2008年03月31日
前節、ホームでのベルマーレ戦をいいところなく落としてしまい、J2中位以上のチームとの力の差を見せつけられてしまったロアッソ。今節も昨年8位であり、今期もここまで2勝1分で無敗を誇るサガンとのアウェー対決。また、新九州ダービーの緒戦であり、ロアッソ、サガンともに実力の差は抜きとして、何としても負けたくない戦いです。
サガンは昨年チーム得点王だった藤田が怪我で出遅れているせいで、ここまで僅か2得点と攻撃力には難があるものの、3試合で無失点と鉄壁の守りを誇る、堅守のチームです。
ようするに先制をされてしまうと挽回するのが、とても厳しい相手であるものの、逆に先制できればかなり有利に試合を進めれる相手でした。
まずは守備を固め、失点しないことを第一と考えたであろうロアッソは、開幕以来、初めて先発メンバーをいじってきました。オーバーラップが魅力であった左サイドバックの有村、右サイドバックの市村を先発から外し、センターバックを4枚並べるという思いきった布陣を敷いてきたのです。
また、これまで出場は途中出場のみであった喜名、河端、関もそれぞれ初先発し、前節、相手選手と交錯し、鼻骨骨折を負った高橋もフェイスマスクを装着し先発に名を連ねてくれました。
関の起用は前節、西森にあまり積極性が感じられなかったことと、チーム随一のプレスキッカーということで、拮抗した場面での一発を期待してのものかと思われます。
高橋 中山
小森田
関 チャ
喜名
福王 矢野
上村 河端
吉田
前節同様、激しい雨が降りしきる中、前半が開始されました。前半、風上に立ったサガンは素早いパス回しから一気にロアッソゴールに襲いかかります。なんとか4センターバックが体を張って守るものの、セカンドボールをことごとく拾われてしまい、ロアッソはボールをセンターラインから前にすら運ぶことすら出来ません。たまにロアッソボールになってもサイドバックが上がってこない為、サイドにボールが展開できず、その間に再びボールを奪われてピンチを招く、そんな流れでした。
サガンは面白いようにボールをポンポンと回し、観ている方からすれば、ここまで差があるものかと、愕然となってしまうほどの内容でした。いつやられてもおかしくない、そんな雰囲気の中、24分、サガン陣内から大きく蹴られたボールを上村が見送ってしまい、ボールは相手FW金の足元へ。なんとか戻っていた河端が追いついて体をよせるものの、うまく体を入れ替えられ、前に出てきたGK吉田をあざ笑うかのように放たれたループシュートはゴールネットに突き刺さってしまいました。
敵ながら「上手い」そんな言葉が思わず漏れてしまうようなゴールでした。チーム随一のフィジカルの持ち主である河端が意図も簡単にかわされるとは・・・
デフェンスラインにセンターバックを4人も置き、先制だけはさせないように挑みながらも失点してしまったショックからか、前半はその後もサガンの怒涛の攻めを喰らいます。34分、1点目と同じような形で右サイドを崩され、GKまでも交わされシュート打たれてしまいますが、これはなんとかギリギリで河端がクリアし、失点を防ぎました。3試合で2得点というサガンの拙攻に助けられた形でなんとか前半は0-1で折り返しました。
後半、前半に傷んだチャを外し、西森を投入。それ以外はシステム的な変化はなく、後半を迎えたロアッソ。しかし、イレブンの動きは見違えており、前半とはいい意味で全く違うチームへと変貌していました。風上に立ったこともありますが、全員、玉離れが早くなり、徹底してサイド攻撃を仕掛けます。また、前半は自重していたサイドバックも隙を見て上がるようになり、攻撃に厚みが出るようになりました。サガンは防戦一方。まったく前半と後半とで攻守が変わってしまったのです。
ロアッソはこれまでの試合、前半に失点することはありませんでした。失点するどころかむしろ、優位に展開できる試合も多く、後半も前半の流れで挑むことが多かったのです。しかし、対戦相手からすれば前半に上手くいかなかった部分を後半にばっちりと修正してくるため、後半になると相手チームが勢いを取り戻し、ロアッソは後手にまわり、失点を繰り返しては勝ち点を逃していました。が、今回、初めて前半に失点したことにより、今度は逆にロアッソ側がハーフタイムに修正し、対するサガンは「ロアッソ恐れるに足らず」ということで、前半と変わらない戦い方で挑んできてくれたのがこの攻守の逆転につながったのだと思います。
しかしながら自分たちの時間の内になんとかゴールを決めておかないと、後が怖いのも事実。なんとか同点ゴールを決めようと前半、ほとんどシュートすら打てなかったロアッソが面白いように小さなパスをつなぎ、シュートまで持っていきます。後半8分、中盤でパスをつなぎワンツーで抜け出した小森田が強烈なミドルシュート。しかしこれは相手GKはワンハンドで弾き飛ばすスーパーセーブ。直後にも喜名のミドルシュートをGKが弾き、こぼれたところに詰めていた中山が押し込むものの、これは枠をとらえることが出来ず、ノーゴール。中山はいつもいいポジショニングをしているものの、ゴールが遠いです・・・。1点決まれば吹っ切れると思うのですが。
ロアッソは攻めるものの、なかなかゴールが奪えず、少しずつ嫌な雰囲気に変わろうとしていた後半15分、後半、抜群の運動量でロアッソの攻撃を影でリードしていて喜名から左サイドを駆け上がっていた福王にボールが渡り、センタリング。ゴール中央に待ち構えていた中山や相手デフェンダーの頭上を越え、ワンバウンドしたボールはファーに走りこんでいた高橋のもとへ。高橋は飛び出したGKの位置を確認すると、ヘッドでボールを浮かせ、ふわりとシュート。ボールは逆サイドに弧を描き、ついに同点ゴール!!
