2008年04月30日

44日振りの歓喜! ロアッソ対ヴァンフォーレ

Jリーグでは恒例行事である、GWのタイトスケジュール。
もちろんロアッソも例外ではなく、このGW中に4試合をこなすわけですが、その4試合が全てJ1経験チームという日程のイタズラ。
前節まで最下位をひた走るロアッソにとっては全敗すらありえる、そんなGWです。

27日、首位のサンフレッチェをホームに迎えたロアッソ。善戦するものの、スコア以上の実力の差を見せ付けられ、結果は1-2。
しかし、チームの完成度、戦術等、明らかに進歩が見えており、悲観することもないのかなと感じる試合でした。
そして僅か中2日で再びホームゲーム。迎えた相手は昨年までJ1に所属し、今期、唯一、サンフレッチェに土をつけている、強豪ヴァンフォーレ。
ロアッソの戦いがどこまで通用するのか、勝敗云々以上に楽しみな試合です。

ロアッソにとって中2日のタイトなスケジュールをホームで連戦できたということはかなりアドバンテージだったと思います。ヴァンフォーレは移動日を考えるとロアッソ対策は1日しかできないわけですし。

結果から言うとそんなアドバンテージの後押しもあり、一ヵ月半ぶりの勝利を手にしたわけですが、その栄光のイレブンはというと・・

    高橋   中山
  チャ      小森田
    山口   山本
 矢野        市村
    上村   河端
       小林

セレッソ、サンフレッチェ戦の好ゲームを展開したメンバーがそのまま選ばれています。素人的には絶対に予想できない先発メンバーですが、これがまた凄く機能していることを考えると、監督はスゲーやと思います。

さて、気温28度、ピッチ温度30度以上と、もうすでに真夏だろ!という気温の中、いよいよキックオフ。
相変わらず前半の動きがすこぶるよいロアッソ。しかし、この日は対するヴァンフォーレのプレスの動きも素晴らしく、ロアッソの選手がボールを持つと複数の選手が素早くチェックに行き、ロアッソはボールを持てるものの、効果的に前に運ぶことはできません。この前からの積極的な守備というものはロアッソも目指すものであり、ロアッソの理想形がヴァンフォーレにあるのかなと感じました。
ですがロアッソも負けてはいません。豊富な運動量で果敢に仕掛けていきます。前節、怪我で交代してしまったチャも元気に先発に名を連ね、左サイドを駆け上がります。彼の前で勝負する姿勢は他の選手も見習ってほしいものです。
ボールは支配するものの、フェニッシュまであまり持ち込むことができなかったロアッソ。若干、消耗戦を避けたヴァンフォーレに持たせてもらっているという観もあったのですが、前半26分、チャンスが訪れます。ゴールから20m弱という好位置で得たFKのチャンス。蹴るのは最近、FKを枠に蹴りこむこともあまりできていなかった小森田。しかし小森田はこのチャンスに答え、鋭く右にカーブしたボールはGKの手から逃げるようにゴールイン!。ロアッソ、開幕から9戦目にして待望の先制点を奪うことに成功しました。「監督から『壁の少し上を狙え』とアドバイスを受けた。その通りの軌道でゴールできてうれしい」と後にコメントで明かした小森田。ナイスアドバイス!監督!
最下位のチームにまさかの先制点を奪われてしまったヴァンフォーレ。なんとか前半の内に追いつこうとやや前がかりとなり攻めてきます。ですが、その姿勢がかえってチームのバランスを崩すこととなり、うまく攻撃の形をつくることができません。
というより、この日、CFに入っていたジョジマールの出来がとても悪く、彼にボールが納まらず、すぐにボールを奪われる始末。ロアッソのデフェンス陣も奮闘し、彼に前を向かせることもほとんどありませんでした。
前半終了間際、相手選手に抜け出され、1対1のピンチを迎えますが、素早いタイミングで飛び出した小林がナイスセーブ。なんとか前半を1-0で折り返しました。

後半、なんとか早い時間帯に追いつきたいヴァンフォーレ。前半のようなバランスの悪い攻撃を修正し、パスをつないで前線に上がってきます。すると、僅か後半3分、微妙な判定でPKを与えてしまいます。これを冷静に決められ、あっという間に同点に。同点ゴール後は余裕ももって試合を運ぶヴァンフォーレ。しかしそれもつかの間。失点から4分後、ゴールからやや遠めも右サイドで得たFKのチャンス。蹴るのはボランチ山本。ファーサイドに蹴りこまれたボールに走りこんだのは矢野でした。やや後方の下がりながらヘッドでボールにあわせると、ボールはゴールの逆サイドに吸い込まれゴールイン!キーパーは反応できない、完璧なゴールでした。後半になってチャンスすら作れなかったロアッソがFKのワンチャンスを決めて勝ち越しに成功。
これで浮き足立ったのはヴァンフォーレ。とにかく攻めるしかなくなります。ですが、今までの試合では後半になっても同点か負け越していて、守りを固めつつ、ゴールを目指さなければいけなかったロアッソは単純に守りに集中すればよいということになり、チームの守りへの意識が徹底され、相手に攻め込まれながらも決定機は作らせず、水際で防ぎます。後半25分には小森田に変えてJ2初出場となる宮崎を投入。やや下がり目にポジションを取り、トレスボランチに近い布陣とします。守りへの意識が著明になったのは後半29分。この日もいい動きで相手を翻弄していたチャが2枚目のイエローカードで退場。するとベンチが素早く動き、中山に代えて福王を投入します。
福王はセンターバックへ。ここでシステムも変更され、4バックの前に上村をフリーマン(逆スイーパー)として置き、その前に3枚のボランチ。攻撃は高橋のみという超守備的布陣です。
ヴァンフォーレもデフェンスを2枚とし、捨て身の攻撃。すると面白いもので、FKからの勝ち越しゴールのワンチャンスしか後半になって作れなかったロアッソの攻撃がここにきて機能しだします。徹底したカウンターが面白いようにはまり、幾度となく決定的なチャンスを作ります。特に山本がGKと1対1のチャンスを作りながら外したシュートが惜しかったのですが、守りに重点を置いてるはずのロアッソの方が得点の臭いがしていたのは確かでした。
その後もロアッソは長いロスタイムを凌ぎきり、なんとか勝利をもぎとることに成功。長いトンネルを抜けた瞬間でした。

