2008年04月11日

熊本城スタジアム構想

ロアッソのホームスタジアムはKKウイング。
99年に行われた熊本国体用に作られた、比較的新しいスタジアムであり、最新の設備を誇る、とても素晴らしいスタジアムです。
しかしこれがいかんせんデカイ。
熊本という地方都市に32000人規模のスタジアムはデカ過ぎるわけです。
過去に満員になったことどころか、2万人以上入ったことも1回のみ。
アクセスの問題、駐車場の問題もいまだ解決できないでいます。
国体用ということから、もちろんサッカー専用ではなく陸上競技場。
かなりスタンドからピッチが遠いのが現状です。

ここ数年でJ2に新規参入したクラブやこれから参入をねらっているクラブにしてみればJ規程になんら問題のないスタジアムも持っているというだけで恵まれているのも確か。しかもKKウイングの他に熊本市内には水前寺競技場という、もう一つ、Jリーグを開催できるスタジアムを保持してますし。
贅沢な悩みというのは百も承知の上でサッカー専用のスタジアムが欲しいなと、一サッカーファンとして考えてしまうのです。

では熊本市に本格的なサッカー専用スタジアムを作るという構想がなかったのかというと、そうではありません。
数年前、熊本市の、しかも中心市街地にスタジアムを作る運動が水面下で行われました。もちろん、ぽしゃりましたが・・・

その構想とは、熊本城敷地内に作るというものでした。これだけでも凄い構想ですw
以前、熊本城敷地内に熊本県営熊本城プールがあり、市民が気軽に水泳や水遊びをできる場所として賑わっていました。
しかし、老朽化と熊本城整備の為に廃止。そこでその跡地にスタジアムを作るという構想が生まれたのでした。
場所的に市街地に隣接している為、マイカー社会である熊本であっても、マイカーを使うことなく市内中、もしくは県内中から人が気軽にやってくることができます。バス、JR、路面電車、様々な方法で。
また、マイカーを使わないことのメリットとして、KKウイングでの試合の場合、スタジアム周辺に何もないし、試合が終わったらすぐ帰宅するだけですが、市街地に近い、このスタジアムであれば、試合後、そのまま繁華街で祝勝会や残念会、または買物等をして帰れるし、酒飲んでも大丈夫ですし。
そういう意味では市街地にサッカー客がお金を落としていくので、街ぐるみで盛り上がると。
マイカー社会の熊本でいくら市街地近くのスタジアムとはいえ、本当にマイカーなしででも人は集まるのかという疑問もあるかもしれません。
でも大丈夫。熊本城敷地内には藤崎台野球場があるのですが、先日、ここでソフトバンクスホークスの公式戦が行われ、平日にも関わらず13000人もの観衆が集まりました。
観客の中には周辺の有料駐車場に停めた方もいたとはいますが、ほとんどは公共の交通機関やタクシーで来られたと思います。
限られた駐車場と整備されていない公共交通機関で郊外のスタジアムに人を呼ぶより、実に集客に効果的な立地場所だったわけです。

しかし、結局この場所にスタジアムが作られることは当然ありえず、現在は駐車場として使われています。

当時はまだアルエットが九州リーグで活躍していて、ロアッソも誕生していませんでしたし、すでにKKウイング、水前寺競技場と、共に陸上競技場であるものの、市内に2つも箱を持っているということで却下されたことは当然といえば当然のことだったと思います。
しかし、もし作られていたらと思うだけでワクワクしませんか?
スタジアムの真後ろに石垣と天守閣があるという絵を想像してみてください。
恐らく、景観を守る為にスタジアムの作りも和風のテイストが盛り込まれていたことでしょう。世界にも類のない、お城の敷地内のスタジアム、実現してほしかったなぁ。



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posted by loveroasso |10:32 | 熊本のサッカー | コメント(3) | トラックバック(1)
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