名相撲つれづれ草

荒れない春場所~無事是名馬稀勢の里の独走でフィナーレを迎えるのか~ ⇒一転して荒れそうな春場所

このエントリーをはてなブックマークに追加

春場所も13日目が終了した。

今場所の話題は、新横綱稀勢の里の成績、白鵬復活優勝なるか、琴奨菊大関復帰なるか、照ノ富士角番脱出するか、髙安大関昇進の足固めをするか等であった。

ところがフタを開けてみれば、白鵬、豪栄道が休場し、優勝争いも稀勢の里以外は最近では久しく見かけない顔ぶれになった。

現段階では、1敗が稀勢の里、照ノ富士、3敗で日馬富士、髙安、栃煌山が追うという状況で、昨日までとは状況が一変した。 昨日までは、本当に無事是名馬の新横綱が独走のフィナーレを迎えるのかというシナリオが出来上がっていたのである。

その中で、今日の日馬富士の意地の相撲である。頭低く当たり、双差しで新横綱を一気に土俵外に寄り倒した。 その影響で稀勢の里は左胸から左肩にかけ怪我をし、病院送りである。 解説の北の富士さんも明日からは無理かなと仰っていた。

稀勢の里-日馬富士戦は、基本的にスピード相撲で勝負がつくことが多いが、今回も例に漏れず、日馬富士が昨日の髙安戦に続いて、先輩横綱としての貫禄を示したと言えるだろう。 本当に日馬富士の集中力はもの凄い。腰高な稀勢の里にも原因があるのだろうが。

そして注目の琴奨菊は、11日目に勢に敗北したあたりから少しリズムを崩しかけていたが、今日は新鋭ホープだがもう負け越して元気のない正代に勝ち、首の皮1枚で大関復帰のチャンスが残った。 明日対戦の照ノ富士は、平成27年秋場所に稀勢の里に膝をやられて負けてからはずっと大関昇進時の勢いが欠け、大関として恥ずかしい成績しか残せてこなかったが、今場所は相変わらず雑な取り口とは言え、勢いがあり、ビッグマウスも復活しているので、現段階の琴奨菊ではガチンコ勝負で勝つのは難しいだろう。そのため、変化でもして、何が何でも勝ちに来ると思われる。

その照ノ富士だが、昨日の遠藤戦、今日の鶴竜戦と底なしのパワーを見せつけての勝利だった。外四つで浴びせ倒し、吊り出しなど、一昔前のバルトを思わせる相撲っぷりである。 稀勢の里が今日の一番で肩の不安を抱えている分、急に優勝一番候補に浮上したと言えるだろう。

何にせよ、本当に荒れてきた。

筆者は個人的には、稀勢の里は今場所はもう休場して頂いて、優勝争いが3敗ラインまで下がって決定戦が見たいと思っている。

そして、照ノ富士が本当に2年前の強さが戻ったのなら、益々相撲が面白くなり、2017年の残りの場所に常に優勝争いを演じるような旋風を巻き起こして欲しいものだ。

あと2日、どういう展開になるか目が離せない。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
相撲
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

稀勢の里は、愛すべき凡人性を捨てられるのか。【幕下相撲の知られざる世界】

痛恨の5敗目を喫した琴奨菊関。ラストダンスも終わりが近づいている。【独断と偏見の相撲ランキング】

ベストバウト’2017【プロレスファンタジスタン】

ブロガープロフィール

profile-iconlovesumoetc

東京西部に住む男性です。
相撲をはじめとして、サッカー、メジャーリーグ等が好きです。

場所があったら、何回かは発信していこうと思いますので、宜しくおねがいします。
  • 昨日のページビュー:7
  • 累計のページビュー:66772

(05月13日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 稀勢の里の劇的2回目の優勝を契機に、ここ10年の感動的な優勝決定の瞬間を振り返る
  2. 少し早いが稀勢の里の今後と初場所総括
  3. 稀勢の里の横綱昇進と横綱としてのスタイル
  4. 横綱土俵入りを経て感じること
  5. 横綱昇進が決定的になって
  6. 2017年春場所の展望
  7. 千秋楽に向けての心づもり
  8. 荒れない春場所~無事是名馬稀勢の里の独走でフィナーレを迎えるのか~ ⇒一転して荒れそうな春場所

月別アーカイブ

2017
05
03
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年05月13日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss