2006年11月28日
明日かあさってには井川慶の落札額と落札球団が判明しいろいろなことが書けるかも知れないが,ここのところ空白である。
そんな時に何気なく見つけたのが,NPB(日本プロ野球機構)のサイトにあったこんな記事である。
セントラル・リーグでは「2007年度 セ・リーグ審判員養成講座」受講生を下記要項にて募集いたします。
セ・リーグは今シーズン、3年目となる審判員養成講座を6回に亘って実施いたしました。 2007年度もこの試みを継続し、第4回となる同講座を開講いたします。
応募資格は単純明快,年齢24歳位まで・裸眼視力1.0以上・将来、セ・リーグ審判員となることを希望する者この3点。やる気だけあればなれるのではないかと思うほどである。それを後押しするかのように,応募方法のところに履歴書と並んで書かれているのは「小論文(800字以内): 職業としての審判員に対する思い」とまさに気持ちを語らせるもの。しかも原稿用紙2枚分というのはなかなかである。やる気がある人間からはあっという間に書けるかもしれないが,その思いを凝縮するにはいい字数でもある気がする。締め切りは年内の12月20日(水)と近いが,どこにも「野球経験者」や「野球のルールを熟知した者」などと書いていないということは,逆にまっさらな人間を募っているのかも知れない,なんて思うのは邪推だろうか。
逆に言えば熱狂的プロ野球ファンがその一挙手一投足に注目する審判たる存在を,ホームページ上から募集していいのものだろうかとも思ってしまう。私も審判業ぜひやってみたいとは思うが,応募するのは興味本位な気もするので今回は控えたい。
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2006年11月26日
Jリーグ1部(J1)第33節(26日・味の素スタジアムほか=9試合)勝てば自力優勝だった首位浦和はFC東京と0-0で引き分け、2位のG大阪がマグノアウベスのハットトリックで3-2と京都に競り勝った。
浦和の勝ち点は69、G大阪は66となった。両チームは12月2日の最終節にリーグ制覇を懸けて埼玉スタジアムで直接対決する。同22の京都は最下位が確定し、来季の2部(J2)降格が決まった。
3位川崎は鹿島を3-2で下し、勝ち点64。磐田が1-0で清水を破り、4位に浮上した。(神戸新聞)
かつて磐田が覇権を争ったライバルはまず鹿島,そして横浜といた。昨季あたりから浦和とガンバ大阪が優勝争いに常に絡むと言うことで,東高西低だったかつてのJ1からは様変わりしている気もする。一方で降格争いはセレッソ大阪と福岡,京都(降格済み)とここだけを見ればその傾向は変わらないようで。
さて,昨日ここで記事にするほど楽しみにしていた静岡ダービーであったが,これまでの4連勝で見せていたジュビロサッカーは影を潜め,フィジカルにモノを言わせたつぶし合いのサッカーでいまいち楽しむことができない。PKとなった一連の動きも,たまたま主審の角度からはキーパー西部が福西を手でひっかけたように見えただけであって誤審に近い判定からのもの,この1点がなければお互いにとって不幸な寂しい結果になっていただろう。清水にとっては納得しかねる敗戦かも知れない。
残念だったのは,磐田の1得点後の姿勢であり,前半からつぶし合いで消耗していたのもあるがカウンター攻撃に関わる人数が3人以上増えてこないという大変消極的な姿勢である。あのような試合では追加点が勝利を大きく近づけてくれるわけで,少ないチャンスになるべく多くの人数が駆けつける姿勢を見せて欲しかった。何が何でも1対0で勝たなくてはならないわけではないのだから,サポーターをより盛り上げるためにも加点の姿勢を見たかった。
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2006年11月25日
明日,11月26日にエコパで行われるジュビロとエスパルスの一戦には,優勝は関係ないにせよ深い意義を感じる。
まずは4位争い。現状,清水は勝ち点57で4位。磐田は4試合前からそれに寄り添って5位をキープしている。磐田も3連勝しているが,清水も負けていない。磐田が勝てば順位が入れ替わり,清水が勝てば4位がほぼ確定となる大事な一戦である。
