2008年02月13日

熊本からJリーグを!その6 番外編(ランザ&ヴァンクール)

熊本には過去にブレイズ、アルエット、そしてロアッソと、3チームもJリーグを目指したチームがありました。
その詳細は過去記事に譲るとして、この3チームから派生した2チームを紹介したいと思います。

全国的には無名のチームですが、九州ではそれなりに名が通っており、Jを目指していた(目指している)と誤解している方も多いチームです。

ランザ熊本
ブレイズ熊本がJ入りを目指すものの、地域リーグ決勝大会でことごとく弾かれ、また、母体企業の衰退によりフェードアウトしていく中、ランザは誕生しました。
簡単に言えばお家騒動。ブレイズの主力選手やスタッフが離脱し、新たに立ち上げたチームでした。
当時のブレイズ同様、ジュニアからトップチームまでを持ち、一貫した育成システムを持ったチームでした。
このチームは当初からJという目標は据えず、県でトップを目指す、そんな目標を持つチームでした。

また、そのトップチームも元々は九州リーグで上位争いをしていたブレイズの選手がベースになっていたこともあり、トントン拍子に県リーグを上がっていき、創部から数年で九州リーグまで上りつめていきました。

しかし主力の高齢化による引退や資金力不足によるユースチームの廃部などもあり、有力選手の安定供給がなくなり、チームは弱体化。
九州リーグからも降格してしまいました。

現在は県リーグの1部に所属し、将来の九州リーグ復帰を見据えていますが、戦力的には厳しい状態です。

一時期はアルエットと互角に近い実力を持ち、天皇杯予選決勝等で度々対戦していましたが、現在では県の強豪高校にも勝てず、表舞台からは遠ざかっています。


ヴァンクール熊本
アルエットの項でも書きましたが、アルエットの血を正統に受け継ぐチームがこのヴァンクールです。

ロッソ誕生と共に発展的解散を迫られたアルエット熊本。選手の半数はロッソのセレクションを受けたものの、落選。
そういうことでロッソにはアルエットから引き続きプレーする選手が皆無となってしまいした。

当時、ロッソの胸スポンサーでもあった鶴屋百貨店。そこの同好会的なサッカー部があったのですが、そこにアルエットの元選手、スタッフのほとんどがごっそり移籍。
県リーグ3部から再び九州リーグを目指す戦いが始まったのです。

選手の半数はベテランといえ、JFLをも経験したことある選手達。県リーグ下部レベルで歯が立つチームは存在しませんでした。

ラグビーのようなスコアで3部、2部を勝ち上がると、早々に1部へ。1部昇格を機にチーム名もヴァンクール熊本と改名しました。

1部では若干苦戦するものの、結局負けたのはPK戦での1敗のみという驚異的な強さで1部を制覇。
九州各県リーグの優勝チームで九州リーグ昇格を争う大会でも2位となり、アルエット解散から僅か3年で九州リーグへ復帰しました。

主力の高齢化という問題はありますが、少しずつ有力な若手も入団しています。
おそらくこれから熊本のアマチュアサッカーを引っ張っていくチームとなることでしょう。

ちなみにチームの目標は元々九州リーグ復帰。将来的にはJFLといことも頭の片隅にはあるかもしれませんが、Jは狙っていません。

もっとも熊本にプロチームを2チームも抱えるだけの体力はありませんがね。

posted by loveroasso |09:14 | 熊本のサッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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