2008年02月15日
資金が足りません!
ぶっちゃけロアッソには金がありません。 現存するJリーグ33チームの中でも1,2を争うほどの低予算で今期を戦い抜かなければなりません。 しかし、チーム結成時は地域リーグレベルでは破格の潤沢な資金力に対し、マスコミからは「地域リーグ版マンチェスター・U」と揶揄されたこともありました。 九州リーグ時代、ロッソ(ロアッソ)がかき集めた資金はおよそ1億円。 当時から選手全員とプロ契約を結び、これだけの資金を持つということで、他チームからは羨望の眼差しを受けたものでした。 しかし、実際は選手はプロ契約といえど、一般の社会ではワーキングプアと呼ばれるほどの収入しか手にできない者がほとんどだったのです。 プロサッカー選手という言葉は華やかではありますが、4部や3部リーグのプロが手にできる金はほんの僅かでした。 その額、およそ15万。その中から寮費や食費が引かれていき、実際に手に残るのは3万程度だったらしいです。 寮で食事が出ない時はカップラーメンをすする選手も多く、本来、栄養管理自体もプロ選手の大事な要素の一つではあるものの、それには遠く及ばない状況でした。 そこで当時のスタッフはスポンサーにお願いし、サプリの現物支給をしてもらうことができたらしいです。 また、サッカー選手のプレーを左右するスパイク、これも少ない給料から購入しなければいけませんでした。 が、これまた当時のスタッフがプーマにお願いし、年間1人当たり数足までは支給してもらえるようになったらしいです。 JFLに昇格しても資金は飛躍的に増えることはありませんでした。その額、およそ1億5千万円。 単純に資金力だけでしたらロッソより多く持っている企業クラブが数チームありました。 その中でプロならアマチームに勝って当たり前という風潮は選手達に大いにプレッシャーを与えたことと思います。 JFL時代、ロッソはFC琉球を除くチームの中で最南端にホームタウンを持つチームでした。ちなみに一番近いチームで鳥取。 移動のほとんどを飛行機で行わなければならず、この移動費がかなりかさんでいたようです。 移動費の倍増、JFL加盟金の支払いで九州リーグからの資金の上積みはすぐになくなっていったのです。 それでもなんとかJ2に昇格したロアッソ。 資金難は相変わらずです。現在、およそ3億5千万円程度を今期の資金に予定しているようですが、集まったのかどうか不安です。 そういうこともあり、積極的な補強もできませんでした。 監督は 「JFL2位の力がJ2でどれだけできるか試したい、だから補強は最小限」みたいなことを言っていましたが、建前でしかないのは明らか。 金もないし、同じ条件を提示されたら九州の片隅ではなく、都市圏のチームに行く選手が多いのでなかなか思う補強ができないのです。 今期は同じ九州のアビスパも資金集めに苦戦していますが、やはり地方は有力なスポンサーを獲得することが大変なのです。 今後、ロアッソが潤沢な資金を手に入れるにはスポンサーに頼るより、入場料収入を多く得ていく方法を探る方が得策と思います。 現在はJリーグだけでなく、BJリーグやFリーグなど、様々なプロスポーツチームが誕生し、スポンサーの取り合いが行われています。 熊本には幸い32000人も入るスタジアムがあるのですから、アルビレックスのように毎試合満員になるようになると、かなりの収入増となるでしょう。 まぁそれが簡単にできないから資金集めに大苦戦しているんですがね・・・。 余談ですが、ロアッソはチームバスを所持しています。 スポンサーである熊本産交バスより譲渡されたものであり、ロアッソのロゴやエンブレムがプリントされた、パッと見は格好のよいバスなのですが、いかんせんこれがかなり古く、およそ20年~30年くらい前のバスではないかと思うくらい型が古いものです。 大きさもマイクロバスを一回り大きくしたような感じです。 移動の際、1人当たりのスペースも狭く、リクライニングもあまりできないようなので、腰等の負担は大きいようです。 このバス、先日の鹿児島遠征でとうとう悲鳴をあげ、止まってしまったとのことですw 走行距離は85万キロを過ぎていたらしいですw けっきょく、修理して今後も使うようですが。 新しいバスを貸してあげてやってください、スポンサー様。 チームは5年後のJ1昇格を狙っていますが、5年で収入が好転し、J1昇格レベルの資金を集めるだけの根拠がありません。 私はJ1を目指すだけがJ2のあり方とは思いません。もちろん狙える時期がくれば狙うべきですが、それよりもチームの身の丈にあった現実的な目標の元、チーム存続とリーグ残留(将来的にJFLとの入れ替え戦があると考えた場合)を第一に考えていくべきだと思います。 無理に背伸びして借金など、もっての他です。 しばらくは若手や戦力外となったような選手を育てて売るといった経営でもいいし、チームを一気に若手だけにして、数年前のアビスパのように育成型のチームにするのもいいかなと思います。 5年後のJ1より5年後に健全な経営ができていることを望みます。 過去に経営難に陥って消滅しかけたチームがJ2には数チームありますが、それらの二の舞にならないようにしないと。 現在、ロアッソは来るJ2開幕に向けてトレーニングの真っ最中。世間ではキャンプもできないチームと言われていますが、熊本は他のJクラブやKリーグ、Cリーグのチームがキャンプに来るような場所です。 だからあえてキャンプを張る必要はないのです。仮に宮崎や鹿児島でキャンプを張るとなると、宿泊費等で数百万の資金もかかりますしね。 またトレーニングの後に自宅に戻れるので心身のリフレッシュもできるというメリットもあります。 ただ熊本の冬は寒いです。鹿児島、宮崎に比べるとかなり。ということで怪我のリスクだけは高いので気をつけてもらいたいですね。 私も今期はスタジアムにこまめに足を運び、極々僅かではありますが、チームの収入に貢献したいものです。
posted by loveroasso |09:24 |
ロアッソ |
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