これで怪我から復帰して初先発をした開幕前のコンサドーレとのPSMから数えて5戦中4試合でゴールを決める(トータル5ゴール)というハイアベレージを誇っています。まさしく高橋様々です。
その後は勝ち越しゴール狙いに来たサガンも盛り返すものの、ロアッソも同点ゴールから勢いを失わせること無く五分の展開。終盤、足をつり出した喜名に代わって山本を投入し、中盤の運動量を落とさなかったのもよかったと思います。試合終了間際、この日、左サイドバックに入っていた福王が負傷退場し、市村に代わったのですが、怪我の具合が心配です。
結局、試合はこのまま1-1のドロー。後半だけを考えると勝ち越すチャンスはあったのですが、前半からのトータルで考えると、よくドローに持ち込んだと思います。ましてや相手はここまで無失点の相手でしたし。
この日、サガンのホームであるベストアメニティスタジアムへは約6200人ものお客さんが入り、熊本からも数百人ものサポーターやファンが駆けつけました。しかし、元祖九州ダービーであるサガンとアビスパの試合は両チームにとってドル箱の試合であり、毎回1万人前後の観客でスタジアムが埋まります。(場合によっては2万人入ることも)それを考えるとまだまだ九州ダービーの盛り上がりという意味では物足りない印象を強く感じました。簡単に言えば熊本の人間は基本的に鳥栖に対して何の因縁もないということなんですよね。
サガンとアビスパは前身のチームであるフューチャーズとブルックスが同じ静岡のチームであり、福岡市と鳥栖市というのは同じ生活圏ということも重なり、いい意味でダービーをするに相応しいチーム同士だと思います。しかし、熊本と鳥栖というのは地理的には比較的近いですが、どう盛り上がっていいか、わからない相手です。以前、アビスパとトリニータとの試合で両チームのダービーという認識に大きな隔たりがあったように、サガンからしてみてもサポーターがロアッソのことをダービー相手として見てくれるにはかなり時間がかかるかもしれません。
それよりもロアッソはアビスパとのダービー関係を強めた方が面白いと思います。熊本県民は何かと福岡に対して劣等感があります。この劣等感をパワーに変えて、経済も人口規模も負けてはいるけど、サッカーだけは負けないという気持ちをサポーター全員が持てれば凄く盛り上がると思います。
その前にみんな九州ダービーに足を運ぶことが大事ですが。
さて、時節はホームでのモンテディオ戦。2月のPSMで0-4で負けた相手です。なんとかその時のリベンジをホームで!
posted by loveroasso |18:48 |
ロアッソ |
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2008年03月25日
2週続けてのホームゲームとなったロアッソ(20日の第3節はロアッソはゲームがなかった)。
前節、ザスパに僅か2分で2点を奪い、逆転するという、ドラマチックな展開に熱狂した日からあっという間に一週間が経ちました。
開幕から愛媛、ザスパと昨年まで下位に沈むチームが対戦相手でした。ある意味、このレベルのチームであれば勝ち負けはともかく、善戦はできると思っていましたが、今回の相手は昨シーズン終盤まで昇格争いに絡んでいた強豪のベルマーレ。
このレベルのチームにどれだけやれるか、まさに今後を占う上で大事な一戦でした。
ただ、この日のロアッソには勝利へ向けての好条件が揃っていました。
ロアッソは第3節が休みであった為、2週連続のホームゲームであり、しかも中7日もあり、コンディション的には万全。一方、ベルマーレは中2日の上にアウェー移動。
また、ジャーンやリンコンといった長身の外国人選手が欠場していました。
力の差はあれど、ホームで前節の勢いで挑めば勝ち点を奪うことも決して無理な話ではない、そう思える条件でした。
ロアッソのスタメンやシステムは前節までと同じなのでメンバー表は割愛。
特に変わったことといえば、控えGKにルーキーの稲田が入ったことでしょうか。
まず、前半。
ボールをキープし、攻めに出るのはロアッソの方でした。また、守備に関しても、ベルマーレのキーマンであるアジエルをボランチ、センターバックできっちりとケアし、仕事をさせませんでした。リンコンがいない分、マークをアジエルだけに絞れたのもよかったのかもしれません。
しかし、クロスを上げたり、エリア近くまでボールを運んだりするのですが、決定的なシュートまではもっていけません。ある意味、ベルマーレにボールを持たせてもらっているような状況だったのではと思いました。
今思うと、ベルマーレはある程度攻めさせながらもきっちりとカウンターを狙っていましたし、最終的にはシュートを打たせない、省エネなプレーだったと思います。
中2日の疲労を考えると、効果的な戦い方をしていたのかもしれませんね。
ただ、そういう状況を観ていると、ベルマーレ相手にボールを支配していましたし、「今日もやれるのでは?」という期待を抱かせる前半でした。
後半、愛媛もザスパもそうでしたが、前半の反省からベルマーレもきっちりと修正してきました。J2のクラブで岐阜以外はロアッソとのガチンコでの対戦は当たり前ですが、全チーム初めて。前半はロアッソの出方をみつつ、守備に回り、後半に修正して挑んでくる、そんな展開は今後も続くことでしょう。
だからこそ、ある程度、攻めることができる前半にゴールを決めておきたいのですが・・。
とにかくロアッソのエースである高橋に仕事をさせないようにプレスを強めてきたベルマーレ。これにより高橋はゲームから消えてしまいました。前線でボールをもらえない為、中盤まで下がるのですが、代わりに前線でキープできる選手もおらず、攻め手を完全に失ってしまいます。
そんな中、後半早々、CKからGK吉田のクリアミスを拾われ先制点を奪われてしまいました。後半の入り方、失点のパターン、まったく前節と同じでした。
前節はここからなんとか奮い立つことができたロアッソでしたが、ベルマーレはそれを許しません。16分、マークしていたアジエルがおとりとなり石原に決められ0-2。
アジエルも前半の反省から玉離れを早くするなど、個人的に修正してきていました。流石です。
中盤が間延びし、前半と打って変わってボールを支配できなくなってきていたロアッソはボランチの山本と喜名を同時に投入し、中盤を厚くします。これにより、再びボールを持つことができるようになったのですが、2点差となったベルマーレも危険を犯すことはせず、引いてしまいます。
これにより、ロアッソも中盤ではキープできても前線までボールを運べなくなり、またしても攻め手を失ってしまいました。
後半35分にFW山内を投入し3トップにするものの事態は好転するとなくタイムアップ。スコア以上の完敗でした。
