2006年10月25日

強い勝ち方の日本ハムと←北海道日本ハム3×0中日@札幌

日本ハム3─0中日(日本シリーズ第4戦=25日)──日本ハムは金村、中日は2年目の中田が先発した。
日本ハムは三回、先頭の森本が三塁打でチャンスを作ると、続く田中賢の適時二塁打で先制。なおも2連続死球で無死満塁にしたが後続が倒れた。
五回、中日は井上の二塁打などで一死三塁とするが、得点は入らず。その裏、日本ハムは一死一、二塁から稲葉の適時二塁打で2点を加えた。
中日は六回、二死満塁としながら井上が三振に倒れた。
日本ハムは、中継ぎ陣が踏ん張り、最後はマイケル中村が締めた。日本ハムは対戦成績を3勝1敗として44年ぶりの日本一に王手をかけた。(読売新聞)
強いチームしかできないような勝ち方ができた日本ハムと,すっかり点が入る気がしない中日。明暗くっきりのまま日本ハムが王手。中日が歯車を狂わせたのは,昨日の第3戦から続いている。

今日のオーダーを見ると,3番福留4番ウッズ5番立浪の「2005年型クリーンアップ」になっていた。前日まで5番だった森野がブレーキになっていると見たのかどうなのか打順をマイナーチェンジしてきたが,実は第3戦に金村が先発すると踏んでいたのではないだろうか。首脳陣が昨日の敗因として采配面を挙げていたが,何となくその辺からおかしかったのではと推察する。

そして今日も「症状」は完治も緩和もしなかった。ランナーをどれだけためても決められない。すべての要因ではないが,日本ハムの守備において中日のクリーンアップをしっかり分断できている,特にウッズの扱い方が上手なように見える。徹底して外角を使った弱気な投球で,ストライクがとれなければ歩かせてもよい。勝負するときは一転して内角をしっかり攻めてくる。このわかりやすい違いにウッズ自身もなかなか調子を整えられずいざという打席で結果が生めないのではないかと思う。しかも5番以降それほど脅威でないという事実。

今日は日本ハムの田中にバントミスが見られ,満塁のチャンスで得点できないなど拙攻はあったが,それでもクリーンアップできちんと点をとるあたりはもう強いとしか言いようがない。

個人的には今回のシリーズではドラマティックな展開と言うより強い日本ハムの野球のやり方をまざまざと見せつけられただけのような気がして,来季セントラルや交流戦で戦う他の10球団に中日を倒す参考になるかすらもわからない(昨年の千葉ロッテの勝ち方は,阪神にJFKを出させないという方法を教えてくれた)が,ヒルマン監督の集大成を見ることができたというまとめ方になってしまうようなシリーズになりそうだ。

新庄についてもいずれ触れたいが,彼は特に守備走塁に関して超優秀な客寄せパンダであって,打線で実際に仕事をしているのは森本から稲葉までという見事な二段構造が強くて人気のあるチームにさせたのだと分析する。

posted by lovingsports |23:01 | 阪神以外のプロ野球 | コメント(0) | トラックバック(2)
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