ロアッソはいくら負けようとも己のスタイルを貫いてやってきたことが実った形と思います。前半からの激しいプレスや攻撃が後半に衰えることが多かったのですが、その持続力が試合を重ねるごとについてきていますし、負けながらも強豪に善戦していたことで、選手達も今、自分達がやっていることに手ごたえ感じ、自信をもってプレーしたことが今回の勝利につながったと思います。
またセレッソ戦からコンビを組んでいる山口と山本のダブルボランチがかなり効いています。昨年までレギュラーどころか、サブにも入れない試合も多かったこの二人。今期も開幕直後はベンチにも名を連ねていませんでした。しかし、ここにきてこの活躍。
山口は素早いチェックと安定したパスでロアッソの中盤を落ち着かせ、山本は90分、衰えないう運動量で後半になってからの数的不利をカバーしていました。最後の決定的チャンスを決めていたら、アシストも決めていましたし、まさしくヒーローだったんですがねw
ただ忘れてはならないのが、この日のヴァンフォーレの出来の悪さ。特に前線の選手達にキレがありませんでした。中2日で移動を強いられ、真夏のような気温にコンデションは下がっていました。特にCFのジョジマールが。ベンチにCFタイプの選手がおらず、最後まで彼がピッチにいてくれたことが幸いしたかたちです。
でも勝ちは勝ち。自信を持っていいでしょう。

次節、左サイドの生命線であったチャが出場停止となる中での強豪横浜戦。しかし、この3戦で見せたようなパフォーマンスができれば、勝ち点を持って熊本に帰ってくることも可能と思います。サンフレッチェ戦で調子を落としているように感じた高橋も復調してきているようですし、チームにフィットしだした中山と共に、再びゴールを期待したいものです。

ちにみにこの日の観衆は4464人。3日前のサンフレッチェ戦から1400人も減っちゃいましたが、平均から考えると観客動員は伸びてきています。勝てなくともいい試合をしてきた成果だと思います。
新スポンサーも決まり、九州のJクラブ4チームで胸、背中、袖、パンツ、全てのユニスポンサーが決まっているのはサガンとウチだけ。しかもウチは全て県内企業。
新知事も試合前イベントでマスコットとPK対決をするなど、少しずつ、県内が盛り上がってきてるかなと実感する、そんな試合でした。

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posted by loveroasso |09:30 | ロアッソ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年04月28日

首位に惜敗! ロアッソ対サンフレッチェ レポ

長い間、更新しなくてすみません。実はホーリーホックとの市内のレポートをこれでもかというくらい長文で書いたのですが、それが消えてしまって、その後、更新のモチベーションが低下していたのが原因です。
3週間ぶりにホームゲームがありましたし、相手が首位のサンフレッチェでしたので、ここらで復活します。

さて、第2節のザスパ戦より、勝ち星に見放された我らがロアッソ。
最近は前半に好ゲームを展開しながら勝ち越しできず、後半にバテてしまって攻撃の形を作れずに負ける、そういったパターンが続いています。
しかしながら前節のセレッソ戦では終盤になっても運動量が極端に落ちることなく、終始、高パフォーマンスを見せてくれました。
結果こそついてきませんでしたが、やってるサッカーに間違いがない、そう確信できる試合でした。
3週間ぶりにホームに戻ってきたロアッソの相手は首位のサンフレッチェ。いわいるオリジナル10と呼ばれるチームとリーグ戦で戦うこと自体、夢のようです。
サンフレッチェは開幕から負けなしで首位を走っていましたが、前節、苦手とするヴァンフォーレに初黒星を喫してしまいました。
連敗は許されない状況です。ただ、ロアッソもセレッソ戦のような戦いができれば、勝つことは厳しくても引き分けに持ち込むことは十分可能。
そしてその首位にチームに対抗すべく選ばれたイレブンは