シュート数もベルマーレの3分の1以下。得点を奪わなければ勝てないし、その前にシュートを打たないとゴールはありえません。
※湘南17(前半10、後半7)
熊本 5(前半5、後半0)
ロアッソは前半、どの試合でもある程度善戦してしまうため、後半もそのままで挑もうとします。しかし、対戦相手は前半をきちんと分析し後半には修正してきます。
その差が出てきてると思いました。ハーフタイムであれば監督が細かい指示を出し、修正することも簡単ですが、試合中はあまりできないと思います。
後半、失点してからなんとか立て直そうとしても、そこは選手交代やシステムチェンジはできても監督も細かい指示を11人全員に出すことは出来ませんし。
それでもアジエルのようにレベルの高い選手であれば個人で考え、戦い方を変えることもできるでしょうが、ロアッソの選手はまだその域まで達していません。
決して選手のレベルが低いというのではなく、経験値の差ではないかと思います。
しかし結果を悲観はしてません。第2節でのいきなりの勝利自体がイレギュラーな感じでしたしw
今年は負け続ける中で光明を見出してくシーズンだと思います。若手に経験を積ませ、戦術を熟成させ、J2の戦いに馴れていく、これだけでも有意義なシーズンですし。まぁでもたまには勝ってほしいですがww
さて、この試合、観客動員は前節から半減し3042人でした。朝から冷たい雨が降っていたというのもありますが、前節、あれだけのドラマチックな試合を行ったのに約半数の方はリピーターとなりえなかったのは残念でした。
32000人収容のスタジアムに3000人という観衆はあまりに寂しく、スカスカ感が出まくりでした。
次回のホームゲームではもう少し来てもらいたいです。
さぁ次節はいよいよサガンとの初九州ダービーです。その前にロアッソがダービー相手として認めてもらえるようなプレーを見せる必要がありますけどね。
強い相手ですが、なんとかいいプレイを見せて欲しいものです。
posted by loveroasso |09:36 |
ロアッソ |
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2008年03月21日
以前、九州各県のJリーグを目指すチームについて、当ブログでも取り上げたのですが、一つだけその際に詳しく書かなかったチームがありました。
そのチームとはニューウェーブ北九州。
九州で現在、唯一、Jリーグの準会員となっているチームであり、成績や他のハードルもありますが、とりあえずは今、一番、九州でJに近いチームです。
最近は地方からJを目指すチームがどんどん誕生しており、上を目指すこと自体がブームとなっているような状態ですが、ニューウェーブ(以下NW)今から7年前から明確な目標の元、自治体の援助も受けつつJを目指しています。
上を目指しながらも無理な補強や運営が祟って、数年で挫折するチームも多いな中、NWは頓挫することもなく、身の丈にあった経営で少しずつ、しかし確実に力をつけてきた、ある意味、理想的なチームなのかもしれません。
三菱化学黒崎からNW北九州となり、九州リーグに初参加した2001年シーズン、下位に低迷し、一次は県リーグ降格の危機にまで瀕したものの、なんとか残留。その後は毎年、前年のチームをベースとしながら、有望な大卒選手などを数人ずつ補強し、少しずつ九州リーグ内での成績を向上させていきました。
2006年に「2010年、北九州にJリーグクラブを!」という新たな目標を掲げたチームは元Jリーガーなどを次々と獲得。
そしてついに2007年シーズン、悲願の九州リーグ初優勝を果たし、地域決勝へのキップを手にしました。
地域決勝では予選リーグを難なく突破し、4チーム総当りの決勝リーグに進出するものの、いきなり連敗(1敗1PK負)。しかし最終戦を勝利すると、2位以下が同勝ち点で並ぶという大混戦の中、得失点差で上回ったNWが奇跡的にJFL昇格を決めたのでした。
その後、チームはJリーグ準会員申請を行います。するとこれにも一発で通過。
晴れて今期4位以内になることができれば、他の要綱もあるものの、とりあえずJ2参入の権利を得ることができるポジションまでやってきたのです。
昨日、我らがロアッソはリーグ戦が休みだったということで、北九州までNWのホーム開幕戦に行ってきました。
過去、何度か訪れたことのある、鞘ヶ谷陸上競技場。キャパ的には2000~3000人程度の小さいスタジアムです。
私は開門直前に到着したのですが、開門待ちをしていたのは熱心なサポーター数名のみ。開門後も人の流れはまばらであり、本当にホーム開幕戦かと思うほどでした。
パラパラとキックオフ後まで続いた人の流れは最終的に959人にまでになり、JFLの平均を考えると、決して少ない数ではないものの、J2参入の条件に平均観客動員数3000人という条件があるだけに、少し寂しい結果でした。
同時期に準加盟申請が通ったカターレ富山がホーム開幕に10000人以上を集めたことを考えると、もう少し頑張ってほしかったと思いました。
もっとも試合会場に難があったことも少なからず影響があったと思います。
本来のホームスタジアムである本城陸上競技場は改修中で使用できず、アクセス的に問題が非常にある鞘ヶ谷競技場を使用しなければいけなかったことは客足を遠のかせたことでしょう。
運営面も初のJFL開催ということで、まだまだな面もあり、特に関東方面から来たメディア関係者とのトラブルなどもあったようです。
熊本より優れている部分はスタジアムDJでした。恐らく本業がDJの方だと思いますが、とても格好よかったです。また、メインDJの他に3人のサブDJがいて、試合前、ハーフタイム、試合後などはまるでラジオを聴いているかのようなDJ同士の掛け合いがあり、新鮮でした。
あと、チーム運営的にまだまだ厳しいのかなと思う一面として、チームのアウェー遠征費の募金活動が行われており、プロチームではあるものの、やはり同県内なアビスパというJチームがいることからスポンサー集めなどは熊本以上に厳しいのかなと思いました。
アルエットやロッソ(現ロアッソ)が九州リーグに所属していたころはライバルとしてしのぎを削ってきた相手であり、以前からアルエットやロッソから移籍した選手が所属していることもあり、何かと親近感があるNW。道のりは厳しいと思いますが、なんとかJ2入りへのキップを手にして欲しいものです。
余談ですが、NW北九州の背番号10はアルエット熊本出身の森本。
彼の活躍はとても嬉しく、アルエット出身のJリーガーとなってほしいと切に願っています。
posted by loveroasso |11:48 |
九州のサッカー |
