2008年01月27日
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
サッカー日本代表は26日、東京・国立競技場でチリ代表と対戦し、0-0で引き分けた。昨年11月に脳梗塞(こうそく)で倒れたイビチャ・オシム監督の後任として同12月から指揮する岡田武史監督の初陣を飾ることはできなかった。(サンスポ) これは日本代表の遺伝子になってしまったのだろうか。細かい技術論は抜きにして,バックパスを多用し冒険しない姿勢,後半途中に大久保が入ってから一変したがそれまでの気持ちの入らないサッカー。一昨年のワールドカップなどでも強く思ったが,サッカーにおいて気持ちを前面に出して戦うことは美しくないことなのだろうか。個人的には,もっと闘志を見せてくれたほうが今回のような引き分けでも見に行きたくなるのだが。 昨年末にオシム氏が倒れてしまい,結局岡田監督となったわけだが,尊敬するジャーナリストの一人である宇都宮徹壱氏がこんなことを書いていた。 (前略)しかしながら、同時に「日本のサッカーを日本化する」というオシム政権下で続けられてきた壮大なプロジェクトの断念を、他ならぬ日本サッカー協会と技術委員会が宣言した、という事実も銘記されるべきである。 これは賭けてもいいが、今後、協会がオシムのプロジェクトを再開させることはないだろう。理想を打ち捨て、2010年に向けて現実路線で突っ走った日本代表は、おそらくアジア予選を勝ち抜くも、本大会でまたしても世界との距離を露呈。そして、そのころJリーグで実績を挙げていた外国人監督に次代の代表を託し、その監督がブラジル人なら南米スタイルに、ドイツ人なら欧州スタイルに、チームのスタイルは変質していく。何のことはない、過去5年間繰り返されてきたことが、今後5年もまた繰り返されるのである。昨年のオシムの監督就任は、こうした惰性的な連鎖を断ち切る絶好のチャンスだったわけだが、不幸にも自身の病魔によってプロジェクトは封印されることとなった。(後略) 氏のプランでいけば,オシムのサッカーが日本代表としてのサッカーの大きな原型となり,その流れが受け継がれる形で次の監督,また次と人事が行われるということだろう。そしてそれは儚くも崩れた。 しかしどうだろう。今回もドタバタの就任劇となった岡田監督も,「第一次」を経てJで指揮を執りテレビなどで解説の仕事をこなす中で「もしも自分が」との思いを馳せながらきっと見てきただろうし,オシムがしたいことしたかったことの流れを汲みながらやってくれると信じたい。 この解答は2010年に南アフリカで出るかも知れないし最悪であれば来年出ているかも知れない。あるいはもっと先になった時に昨年今年がベンチマークになっているかもしれない。とにかく,長く温かい目で見てみたい気がする。 みなさんはどう思いますか? 人気ブログランキングもCheck,please!
posted by lovingsports |00:00 |
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この記事に対するコメント一覧
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
基本的に代表監督は何の関連性、継続性もなく選ばれますからね。
あとは川渕が辞めない限り、日本サッカーの発展は一進一退でしょう。
posted by BNS | 2008-01-27 00:53
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
宇都宮さんの思うところももっともな気がします。
結局のところ、オシムがいなくなったことで日本人サッカー選手が自分個人で問題を考えて、自分個人で解決していくアドリブ力みたいなものを磨くチャンスが無くなってしまうということでしょう。
羽生や山岸はそんないい選手ではなかったですよね。
オシムが好かれている理由って結果以上のものを残せたからじゃないかな、カペッロとは大違い!
岡田さんも大変でしょ、オシムの後は。
posted by アフリカンネイションズカップ最高 | 2008-01-27 01:47
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
こんにちわ!おもしろい記事だったので、通りすがりですが、私もコメントさせてもらいます。
初めに、オシムがやろうとしていた「日本サッカーの日本化」の終着点って、オシム自身も知らなかっただろうということです。それは、これまでに日本が一時期でも、イタリアのカテナチオやブラジルみたいな個人の能力を活かした、その国独特のサッカーをしたことがないからです。そういう指標が日本には存在しないんですね
そこを勘違いしているから、日本って南米の監督がくると個人能力主義になったり、監督がヨーロッパ人になると組織偏重といったサッカーになってしまう気がするんです。誰も、日本サッカーの理想形なんて知らないですから
日本人らしいプレーをするには、日本人が自分で考えながらプレーするしかありません。と、オシムはどこかのインタビューで言っていました。その通りだと思います。ヨーロッパ人より背が低い日本人が、放り込みサッカーしたって絶対に勝てないでしょうし、ブラジル人よりもテクニックがないなら、日本の豊富な運動量を活かしてその差をカバーすれば勝てるかもしれません。その試行錯誤の中で生まれてきたサッカーこそが「日本サッカーの日本化」の最終形なんじゃないかと私は思ってます。その意味でオシムさんが退いてしまったのは、非常に残念です。それをやろうとしてくれてましたから。
でも、今日の試合は特に大久保が入ってからおもしろかったです。彼のあの獰猛なプレーぶりもあある種の日本らしさのように感じます。あと、ゴール前で焦っちゃう部分も、、、
posted by De | 2008-01-27 01:57
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
日本サッカーの目標ってメキシコのようなスタイルだと思うんですよね。
↑で言ってる5年のループ等は、協会がしっかりと先が見えているかどうかだと思うのです。
BNSさんと同じ意見になりますが、監督選考もそれに合わせて行われるでしょうし。
今回、オシム氏が日本サッカーの日本化と言った言葉を先50年、協会が貫きとおせるかだと思います。
posted by たま | 2008-01-27 04:34
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
川渕、岡田、つまり古川を協会からなくさない限り未来はない
posted by ただだ | 2008-01-27 05:41
また繰り返しの5年間?←日本0×0チリ@国立
そうですね。
オシムが言っていたのは、「自分で考えろ」と言うことで、日本人自身が考えることが日本化につながっていく、というようなことだったと思います。
だけど、協会はそれが分かっていなかったから、岡田監督を選んだんでしょう。
川淵や小野技術委員長は、やっぱりフロントとしての能力が不足していると思います。
posted by ジダ | 2008-01-27 16:52