   高橋   中山
  チャ    小森田
   山本   山口
 矢野        市村
   上村   河端
      小林


開幕からまだ8試合ですが、すでに開幕時のメンバーから大幅に入れ替わってますね。開幕当初は福王と小森田のダブルボランチだったのが前節からは山口と山本へ。右サイドも西森から小森田、左サイドバックは有村→福王→矢野へ。右のセンターバックは矢野→河端、GKは吉田から小林。
変わっていないのは2トップとチャ、上村ぐらいです。
しかし、何人もの選手やポジションの入れ替えを行なってきて導かれた答えが今の布陣だと思います。もちろんこれからも変わっていくでしょうが。

ということで前半キックオフ。
前半、風下に陣取ったロアッソの方が果敢に攻めます。特にボランチの二人の出足がよく、相手の攻撃の芽をつむだけでなく、攻撃の起点としても効いてました。
また、右のチャは相変わらず前への姿勢がとてもよく、なんどもドリブルで仕掛けていました。仮にボールをカットされてもスローインやCKでマイボールにできますし、かなり効果的でした。そのチャの攻撃が実ったのは20分過ぎ、中盤でパスを受けたチャが右サイドを駆け上がり中央へグラインダーのセンタリング。これを中山が軽く合わせ、ボールはネットに吸い込まれました。
歓喜に沸くスタンド、ゴールの文字が浮かぶ電光掲示板、そしてまっすぐに掲げられた副審のオフサイドを示す旗・・・。
かなりのぬか喜びでした。しかし、その語も前のへの姿勢を緩めないロアッソ。さらに1分後、高橋のシュートの跳ね返りを再び中山がけりこみ、ゴールイン。とりあえず一番に副審を確認。やはりオフサイド・・・。
映像で確認すると2つともあきらかにオフサイドではありましたが、形をつくって相手デフェンスを崩していましたし、なかなかいい攻めでした。
オフェンスだけでなく、デフェンス面でもすばやいチェックでバイタルエリアで前を向かせず、エリア内からほとんどシュートを打たせなかったのは評価できます。ただ、前節からスタメンに復帰した小林とデフェンダーとの連携が今ひとつであり、たびたびミスから危険な場面を作られかけたりしていたのが気になりました。もっともこれは時間が解決してくれそうですが。
前半ロスタイム、右を崩されドンピシャのタイミングでヘディングを打たれますが、幸運にも枠を外し、前半終了。
またしてもいい試合をしながら先制に失敗し、後半を迎えることに。前半の悪い動きを確実に修正してくるであろう、サンフレッチェのベンチに恐怖を感じつつ、後半へ。

特に選手交代は見せず、前半の流れを維持したいロアッソ。やはり見事に修正してきたサンフレッチェ。球離れが早くなり、前線に簡単にボールを運びます。ロアッソを中盤から飛び出してくる相手選手を抑えるのに精一杯になり、攻撃の形を作れません。中盤は間延びすることなくコンパクトに保つことができてはいるのですが、小森田がやや前に張ってしまっているため、中盤でタメができなくなってしまいました。
そんな中、ついにスコアが動きます。後半11分、相手FW平繁がエリア内をドリブル突破。これを上村が倒してしまいPK献上。ジャッジ自体、やや厳しい判定ではありましたが、しょうがないファールでした。平繁は自ら得たPKを冷静に決め、ついにサンフレッチェが先制。
これで攻撃に出るしかなくなったのですが、右のチャが負傷してしまい、河野の交代。ちなみに河野はJ初出場です。(オメ)
それでもなんとか中盤を立て直そうとするロアッソに対し、サンフレッチェはここにきて柏木、ユキッチと実力がありゲームを作れる選手を次々に投入。ようやく相手の動きを掴みきれかけいたロアッソにとっては辛い選手交代でした。
後半37分、右からのクロスを服部に決められ0-2とされ万事休す。
2点差をつけたサンフレッチェは確実に勝ち点3をゲットするため、3点目を取りにはこず、6人もデフェンスラインに下がり、守りに入ってしまいました。実力的に格上の相手にここまで引かれると攻め手があるはずもなく・・・
後半終了間際、なんとかオウンゴールで1点差に詰め寄りますが、反撃もここまで。
1点差に泣き試合終了。金星ならず。

たしかにスコア以上の差があったのは確かです。たとえばトラップやちょっとした判断のスピード、プレーの正確さ、みていて明らかに差はありましたが、それでも前半はそれを補うだけの運動量とコンビネーションで相手を苦しめました。もちろん、相手にある程度、ボールを持たされていたのも事実ではありますが。
少なくとも前半もプレーんじょクオリティを90分続けられるようになれば勝ち点はついてくると思います。
監督も言ってます。前半からオーバーワークなのは明らかだと。だからといって90分持つように力をセーブさせて勝てるほどJは甘くないと。
その通りです。今期1年かけて戦えるチームに仕上げてほしいものです。決して今の戦い方は間違っていないと思うし、継続しているからこそ、少しずつよくなっているのだと思います。
今を乗り越えれば必ず明るい未来が待ってる・・・・そう思いたいものです。
心配なのは開幕から不動のレギュラーとして活躍している高橋と小森田のコンディションが下がっていることでしょうか。しかし彼らを休ませるだけの選手が育っていないのも確か。サブ組みの奮起にも今後は期待したいものです。

ちなみにこの試合、約5800人もの観衆が集まりました。やはりサンフレッチェというメジャークラブが相手だと客足も伸びますね。
明日のヴァンフォーレ戦も多くの観衆が集まることを期待したいものです。