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2008年03月17日
熊本にJリーグがやってきました。
ブレイズが田を耕し、アルエットが種を蒔き、そしてロアッソが実りました。
熊本からJを目指す初めての動きが起こって10年以上。
何度も消えかけた灯し火を守り続けた先人達のお陰でこの日を迎えることができました。
心から感謝し、地元のチームを応援できる幸せを実感しています。
さて、いよいよ迎えたホーム開幕戦。
前節、アウェーでの愛媛戦を善戦しながら、ミスで失点を重ね自滅してしまったロアッソ。
しかし、戦い方自体は悪くなく、勝ちに行く姿勢などもよかったと思います。
愛媛戦の、特にに前半に見せたようなプレーができれば十分勝機はあると思っていました。
記念すべきホーム初戦、ザスパ戦のスタメンは前節と同じ顔ぶれとなりました。
フォーメーションも同じ4-4-2でしたが、前節までトップ下であった小森田が若干下がり気味となり、センターハーフのようなポジションでした。
高橋 中山
チャ 西森
小森田
福王
有村 市村
上村 矢野
吉田
対するザスパはカレカや九州リーグでもお馴染みだったチカの両ブラジル人が退団したものの、元韓国代表の崔やJ2アシスト王の経験もある島田や熊林といった有力選手を補強し、決して侮れない相手。しかも前節を落としていることから、絶対負けられないという意気込みも強いチームでした。
前半は一進一退の展開ながら、徐々にロアッソがペースを掴んでいきます。20分、ビッグチャンスを迎えます。コーナーから流れたボールをチャが拾って中へ。抜け出した中山がヒールでゴールへ流しこむもののGKに弾かれます。それをさらに中山が蹴りこむも、またも弾かれ、そのこぼれ玉を至近距離から小森田がシュートしますが、惜しくもバー直撃。相手キーパーが当たっていたこともありますが、ここは決めにといけない場面だったと思います・・・。
しかし、その後も決定的なチャンスを作るのはロアッソの方。24分、今度は上村のFKから高橋がすらして小森田がシュート!見事にゴールネットに突き刺さりますが、これは惜しくもオフサイド。スタジアムDJの虚しい「ゴール!」のコールがスタジアムに響き渡りました。ちゃんと副審の旗を見てからコールはしましょう・・・。
さらにチャンスは続き、34分、後方からの浮き玉に抜け出した中山がフリーでボレーを狙うも空振り・・・。うーむ、中山はいい場所にいるし、チャンスには絡むのですが、どうもまだ何か歯車が合っていない様子です。
前半は一方的にビッグチャンスを作りながら得点を奪うことができず終了。まさに前節の愛媛戦のような展開であり、後半が心配になりました。
後半、選手交代はなくスタート。
やはり心配は的中。ザスパはハーフタイム中に見事に修正してきました。今度は逆に押し込まれることが多くなるロアッソ。それでもそこはホームの意地。なんとか序盤を凌ぐと、ロアッソの少しずつ盛り返し、チャンスを作るようになっていきました。が、後半18分、相手CKの際、選手交代も行われたのですが、それにより一瞬、集中を切れてしまったのか、CKからのこぼれ玉を流し込まれ、ホームで痛恨の先制点を奪われてしまいました。
ここからロアッソのベンチの動きは早かったと思います。
市村、西森に代え喜名と山内の二人を同時に投入。システムを3-4-3とし、点を取りにいきました。
ちなみに選手交代後のシステムは
高橋 中山 山内
有村 小森田 チャ
喜名
上村 矢野
福王
吉田
チャが左から右へ回り、有村が一列前へ。喜名がボランチに入って、福王が最終ラインへ。そして前線は3トップとなりました。
前への意識がイレブン全員高まり、受身となったザスパを攻め立てました。すると後半33分、矢野からボールを受けた福王が前線へループスルーパス。それを抜け出た高橋が胸トラップからハーフボレーを放ち、同点ゴール!あの場面、胸トラップも素晴らしかったですが、浮かせず、抑え気味に蹴れる冷静さが素晴らしいと思いました。一気に沸き立つスタンド。その声に押されたのか、同点ゴールから僅か1分後、チャが右サイドを突破し、センタリング。ファーに走りこんだ高橋が首の力だけで逆サイドへヘッドで流し込み逆転ゴール!これはかなり難易度が高いゴールだったと思いますが(J2の今節ベストゴールにも認定)それを難なくやり遂げた高橋に脱帽です。
その後、相手FWにGKと1対1とされるピンチを迎えますが、これをルーキー吉田がスーパーセーブ。また試合終了直前のCKのピンチの際に福王が痛んでしまい、アップもしていない河端と交代のなるアクシデントにも見舞われますが、最後は守備の意識を高くもったロアッソがザスパの最後の攻撃を跳ね飛ばし、試合終了。
新規参入のロアッソが僅か2試合目で初勝利を奪うことができました。
スタジアムは狂喜乱舞。こんな日が来るなんて・・・。
この日の観客数は6000人に満たない数字でした。ホーム開幕としては少し寂しい結果です。しかし、これだけのスペクタルな試合を今後も見せていけばリーピーターというものは増えていくでしょう。
この勢いで来週のホームゲーム、対ベルマーレ戦も勝ち点を狙っていってほしいものです。
posted by loveroasso |11:49 |
ロアッソ |
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2008年03月12日
チーム名がロッソからロアッソに変わったことと、グッズの管轄が変わったこともあり、今の所、今期のロアッソ公式のグッズはサイン帳だけという寂しいものとなっています。
まぁスポンサーさんがロアッソ米とかロアッソ1本バナナとかは作ってくれていますが、サポーターやファンにとって応援グッズや普段から観につけるものがない現状は寂しいかぎりだと思います。
そんな中、昨日、ホーム開幕戦でのグッズ発売が発表されました。
今回、新たに発売されるグッズは、
・全選手の名前が背中に書いてある「開幕記念Tシャツ」
・KUMAMOTO SPIRITSというロゴが書いてある「タオルマフラー」
・3種類の大きさの「チームフラッグ」
・時代遅れの「2パーツメガホン」
この4つです。
レプリカユニホームも現在はまだ販売されいませんし、上記のアイテムが発売されてもまだ物足りないですね。
これから小出しにしていくとは思いますが、ホーム開幕までにもう少し充実させて欲しかったと思います。
キーホルダーやストラップみたいな安くて誰でも身につけられるような小物や日常的に着こなせるアパレル関係が間に合わなかったは痛いかなと。
では、ここからは希望的観念からのお話。
こんなグッズがあれば絶対に買っちゃう!!
