2008年05月22日
初ナイターはドロー ロアッソ対ベガルタ
10日ぶりにホームに帰ってきたロアッソ熊本。岐阜、そいてヴォルティスにいいところなく完封負けを喫し、なんとかここホームで立て直したいところ。 しかし相手はここまで4連勝中で2位をひた走る強豪ベガルタ仙台。 下位に低迷するロアッソが上位相手にどこまで食い下がることが出来るかが見ものの試合でした。 この日の試合は今期初の平日開催で、しかもナイター。平日の試合試合観戦の習慣がほとんどないこの熊本でどれだけのお客さんが集まるか、若干不安はありましたが、最終的には3600人を超えました。まぁ確かに多いとも言えませんが、ロアッソの平均観客動員数とさほど変わらぬ数が集まったことは、ロアッソがそれなりに根付いてきた証拠かなとも感じました。 さて、ロアッソは僅か中2日という強行軍と2試合、結果も内容も伴わない試合だったいうこともなり、若干ながらメンバーをいじってきました。 高橋 中山 チャ 小森田 山口 喜名 矢野 市村 福王 河端 吉田 警告の累積で抜けた山本のポジションにはベテラン喜名が。また、デフェンスの中心であった上村をあえてベンチからも外し、福王を。そしてGKにルーキー吉田が8試合ぶりに先発に戻ってきました。 また、木島と吉井が怪我から復帰し初のベンチ入り。ここ数試合、ベンチにも入れないことが多かった西森も戻ってきました。 対する仙台もレギュラークラスを4人ほど外してきました。疲労を考慮してでしょうが、控え選手を何人か入れても勝てる相手と判断された結果でしょう。 さて、試合の方ですが、強豪相手とはいえ3連敗だけは避けたいロアッソがアグレッシブに仕掛けていきます。しかしそこは2位のベガルタ。中盤でボールはもたれてもバイタルエリアへの侵入は許さず、決定機を作らせてもらえません。逆にベガルタの攻めは実にシステマティックで選手全員が連動して動き、見事なパスワークでロアッソのデフェンスを翻弄します。敵ながら実に面白いサッカーをするなと感じました。 しかしながら、必要以上にパスが通るためか、最後に余計なパスも多く、もっと簡単にはたけばシュートまで持っていけるのに最後の最後でパスミスをしたりして、ベガルタもシュートは放つものの、ゴールを脅かすほどではありませんでした。 互いが攻撃意識を高く持つ好ゲーム。右サイドのチャもいつも以上にドリブルを仕掛けます。すると15分すぎ、相手ゴールエリア付近で倒されてしまいます。担架で運び出されるものの、一度はピッチに復帰。しかし、その直後、再び倒されてしまい、今度は起き上がることができないまま、担架で控え室に運ばれていってしまいました・・・。 怪我がたいしたことがないことを祈ります。 チャはロアッソで数少ない、自己突破型の選手なので、相手選手に倒されることが多く、ここまで何度も怪我で途中交代する場面がありました。ちょっと心配です。 さて試合に戻ると、怪我のチャに代わり西森を投入したロアッソ。展開的に押上が少なくなり、やや押し込まれる状態になります。が、先にスコアを動かしたのはロアッソでした。33分、右サイドバックの市村がオーバーラップし、クロスを上げます。これに中山が反応しヘディング。ボールは惜しくもバーに弾かれますが、跳ね返りを詰めていた高橋が押し込み、なんとロアッソがワンチャンスをものにして先制に成功しました。 しかしここで慌てないのは流石はベガルタ。バタつくことなくこれまで同様にパスを自在に回してロアッソを翻弄。決定的な場面も何度かデフェンス陣が堪えていましたが、ロスタイム、ポストプレーのパスから抜け出したサイドバックの菅井に冷静にゴール右スミに流しこまれ同点。そしてそのまま前半が終了したのでした。 後半、選手の変更は互いになくキックオフ。前半、追いついて終えることができたベガルタは戦い方を大きくかえることはありませんでした。若干、玉離れがよくなり、無駄なパスが減ったくらいでしょうか。ロアッソもそのままの戦術で集中を保ち後半に入りました。展開的にはややベガルタペースではあるものの、一進一退。決定機は明らかにベガルタの方が多いのですが、精度に欠き、ゴールを脅かすほどではありません。 均衡した状態を先に破ったのはまたしてもロアッソでした。59分、相手陣内右サイドで得たFKのチャンス。西森がゴール前に蹴りこむと相手選手に当たってしまいます。しかし、こぼれ玉を河端がつなぎ、最後はまた高橋が押し込み、再び勝ち越しに成功しました。歓喜に沸き返るスタジアム。が、その歓喜も長続きしません。勝ち越しから僅か2分後、中原に見事なオーバヘッドキックを決められ、スタジアムは静寂に包まれてしまいました・・・。 まぁ敵ながら素晴らしいシュートでしたね。 失点後、先に動いたのはロアッソ。チャを失い、サイドアタックが停滞しつつあった中盤に小森田に代えて木島を投入。木島は今季初出場。公式戦自体も数年ぶりではありましたが、練習試合では素晴らしい動きとゴールを見せてくれていたので期待も大きいものでした。投入直後はコンビネーションが合わなかったり、ボールが足につかなかったりする場面もありましたが、時間を追うにつれ右サイドを活性化。試合も終盤になり、疲れの見える相手デフェンスを翻弄していました。 対するベガルタもいよいよ本気になり、レギュラークラスを次々と投入。デフェンスの枚数を減らし、勝ち越し点を狙ってきました。これに対しロアッソがどう対処するかとても気になりました。強豪相手とはいえ、ホームでドローでよしと判断し守りに入るのか、また勝ちを奪いに行くのか。監督が選んだのは前者でした。 FW中山に代え、ボランチの吉井を投入。中盤を厚くして攻撃に出てきたベガルタに対応したものでした。 しかし、デフェンスの枚数を増やしてベタ引きという戦術ではなかったし、選手は最後まで攻撃の意識を持ってプレーしていたので、守りに入っているというイメージはそんなにありませんでした。 最後はベガルタの猛攻をなんとかデフェンス陣が体を張って防ぎ、ドロー。 強豪から勝ち点を奪ったことで盛り上がるホーム側に対し、下位チームに勝ちきれなかったことで沈むアウェー。対照的な場面でした。 この日、途中から出場した木島。彼の動きは今後、かなりのオプションになりえると思います。今まで縦のアグレッシブな突破は左サイドのチャにしか見られないものでしたが、右の木島も現れたことから、両サイドを突破して波状攻撃をするロアッソの姿を今後見れるかもしれませんね。 その前にチャの怪我がとても心配ではありますが・・・。 このドローにより勝ち点を1積上げ、順位も一つ上がりました。まさか第一クール終了時にアビスパより上にいるとは思いもしませんでしたがw 次節よりいよいよ第2クールが始まります。それぞれの対戦が2順目となる第2クールからが本当の勝負と思います。期待したいものです。
posted by loveroasso |09:56 |
ロアッソ |
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