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posted by loveroasso |18:57 | ロアッソ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月11日

熊本城スタジアム構想

ロアッソのホームスタジアムはKKウイング。
99年に行われた熊本国体用に作られた、比較的新しいスタジアムであり、最新の設備を誇る、とても素晴らしいスタジアムです。
しかしこれがいかんせんデカイ。
熊本という地方都市に32000人規模のスタジアムはデカ過ぎるわけです。
過去に満員になったことどころか、2万人以上入ったことも1回のみ。
アクセスの問題、駐車場の問題もいまだ解決できないでいます。
国体用ということから、もちろんサッカー専用ではなく陸上競技場。
かなりスタンドからピッチが遠いのが現状です。

ここ数年でJ2に新規参入したクラブやこれから参入をねらっているクラブにしてみればJ規程になんら問題のないスタジアムも持っているというだけで恵まれているのも確か。しかもKKウイングの他に熊本市内には水前寺競技場という、もう一つ、Jリーグを開催できるスタジアムを保持してますし。
贅沢な悩みというのは百も承知の上でサッカー専用のスタジアムが欲しいなと、一サッカーファンとして考えてしまうのです。

では熊本市に本格的なサッカー専用スタジアムを作るという構想がなかったのかというと、そうではありません。
数年前、熊本市の、しかも中心市街地にスタジアムを作る運動が水面下で行われました。もちろん、ぽしゃりましたが・・・

その構想とは、熊本城敷地内に作るというものでした。これだけでも凄い構想ですw
以前、熊本城敷地内に熊本県営熊本城プールがあり、市民が気軽に水泳や水遊びをできる場所として賑わっていました。
しかし、老朽化と熊本城整備の為に廃止。そこでその跡地にスタジアムを作るという構想が生まれたのでした。
場所的に市街地に隣接している為、マイカー社会である熊本であっても、マイカーを使うことなく市内中、もしくは県内中から人が気軽にやってくることができます。バス、JR、路面電車、様々な方法で。
また、マイカーを使わないことのメリットとして、KKウイングでの試合の場合、スタジアム周辺に何もないし、試合が終わったらすぐ帰宅するだけですが、市街地に近い、このスタジアムであれば、試合後、そのまま繁華街で祝勝会や残念会、または買物等をして帰れるし、酒飲んでも大丈夫ですし。
そういう意味では市街地にサッカー客がお金を落としていくので、街ぐるみで盛り上がると。
マイカー社会の熊本でいくら市街地近くのスタジアムとはいえ、本当にマイカーなしででも人は集まるのかという疑問もあるかもしれません。
でも大丈夫。熊本城敷地内には藤崎台野球場があるのですが、先日、ここでソフトバンクスホークスの公式戦が行われ、平日にも関わらず13000人もの観衆が集まりました。
観客の中には周辺の有料駐車場に停めた方もいたとはいますが、ほとんどは公共の交通機関やタクシーで来られたと思います。
限られた駐車場と整備されていない公共交通機関で郊外のスタジアムに人を呼ぶより、実に集客に効果的な立地場所だったわけです。

しかし、結局この場所にスタジアムが作られることは当然ありえず、現在は駐車場として使われています。

当時はまだアルエットが九州リーグで活躍していて、ロアッソも誕生していませんでしたし、すでにKKウイング、水前寺競技場と、共に陸上競技場であるものの、市内に2つも箱を持っているということで却下されたことは当然といえば当然のことだったと思います。
しかし、もし作られていたらと思うだけでワクワクしませんか?
スタジアムの真後ろに石垣と天守閣があるという絵を想像してみてください。
恐らく、景観を守る為にスタジアムの作りも和風のテイストが盛り込まれていたことでしょう。世界にも類のない、お城の敷地内のスタジアム、実現してほしかったなぁ。



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posted by loveroasso |10:32 | 熊本のサッカー | コメント(3) | トラックバック(1)
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2008年04月07日

リチェーリ欲しい・・・ ロアッソ対モンテディオ

数日前まで雨の予報だった熊本。3試合連続雨なのか?と思いましたが、結局は快晴となり、気温もグングンとあがり、25度を超えました。まさに初夏のような陽気の一日でした。

J2第6節の相手はモンテディオ山形。昨年は9位でしたが10位の愛媛とは13ポイントも差をつけての9位であり、これまで対戦し、苦戦したベルマーレやサガンなどと同レベルのチームです。ただ、今期はセレッソにアウェーで勝ったと思ったら昇格組の岐阜に大敗したりなど、実力はあるものの、やや不安定な戦いぶりでロアッソとは同勝ち点で下位に沈んでいます。
失点数によっては負けてしまうと最下位に落ちてしまうロアッソ。なんとかホームの利を生かし最低でも勝ち点は奪っておきたいところでした。
モンテディオの武器はなんといっても2トップ。先日、オリンピック代表にも選出されアンゴラのA代表からゴールを奪った豊田と元FC東京のスピードスター、リチェーリをどこまで押さえられるかが勝敗の鍵でした。