・ロアッソ携帯電話
真っ赤なボディにロアッソの待ち受け。着メロはサポーターのコールや公式ソング。無難に売れると思います。
・ロアッソ下着
真っ赤な勝負下着。燃えるような熱い夜の勝負の際に。ヒップ部分にさりげなく「roasso」のロゴ。マニアには売れると思います。
・ロアッソシーモンキー
赤く品種改良したシーモンキー。孵化すると水槽内を馬のように跳ね回ります。子供が興味持ってくれそうです。
・ロアッソ邸
外装も内装も家具も真っ赤に塗装された家。発狂しそうです。
・ロアッソ専用ザク
真っ赤に塗装されたザクのプラモ。普通のザクの3倍のスピードを持つという。アズナブルさんのとは違います。
・・・すみません、今日はふざけすぎました・・・。
posted by loveroasso |11:20 |
ロアッソ |
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2008年03月11日
去る3月8日、ロアッソにとって記念すべきJ2開幕戦がアウェーの地、愛媛で行われました。ロアッソが1年間、このステージで戦っていけるか試金石の試合でした。
ロアッソのスタメンやフォーメーションは先日行われたコンサドーレとのPSMと同じでした。あの試合でJ1相手にある程度機能していましたし、メンバー的にも現状では間違いなくロアッソのベストメンバーといえるでしょう。
高橋 中山
小森田
チャ 西森
福王
有村 市村
上村 矢野
吉田
前半、一気に攻勢に出たのはアウェーのロアッソの方でした。風上ということもありましたが、一人一人の運動量も豊富でセカンドボールも拾うことができ、攻撃もシュートで終わるという理想的な展開を見せていたと思います。
ただ、明らかにオーバーワーク気味の動きであり、とても90分持つとは思えないものでした。それでも自分達の時間帯に1点でも取れていればよかったのですが、決定的なシュートもことごとく枠の外へ飛んでいきます。
前半のシュート数は8対2。これからも分かるとおり、まさに一方的な展開でした。しかし、8本も放ったシュートはただの1本も枠にすらとぶことはありませんでした。
オーバーワーク覚悟で果敢に攻め、自分達の形も作れていたのに得点を奪えず前半終了。
前半のメンバーのままで後半スタート。後半も出だしはロアッソペースではあったのですが、トップ下の小森田がマークされると、だんだん攻撃が機能しなくなっていきました。後に愛媛の監督が言っていた、「相手の運動量が落ちる後半10分からが勝負」の言葉通り、押され始めます。試合を観た方なら分かると思いますが、前半の両チームの攻守のバランスがそっくり入れ替わったような状態でした。
すると後半10分、右サイドを突破され、エリア内にグラインダーのパスが通ります。市村が足を伸ばしますが、僅かに触れることは出来ず、こぼれたボールは相手FWの足元へ。これを難なく決められ痛恨の先制点を奪われてしまいました。直前のプレーで上村が相手選手を止めに行った際、ファールと勘違いし、一瞬デフェンスの動きが止まってしまったのが痛かったです。
ちなみに昨年の愛媛FCは先制したゲームの勝率が100%であったので、なんとしても先制点は献上したくなかったのですが・・・。
先制され、浮き足立つロアッソに愛媛は手を抜くことなく、さらに波状攻撃を仕掛けてきます。失点から9分後にもミスから失点し0-2。
ここから立て直すのは厳しいかと思いました。
しかし、2失点で吹っ切れたのか、ロアッソの攻撃が再度機能し始めました。
福王、チャ、有村から喜名、関、山内と次々に投入。4バックを捨て、3バックとし、スクランブル状態で攻めに転じます。
すると後半35分、吉田の低い弾道のパントキックが前線に駆け上がっていた高橋の足元にピッタリと合い、高橋もダイレクトで落ち着いて蹴りこみ、ロアッソが1点を返しました。
この得点で更に押し気味に攻めるロアッソ。終了間際には中山が完璧なタイミングでヘッドを放つものの、僅かに枠の外へ。
結局、ロアッソのゴールはこの1点のみとなり、開幕戦を1-2で落としてしまいました。
愛媛にしてはしてやったりの勝利だったことでしょう。風下の前半をしのぎ、後半勝負というプラン通りの勝利だったと思います。
一方、ロアッソにとっては勝ち点を拾えた試合を落としてしまったという感じでしょうか?
相手は金守や宮原といった主力を欠いていましたし、特に前半は勢いで圧倒していたことから、先に1点入れていればという思いが強いです。
あと、あれだけシュートを放ちながら枠に飛んだのが高橋のゴールの1本のみというのも寂しいかぎり。
特に中山は前半から何度も決定機を外してしまっていました。
ただ、コンサドーレ戦に続く善戦であり、やっていける手ごたえは感じたのではないでしょうか?
また、フォーメーションを変えてまで1点を取りに行く姿勢も好感もてます。あれで1点も返せなければ、バランスを崩したなどと批判もでると思いますが、監督にはあのくらいの博打に出てくれるだけの度胸がないと勤まりませんしね。
さて、いよいよ今度の土曜日はホーム開幕です。
相手はザスパ草津。メンバーを見る限り、決して弱い相手ではありません。「まぁザスパになら勝てるかも」と思っている人間より、世の中には「まぁザスパもロアッソには勝てるだろう」と思っている人の方が圧倒的に多いと思いますしw
とりあえず勝敗も大事ですが、ホームでホームチームがJの舞台で戦う姿をゆっくりと観たいなと思っています。
posted by loveroasso |09:43 |
ロアッソ |
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2008年03月07日
いよいよ明日はロアッソにとって記念すべきJ2の開幕戦です。
今期は厳しい戦いになるでしょうが、選手達にはまずJリーグを楽しんで欲しいと思っています。
さて、たいした補強もなかったロアッソのメンバーがJ2で通用するのかどうかずっと検証してきましたが、今日はその最終回、DFとGKをみていきましょう。
不動のセンターバックコンビ 上村&矢野
ロアッソは昨シーズンから一貫して4バックシステムを採用しています。そこで主にレギュラーとしてコンビを組んでいたのが上村と矢野でした。そして今期もこのコンビでいくことは間違いないでしょう。
昨シーズン加入し、チーム唯一のA代表経験者でもある上村。鈴木隆行とともに活躍した2001年のコンフェデで怪我をしなければその後も代表に定着していたかもしれない選手です。
来月で34歳となるチーム一のベテランは、さすがに全盛期のスピードはないものの、若いときと変わらぬパワー、そして経験と戦術眼は誰にも負けないものを持っています。またフィードも正確であり、彼から始まる攻撃も多く、デフェンスながら起点となりえる選手です。しかしなんといっても彼の最大の魅力はキャプテンシー。若い選手が多いロアッソにとって劣勢時にフィールド内で仲間を鼓舞する姿は以前のロアッソでは見れない光景でした。
またヘディングも強いことから、パワープレーにも答えることができます。そういえばアトランタオリンピックでもハンガリー戦でビハインド時にFWとして投入され見事にゴールを決めたという場面もありました。
魂で魅せれる唯一の選手だと思います。まぁずる賢いプレーも多少あり、相手選手とトラブルを起こすきっかけを作ってしまうのがたまに傷ですが・・・。
