2008年02月27日

今のロアッソのメンバーでは本当に勝てないのか!?(FW編)

サッカー雑誌等の今期のJ2順位予想でことごとく下位に予想されるロアッソ熊本。
JFL時代ではロアッソより下位だったFC岐阜より下に予想している方も多いようです。
それもそのはず。岐阜はJ2参戦にあたり多くの補強を行いましたが、ロアッソの補強は最小限で留まりました。
戦力の上積みということを考えると、岐阜より下に予想されても仕方ありません。
しかもロアッソはJFLで首位の佐川急便に大差をつけられての2位でした。JFLでも優勝できないメンバーでJ2で勝ち星を重ねていけるはずもない・・・、そう判断されているようです。

しかし本当にロアッソのメンバーでは勝てないのでしょうか?

検証してみましょう。


・ロアッソのエースストライカー 高橋泰

JFLで僅か1点及ばず得点ランク2位となった高橋。
両足からの正確なシュートはもちろん、意外とヘッドも強く、ポストもこなせる万能型のFWです。
サンフレッチェ時代にはルーキーイヤーに優秀新人賞を受賞しているほどの逸材であり、過去にJ1、J2、JFLと、所属したカテゴリー全てでハットトリックを達成している唯一(多分)の選手です。
スーパーなプレーをする一方、消えてしまう試合もあるなど、以前はムラや波がある選手でしたが、昨年は年間を通じて安定して活躍していました。
昨シーズンのロアッソの総得点は65点。その内、高橋は総得点の42%にも及ぶ29点を決めています。
昨年はロアッソの計算できる唯一無二の得点源といっても過言ではありませんでした。
もし、シーズン始めに怪我で長期離脱していたら・・・・。
J1、J2での経験にJFLで磨いた得点能力と安定感があれば今期もコンスタントに得点を稼げると思います。
2トップの一角は高橋で決まりでしょう。

・高橋の相棒

一昨年から2年間、ロアッソのエースとして君臨した高橋。その一方で2トップの片割れはメンバーが固定されることがありませんでした。
そういう意味で特に一昨年は高橋を抑えられると、得点の匂いすらなくなってしまう状態でした。
そういう状態を打破しようと、昨年は積極的にFWを補強しました。
Jの解雇組ではなく、自分達が戦うJFLの舞台で結果を残している選手の引き抜きを行ったのです。
前年のJFLで得点ランク2位の小林を横河武蔵野から、同4位の北川をアローズ北陸から獲得(得点王の大久保はレイソルへ引き抜かれました)
しかし2人は怪我等もあったのですが、それぞれ20試合以上も出場しながら、4得点と5得点と、結果を残すことができませんでした。
この結果が更に高橋の負担を増すことにも繋がったのです。
この二人を押しのけて、シーズン終盤にポジションを奪ったのは福岡大学から加入した山内でした。
169cmと、上背はないものの、突破力に優れる、チャンスメーカー的存在として活躍しました。しかし、FWの本業である得点は奪うことができず、゛怖い゛選手にはなりえなかったイメージがあります。


・待望のもう1人の点取り屋

そんな高橋以外はイマイチ計算できなかったFW陣に待望の大型FWが加入しました。ガンバからレンタルで中山がやってきてくれたのです。
ガンバではバレーやマグノ、播戸といった超豪華なFW陣のせいで出場機会には恵まれませんでしたが、元々は五輪代表でも一時期はレギュラーでしたし、ツーロン国際で得点王を獲得したりなど、得点力、経験ともに抜群なものを持っている選手です。先日行われたヴェルディとのPSMでも早くも得点をあげており、ファンの心もすでに掴んでいます。
上背もありますが、あまり高さで勝負というタイプではなく、スペースに走りこんでチャンスを生かすプレーが得意であり、どっちかというと上背がない高橋がポストで落として中山が決めるというパターンが多くなるかもしれません。
中山の加入は、単に得点力があるFWが増えたということに留まらず、マークの分散によるチャンスの増加やオプションの増加にも繋がったと思います。


高橋と中山の2トップ。実績だけを考えるならJ2でも中程のではないかと思います。もちろん、得点はFWだけで決めれるわけもなく、中盤からの展開が大事なんですが。
資金力が豊富なJ2上位クラスに比べると、さすがに見劣りもしますが、本来の実力を発揮してくれるのなら、どのチームに対してもある程度の脅威を与えるだけのものはあると思います。
ただ現状ではこの二人に追随する選手がいない状況が心配です。長いシーズン、全試合2人が出場できるほど甘い舞台ではありません。小林や北川が本来の実力を発揮してくれるようになればいいのですが、やはり私が期待したのは2年目の山内。セカンドストライカーとしての能力がもっと開花すれば、かなり面白い存在になりえると思います。また、高橋や中山とはタイプが全く違う選手ですし、オプションとして切り札として今期も出場機会は多いかもしれません。

ということでFWの面子、決して最下位候補ではない!!(希望)

最後に6人目のFW,町田多門、頑張れ!

posted by loveroasso |10:15 | ロアッソ | コメント(6) | トラックバック(0)
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