名相撲つれづれ草

横綱昇進が決定的になって

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本日夕方、横綱審議会が開かれ、全会一致で横綱稀勢の里の誕生が決定的になった。

筆者は優勝決定の土曜にも書いたが今回の横綱昇進には否定的であり、横綱審議会の見解の一貫性のなさや、マスコミの風潮などからそうなってしまったので、そのことについてとやかくは言わない。

3代目若乃花の横綱昇進(1998年)から数えて19年振り、そして平成の大横綱貴乃花の引退(2003年1月)から数えて16年振りに日本出身横綱が誕生することになる。

土俵入りの指導はスイーツ親方で知られる横綱大乃国が行い、鶴竜と同じ雲竜型になる模様だ。 昨日も少し触れたが、この大乃国と稀勢の里、どことなく似ている。 ①ガチンコ相撲であること、②体型、③精神面でとやかく言われていること、④無敵の横綱の連勝を止めたこと(横綱大乃国は昭和最後の相撲で昨年亡くなった横綱千代の富士を53連勝で止め、稀勢の里は白鵬の63連勝と43連勝で止めている)、などだ。

余談だが、この53連勝ストップの相撲は「昭和史19~昭和の終焉~」という本にも載っており、子供心ながらに記憶に残っている。

筆者は、今回稀勢の里がお世辞にもレベルが高いとは言えない場所で優勝したとは言え、まだ現段階の実力は白鵬-日馬富士-鶴竜-稀勢の里、その次に続くのが豪栄道、髙安あたりだと考えている。優勝回数と相撲の特徴からそう判断している(これは春場所展望あたりで述べたい)。

ただ会見でも本人もまだまだ強くなると言っているし、また横綱貴乃花からのメッセージにもあるように、左おっつけの更なる強化と低い重心を意識して、立会いも昨年や今年のようにどっしりと構えてとることができれば、2年連続での年間最多勝獲得さえも可能であろう。

張り挿しやかちあげなどを多用せず、貴乃花や大乃国の様に、真っ向勝負の威風堂々の横綱相撲で、その強みを更に磨いて、自身も認めている体の頑丈さで2020年の東京五輪の土俵入りを見てみたいものだ。 それこそが貴乃花のいう国技相撲の伝承と言えるのではないか。

何にせよ、早く水曜日の横綱昇進の口上と、金曜日の明治神宮での土俵入りを見たいものだ。



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横綱昇進が決定的になって

鶴竜、日馬富士はもうすでに稀勢の里より弱いですよ。実力とは別の点で稀勢の里のタイミングが合わなかっただけ

横綱昇進が決定的になって

>筆者は、今回稀勢の里がお世辞にもレベルが高いとは言えない場所で優勝したとは言え、まだ現段階の実力は白鵬-日馬富士-鶴竜-稀勢の里、その次に続くのが豪栄道、髙安あたりだと考えている。

これには異論ありですね。現段階の実力と優勝回数は関係ないでしょう。お世辞にも
高いとは言えない場所だったのでしょうか。それならなぜ白鵬は優勝出来なかった
のでしょうか。鶴竜は何故優勝出来なかったのでしょうか。
単純な話だと思います。すでに力が落ちてきてしまったからですよ。
来場所はさらに力が落ちてきますよ。鶴竜なんか完全に自信喪失でしょう。

白鵬も復活が難しいのではと思えます。一度下降線を下った力士が上昇する可能性が
殆どみれません。

なので、その順序はあくまで実績であって、今の実力ではないと思います。


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