上村と今期もコンビを組むであろう選手は矢野です。大津高校時代にU-18の代表にも選ばれたほどの逸材です。高校卒業後に入団したガンバでは出場機会に恵まれませんでしたが、3年目から在籍したサガンでは一時期レギュラーとして活躍していました。またサガンではボランチでの起用もあるなど、器用な面もあります。
上村同様にヘッドが強く、貴重なゴールを決めてきました。上村とのコンビも2年目ということで、さらにコンビネーションが高まったロアッソのセンターバックは強固なものと思います。
ハイレベルなバックアッパー
上村と矢野に続く存在が河端と福王でしょう。この二人は九州リーグ時代のコンビであり、特に福王は九州リーグでMVPにも輝き、まさにロアッソでフェンスに福王ありといった存在でした。本来ならセンターバックの3番手は福王となると思いますが、今季はボランチでも起用が濃厚な為、河端に期待がかかります。ユニバーシアード日本代表が世界一になった時のキャプテンであり、コンサドーレでは大学時代から特別指定選手としてゲームに出場するほどの選手でした。
彼の魅力は何といってもその身体能力。174センチと、センターバックとしては決して大きい方ではないのですが、アフリカ人みたいなジャンプ力とフィジカルの塊みたいな筋肉で相手デフェンダーを跳ね返す力を持っています。ボールの落下点を見誤ったりと、たまにポカもありますが、貴重なバックアッパーだと思います。
そして彼らに更に続くのが1年目からのメンバーである鈴木と佐藤でしょうか。鈴木は駒澤大学で日本一となった時のキャプテンであり、溢れる闘志が魅力の選手です。なかなか出場機会には恵まれていませんが、一貫して背番号4を与えられていること、そしてエルゴラッソでもブレークが期待される選手として紹介されるなど、その潜在能力の開花を期待したいものです。佐藤はロアッソのセンターバックでは一番の上背を持っており、また途中出場でもトップギアで戦える選手です。SC鳥取では小学校の先生をしながらプレーを続けていたという異色の選手でもあります。
矢野はともかく、デフェンスリーダーの上村はベテランであるため、若手の台頭に期待したいものです。
ハイレベルな両サイドバック
ロアッソのサイドバックもほぼ固定されており左が有村、右が市村となっています。今期も間違いなくこの両サイドのコンビはレギュラーとして活躍することでしょう。
右の市村は高卒2年目にしてコンサドーレの右サイドのレギュラーとして活躍していたほどの選手です。諸事情により翌年にはレギュラーでありながら解雇。そしてロアッソの結成メンバーとして加入しました。結成時のメンバーがどんどん新加入選手からレギュラーの座を奪われていく中、市村だけは他の誰にもポジションを奪われることなく、3バックでも4バックでも高いパフォーマンスを見せてくれています。また以前より格段にデフェンス力も向上しており、高さもあることから守備も計算できる選手になりました。今期も更なる活躍が期待されます。
左の有村はいくつものチームを渡り歩きながらも、そのどこででも主力の1人として活躍してきた選手です。オーバーラップからのドリブル突破、そしてなによりも正確なアリークロスはロアッソの貴重な武器となっています。先日のコンサドーレ戦でもJ1相手にガンガンと仕掛けていき、高橋のヘディングでもゴールを導くクロスを上げています。彼も右の市村同様に換えがきかない選手と言えるでしょう。
ロアッソの両サイドは間違いなくチームの攻撃の鍵を握っているといっても過言ではありませんね。
・バックアッパー不足
有村、市村とハイレベルな選手が両サイドにいるのは心強いのですが、まだ彼らを脅かす存在が育ってきていないのが不安です。というか、その前に彼ら以外、純粋にサイドバック専門の選手がいないのが問題です。
左サイドに関しては、1列前で起用されるであろう、チャが練習試合で何度も試されていました。合流当初は練習試合で相手に振り切られる場面も多かったのですが、試合を重ねる上で少しずつよくなり、及第点を与えれるレベルまでにはなりました。しかしながら有村に比べるとまだまだ見劣りする部分も多々あります。有村が欠場時はチャが一列下がって、ここのポジションを努めることになると思いますが、それ以外となると人材がいないのが心配です。
右はもっと心配です。開幕に間に合って安堵しましたが、キャンプ中、市村は怪我で離脱していて、ここのポジションには河野がずっと試されていました。大学時代はサイドバックであった河野もここのポジションは3年ぶりということで、まったく機能させることができませんでした。完全にチームのアナとなっていたのが残念です。昨年は市村の代わりは福王などの元来、センターバックの選手が勤めることが多かったです。たしかに攻撃力を落ちますが、守備を第一に考えるのなら、ある程度実力者の揃ったセンターバックの選手に任せるのもいいかもしれませんが、長期的に考えるとやはりここは今後の補強の第一ポイントと言えるでしょう。
怪我で出遅れた正GK
ロアッソの正GKは間違いなく小林で当確です。ベルマーレでもレギュラーで活躍し、何よりJ2を肌で感じている選手です。昨年も彼のプレーに助けられた場面は少なくありませんでした。
今期も間違いなく小林が正キーパーの第一候補となるのですが・・・。
残念ながら今彼は怪我で鮮烈を離れています。
ロアッソにとってGKが怪我で離脱する経験はこれが初めてです。昨シーズンまでは実質GK2人体制だったのですが、今期からは4人となった為、なんとか人数的に困ることはなくなりました。
小林欠場で一気に脚光を浴びているのが高卒ルーキーの吉田です。昨年、母校のルーテル学院を初の選手権出場に導き、自身もU-17日本代表に選ばれるなど、まさに将来有望な選手なのですが、まさかこんなに早くチャンスが巡ってくるとは思ってもいなかったと思います。
小林離脱後の練習試合ではスタメンとして使われる機会が一気に増え、先日のコンサドーレ戦でもフル出場しました。相手選手に詰めれると、慌ててしまいフィードが危なっかしくなるという場面が何度か見られましたが、セーブに関してはとても落ち着いており、思ったより安心して見ることができました。
おそらくこのままルーキーの吉田が開幕スタメンの座を射止めることでしょう。ただ、小林復帰後はまた厳しいポジション争いが待っていますが。
彼らに続くのは1年目からのメンバーである太。彼も駒沢大が日本一になった時のメンバーで、ベストGK賞を受賞したほどの選手です。なぜかPKに絶大なる強さを発揮します。
しかし、期待も多く、それなりにチャンスも与えれてきたのですが、ものにすることができず、今期はとうとうルーキーの吉田に越されて第3キーパーにまでなっていましました。U-18にもえらばれてこともあるくらいの選手ですし、キーパーは選手生命の長いので、ここらでもう一回り成長して小林を脅かして欲しいです。
以上、ロアッソのDFとGKを検証してました。
先発予想が一番簡単なポジションかもしれません。ロアッソはどこのポジションでもいえることですが、先発メンバーはある程度のレベルはあるものの、バックアッパーに不安が多いことです。若手が多いので、これからどんどん成長し、ベテランを追い越してほしいものです。
で、デフェンス陣の予想メンバーは
有村 市村
上村 矢野
小林(吉田)
このロアッソのデフェンス陣のメンバーはJ2でもそこそこ通用する!!(希望)
んでもって明日の愛媛戦は完封してくれ!!!!!!
