2007年03月16日
タイガース上向き←千葉ロッテ3×7阪神@千葉マリン
12日にさっそく雪で中止となりどうなるかと思われた阪神タイガースの東海・関東遠征も14日から3連勝となった。勝ったという結果だけでなく,それぞれの試合ではそれぞれの選手に収穫があったことがすばらしい。オープン戦の順位は芳しくないが,昇り調子で開幕を迎えられることが何よりである。 さて本日千葉マリンで行われた千葉ロッテ対阪神だが,阪神は開幕を想定したベストメンバーに近いオーダーだったのに対し,寒かったからかロッテはまだ1軍争いをするメンバーが名を連ねた。この時点で阪神は勝たなくてはならなくなったが,その通りの快勝となった。 先発のエステバン・ジャンは前評判通りのすばらしいピッチングを見せてくれた。初球ストライクがビシビシ決まり,なによりテンポがいい。ロッテの打者たちは打ちごろと見たのか初球打ちも多く,省エネピッチングとなった。ここまでの複数の登板機会でそれぞれ成果が出ているということは適応能力も高いことを示しているので,シーズンに入ってからもきっといい結果を出してくれることだろう。 2番手以降,藤川は名前勝ちともいえる貫禄の3人斬り,3人目のダーウィン・太陽はそれぞれ失点の場面を作ってマイナスな印象を与えた。いずれもストライクよりもボールが先行しており,守る野手・ベンチにいるコーチ監督・見ているファンをやきもきさせる傾向が強い。二人ともキャンプでは順調だっただけに,何とか実戦のところで成果を見せて欲しい。 打つほうはというと,心配された赤星・関本の復調が確認できた気がする点が大きい。関本に関しては藤本(加えて秀太)との競争にひとまず打ち勝って開幕セカンドは確定ではないだろうか。あとは打順をどうするかだが,鳥谷の様子も心配する大事に至らず,この鉄人ショートを1番に置くか否か監督の最終判断に委ねられる。 千葉ロッテはというと,途中から出てきた西岡改めTSUYOSHIがいきなりスリーベースを放ち,格の違いを見せ付けた。まだ22歳でこれだけの扱いというのもすごいが,こんな時期でもオープン戦になんかフルに出なくていいやというふてぶてしさがプロらしくていい。
posted by lovingsports |21:37 |
猛虎!阪神のプロ野球 |
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12日にさっそく雪で中止となりどうなるかと思われた阪神タイガースの東海・関東遠征も14日から3連勝となった。勝ったという結果だけでなく,それぞれの試合ではそれぞれの選手に収穫があったことがすばらしい。オープン戦の順位は芳しくないが,昇り調子で開幕を迎えられることが何よりである。
さて本日千葉マリンで行われた千葉ロッテ対阪神だが,阪神は開幕を想定したベストメンバーに近いオーダーだったのに対し,寒かったからかロッテはまだ1軍争いをするメンバーが名を連ねた。この時点で阪神は勝たなくてはならなくなったが,その通りの快勝となった。
先発のエステバン・ジャンは前評判通りのすばらしいピッチングを見せてくれた。初球ストライクがビシビシ決まり,なによりテンポがいい。ロッテの打者たちは打ちごろと見たのか初球打ちも多く,省エネピッチングとなった。ここまでの複数の登板機会でそれぞれ成果が出ているということは適応能力も高いことを示しているので,シーズンに入ってからもきっといい結果を出してくれることだろう。
2番手以降,藤川は名前勝ちともいえる貫禄の3人斬り,3人目のダーウィン・太陽はそれぞれ失点の場面を作ってマイナスな印象を与えた。いずれもストライクよりもボールが先行しており,守る野手・ベンチにいるコーチ監督・見ているファンをやきもきさせる傾向が強い。二人ともキャンプでは順調だっただけに,何とか実戦のところで成果を見せて欲しい。
