2006年06月29日

どうなる代表監督

いよいよ日本代表監督選びが佳境に入ってきたようだ。
先日来、候補一番手となっているオシム監督(ジェフ千葉)は、今日チームと会談しているようで、数日中にも結論は出ると思われる。

私もオシム監督の手腕は十分だと思っているが、若干の不安がないわけではない。

オシムサッカーというと「走力」に重点を置いたサッカーといわれているが、ジェフをあそこまで体質改善できたのは、クラブチームだからこそ可能だったのではないだろうか?

クラブチームは、毎日一緒に練習できるため、監督の指針をある程度の期間の中で実現化しやすいという利点がある。

しかし、代表チームは試合の数週間前に召集される。
その練習では、戦術確認やセットプレーなどが中心とならざるを得ず、体力トレーニングのような基礎練習に費やす時間は限られてしまう。
「じゃあ走力のあるやつだけ選べば」ということになってしまうが、次の日本代表監督は、まさに日本サッカーの浮沈を握ることとなる。
喪失した自信を回復させ、世界への挑戦を続けていくための体制をより確固たるものとすることが義務となってくる。

となると、仮にオシム監督が就任するのであれば、オシム監督とJチーム強化担当者とのミーティングを行って欲しい。
それも徹底した形で、どのようなサッカーをオシム監督が目指し、どのような選手を必要としているかということをJクラブに理解してもらい、各チームの戦術を守る中で、実際にどのような育成が可能なのか、その可能性を徹底的に追求してもらいたい。

クラブが代表のサッカーにあわせる必要は当然ない。
しかし、クラブは代表の可能性のある選手を大事に育て、代表へ送り出すことも、今の日本サッカー界では必要だと思う。
「代表チーム」というコンテンツが、最も人気のあるコンテンツである以上(ここにまだサッカーがナショナルスポーツになっていないことが表れている・・・)、代表選手を送り出すことはクラブにとっても大きなプラスだと思う。

この流れはU-23代表チーム、いわゆるオリンピック世代との連携にまで広げていく必要がある。
この4年間で日本サッカー協会が犯した最大の過ちは、オリオンピック世代とフル代表との間に「溝」を作ってしまったことにあると思う。

この話はまた別の機会に書きたい。

どの国でも附いて回る問題ではあるが、クラブと代表はその利害を一にすることはない。
しかし、ここまで順調に、しかも想像以上の速度で急成長を遂げた日本のサッカーが岐路に立っている今こそ、クラブと代表の幸せな関係が見たい。

posted by lovesportslove |17:35 | サッカー日本代表 |
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