2008年08月19日

「星野ジャパン敗戦」に思う

何とほぼ1年ぶりの更新となる。
まあ、大した理由もなく何となく書かなかったというだけなのだが、私自身がこうしたものは書きたくなったら書けばいい、という植木等のごときC調な考え方なので、さほど気にせずに書いていこう。

今回のオリンピック日本代表の中で、最も商業的に注目を集めていた野球日本代表が、準決勝で敗退した。
「星野ジャパン」という異名で語られたこのチームの敗戦は、日本のプロ野球そのものの敗戦、という内容の報道がこれから噴出してくるのだろうが、私はそうは思わない。
むしろ、今回の敗戦は、日本プロ野球が長年にわたって背負ってきた「読売支配」の終焉を告げるものであり、これは日本プロ野球の健全化にとっては福音ともいうべきことかもしれない。

そもそもオリンピックへのプロ参加については、日本は極めて不可解な過程を辿ってきた。
シドニー五輪の時はパリーグのみが、各チーム1名を参加させ、一方でセリーグは全くの非協力となっていた。
この時に、読売新聞社の主筆氏は「金権体質のオリンピックになど協力できるか!」と啖呵を切った。
本来この台詞自体は、一定以上の評価をされて然るべき言葉なのだが、これが全く響かないのは、この主筆氏は驚くほど単純な個人感情で言葉を発するためと思われる。
実際に、シドニー五輪の時には、パリーグがこの件に関しては主導権をとりながら話が進んでしまったことに対しての怒りだったようだ。

それから4年間の間にIOCの体質が急速に変化したという事実はなかったが、アテネ五輪のときこの主筆氏は、自社の最高の宣伝素材である「長嶋」が監督となったため、異常なまでにはしゃいでしまった。
まるで巨人軍全員を連れて行ってもOK、と言い出さんばかりだった。
結果として、このチームは各チーム2名以内のオールプロでの構成となった。
しかし結果は銅メダルとなった。
そして、プロ野球とWBC及び五輪の関係は整理されることもなく、早々と北京には「星野ジャパン」で、球団ごとの人数制限も外して、プロ最高の選手を集めて望むということが、殆ど何の抵抗もなく決定された。
そして、当然のようにその過程で、五輪の金権体質が議論されることはなかった。

このように、日本のプロ野球はFA制度導入、ドラフト制度改悪、球団統廃合という全ての場面で、読売新聞の意向に振り回されてきた。
それも件の主筆氏が、読売グループのトップに立ってから後の流れは、目を覆いたくなるものばかりであった。
そうした態度が、巨人軍からファンを遠ざけたということが、この主筆氏はまるで理解できていないようで、巨人軍が強くなればファンは帰ってくrという壮大な勘違いの下、巨人軍のファンを減らすことに邁進してきた。

これまでプロ野球界最大の利権であった、巨人軍の放映権料が消えつつある今、今回の「星野ジャパン」の敗戦は、この一新聞社の意向が最大限反映される運営から脱却する好機となった。
読売新聞の主筆氏の考えどおりにやってきたことは、ここまで全てが裏目に出ている。
今こそ、各球団のオーナーが力を合わせて、健全なファンの方を向いた運営を取り戻してこそ、日本のプロ野球は発展に向かうことが出来る。

詳細には色々と書きたいこともあるが、それは次回以降ということで。

追記:最後まで「星野ジャパン」って言われたな~。本当なら「宮本ジャパン」だろうに。
プレーするのは選手!
これ、基本ね!
あとコーチ陣が仲良しすぎだったね!
短期決戦だからこそ、各部門のプロがビジネスライクな関係を築くべきだったね。

posted by lovesportslove |18:17 | スポーツ全般 |
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