日米野球も開かれず,交流戦も3年目になり随分落ち着くだろう。見所と言えばセリーグのプレーオフくらいのものであり,野球が要所で人気コンテンツたりうるには来年が本当に正念場という気がしてならない。

posted by lovingsports |13:42 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2006年11月04日

どういう位置づけ?←日米野球第2戦

昼間には東京ヤクルトと東京六大学野球選抜の奉納試合をチェック。大学生の充実ぶりが目立った試合だったが,青木は昼のこの試合と夜の日米野球どちらにも参加というタフマンぶりで頭が下がる。

米大リーグ選抜1勝で迎えた第2戦は、全日本が後攻。米大リーグはレッズの右腕アローヨが先発マウンド。レイエス、フィギンスの俊足コンビが1、2番をつとめる。井口は「8番・二塁」で初先発。城島は2戦連続でスタメンから外れた。
全日本は1番青木、4番小笠原のほかは第1戦からオーダーを変更し、新井、里崎、大村らが新たにスタメン出場する。先発マウンドは巨人の西村。
米大リーグ選抜は2回無死、ナ・リーグ本塁打王ハワードの左翼へのソロ弾などで先制したが、その裏全日本も敵失などからチャンスを広げ、藤本、大村の連続タイムリーで2―2の同点とした。
しかし米選抜はハワードが3回に迎えた2打席目にセンターバックスクリーンの奥深くに飛び込む2号2ランで再び引き離した。(スポーツ報知)
メジャー側は客寄せの日本人を相変わらず並び立てせず本気で来ているのに対し,全日本の投手陣は西村,小倉,三井…と知名度も実力も一流と言うには粉飾が必要な面々。ハワードらのホームランというのは面目を保つ上では仕方ない結果で,よく2点差でおさまったというゲームでもあった。

それにしても,おおまかに言われる野球人気の低下が呼応してか,各局テレビ中継で延長を構えなくなった。18時30分に始まるゲームが20時54分までの放送枠におさまることなど考えにくく,結末を伝えようとしない中途半端な姿勢がますます野球離れを生んでしまうのではないだろうか。どうせ要点も伝えられないのであれば,プライムタイムの中継はあきらめて深夜に回すなりBSCSに譲るなりすべきであろう。

普段のナイター中継でも,定時の19時から20時54分を考えればだいたい3回までの序盤と8回9回あたりがはみ出てしまう。私としては,流れがどちらに行くかという序盤と最終的な結果の出る終盤は野球の醍醐味だと思うので,前者のほうはどうしても仕方ないとしても,最後まで伝える努力はできないものかと思ってしまう。

どうしても今年の日米野球は「本気でやってくるアメリカに日本がどうやられるか」というテーマしか見えてこず,せっかく普段よりいい選手を料理できると意気込んだ野村監督も,普段より数段強い相手に歯がゆい思いをするしかないのか。

posted by lovingsports |21:28 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(5) | トラックバック(1)
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2006年11月03日

助っ人も使えば?←日米野球第1戦

米大リーグ選抜と全日本が対戦する「イオン日米野球2006」が3日、東京ドームで開幕し、大リーグ選抜が3-2で初戦を飾った。 
大リーグ選抜は1点をリードして迎えた3回、今季44本塁打のダイ(ホワイトソックス)が左越えに2点本塁打。投げては今季13勝のラッキー(エンゼルス)が5回を1失点と好投。9回は通算124セーブのネーサン(ツインズ)が締めた。 
全日本は、日本ハムの44年ぶりの日本一に貢献した小笠原が4番で2安打1打点と活躍した。(kumanichi.com)
監督の息がかかっているのだから仕方ないが,スタメンの2番と9番に東北楽天のメンバーがいるという事実だけですでに頼りない全日本。結果も,よくぞ3失点に抑えたという感じで,結果だけ見れば僅差でも攻撃面もちぐはぐという感じであった。

これだけ納得いかない「ベストメンバー」なのであれば,日本プロ野球で活躍する外国人選手もどんどん選べばいいのではないかと思う。たとえば西武のカブレラは冬は自国ベネズエラの試合に出場するなど年中無休の野球好きであったりするし,彼らなりにメジャーと戦うことにはモチベーションがあると思われる。過剰に補強してしまえば在日外国人対メジャーになってしまうが,ベストを維持するためにはいいことではないかと思う。

まだまだメジャーの本領は特に攻撃面で発揮されていない感もあるが,客引きに使われてもおかしくない日本人選手2人が途中からでも出てこないあたりはメジャーの本気がうかがえる。全日本としてはよりパフォーマンスを高めて盛り上げて欲しい。

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2006年11月02日

メジャーに挑戦するふたりの「18」←松坂大輔・桑田真澄

1日1記事しか更新していないのにこれほどまでの反響,驚きです。すべては「新庄」記事が発端?

子供のころからの夢がようやく実現する。紺色のスーツ姿で壇上に立った松坂は「本当にスッキリした気持ち」と喜びをかみしめた。小学校時代からあこがれ続けたひのき舞台への挑戦だが「そこ(メジャー)で投げることを考えて自分のレベルを上げてきた。今では当然、向こうに行ってもできるという自信が大きい」と言い切った。(デイリー)
松坂大輔は,メジャーリーグへの意気込みを,かつて流行らせた「自信が確信に」を遙かに超える「当然」成功すると言ってのけた。今までにメジャーリーグに挑戦せんとした日本人選手から,ここまでの発言はなかっただろう。村上・野茂が切り開き,また野手はイチローからのメジャー行きはどれも「挑戦」と語られたが,今度の松坂は「確認」である。ここまで人気実力を兼ね備えた投手は他にいない。しかも26歳というまさに最高のパフォーマンスを見せられる年齢。完璧なシチュエーションがある中であとはどこで投げることになるのか。会見ではどこでもいいと言っていたが,本音の奥底には希望球団が存在するであろうし,そこかどうかも成否のカギを握るに違いない。私たち日本野球ファンも,松坂の成功を確認することで,あらためて世界における日本野球の地位を確認できよう。

一方で
プロ野球巨人の桑田真澄投手(38)が2日、今季限りで退団して、大リーグを目指す意向を表明した。この日、東京都内の球団事務所で清武英利代表と会談、球団が桑田投手を国内外の球団と自由に契約できる自由契約とした上で、移籍先を探すことが決まった。(asahi.com)
長いこと讀賣巨人軍栄光のエースナンバーを着けていた名投手が,これまたアメリカに渡り「挑戦」することになった。松坂と違い,桑田の場合は日本で培ってきた経験がモノを言うかというところだろう。おそらくだが,今季ドジャースで活躍した斎藤の姿は大いに参考になったであろう。松坂と違った意味で桑田の挑戦は必見であると思うし,名を残して欲しいと思う。

posted by lovingsports |23:09 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(0) | トラックバック(2)
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