2008年04月07日
リチェーリ欲しい・・・ ロアッソ対モンテディオ
数日前まで雨の予報だった熊本。3試合連続雨なのか?と思いましたが、結局は快晴となり、気温もグングンとあがり、25度を超えました。まさに初夏のような陽気の一日でした。 J2第6節の相手はモンテディオ山形。昨年は9位でしたが10位の愛媛とは13ポイントも差をつけての9位であり、これまで対戦し、苦戦したベルマーレやサガンなどと同レベルのチームです。ただ、今期はセレッソにアウェーで勝ったと思ったら昇格組の岐阜に大敗したりなど、実力はあるものの、やや不安定な戦いぶりでロアッソとは同勝ち点で下位に沈んでいます。 失点数によっては負けてしまうと最下位に落ちてしまうロアッソ。なんとかホームの利を生かし最低でも勝ち点は奪っておきたいところでした。 モンテディオの武器はなんといっても2トップ。先日、オリンピック代表にも選出されアンゴラのA代表からゴールを奪った豊田と元FC東京のスピードスター、リチェーリをどこまで押さえられるかが勝敗の鍵でした。 ロアッソは前節のサガン戦で結果を出したメンバーをベースに中盤を少しだけいじってきました。 高橋 中山 小森田 有村 西森 喜名 福王 矢野 上村 河端 吉田 前節からの変化はサガン戦で怪我をしたチャに代わり西森が先発に復帰。また、調子が悪かった関は先発どころかベンチからも外され、代わりに前節はベンチからも離れていた有村が先発に戻ってきました。 前節同様、4人のセンターバックを並べ、左サイドハーフにも元々サイドバックの有村を入れる、まずは失点を最小限に抑えることを念頭に置いた、超守備的布陣です。 前半、入り方としては前節ほど悪くなかったロアッソ。しかし、先発メンバーの顔ぶれからも分かるとおり、攻めの意識より守備の意識が高く、なかなかボールを前まで運ぶことができません。せっかく中盤でボールを奪ってもサイドバックの上がりがない為、パスの出してを探している間に再びボールを奪われたり、不用意なパスを出してしまったりと、イージーなミスが特に中盤で目立ちました。昨年まではサイド攻撃がロアッソの武器だったのですが、この試合では最終ラインからのロングボールがほとんどで、中盤を飛ばすような攻撃が多かったと思います。 しかし、それでも守備の意識というものは選手全員、統一されたものであり、やっているサッカーや戦術的な質という面では、それほどモンテディオと差があるとは感じれませんでした。 ただ、やっているサッカーに差がない分、差がでるとすれば個人のレベル。これが如実に現れた結果になりました・・・。 前半18分、それまでも怖い動きをされていたリチェーリに1人で崩されます。 中盤でボールを持ったリチェーリはロアッソの組織的なデフェンスをあざ笑うかのようにドリブル突破。最後は大きな切り替えしからフリーの状態を作られ、ゴール左隅に豪快に決められました。 ロアッソは守備の人数を揃っていたものの、リチェーリのスピードに誰もついていけず、面白いようにかわされて決められました。 まさに昨年のアジアカップで日本の組織的な守備を一人で崩したサウジアラビアのFWを見ている気分でした。 その後もリチェーリがボールを持つだけでスタジアムからは悲鳴が上がるほど、チンチンにされてしまう始末。その後はなんとかロアッソデフェンス陣も体を寄せて防いでいましたが、リチェーリにもう少しフィジカルがあれば、もう2点ほどやられていてもおかしくなかったと思います。 劣勢の時間が多かったロアッソも前半も終了近くになると、ようやくも前線近くでボールがまわるようになります。40分、その流れから奪ったCKのチャンスにGKがボールに触る前に飛びこんだ中山がヘッド。ボールはゴールに吸い込まれ、ロアッソが同点に追いつきました。中山は5試合目にして嬉しい初ゴール。 このゴールに勢いを取り戻したのはロアッソというより中山。前半終了間際には左サイドを1人でドリブル突破し、ゴール前に走りこんでいた高橋にパス。しかし、高橋のシュートはGKの正面となりゴールならず。直後、前半終了のホイッスルとなりました。 