大半の意義は上記に集約されるが,来る天皇杯の5回戦をも占う大事な「消化試合」でもある。磐田,清水それぞれ道険しだが,勝ち進めば準決勝で当たる。まさに前哨戦とも言える大事な試合である。
個人的には優勝争いや降格・昇格争いよりもテンションの上がってしまうこの一戦に注目したいと思っている。
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2006年11月23日
昨年からアジアシリーズも始まり,日本以外のアジア諸国の野球を生で見るチャンスも増え,また韓国や台湾の有力チームは沖縄で春季キャンプを張ったりすることから,日本とアジアの野球における関係は急接近している。しかしながら,リーグのレベルで言えば韓国・台湾ともに実力・規模の面で日本にはまだ追いつかない現状。それに加え,今オフは中国・台湾の有力選手が日本へ多数「流出」する恐れがある。
このオフ、韓国LGからFA宣言した李炳圭(イビョンギュ)に、中日が12月上旬にも条件提示することがわかった。日韓の両コミッショナー事務局を通じて身分照会していたが21日、「FAである」旨の回答がきた。ここから正式交渉は可能だが、李は韓国代表としてアジア大会への参加が決まっており、帰国を待って金銭面の交渉を行う。(トーチュウ)
中日といえばかつてイジョンボムやソンドンヨルら有名韓国人選手を輩出しアジアに近しいチーム。今オフはとにかく外野を補強ポイントにしており,サミーソーサ(浪人中)の獲得も噂されているが,このイ外野手が候補筆頭だろう。
ロッテが台湾プロ野球ラニューの呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)を獲得することが22日分かった。近日中に発表される。呉偲佑は今季17勝3敗、防御率2・27で楽天入りした誠泰・林恩宇(リン・エンユウ)と並んで最多勝を獲得。アジアシリーズでも決勝進出を決めた韓国サムスン戦で先発し、5回2/3を2失点と好投した。同試合を視察したバレンタイン監督が呉偲佑の実力を高く評価、即戦力左腕の補強も急務であることから水面下で獲得交渉を続けていた。(スポニチ)
インチェ(楽天)に続き,今オフにも台湾ナンバーワンとされる左腕投手が日本の千葉ロッテに移籍。楽天はさらに今オフに台湾のナンバーワン右腕とされる投手,林恩宇(リンエンユウ)を獲得。
日本からは松坂大輔・井川慶・岩村明憲とそれぞれの「ナンバーワン」と言えるような選手が大リーグに「流出」し,上記のように韓国・台湾の「ナンバーワン」が日本にやってくる構造。これは明らかに人材面で野球のヒエラルキー構造ができているということではないか。
日本における救いというのは,阪神にドラフトで入りWBCで台湾の4番を打った林威助(リンウェイツゥ)および讀賣に育成選手として入って今季活躍した姜建銘(ジャンジェンミン)の存在であろう。日本のプロ野球がアジアの選手を「育てる」ということを前向きにしている証拠ではないだろうか。
翻ってメジャーはどうだろうか。アメリカのプロ野球は下部組織まで複雑多岐にわたっており,その土台はしっかりとある。メジャーを最初から志す日本人が,まずはシングルAそれ以下あたりからガチンコでメジャーを目指すという選手がどんどん出てくればいいのかもしれないが,今のところ日本プロ野球という育成の場で育った有力選手を吸い上げる場でしかないというのが現実ではないだろうか。
ないとは思うが,WBCで惨敗したメジャーリーグが「次のWBCからは国籍でなくリーグごとのチーム編成で戦おう」なんて言い出さないか心配である。
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2006年11月22日
日本ハムからFA宣言していた今季パ・リーグMVP、小笠原道大内野手(33)が22日、都内のホテルで巨人と2回目の交渉に臨み、巨人移籍を表明した。4年総額16億円プラス出来高(金額は推定)の条件提示を受けて即答。きょう中に日本ハムへ断りの連絡を入れ、週明けにも正式契約を結ぶ見通しだ。
決め手は「4年」だった。約1時間の交渉の冒頭、清武英利球団代表が4年契約を申し出ると、小笠原は「ジャイアンツにお世話になると思います」と答えたという。(ZAKZAK)
家族が待つ東京への帰京は至極当然のことであり,お金で評価されていると言えばいやらしさが増大するが,4年という時間で評価してもらったことを強調すれば聞こえはいい。
ところで讀賣の来季のクリーンアップはどうなるのだろうか。勝つために育成を放棄せざるを得ないのは確かだが,右の大砲がいないという現実が恐ろしい。一概に左投手をぶつければいいということにはならないが,特に後半にいい左のリリーバーを擁するチームは計算がしやすくなる。また,結局機動力は失われるわけで,補強の仕方も打線の傾向も少しの昔をなぞっただけということになる。
唯一プラスに考えられる材料といえば,2001年に讀賣が優勝したときも大砲が並ぶ打線で,しかも監督は当時と同じ原辰徳。強大な戦力をうまく操ることには一定の実績があるだけに,来季は強いチームになりうるだろう。
思えば昨年も2名FAからの補強があったが,結果は出なかった。むしろ中日に行ってしまった小田が良きバックアッパーになるという皮肉。決して戦力の集め方は美しくないが,華やかに勝つことで何とか球界の盟主と言われる威厳が今もあるなら保って欲しいものである。
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2006年11月21日
仕事だったためまったくドラフトの様子を追いかけることができなかった。平日の昼間にやるのは控えて欲しいなんて思うものだ。
報道を見ていると,希望枠についてはドラフト制度とは別に一人歩きしている印象があり,補強と勘違いしているきらいがあるのではないだろうか。あくまで戦力均衡ということを掲げるのであれば,楽天が希望枠を使えなかったという事実は看過しえないし,今後この制度が進化,むしろ進歩してくれることを願いたい。また別の日にきちんと記したい。
阪神の希望枠は大阪ガスの左腕小嶋達也である。あさっての選手権で投げる可能性があるのでぜひ京セラドームに赴きたいのだが少々厳しい。どなたか生で行かれる方は教えて欲しい。
阪神は3巡目以降上園啓史(武蔵大,速球派右腕)と清水誉(関西学院大,強打の捕手)と大城祐二(TDK千曲川,赤星のライバルと目される俊足好守の内外野手)を獲得した。おそらく,オリックスにかっさらわれた大引の可否で上園を確保し,あとは地盤を固めていたので順調だったということだろう。
それにしても,恐るべきTDK千曲川である。今年のドラフトで2名もプロに輩出しているが,選手権には出場できていない。どんなチームなのか,2007年にぜひ生で見てみたいと思う。
あとはやはり四国アイランドリーグからの指名がホットな話題であろう。投手では防御率一位の深沢和帆で指名したのはなんと讀賣。まだ発足したばかりの独立リーグであるが,ナンバーワンになればプロへの道が開けるというきっかけになったのは,アイランドリーグ全体のレベルアップにも大いに寄与することだろう。
今年はまた左腕の投手が乱獲される年とも言えそうだが,讀賣に入団する金刃憲人はソフトバンク大隣と大学リーグからのライバルであり,盛り上げて欲しいと思う。
posted by lovingsports |23:59 |
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2006年11月20日
私は、やめない。東京国際女子マラソン(19日・国立競技場~大森海岸交番前折り返し)で、連覇を狙ったシドニー五輪金メダリストの高橋尚子(34)=ファイテン=は2時間31分22秒で3位と惨敗した。初優勝した土佐礼子(30)=三井住友海上=と一騎打ちを展開したが、31キロ過ぎから失速した。日本人に敗れたのは初マラソンだった97年1月の大阪以来。高橋はレース後、自ら「引退」の2文字を口にしたうえで、その可能性を否定し、08年北京五輪を目指しての再挑戦を明言した。(デイリー)
もう高橋尚子の「全盛期」ということになるが,一時期は世界最高記録の塗り替えの応酬だったのが,いつの間にか日本人の中でもそれほど強いランナーでもないことが明らかになりつつある。世間の高橋尚子に対する期待というのは,東京国際で優勝するなんてことよりも,遠ざかりつつある世界最高記録の更新ということであろう。北京五輪で勝って欲しい気持ちもあるが,記録が狙えないのであれば早期に引退すべきであると思う。