ロアッソは前節のサガン戦で結果を出したメンバーをベースに中盤を少しだけいじってきました。

    高橋  中山
      小森田
   有村    西森
      喜名
  福王      矢野
    上村  河端
      吉田

前節からの変化はサガン戦で怪我をしたチャに代わり西森が先発に復帰。また、調子が悪かった関は先発どころかベンチからも外され、代わりに前節はベンチからも離れていた有村が先発に戻ってきました。
前節同様、4人のセンターバックを並べ、左サイドハーフにも元々サイドバックの有村を入れる、まずは失点を最小限に抑えることを念頭に置いた、超守備的布陣です。

前半、入り方としては前節ほど悪くなかったロアッソ。しかし、先発メンバーの顔ぶれからも分かるとおり、攻めの意識より守備の意識が高く、なかなかボールを前まで運ぶことができません。せっかく中盤でボールを奪ってもサイドバックの上がりがない為、パスの出してを探している間に再びボールを奪われたり、不用意なパスを出してしまったりと、イージーなミスが特に中盤で目立ちました。昨年まではサイド攻撃がロアッソの武器だったのですが、この試合では最終ラインからのロングボールがほとんどで、中盤を飛ばすような攻撃が多かったと思います。
しかし、それでも守備の意識というものは選手全員、統一されたものであり、やっているサッカーや戦術的な質という面では、それほどモンテディオと差があるとは感じれませんでした。
ただ、やっているサッカーに差がない分、差がでるとすれば個人のレベル。これが如実に現れた結果になりました・・・。
前半18分、それまでも怖い動きをされていたリチェーリに1人で崩されます。
中盤でボールを持ったリチェーリはロアッソの組織的なデフェンスをあざ笑うかのようにドリブル突破。最後は大きな切り替えしからフリーの状態を作られ、ゴール左隅に豪快に決められました。
ロアッソは守備の人数を揃っていたものの、リチェーリのスピードに誰もついていけず、面白いようにかわされて決められました。
まさに昨年のアジアカップで日本の組織的な守備を一人で崩したサウジアラビアのFWを見ている気分でした。
その後もリチェーリがボールを持つだけでスタジアムからは悲鳴が上がるほど、チンチンにされてしまう始末。その後はなんとかロアッソデフェンス陣も体を寄せて防いでいましたが、リチェーリにもう少しフィジカルがあれば、もう2点ほどやられていてもおかしくなかったと思います。
劣勢の時間が多かったロアッソも前半も終了近くになると、ようやくも前線近くでボールがまわるようになります。40分、その流れから奪ったCKのチャンスにGKがボールに触る前に飛びこんだ中山がヘッド。ボールはゴールに吸い込まれ、ロアッソが同点に追いつきました。中山は5試合目にして嬉しい初ゴール。
このゴールに勢いを取り戻したのはロアッソというより中山。前半終了間際には左サイドを1人でドリブル突破し、ゴール前に走りこんでいた高橋にパス。しかし、高橋のシュートはGKの正面となりゴールならず。直後、前半終了のホイッスルとなりました。
前半、押されながらもセットプレー一発から同点に追いついたロアッソ。前半終了間際には相手FWの豊田が怪我で交代したこともあり、後半はひょっとしたらやれるのではと思っていたのですが・・・・

後半、特にシステムやメンバーの変更なくキックオフ。後半、やはり主導権を握るのはモンテディオ。それでも組織的によく戦っていたと思います。後半23分、この試合、あまり機能していたとは思えなかった有村に代わってFW山内を投入。スピードがあり、飛び出す動きが得意な山内を入れることにより、前線の活性化を狙いました。が、その直後の26分、後半途中に投入された佐藤に右サイドをチンチンに崩され深い位置からゴール前にグラインダーのパス。吉田がセーブするも弾いてしまい、最後は詰めていたリチェーリに押し込まれてしまいました。リチェーリは前半は単独での突破が目立ったのですが、マークがきつくなと、後半からはゲームメークの方に多く絡むようになり、周りの選手を上手く使っていました。そして、最終的にオイシイ場面には必ず顔を出しており、試合中に上手く修正でき、攻撃をリードできる、いい選手だと凄く感じましたね。
後半途中までなんとか失点を凌いでいたロアッソでしたが、勝ち越しされてしまったことで攻撃に出るしかなくなります。
後半32分、後半は完全に押さえ込まれていた中山に代わって山口を投入。DFの上村を前線に上げて3バックとした、スクランブル状態で攻撃に出ます。

     高橋  上村  山内

     有村      山口
       山本  喜名
     河端  福王  矢野
         吉田

上村は高さに強く、後方からのロングフィードにことごとく競り勝ち、ボールを落としていたのですが、セカンドボールを味方がなかなか拾えず、チャンスまで結びつけることができませんでした。しかし、あの競り合いの強さは十分に攻撃のオプションにはなるということだけは分かりました。
最終的に3トップで攻めるものの、シュートにまでは持っていくことはできず、結局1-2で破れてしまいました。
ホームでは連敗となり、ブーイングをしていたサポーターもいましたが、私はそこまで悲観するような内容でもなかったと思います。組織的な面では決して劣っていなかったと思いますし。
ただ、差があったとすれば個の能力と選手層だと思います。
J2から過去にJ1に昇格していったチームのほとんどに1人で突破できるタイプの外国人選手がいました。今は監督の質も全体的に向上してきているので、組織的な部分、戦術的な部分ではそこまで大きな差は生まれないと思います。
だからこそ個の力が試合を大きく左右するわけです。

