2008年02月18日

熊本は盛り上がっている・・・?

ロアッソがJリーグへの参入が決定したものの、熊本の盛り上がりはいまひとつ。

Jリーグ発足以来、全国各地でJリーグを目指すチームが誕生しましたが、ここ数年は更にその動きに拍車がかかっているような気がします。
もちろん、「Jを目指す!」という言葉だけならタダですし、到底無理なようなチームすら宣言していたりもします。

Jを目指しながら結局は昇格に失敗し、目標からJを外したり、チーム自体がなくなったりという状況も少なくない中、ロアッソは淘汰されることなく、よくJに参入できたと思います。

ではなぜ、それほどまでにみんなJを目指すのか。
色々な理由はあると思いますが、熊本の場合、簡単に言うと「地域の活性化」でした。

熊本はここ数年、県内の有力企業が相次いで倒産するなど、明るい話題もない寂しい状態でした。

そこで活性化の目玉として県の経済界を巻き込んでロアッソを立ち上げたわけです。

Jリーグチームができれば多くの人間が動き、経済も動く、県外からも多くの人間がやってくる、そしてお金を落としてくれる、そんな目論見があったからです。

しかし、浦和や新潟などの稀とも思われる大成功例を夢見てものだったと思います。
もちろん、経営努力をしていけば、この2チームのようになる可能性もゼロではないのですが・・・。

ただ、ここ数年、J2に参入した草津、愛媛、徳島の状況を見る限り、大いなる期待は禁物ではないかと思います。

もちろん、街の規模も県民性も違うので一概にはいえませんが、上記のチームがJFL時代より観客が飛躍的に増えているわけでもないし、経営規模が拡大しているようにも見えません。
なんとか赤字にならないようにギリギリの運営をしています。

熊本の場合も、まだ開幕はしていませんが、開幕まで1ヶ月を切った現在でも盛り上がりに欠けています。

地元のマスコミは色々と取り上げてくれていますが・・・。

「J2に上がりさえすれば何かが変わる、お客さんも増える」

どこかこういう安易な考えがまだフロントにはあったのかもしれません。
全国的な露出も現状では皆無。
以前はJリーグ昇格ということ自体、全国ニュースとして扱われる状況でしたが、それは草津までであり、その後はサッカー番組ですらスルーされる状況。

県外の人はサッカー好きでなければ熊本にJチームが誕生したことすら知らないことでしょう。

先日行われた東京ヴェルディとのPSM、観衆の数は2025人。JFL時代の平均観客数より大幅に少ない数でした。

「気温が低かったから、告知が少なかったから、だから少ないのはしょうがない」

試合後、そのような言い訳が聴こえてきました。

これではいけないのでは思います。今の時期から危機感を持っていどまなければいけないし、実際、この2025人という数字は残ってしまったわけですから、これから増やすアイデアをだしていかなければいけないのです。

ロアッソはスポンサー獲得でかなり苦戦しています。胸スポンサーだけはみつかりましたが、背中、袖、パンツのスポンサーは一切見つかっていません。
JFL時代からユニホームスポンサー料が倍増したのが理由の一つらしいですが、企業もスポンサーとなる魅力を見出せていないのが最大の理由だと思います。

営業を頑張っていると思いますが、全国的な露出がほとんどない、観客は少ない、それでは多額のお金を出資することに躊躇する企業が多いはずです。

Jリーグに上がっただけで地域が活気付く時代はとっくに過ぎました。
今はJリーグを目指すチームにとって、「上がるのも地獄、上がらないのはもっと地獄」といった時代なのです。

チームにはこれから勝利の為に頑張ってほしいし、その為に応援していくつもりですが、それ以上にフロントには頑張ってほしいです。

せっかく誕生したチームが経営難で苦しんだり、存続の危機に直面するところだけは見たくありませんしね。



先日、熊本市がロアッソに500万の出資を検討しているというニュースがありました。
これに対し、地元ニュースで「代表レベルでありながらマイナースポーツである為、遠征費も自費で頑張っている選手もいるのに・・・」といったコメントをしているキャスターがいました。
ロアッソファンからしてみれば自治体からの出資はうれしい限りですが、そうでない人からは特定の民間団体に自治体が税金を投入することに懐疑的であっても仕方ないことだと思います。
ようするにこのような意見が堂々と言われている段階で、まだロアッソは県民のチームになりきれていない証拠です。

それに対し、「実際は1000万の出資をお願いしていたのだが、半分の500万円になってしまった」とコメントを出すフロントもどうかと思いますがw

ロアッソが大好きだからこそ、厳しい意見になってしまいましたが、将来、私のこの思いが取りこし苦労だったと思える日がくれば嬉しいです。

熱しやすく冷めやすく、強い者が好きで弱い者には見向きもしない県民性をどうやってロアッソに振り向かせるか、難しい問題です。

posted by loveroasso |11:35 | ロアッソ | コメント(11) | トラックバック(0)
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