それよりも,Qちゃんを倒して自信を得たであろう土佐や尾崎が世界に向かって飛躍することを期待したい。Qちゃんというのは一つのステータスであり踏み台でもあるということか。
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2006年11月20日
少々遅れてしまったが,昨日京セラドーム大阪で行われている第33回社会人野球日本選手権に行ってきた。プロ野球・高校野球(・幼い頃にメジャー)と見に行ったが,社会人野球はひと味違った雰囲気とドラマがある。
まず応援席の活気である。内野スタンドにステージが設けられ,各チーム応援団を男女20名くらいで編成しひっきりなしに踊り叫びまくる。いつどこで練習したのか,新入社員がやっているのか,などいろいろな疑問が沸くが,とにかく整っていて美しい。選手達も勝つ気は満々だろうが,応援団はそれをも上回る「勝たせたい」というひたむきさがある。1塁3塁それぞれのスタンドには関係者と見られる観客が多数来場し,応援団に応えてメガホンやうちわを振り回し,中には役員と見られる老年の男性が立ち上がって観客をあおっていた。
観客ひとつとっても興味深いが,粋なファンサービスもある。ファールボールはそのままもらってもいいのだが,係員に申しつければ軟式のボールと交換できるというものである。小さなことだが,私のようにたまに草野球に興じる者にとってはうれしいことだ。ちなみに今日の私の収穫はゼロだった。
さて,昨日18時頃に球場に着いたのだが,三菱重工神戸と日産自動車九州が延長戦を戦っていた。好投と言うよりも凡打の山で0が積まれ,ようやく延長15回に日産自動車九州が四球・安打を絡めた畳みかける攻撃で2点を先取し,試合を制した。プロでもアマでも点の入らない試合は緊張感があり,守備でもミスは見られなかった。
目当てにしていた鷺宮製作所と日本生命の一戦は19時半からスタートした。「鷺宮製作所」…ワシなのかタカなのかと思ったらサギである。サギノミヤという大きなプラカードで応援団が盛り上げていた。自動制御機器等を製造する会社で1958年に硬式野球部創立と歴史ある関東の強豪である。この選手権にも3年連続して出場している。対する日本生命は言わずと知れた関西の雄であり,仁志敏久・福留孝介らを輩出していることは有名すぎる。毎日新聞のwebで注目カードに推されていたこともあって行ってみた。日本生命は大阪が本拠とまさにホームゲーム。観客も多く,マーチバンドが来ていない鷺宮を応援で圧倒していた。試合内容も同じく,投げては先発のサブマリン下敷領が制球よく6回を1失点,打っては5番澄川の本塁打を含む18安打で10得点の圧勝。2回の5点で雌雄が決した形になって残念だった。
一発勝負と言うこともあるが,応援団含め1球1球に集中しいいものを見せてくれる。慣れないドーム球場でも守りの不甲斐ないミスが見られず,プロと遜色ない試合運びで大変勉強になった。ここから2回戦・準々決勝と進んでいくが,良い試合が見られそうで楽しみである。そんな中で21日にはプロのドラフト会議もあって騒がしくなるだろう。
posted by lovingsports |00:40 |
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2006年11月19日
入札額は1000万ドル(約11億5000万円)以下に抑えようとする球団がほとんどで、暴騰しない可能性が高い。潤沢な資金を持つニューヨーク2球団も入札を検討。それでもヤンキースのキャッシュマンGMは高額のポスティングには否定的だ。「日本人選手を含め、市場にいるすべての選手に関してのコメントはしたくない」と前置きし、「松坂の次は井川? すべてのFA投手の状況をふまえて判断したい」と明言。松坂獲得失敗=井川高額入札とはならないことを説明した。
大リーグでは中4日の先発ローテで1年間投げ続ける「durability(耐久性)」が獲得の際の大きなポイントになる。井川は01年の192回から今季まで、毎年200回前後の投球回数を誇る鉄腕だが、意外に「お手ごろ価格」になる可能性もある。(osaka.nikkansports.com)
