2008年02月29日

今のロアッソのメンバーでは本当に勝てないのか!?(ボランチ編)

前回の検証により、FWはJ2でも十分にやっていける戦力が整ったことがわかりました(期待的要素がありまくりですが)
しかし、いくらいいFWがいても中盤から精度の高いパスや突破がない限り、チャンスを作ることはできません。もっとも1人で攻撃を完結できるフッキやエメルソンのようなFWがいれば別ですが、生かされるタイプのFWが多いロアッソにとって中盤からのビルドアップは必要不可欠。
このポジションのレベルが低いと攻守共に苦戦することは間違いないのです。

そこで今回は中盤、特にチームの心臓ともいえるボランチについて検証してみましょう。

・レギュラー格の二人

昨シーズン、ロアッソのボランチのファーストチョイスコンビは小森田と喜名。それに吉井が割ってはいるという構図でした。特に小森田は核的存在だった思います。
J1トリニータで2シーズンに渡りレギュラーとして活躍した小森田。シャムスカに監督が変わってからはトゥーリオ、エジミウソンと外国人ボランチを2人もチームが獲得したため、出場機会が激減。その後、モンテディオ、ヴィッセルとレンタルを繰り返し、最後にロアッソに流れ着いたのですが、その実力、経験、ポテンシャルともに高いレベルにあると思われます。
デフェンス能力は抜群に高いというわけではないのでワンボランチは任せられないのですが、深い位置からの展開力やミドルシュートが得意であり、ゲームを組み立てる能力が高いので、汗かき役のボランチと組み合わせると力をより発揮してくれそうです。もう一列前でのプレーも可能ですが、やはり彼の広い視野と正確なミドルパスを生かすにはプレッシャーが少ないボランチが最適です。
小森田の相棒第一候補となるのが喜名。沖縄初のJリーガー誕生として話題になったのが懐かしいくらいベテランとなりました。しかし高卒ルーキーの時代からグランパスでコンスタントに出場を果たし、2年目には完全に主力に成長するなど、ポテンシャルの高い選手です。
その後、東京、アルディージャ、アビスパ、ヴェルディと渡り歩きますが、どのチームでも主力もしくは貴重なバックアッパーとして計算できる選手でした。
非常にキープ力がある選手で、彼にボールを預ければ中盤にタメを作ることができるため、ともすれば縦縦と単調になりがちなロアッソの攻撃に厚みを持たせることも可能です。また途中出場させても確実に実力を発揮できるので、リズムを変える存在ともいえます。
若干、怪我しがちという不安がありますがね・・・。

・影のレギュラー候補

この二人に追随するのが元ベルマーレの吉井。昨シーズンは26試合に出場し、主力の1人として活躍しました。右サイドバックもできる器用さがあり、中盤からスルスルっと前線まで飛び出すこともできる攻撃力もあるボランチです。
しかし私が今年、注目し、レギュラー格の3人に割ってはいると思っている選手は福王です。
U-17日本代表の選手として世界をも経験してる選手であり、将来を期待された選手でした。ロアッソには結成時に加入。初期メンバーの1人です。加入当初は中盤でも使われることもあったのですが、デフェンス能力は高いものの、運動量が少なく、中盤には不向きかなと思っていました。結局、ポジションをセンターバックに移したのですが、元々の能力の高さと明るい性格で若いながらもチームを牽引。見事にデフェンスラインをまとめ上げ、九州リーグのMVPに選ばれました。
その後も順調にデフェンダーとして成長していくかと思われましたが、2年目途中から怪我がちとなり、また上村などの実力のあるデフェンダーが加入したことから出場機会も減っていきました。しかし、出場すれば安定したプレーをみせ、試合によってはサイドバックを努めるなど、器用な一面も見せてくれていました。
そんな彼が今期、練習試合等で再びボランチで使われることが多くなりました。この3年間で成長した福王は以前のような運動量の少ない選手ではなく、鋭い読みで相手の攻撃を防ぎ、ロングパスでチャンスの基点と成りえる選手に成長していました。
先日行われたヴェルディとのPSM、ロアッソが敷いた4-1-4-1システムのワンボランチとして出場。及第点以上の活躍だったと思います。
デフェンシブなポジションなら全てこなせるユーティリティなプレーヤーです。
今年はかなり期待しています。

・更なるボランチ候補

九州リーグ時代、主にレギュラーとして活躍していた熊谷キャプテンと山口。しかし昨シーズンは出場機会こそあれど、本来のボランチではなく、もう一列前で使われることが多くなりました。山口はパスセンス、熊谷は強力なミドルと、共に攻撃センスが高い為のコンバートであったと思いますが、ボランチとしての貴重なバックアッパーと思います。
また、山本や地元の期待の星である宮崎といった選手も控えており、ボランチは選手数だけなら若干飽和している状態です。

あくまで私見ではありますが、現在のボランチの序列を考えると、

1、小森田、喜名
2、福王、吉井
3、熊谷、山口
4、山本、宮崎

かと思われます。しかし、特に4番手あたりの若手がシーズン中に台頭し、レギュラークラスを脅かしてほしいと切に願います。
明後日、コンサドーレとのPSMが行われますが、そこでのスタメンが恐らく開幕メンバーに近いものと思います。
監督がこの8人から誰をチョイスするか楽しみです。


ということで小森田、喜名という実力も経験も豊富な二人に若くて才能溢れる福王と吉井が絡み、ベテランの熊谷に山口が控えるボランチは決してJ2最下位候補ではない!!(希望)

posted by loveroasso |10:51 | ロアッソ | コメント(2) | トラックバック(0)
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