1人で勝負できるFW(外人)が欲しいなと強く感じた試合でした・・・。

最後に観客動員についてですが、今回の試合は約3500人。前回のホームゲームの際は大雨でしたが、今回は快晴。4000人くらいは・・・と思っていましたが、雨の日とさほど変わりませんでした・・。
動員の水準としてはJFL時代と、強いて言うなら九州リーグ時代とも大きく変わっていません。ようするに熊本のロアッソファンは固定されてしまっています。
新たなお客さんの開拓、頑張って欲しいものです。32000人収容のスタジアムに3000人はちょっと寂しすぎますから・・。

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posted by loveroasso |09:16 | ロアッソ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年04月02日

ロアッソの3月を振り返る(選手評価)

J2が開幕し早くも1ヶ月。3月は5節を消化(ロアッソは4試合)し、J2で通用する部分、または厳しい部分も少しずつ浮き彫りになってきています。
3月、ロアッソが戦った4試合の相手は昨年の下位グループであった愛媛とザスパ、そして中位のベルマーレとサガンでした。
愛媛、ザスパ戦はレベル的に比較的近い相手ということで、勝敗はともかく、ある程度やれるという手ごたえを得ることができたと思います。

しかし、ベルマーレ戦やサガンとの前半など、こちらのやりたいサッカーをまったくさせてもらえないほどの差を感じたのも事実でした。

そんな中、サガン戦などは後半に見事に修正して挑むことが出来、ドローに持ち込んだという事実は選手だけでなく、監督の采配の素晴らしさを実感できる試合でもありました。

それでは3月に出場した選手達の評価を独断と偏見で。

GK 
吉田 智志(出場時間360分)
昨年の正GKであった小林の負傷もあり、開幕からスタメンに名を連ねたのは高卒ルーキーである吉田でした。
一定レベルのプレーは見せてくれていると思います。特に1対1の場面でスーパーセーブを見せてくれることもあり、ロアッソのピンチを幾度も救ってくれました。しかしながら、フィードミスや飛び出しのタイミングのズレも目立ち、危なっかしい一面もありました。また、コーチングの声も少なく感じました。
ですがこのポジションでこの年齢で経験を積めることはあまりないので、このチャンスをこれからも掴んでいてもらいたいです。
評価5.5

DF
市村 篤司(出場時間254分)
実力的に上のチームとの対戦ばかりの為、昨年まで見られた果敢なオーバーラップの数は減ってしまいました。まずは守備ありきの戦術の中、以前より格段とレベルアップしたデフェンス能力でおおいに貢献していると思います。しかし、線が細い為、フィジカルに勝る選手との競り合いには少し不安が残ります。サガン戦では更にデフェンス重視の戦術をとったチーム事情から先発を外されもしましたが、守れて前にも出て行ける右サイドバックは彼だけなので貴重な存在です。
評価5.5

矢野 大輔(出場時間360分)
開幕から3試合はセンターバック、4試合目は右サイドバックでの出場でした。昨年からの上村とのコンビも熟成されてきており、安心感が持てる選手に成長しているようです。しかし、セットプレー時でのマークのズレなどもあり、そのあたりは修正していく必要もあるのかなと感じます。サガン戦では守備を固める為、右サイドでの出場でしたが、しっかりと自分のサイドをケアしており、矢野のサイドを崩される場面はほとんどありませんでした。試合も敵地でのドローという結果が出たので、これからもこのポジションでの出場が増えるかもしれませんね。
評価5.5

上村 健一(出場時間360分)
さすがのベテランであり、どんな試合展開であっても落ち着き、味方を鼓舞するキャプテンシーを発揮してくれています。正確なキックで攻撃の起点となることもある一方、判断ミスから裏を取られピンチを招く場面も目立ちました。デフェンス面では高さでは相手を圧倒することが多いのですが、スピードで振るきられることが時おりありました。しかし、そこは上手く矢野や福王がカバーリングしており、連携面をもっと上げていけば、まだまだロアッソの壁としてゴール前に君臨してくれることでしょう。
評価5.5

有村 光史(出場時間259分)
開幕から3試合は左サイドバックで先発し、1点を追う展開では中盤でプレーし、攻撃をリードしてくれました。左サイドハーフのチャとの連携から果敢にオーバーラップしチャンスを多く作ったのですが、サガン戦では守備を固める戦術から、それまでのスタメン出場から一転しベンチ入りもできませんでした。有村がいない左サイドは攻撃力が一気に下がり、必要性を強く感じましたが、結果的に格上チームと引き分けに持ち込むことができた布陣だっただけに、今後も出場機会が減る可能性は低くないかもしれません。
評価5.5

河端 和哉(出場時間91分)
ホーム開幕となったザスパ戦、後半ロスタイムに負傷した福王に代わって出場したのですが、その際は僅か1分のみ。しかしチーム随一の身体能力を誇る彼は守備を固めたサガン戦で3年ぶりに先発出場を果たしました。失点の場面に絡んでしまいましたが、その後は174センチという上背のハンデをものともせずに相手FWを弾き飛ばし、またピンチの際に無人のゴールを守ったりと、まさにMOM的活躍を見せてくれました。このパフォーマンスを維持できるなら今後もスタメンに居座ることもむずかしことではないでしょう。
評価6.5