記事では1000万ドルがラインになるかと言われているが,入札を希望する球団の中にもそれぞれの事情があって,どうしても欲しい球団と安く手に入れば儲けと思っている球団で温度差があることだろう。本気で獲りに行く球団が3球団くらいあれば,松坂に匹敵する高額になる可能性は十分にあるだろう。
松坂は言わずと知れた日本ナンバーワンピッチャー(今年はありとあらゆるタイトルを福岡ソフトバンク斉藤に持って行かれたが)であり,知名度も人気もある。それに比べると井川はスター性・知名度はないが,ここ数年で故障がほとんどなく,タフネスは十分すぎるほど持っている。また,序盤にいきなり崩れたりしない点も評価できるし,メジャーリーグ好みの左腕として高額入札の可能性は十分にあると思っている。
岩村の最高入札額がそれほど驚くものでないというのは,内野手なんてわざわざ日本から仕入れなくてもパイが十分あるからであり,投手に関しては事情が違う。本当に欲しい球団が30億,40億,50億円近い入札をしてくる可能性はあるのではないだろうか。最低でも20億くらいになるのではと思われる。
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2006年11月18日
FC東京といえば言わずと知れた伝統的な全員攻撃全員守備サッカーで,ここのところ若手が乗ってきて勢いがあるジュビロとの試合でかなりおもしろい試合になるのではと思ったが,意外にも結果はジュビロの快勝となった。
大きな要因としては,2列目に入った福西を自由奔放にさせてしまった上にルーズボールをことごとく彼に奪われていた点がある。試合前の東京・倉又監督はマークの受け渡しがゲームのカギを握るとコメントしていたようでそのことに私は「?」と思ったのだが,まさにそれが福西を中心に次々に追い越してくる磐田の選手に対して出来なかったことが大きい。
先述したようにルーズボールの大半が磐田の選手の足元にいったこともあって中盤は磐田が制圧し,前半からスペースを献上していた東京が4失点食らう形になったが,試合全編を見ていればもっと悲惨な結果になり得たゲームだった。逆に言えば,ルーズボールがすべて東京のほうへ転んでいればかなりスペクタクルなゲームになっていたことだろう。
これだけ得点差が開いたのも,前節FC東京が川崎を相手に大逆転勝利しており,磐田サイドは「何点とっても試合はわからない」ということを共有していたようにも見えた。個人的には磐田には来季はもっと上のところで争って欲しいと熱望できるレベルに戻ってきたと言える気がするので,リーグ戦で様々な選手の経験値を積み上げながら天皇杯を奪回してもらいたい。
ちなみに東京は後半になって平山を投入していたが,ルーカス・戸田の動きも決して悪くなかったので,「まずは平山にボールを集めろ」ということをもっと徹底してみてはと感じた。平山→戸田→平山の形がもっと見たいと言うことだ。平山に対して結果を求める期待はかなりのものだとは思うが,シュートを打たせるチャンスがないことには期待に沿える選手なのか見極めがつかない。今日見たところでは,ただ背が高い選手で,時にボールの待ち合わせ場所にはなるがそこからドキドキする形にはならなかった。
posted by lovingsports |16:11 |
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2006年11月18日
プロ野球のシーズンが終わり,人の動きが活発になってきた。とはいえ,ひとつひとつ記事にするのも煩雑なので,話題作りのためにも近いうちに第33回社会人野球日本選手権(大阪)に出向きたいと思っている。ドラフトにかかりそうな選手は少ないようだが,プロとは違った熱い戦いに注目したい。
というわけでスポーツ新聞にあったよしなしごとを。
日本ハムからFA宣言し、巨人入りが決定的になっている小笠原道大内野手(33)が17日、意思表明が近いことを示唆した。TBSラジオの番組「エキサイト・スタジアム」に生出演後、「ある程度、固まってます」と話した。
ただ、結論は「ここでお話しする段階ではない」。18日は札幌市内で行われる日本ハムの優勝パレードに参加する予定。その後に日本ハム側と交渉する可能性もあるが、「個人の問題で水を差すわけにはいかない。すべてはパレードを成功させて、そこからだから」とした。(デイリー)