打つほうはというと,心配された赤星・関本の復調が確認できた気がする点が大きい。関本に関しては藤本(加えて秀太)との競争にひとまず打ち勝って開幕セカンドは確定ではないだろうか。あとは打順をどうするかだが,鳥谷の様子も心配する大事に至らず,この鉄人ショートを1番に置くか否か監督の最終判断に委ねられる。
千葉ロッテはというと,途中から出てきた西岡改めTSUYOSHIがいきなりスリーベースを放ち,格の違いを見せ付けた。まだ22歳でこれだけの扱いというのもすごいが,こんな時期でもオープン戦になんかフルに出なくていいやというふてぶてしさがプロらしくていい。
小牧球場。私のような自動車を移動ツールにしない人間を寄せ付けようとしない郊外にあった。名古屋からこの球場近くのバス停まで1時間余り。バス停から歩くこと15分余り。ライトの形がなんとなくかつてのナゴヤ球場だとかレトロな雰囲気を漂わせる球場があった。
竜アレルギーも払しょくだ! 阪神鳥谷敬内野手(25)が14日、中日戦(小牧)でも3安打の固め打ち。今季10戦で3度目の猛打賞で、打率を3割7分8厘に上げた。昨季は対戦打率1割7分9厘と最も苦戦した中日に、シーズン前哨戦で痛打を浴びせた。(日刊スポーツ)
この日は阪神にとって2重に大きい日だったのではないだろうか。相手が開幕1軍を争うようなラインナップだったとしてもアウェイで中日を倒すこと,そして相手に関わらずここのところ貧打とされた阪神打線が大量点を得て勝利したこと。阪神ファンにとってやきもきしていた日々になんとなく光がさしたゲームだったのではないだろうか。
ただ中日はやはり強い。この時期に出してくる主力がまだウッズ・立浪くらいである。阪神は1軍から1.5軍といったメンバーだとすれば,中日は1.5軍から2軍である。郊外での試合とはいえ,強者の余裕がうかがえる。
草薙球場と言えば,秋に行われる東西オールスター(今年から廃止とか)が行われる地としてプロ野球ファンにおなじみであるが,正式名称は静岡県草薙総合運動場硬式野球場なのだそうだ。私も初めて本日「参詣」し,ベーブルースと沢村の像に思いをはせた。
阪神の先発候補ボーグルソンは4回1失点。途中出場の秀太が本塁打を含む2安打2打点とアピールした。楽天の有銘は5回を2安打1失点にまとめ先発枠入りへ前進。2番手の一場は1回無失点だったが制球のばらつきが目立った。(山陽新聞)
阪神の投手陣の現状を考えると,今となって岡田監督としてはどういう理由をつけて誰を2軍に落とすか,あるいはどういう材料でローテーションを絞っていくかを決めていく段階であろうから,投手陣としてはもちろん打たれてはいけないが,抑え方も重要になってくる。そういう意味ではボーグルソンは大荒れしなかったが不安定さが残る点でポジティブな印象は与えない。ウィリアムス・橋本は言うまでもないとして,能見についてもいいところまできているが決め手がないという印象を与えた気がする。だが,これまでの感じを見ても他球団よりも潤沢な投手陣であることは私の目でもわかるし,それだけ監督の目・采配がペナントを左右しそうである。
打つほうはというと,鳥谷の死球が心配である。新聞などでは左肩となっていたが,本人は右肩を気にしていたように見えたからなおさらである。シーツ・今岡はまだボールを見ている段階,金本がそれより一歩前を進んでいるようなクリーンナップでまだまだ調整のご様子。赤星が今日も無安打で心配は深まるが,関本に安打が出たのは安堵。関本もまだまだ,藤本は前に打球を飛ばせる気がしないとなると,打撃好調のリンをセカンドで使いたいと思うのは私だけであろうか。
忘れてならないのは秀太の活躍だろう。2安打1ホームランに1盗塁。特に試合を決した一発はまさに「イチニノサン」だったかもしれないが完璧な打球だった。師匠を前に強烈なパンチ,そして偉大なバックアッパーとなりうるアピールとなった。個人的には,過去にも多く彼の決勝点でもたらされる勝利を目の当たりしている気がしてうれしかった。またひとつ忘れえぬゲームが増えた。