福王 忠世(出場時間350分)
開幕からワンボランチとして出場もザスパ戦ではシステム変更に伴い、後半途中からセンターバック、またサガン戦では左サイドバックを勤め、どのポジションでも及第点以上の活躍を見せてくれました。特にボランチに入った際は正確なロングフィードから攻撃の起点となることも多く、実際にこれまでアシストを2つ記録しています。九州リーグの時から貴重なアシストを記録することもあったのですが、最近はさらにキックの正確さに磨きがかかってきたようです。ただ、これまで4試合中2試合で負傷交代しており、フィジカル面の更なる成長を期待しています。あくまでも私個人の意見ですが五輪代表にも推したい逸材です。
評価6.5

MF
小森田 友明(出場時間349分)
ロアッソが新しく採用したダイアモンド型の中盤のトップ下としてプレー。劣勢時はボランチまで下がり、攻撃時はFWを追い越してゴール前まで迫るプレーを見せてくれています。また、結果にはつながっていませんが、決定的なシュートを放つなど、ロアッソの攻守を支える存在です。ただ、時として試合から消える時間もあります。これは攻め急ぐ際に中盤を飛ばしてしまうことがある為だと思うのである程度は仕方ありませんが。シュートも大事ですが、もっと決定的なパスで攻撃をリードしてほしいと思いますね。
評価5.5

チャ・ジホ(出場時間247分)
開幕直前になりサイドバックから左サイドハーフへとコンバートされました。ロアッソにはなかなか1人で仕掛けていくタイプの選手がいない中、チャは果敢に前へと仕掛ける勇気があり、また試合終了まで衰えぬスタミナでロアッソの中盤を支えてくれています。ザスパ戦で勝ち越しゴールをアシストしたのも左から右サイドにポジションチェンジしていたチャでした。人柄もよくサポーターからの人気もあり、プレー面も含め、彼は今期補強の最大の当たりだと思います。
評価6.0

西森 正明(出場時間270分)
昨シーズン途中からポジションを掴んだ西森は今期も開幕から右サイドのスタメンとして出場しています。しかし、左の有村やチャの攻撃が目立つ一方、右の西森の思い切ったプレーは以前より減ってしまったようにも思えます。もちろん左とのバランスを取っている為かとも思いますが、若いのですから、もっと自分で仕掛けるプレーを見せて欲しいものです。サガン戦ではとうとうスタメンを外されてしまいましたが、チャの負傷により後半から出場。中盤でいい動きをしていたので、サガン戦でのプレーを今後も見せてほしいですね。
評価5.0

喜名 哲裕(出場時間160分)
開幕から3試合はいずれも途中出場、4試合目のサガン戦で初スタメンでした。喜名のいいところは途中出場でもトップギアでプレーでき、ボールをキープできるところです。監督からすればこういう選手がベンチにいることは心強いことでしょう。サガン戦ではスタメンでしたが、1点を追う後半はまさに攻守の要としてプレー。中盤のいたるところに顔をだし、攻撃の起点となるとともに、相手の攻撃を未然に防いでいました。あまりのハッスルぶりに終了間際に足をつって交代しちゃいましたがw。福王がデフェンスラインに入ることも多いので、これからもスタメンで使われることも多くなるでしょう。
評価6.0

関 光博(出場時間113分)
チーム発足以来の生え抜きがJ2開幕戦でJデビューした際は感動すら覚えたものです。開幕戦は途中出場でまずまずの動きを見せてくれたのですが、その後2試合は出番がありませんでした。しかしサガン戦では不調の西森に代わって初スタメン。期待とは裏腹に運動量も少なく、攻撃に絡むこともあまりできなかったため、交代させられるかと思いましたが、チャの負傷によりフル出場っでした。苦い経験となったかもしれませんが、まだまだ伸びしろはありますし、これを糧にさらなる飛躍を見せて欲しいものです。
評価5.0

FW
中山 悟志(出場時間360分)
ここまでフルタイム出場でありながら、なかなか結果を残せず、苦しい時間を過ごしています。チャンスには絡むし、ボールがあるところに必ず顔を出しているので、オフザボールの動きはピカイチなんですが、いかんせんシュートが枠をとらえることが出来ないでいます。1点取ると波に乗りそうなんですが、その1点が遠く、本人も落ち込んでいる様子です。しかしそれでも使い続けるのは期待が大きいからこそ。そろそろその監督の期待に答えてほしいものです。
評価4.5

高橋 泰(出場時間360分)
ここまでチームの全得点(4点)をたたき出している、絶対エースです。しかもどのゴールも難易度が高く、まさにロアッソは高橋に支えられているといっても過言ではありません。ベルマーレ戦で鼻骨を骨折するというアクシデントに見舞われながらも翌週のサガン戦でゴールを決めるこの男、凄いの一言です。
ただ、サンフレッチェでのJ2時代、第1クールで8ゴールを決めながら、年間ゴールも8ゴールという序盤に固め取りという過去もありますし、年間通して今の調子を維持できるとも限らないので、控え選手にももっと奮起してもらいたいですね。
評価8.0