パレードの前に発表できないということは,北海道のみなさんにとって良いニュースでないことは確かである。札幌に「ガッツ残って」などとむなしいプラカードが掲げられることだろうが,心は東京ということだろう。
東京ヤクルトとの契約交渉に難航しているリグスに阪神が触手を伸ばしているという記事を見たが,それ以上に気になる記事。
阪神とジェフ・ウィリアムス投手(33)との契約交渉が暗礁に乗り上げ、退団危機に直面していることが17日、明らかになった。これを伝え聞いた金本知憲外野手(38)は「考えられない」と絶句。「ジェフなしのシーズンは考えられない。何としても残ってほしい」と切々と訴えた。残留が既定路線といわれていた超優良助っ人。交渉が決裂し、他球団へ流出するとなれば、チームにとって大きな痛手となる。(デイリー)
今季は1軍合流が大幅に遅れたが,そこからは安定した投球を見せてくれた。杉山と同じことだが,それをシーズン通して続けてくれればということだろう。ただ,球団は単年で年俸はダウン,ジェフ側は複数年で年俸アップと双方の主張がまったく違うのは気になる。落としどころとしては,複数年(球団が見直すオプション付)の年俸キープあたりか。他球団への流出は単純に痛い話である。
posted by lovingsports |12:54 |
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2006年11月15日
ボストンレッドソックスが西武ライオンズに60億円余支払うことで,松坂大輔投手は移籍することになった。西武にとっては,これまで松坂に支払った契約金・年俸を差し引いても黒字になるくらいのちょっとしたビジネスに成功したことになる。松坂による集客効果も考えれば,松坂大輔一人でどれほどもうけたのかじっくり検証して報告してほしいくらいだ。
この大リーグと日本プロ野球が採用しているポスティング移籍システムだが,「第2の高校生ドラフト」といわんばかりに選手側に一切のイニシアティブがなく,球団本意のシステムであることは確かだ。
しかしプロ野球の起源をたどってみると,Jリーグのようにスポーツ振興や地域を盛り上げると言った理念ありきというよりも,野球をしている人たちが宣伝媒体になっているというものであり,ひとつのメディアにすぎなかった。いつの間にか野球はひとつの文化として根ざし,きっと一時期のパシフィックなんかはオーナー達が辞めたくて仕方なかったのではないかと思うが,今となっては球団がひとつなくなることでストライキを打たれたり大変な騒ぎになる娯楽となった。根底には野球というのは金稼ぎの手段であり,儲かれば御の字,赤字でも宣伝になっていると割り切れたものである。
今になって上記のような考え方が許されるかどうかは別として,ポスティングというものをとってみてもやはりプロ野球というものはビジネスとしか考えられていないのだなと言うのがよくわかる。
なおこれでまた一人スターがアメリカへ行ってしまうわけだが,当分は小粒なプロ野球が続くことだろう。スターが供給される率の高い春夏の甲子園でハンカチを使う選手が過熱的な話題になるようでは,当面難しいのではと思われる。。
posted by lovingsports |23:04 |
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2006年11月15日
地震・津波もろともせず,日本がアジア最大級のライバルサウジアラビアを破った。
日本が予選最終戦で逆転1位通過を決めた。2点差以上での勝利が必要だったサウジアラビア戦で攻撃陣がさえ渡った。
前半20分にゴール前の混戦からDF闘莉王が先制弾。同29分にはFW我那覇が追加点を挙げ、1点を返された後も後半5分に再び我那覇が決めて3-1で快勝した。
3連覇をかけて臨む本大会は来年7月にインドネシアなど4カ国で開催される。(nikkansports.com)
前半から仕掛けていく姿勢が見られ,前日までのオシム監督の苦言も吹き飛ばせたのではないか。