posted by loveroasso |15:59 |
ロアッソ |
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2008年03月05日
過去2回のエントリーでの考察により、FW、ボランチ共にJ2を戦っていく上で、ある程度の戦力を保持していると判断できたロアッソ。
しかし中盤を支配し、得点を奪うには2列目の選手達のレベルが高くないと意味がありません。
ロアッソは昨年まで4-4-2のボランチを二人置いた、ボックス型の中盤で戦ってきました。両サイドに張った二人の選手が攻撃のキーマンとなっていたのですが、なんと先日のPSMではトップ下を置いたダイアモンド型を採用。
監督も開幕はほぼこのメンバーで、と語っていたことから、今期はボックス型とダイアモンド型の併用となるようです。
では、その3つのポジションにどのような選手がいるか、検証してみましょ。
・唯一無二?トップ下の小森田
昨シーズンまで、そして今期もこれまでの練習試合等でボランチのレギュラーとしてプレーしていた小森田。しかし先日行われたコンサドーレとのPSMでいきなりトップ下として起用されました。
もっともここのポジションが初めてというわけではなく、トリニータ時代に何試合かトップ下でプレーした記憶があります。しかし当時の印象は攻撃センスやパスセンスはいいけど、DFの素早い寄せに慌ててミスを繰り返すというものでした。プレッシャーの少ないボランチでこそ彼は生きると思ったものです。
コンサドーレとの一戦でも激しいマークにより前線で潰される場面が多かったのですが、彼が潰れ役になりつつもキープしサイドへ展開する場面も見られました。数年前よりフィジカル的にもアップしており、以前より弱さはなくなっているように感じました。
ワンボランチの福王が上がった際のカバーリングもそこそこ出来ていましたし、このポジションでの起用はアリなのかなと。
ただ、このシステムで戦う場合、彼が試合に出れない場合も考えられます。では小森田に変わる選手は誰なのか?
ロアッソで純粋なトップ下タイプ、またはそこを無難にこなせるタイプを考えると、まず考えられるのが東京農大、アルテ高崎、ロアッソと一貫して10番を背負う斉藤でしょう。2006年シーズン、当時3-5-2システムを採用していたロアッソに途中加入し、トップ下のレギュラーとしてプレーしていました。ただ、ロアッソが4-4-2システムになってからは出番が激減しましたが・・・。
上背はないですが2列目からの飛び出しやラストパスにはみはるものがある選手です。しかし守備に少し難があるのと、若手の台頭に苦しんでいますね。
他のここのポジションをこなせるのは山口ではないでしょうか。
高校時代はこのポジションでユース代表まで上り詰めましたし。タイプ的には小森田の劣化版(失礼!!!)といった感じで、ある程度の仕事はできると思いますが、プレッシャーのかかるポジションでどれだけできるかはわかりません。
あとここでの起用が考えられるのは河野。今期は右サイドバックを試されていますが、FWから中盤全てとサイドバックとどこでも無難にこなす能力を持っています。大学時代に実はアシスト王を獲得していたりもしますが、彼の魅力はなんといっても運動量。パサーとかセカンドストライカーという使い方ではなく、前線のかく乱という意味では使えそうです。
しかしながら現時点で一定のレベルでトップ下を勤めれる選手は小森田だけではないでしょうか?もちろん若い選手が多いので小森田からポジションを奪うような選手が出てきて欲しいですが。
・新星チャ現る!左サイド
昨年、流通経済大学から加入した西森が昨シーズンの中盤戦以降、ここでプレーする機会が多く、ほぼレギュラーとして定着していました。正確なキックが武器であり、左からのクロスで多くのチャンスを作っていました。また、最近ではプレスキッカーを任されることも多くなっています。今期も練習試合等を見る限り、左サイドのレギュラーはほぼ当確と思っていたのですが・・・
コンサドーレ戦、このポジションに入ったのは、今年新加入したチーム初の外国人のチャでした。練習試合等ではずっと左サイドバックで試されており、まずまずのプレーを見せていたのですが、正直、サイドバックのレギュラー候補の有村に比べると見劣りするなといった印象でした。しかし、左サイドは入ったチャはまるで水を得た魚のようにイキイキとしたプレーを見せてくれます。何と言ったらいいか、韓国人らしいプレーヤーですw
豊富な運動量で相手守備陣をかく乱し、ロアッソの左からの攻撃を導き出していました。サイドバックとして加入はしましたが、ヨーロッパ時代の映像を見ると中盤で起用されており、ゴールも決めるなど、元々は攻撃センスの方が優れているようです。コンサドーレ戦では右からの攻撃が目立たないほど、左がよかったのはチャの活躍があったからです。おそらくチャはあの日プレーでこのポジションをがっちりと奪ったのではないでしょうか?
この二人に続くのがガンバからレンタル中の松岡、そしてチーム発足以来のメンバーである関でしょう。
松岡は素晴らしい選手を多数輩出しているガンバユース出身でU-17日本代表では10番を背負ったほどの逸材です。ドリブルが魅力で単独突破もでき、また決定的な配給もできる選手で、なによりも若くて伸び白ありまくりな選手です。途中から使っても面白い存在ですね。
また関も高いパフォーマンスを発揮できる選手の一人です。やや運動量が少ないですが、制度の高いキックが魅力であり、九州リーグやJFLで直接FKを決めるなど、一蹴りで魅せることのできる数少ない選手の一人です。しかし、このポジションの選手層の厚さから出場機会は少ないですね。
このように右サイドは群雄割拠。誰がでても一定のレベルを保てるポジションではないでしょうか?