前半、押されながらもセットプレー一発から同点に追いついたロアッソ。前半終了間際には相手FWの豊田が怪我で交代したこともあり、後半はひょっとしたらやれるのではと思っていたのですが・・・・ 後半、特にシステムやメンバーの変更なくキックオフ。後半、やはり主導権を握るのはモンテディオ。それでも組織的によく戦っていたと思います。後半23分、この試合、あまり機能していたとは思えなかった有村に代わってFW山内を投入。スピードがあり、飛び出す動きが得意な山内を入れることにより、前線の活性化を狙いました。が、その直後の26分、後半途中に投入された佐藤に右サイドをチンチンに崩され深い位置からゴール前にグラインダーのパス。吉田がセーブするも弾いてしまい、最後は詰めていたリチェーリに押し込まれてしまいました。リチェーリは前半は単独での突破が目立ったのですが、マークがきつくなと、後半からはゲームメークの方に多く絡むようになり、周りの選手を上手く使っていました。そして、最終的にオイシイ場面には必ず顔を出しており、試合中に上手く修正でき、攻撃をリードできる、いい選手だと凄く感じましたね。 後半途中までなんとか失点を凌いでいたロアッソでしたが、勝ち越しされてしまったことで攻撃に出るしかなくなります。 後半32分、後半は完全に押さえ込まれていた中山に代わって山口を投入。DFの上村を前線に上げて3バックとした、スクランブル状態で攻撃に出ます。 高橋 上村 山内 有村 山口 山本 喜名 河端 福王 矢野 吉田 上村は高さに強く、後方からのロングフィードにことごとく競り勝ち、ボールを落としていたのですが、セカンドボールを味方がなかなか拾えず、チャンスまで結びつけることができませんでした。しかし、あの競り合いの強さは十分に攻撃のオプションにはなるということだけは分かりました。 最終的に3トップで攻めるものの、シュートにまでは持っていくことはできず、結局1-2で破れてしまいました。 ホームでは連敗となり、ブーイングをしていたサポーターもいましたが、私はそこまで悲観するような内容でもなかったと思います。組織的な面では決して劣っていなかったと思いますし。 ただ、差があったとすれば個の能力と選手層だと思います。 J2から過去にJ1に昇格していったチームのほとんどに1人で突破できるタイプの外国人選手がいました。今は監督の質も全体的に向上してきているので、組織的な部分、戦術的な部分ではそこまで大きな差は生まれないと思います。 だからこそ個の力が試合を大きく左右するわけです。 1人で勝負できるFW(外人)が欲しいなと強く感じた試合でした・・・。 最後に観客動員についてですが、今回の試合は約3500人。前回のホームゲームの際は大雨でしたが、今回は快晴。4000人くらいは・・・と思っていましたが、雨の日とさほど変わりませんでした・・。 動員の水準としてはJFL時代と、強いて言うなら九州リーグ時代とも大きく変わっていません。ようするに熊本のロアッソファンは固定されてしまっています。 新たなお客さんの開拓、頑張って欲しいものです。32000人収容のスタジアムに3000人はちょっと寂しすぎますから・・。
posted by loveroasso |09:16 |
ロアッソ |
コメント(1) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/loveroasso/tb_ping/31
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
リチェーリ欲しい・・・ ロアッソ対モンテディオ
ご利用有難うございます。
スポーツナビでのJリーグ関連ページのブログジャンル読み込みを、従来の「サッカー」から、新設しました「Jリーグ」に変更しております。Jリーグ関連記事は、ジャンル「Jリーグ」の選択をお薦めします。
但し、過去記事のジャンル変更はお控え下さいますようお願い申し上げます。
posted by 新ジャンル選択をお薦めします | 2008-04-07 18:19