山内 祐一(出場時間42分)
出場時間は少ないですが4試合中3試合で途中起用されています。相手にリードされた場面で、今期ロアッソは3-4-3にシステムチェンジをすることが多いのですが、その際にFWの一角に起用されます。スピードがあり、縦への突破力があるので、ロアッソにとって重要な攻撃のオプションとなっています。しかしFWながらゴールに向かうプレーが少ないので、もっと果敢に攻め、怖い存在に成長してほしいですね。
評価5.5

※山本 翔平は出場時間が30分に満たない為、今回は割愛。


以上が3月に出場した選手の評価です。
ロアッソはここまで1勝2敗1分で勝ち点4。J2デビューしたばかりとしては悲観するような結果ではないと思います。ただ、毎試合失点していることと、高橋以外の選手にゴールがないことが気になります。
また、デフェンスの選手層が薄いことから(特にサイド)長いシーズンを戦う上では補強も念頭に置いた方がいいかもしれません。
今後期待したい選手として一番最後に契約を勝ち取ったFW木島でしょうか。高橋以外結果が出ていない以上、前線の選手の入れ替えも必要になってくるかと思いますが、1人で勝負できる木島の起用も面白いかもしれません。

さて、4月もロアッソの勝ち点ゲットを期待して応援しますかね。

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posted by loveroasso |15:30 | ロアッソ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年04月01日

ダービーって?

ダービーマッチ
「ダービーマッチ(ローカルダービー)の意味合いは、同じ地方・都市・地区、もしくは行政的には異なる地方・地区であっても位置関係が非常に近い地域、またはホームスタジアムを同じくするクラブ同士の対戦を指す」




先日、ロアッソはサガンと対戦したわけですが、「九州ダービー」と銘打たれた試合としては盛り上がりに欠ける、ただ普通のリーグ戦の一試合という感じの試合でした。

上記のダービーマッチの定義からすると、同じ行政区ではないにしろ、地理的に比較的近く、同じ九州ということでダービーと呼ばれています。

しかし、なんとも違和感を感じてしまうのも事実なのです。
クラブ主導のダービーマッチであり、無理やり盛り上がるように煽られている感じがし、なんとなく白けてしまうのです。

何度か対戦していく中で遺恨を残しあい、両チームのライバル関係が熟成していき、いつしかサポーターの中から「ダービー」という言葉が発せられる方が自然だと感じるのです。

昨日のエントリーでも書いたのですが、正直、熊本市民からしてみれば鳥栖市民に対して何の因縁もないわけです。県庁所在地同士でもないし。

その点、福岡に対しては熊本の人間はコンプレックスを持っているので、ダービーとして盛り上げるには適したカードと思います。

熊本人は何にしても九州では福岡より劣る、九州№2、という思いを持っています。サッカーに関してもJ1の経験を持つアビスパが先輩風を吹かせ、ロアッソを見下してくれた方がロアッソ的には燃える要素ですしね。
ダービーとして盛り上がるにはもちろん地理的な要素が大事なのですが、両都市の歴史的背景やチーム設立の経緯なども地理的な要素以上に大事であり、それが欠けた状態では、本当のダービーとは呼べないのではと感じます。



福岡県と佐賀県と別の県同士ではありますが、やはり九州ダービーといえばアビスパとサガンというイメージがとても強く、実際にとても盛り上がっています。
前身のチームから同じ静岡のチームという因縁がありますし、福岡市と鳥栖市は電車で僅か30分であり、鳥栖市民の多くは福岡の学校や職場に通っており、生活圏も同じなのです。
まさにダービーと呼べる環境と思います。
アビスパサポーターはサガンを「田舎」と馬鹿にし、サガンサポーターは田舎者だけどサッカーは都会人には負けたくないみたいな関係が表に出ており、サポーター同士の煽りあいも見ていて面白いです。

以前、トリニータがJ2にいた際もアビスパとサガンと3チームでクラブ主導の九州ダービーのキャンペーンが行われたのですが、各チームでかなりの温度差があった記憶があります。やはりそれは福岡と大分という都市間の因縁が何もないからと思います。

サガン戦の前もローカルメディアは「ダービー、ダービー」と言って「絶対に負けられない」と煽っていましたが、まずは対戦の歴史を作っていく方が先決と思います。

日本にはメディア先行、クラブ主導の意味の分からないダービーが数多くあるみたいなのですが、その一部を紹介すると、

温泉ダービー
これはザスパ絡みの試合が多く、愛媛やヴァンフォーレなどが対象となります。何の因縁があるのだか・・・。

オレンジダービー
愛媛、アルビレックス、アルディージャが絡む試合。単にチームカラーが一緒でダービーとなるなら、どんだけ世の中にダービーが溢れるのでしょう?


ダービーの最低条件である地理的要素を完全無視した組み合わせですねw

ロアッソはまだまだ誕生したばかりのクラブ。まずは九州の先輩クラブにダービーの相手としてふさわしいと思われるチームに成長してもらいたいと思っています。正直、今の状況でダービーと煽られてもムズ痒いだけですしw
いつもは閑古鳥が鳴いているKKウイングもダービーだけは3万人入る、そんな日を夢見て。


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posted by loveroasso |16:38 | 九州のサッカー | コメント(4) | トラックバック(0)
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