これまでも,オシム監督になってからの日本代表は試合を支配すると言うことはできていたが,詰めが甘くて得点できず苦い思いをしていた。今日のように欲しいところで点を取れればいい試合にはなるということが証明できた。頂いたPKを決めていればサウジに対して4点も取れていたわけで,すばらしい内容と結果だったのではないか。田中マルクス闘莉王が攻守に効いていたが,オシムが発掘したと言っていいだろう今野泰幸・阿部勇樹・中村憲剛・鈴木啓太の中盤は,これがベストでないかもしれないが,変幻自在でポリバレントという言葉がしっくりくる。似たようなタイプを重ねるのは決して悪くないと言う印象も得た。
こういうわかりやすい試合が契機になってさらにオシムジャパンが評価され注目されていけば4年後も明るいだろう。
posted by lovingsports |22:47 |
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2006年11月14日
来季以降行われるポストシーズンゲームの正式名称が「クライマックスシリーズ」となり、セリーグが「クライマックスセ」パリーグが「クライマックスパ」となったそうだ。
新聞記事ではいつもポストシーズンゲームにカッコがついて「略してPSG」と書いてあったが、なぜそこから踏み込んだ命名をしたのか、そしてクライマックスというジャパニーズイングリッシュぽい言葉を採用したのかよくわからない。
近年のスタジアム命名もそうだが、企業名がこじゃれたものが多いせいかとてもゲームっぽく感じてしまうのは私だけだろうか。スカイマークスタジアムだのフルキャストスタジアムだの、クライマックスシリーズだの…。そのうち「スーパーウルトラ何とか」なんて制度が出てきたら本当に子供じみていると思ってしまう。
レッドソックス入りらしい松坂大輔にまつわるポスティングの話はもうちょっと考えたい。
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2006年11月12日
日本ハム1―0ラニューベアーズ(KONAMI CUPアジアシリーズ2006決勝戦=12日)――アジア王者を決める一戦は、予選リーグ3戦全勝の日本ハムがダルビッシュ、台湾勢初の決勝進出を果たしたラニューは許文雄の先発でプレーボール。
ダルビッシュは初回から5者連続で三振を奪う素晴らしい立ち上がり。三回までに打者9人から7奪三振という完璧な内容。
許文雄も三回までに日本ハム打線を1安打に抑える力投を見せた。
その後、両投手とも好投を続け、五回までに0―0の投手戦が続いた。
均衡を破ったのは、日本ハム。七回、この回から代わったフィオレから相手失策と犠打などで一死三塁の好機を作ると、鶴岡が右前適時打を放ち、1点を先制した。
日本ハムは八回途中からダルビッシュに代えて武田久を、九回には守護神・マイケル中村を投入。最少得点差を守りきって、アジア王者に輝いた。
春季キャンプ・交流戦・プレーオフ・日本シリーズ・アジアシリーズと今年は日本ハムの野球を見る機会が多かったが,結局結論づければ「やるべきことをやれば結果はついてくる」ということに収斂されるのではないか。
森本は出塁率を高め(.343は及第点),田中賢介は送り(34犠打はパリーグ最多),クリーンアップが返す。投手は点をやらない。守備の面でも個々が集中してミスをしない。単純明快で何事もきちんと遂行すると言うことが勝利につながった。
プレーオフができたことによってシーズン136試合の重みはなくなってきているかもしれないが,こと日本ハムを見ていると,136試合で培ったことの惰性がポストシーズンに生きたという例に見える。ポストシーズンはただの一発勝負ではなく,シーズンの延長と言うことである。
昨日も,来季のパシフィックリーグは混戦になりそうと書いたが,アジアシリーズで見えてきた課題はやっぱり打撃面で若手の台頭がほしいということだろう。セギノールが今回来日できなかったことで稲葉が4番に入ったが,以降の打順が非常に手薄に見えた。ここからさらに小笠原が抜けるとなると,クリーンアップについて再考が必須となり,放っておけば相当な戦力ダウンになる。
ともあれ,これまでが何だったのかとばかりに丁寧な野球を見せてくれたヒルマン監督に敬意を表したいのと同時に,来季様々なチームからの挑戦を受けるべく監督として残って欲しいと思うばかりだ。
posted by lovingsports |21:17 |
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