・バランサーを求める右サイド
先日のコンサドーレ戦ではチャの台頭により元々左で使われることが多かった西森がスライドして使われていました。また松岡や関もここでのプレーも可能です。そんな中、昨年は元来ボランチである熊谷や山口がここで起用されるパターンがよくありました。二人ともパスセンス、ミドルシュートと攻撃的なセンスもあるのですが、攻撃的な左サイドとのバランスを考えての起用であったと思われます。ここでの起用は賛否両論ではありましたが、チームは上手い選手を揃えても勝てるものでもありませんし、やはりバランスが一番大事だと思うので、この起用には納得できました。
今期はコンサドーレ戦を見る限り、西森がファーストチョイスになると思われますが、密かに期待を寄せている選手がいます。
それは練習生としてずっとチームに帯同している木島です。マリノスやトリニータでプレー経験のある木島といえば気付く方も多いと思います。
彼の魅力はなんといっても縦への突破と決定力ではないでしょうか?練習試合でも中盤から前線を追い越して駆け上がり、ゴールを量産していました。デフェンス能力という意味では少々難がありますが、攻撃のオプションとしてはかなり使えると思います。どうしても勝ちに行かなければならない展開で起用すると面白いかもしれません。
まぁその前に契約してもらえるかが問題ですが・・・・
ということで3つのポジションを考察してきましたが、独断と偏見で現在の序列を考えると、
トップ下 1小森田 ・・・・・・2斉藤、山口、熊谷、河野etc・・
左サイド 1チャ 2西森 3松岡 4関
右サイド 1西森 2熊谷 3松岡、木島 4山口
もちろん上記の選手以外にもトップ下やサイドでの起用経験がある選手や若手がいますが、現実的に考え、上記の選手の争いになると思います。
また小森田が現在考えられるトップ下候補の唯一無二的な存在と思うので、もし彼が出れない時は無難にダブルボランチのボックス型を採用するかもしれませんね。
小森田
チャ 西森
ロアッソのオフェンシブな中盤はJ2下位から中位には十分通用する!!(希望)
posted by loveroasso |10:05 |
ロアッソ |
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2008年03月04日
先日の日曜日、開幕前の最後の対外試合であり有料試合のPSMがKKウイングで行われました。
対戦相手は熊本でキャンプを張っていたコンサドーレ。
今期よりJ1へ昇格する、いわば格上の相手でした。
ロアッソは怪我人がどんどん復帰し、前日まで別メニューであった、エース高橋もスタメンに名を連ねていました。
正キーパーの小林だけはまだ怪我が癒えず、代わりにルーキーの吉田が先発。
高橋 中山 53分有村→喜名
62分高橋→山内
小森田 69分上村→熊谷
チャ 西森 75分小森田→山本
福王 80分福王→河端
有村 市村 84分中山→小林陽
上村 矢野
吉田
この日の布陣はいつもと同じ4-4-2ではあったものの、いつものダブルボランチではなく、福王のワンボランチで小森田をトップ下に置いたダイアモンド型の中盤でした。
また、今までの試合では左サイドバックで使われていたチャが一列前へ上がりました。元々ノルウェーでのプレー時代は攻撃的なポジションでのプレーが多かったですし、ロアッソの左サイドバックといえば今のところ有村が頭一つ抜けている状態なので、この采配もうなずけます。
ボランチはヴェルディ戦同様、福王のワンボランチ。期待の高さを感じます。
恐らく、このメンバーが愛媛戦の先発となる可能性が高いかと思われます。
対するコンサドーレは怪我人が多く、主力数人が欠けた状態。
とはいえ、昨年、J2で優勝したほどのチーム。開幕一週間前にどれだけやれるか注目の一戦です。
格上相手ということでまずは守備から入ると思っていたのですが、キックオフ直後から果敢に前に出るロアッソ。1分、小森田のFKからこぼれ玉を繋いだ福王がワントラップボレーで早くもコンサドーレのゴールネットを揺らします。しかし、トラップ時にハンドがあったとのことでノーゴール。その後もシステマティックに攻めるロアッソ。
9分、福王が左へ展開し、そこへ走りこんでいた有村が相手陣内深くまで持ち込みクロス。そこへ、走りこんだ高橋がヘッドで合わせ、なんとロアッソが先制。この後も特に左サイドの攻めが目立つロアッソ。有村の落ち着いたプレーとチャの豊富な運動量にコンサドーレデフェンスも対応が遅れていました。また、コンサドーレはデフェンスラインに主力が出ていないせいか、コンビネーションが今ひとつで、クロスに競れなかったり、フリーにしてしまう場面が幾度かあり、らしくないなと思ってみていました。
しかし、そこはJ1チーム。15分過ぎあたりから落ち着きを取り戻すと、ゲームをコントロールし始めます。
28分にはポストの跳ね返りをフリーで打たれてしまいますが、これは吉田がファインセーブ。ですがその2分後、左サイドを崩されファーへクロス。これに走りこんでいた砂川がフリーで蹴りこみ、同点弾を浴びてしまいました。
その後は一進一退のまま前半を折り返します。
後半、選手交代なくスタート。
後半も序盤はロッソペース。オーバーラップして放った福王のシュート、右からのクロスからの中山のヘッド等があったものの、制度を欠きゴールを奪えません。また、コンサドーレもエースのダヴィが1人で突破し、ゴールを狙いますが、水際でなんとかクリア。
後半も10分あたりから両チーム共に選手をどんどん交代していき、ゲームのクオリティも下がってしまいました。
やはり感じるのはロアッソのスタメンクラスと控えクラスの力の差です。特に2トップが変わった後は得点の匂いがなくなってしまいましたし。
ダラダラと時間だけが過ぎ、このまま1-1で終わるかと思われたロスタイム、左からのアーリークロスに中山元気がフリーでヘッド。ボールは弧を描きながらゴール。
残念ながらロスタイムに勝ち越し点を奪われ、試合は1-2と逆転負けを喫してしまいました。
しかしながら見る限りロアッソの仕上がりは上々であり、特に前半は運動量も豊富で戦術理解度が高いと思わせるような動きも随所で見せてくれました。
今日の動きをリーグでも見せてくれるのなら、どのチームが相手でもある程度は戦えるのではと期待を抱かせるほどの動きでした。
さて、チームの方はある程度安心して見れたのですが、不安が高まったのは観客動員です。この日も前回のヴェルディとのPSM同様、3000人越えをすることができませんでした。前回は悪天候(それほどでもありませんでしたが)も言い訳の一つとされましたが、今回は今の季節にしては暖かく、晴れということで天候は言い訳にできない状態。また、告知に関しても思った以上にテレビやラジオで告知が行われてたのにも関わらず、この結果でした。
ホーム開幕戦に限れば、それなりに集客の為のイベントを行うと思うので、少なくともコンサドーレ戦より多くの人が集まるとは思いますが、心配なのはそれ以降です。このままではJFLの時となんら変わらない動員しかできない可能性が大です。
前から言われているアクセスの改善、ゲーム以外での魅力作りをもっと考えていかないと、Jという立場にあぐらをかいてしまうと取り返しの付かない結果になると危惧します。
観客動員への努力はされているのかもしれませんが、それが表に出ないということは県民に伝わっていない証拠。
観客数増は試合の結果や経営に関わる大事なものですし、少々先行投資をしてでも頑張ってほしいものです。
posted by loveroasso |09:40 |
ロアッソ |
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