2008年03月25日

ロアッソ、ホームに散る・・ 対湘南ベルマーレ戦レポート

2週続けてのホームゲームとなったロアッソ(20日の第3節はロアッソはゲームがなかった)。
前節、ザスパに僅か2分で2点を奪い、逆転するという、ドラマチックな展開に熱狂した日からあっという間に一週間が経ちました。

開幕から愛媛、ザスパと昨年まで下位に沈むチームが対戦相手でした。ある意味、このレベルのチームであれば勝ち負けはともかく、善戦はできると思っていましたが、今回の相手は昨シーズン終盤まで昇格争いに絡んでいた強豪のベルマーレ。

このレベルのチームにどれだけやれるか、まさに今後を占う上で大事な一戦でした。

ただ、この日のロアッソには勝利へ向けての好条件が揃っていました。
ロアッソは第3節が休みであった為、2週連続のホームゲームであり、しかも中7日もあり、コンディション的には万全。一方、ベルマーレは中2日の上にアウェー移動。
また、ジャーンやリンコンといった長身の外国人選手が欠場していました。

力の差はあれど、ホームで前節の勢いで挑めば勝ち点を奪うことも決して無理な話ではない、そう思える条件でした。

ロアッソのスタメンやシステムは前節までと同じなのでメンバー表は割愛。
特に変わったことといえば、控えGKにルーキーの稲田が入ったことでしょうか。

まず、前半。
ボールをキープし、攻めに出るのはロアッソの方でした。また、守備に関しても、ベルマーレのキーマンであるアジエルをボランチ、センターバックできっちりとケアし、仕事をさせませんでした。リンコンがいない分、マークをアジエルだけに絞れたのもよかったのかもしれません。
しかし、クロスを上げたり、エリア近くまでボールを運んだりするのですが、決定的なシュートまではもっていけません。ある意味、ベルマーレにボールを持たせてもらっているような状況だったのではと思いました。
今思うと、ベルマーレはある程度攻めさせながらもきっちりとカウンターを狙っていましたし、最終的にはシュートを打たせない、省エネなプレーだったと思います。
中2日の疲労を考えると、効果的な戦い方をしていたのかもしれませんね。
ただ、そういう状況を観ていると、ベルマーレ相手にボールを支配していましたし、「今日もやれるのでは?」という期待を抱かせる前半でした。

後半、愛媛もザスパもそうでしたが、前半の反省からベルマーレもきっちりと修正してきました。J2のクラブで岐阜以外はロアッソとのガチンコでの対戦は当たり前ですが、全チーム初めて。前半はロアッソの出方をみつつ、守備に回り、後半に修正して挑んでくる、そんな展開は今後も続くことでしょう。
だからこそ、ある程度、攻めることができる前半にゴールを決めておきたいのですが・・。
とにかくロアッソのエースである高橋に仕事をさせないようにプレスを強めてきたベルマーレ。これにより高橋はゲームから消えてしまいました。前線でボールをもらえない為、中盤まで下がるのですが、代わりに前線でキープできる選手もおらず、攻め手を完全に失ってしまいます。
そんな中、後半早々、CKからGK吉田のクリアミスを拾われ先制点を奪われてしまいました。後半の入り方、失点のパターン、まったく前節と同じでした。
前節はここからなんとか奮い立つことができたロアッソでしたが、ベルマーレはそれを許しません。16分、マークしていたアジエルがおとりとなり石原に決められ0-2。
アジエルも前半の反省から玉離れを早くするなど、個人的に修正してきていました。流石です。
中盤が間延びし、前半と打って変わってボールを支配できなくなってきていたロアッソはボランチの山本と喜名を同時に投入し、中盤を厚くします。これにより、再びボールを持つことができるようになったのですが、2点差となったベルマーレも危険を犯すことはせず、引いてしまいます。
これにより、ロアッソも中盤ではキープできても前線までボールを運べなくなり、またしても攻め手を失ってしまいました。
後半35分にFW山内を投入し3トップにするものの事態は好転するとなくタイムアップ。スコア以上の完敗でした。
シュート数もベルマーレの3分の1以下。得点を奪わなければ勝てないし、その前にシュートを打たないとゴールはありえません。
※湘南17(前半10、後半7) 
 熊本 5(前半5、後半0) 

ロアッソは前半、どの試合でもある程度善戦してしまうため、後半もそのままで挑もうとします。しかし、対戦相手は前半をきちんと分析し後半には修正してきます。
その差が出てきてると思いました。ハーフタイムであれば監督が細かい指示を出し、修正することも簡単ですが、試合中はあまりできないと思います。
後半、失点してからなんとか立て直そうとしても、そこは選手交代やシステムチェンジはできても監督も細かい指示を11人全員に出すことは出来ませんし。
それでもアジエルのようにレベルの高い選手であれば個人で考え、戦い方を変えることもできるでしょうが、ロアッソの選手はまだその域まで達していません。
決して選手のレベルが低いというのではなく、経験値の差ではないかと思います。

しかし結果を悲観はしてません。第2節でのいきなりの勝利自体がイレギュラーな感じでしたしw
今年は負け続ける中で光明を見出してくシーズンだと思います。若手に経験を積ませ、戦術を熟成させ、J2の戦いに馴れていく、これだけでも有意義なシーズンですし。まぁでもたまには勝ってほしいですがww

さて、この試合、観客動員は前節から半減し3042人でした。朝から冷たい雨が降っていたというのもありますが、前節、あれだけのドラマチックな試合を行ったのに約半数の方はリピーターとなりえなかったのは残念でした。
32000人収容のスタジアムに3000人という観衆はあまりに寂しく、スカスカ感が出まくりでした。
次回のホームゲームではもう少し来てもらいたいです。

さぁ次節はいよいよサガンとの初九州ダービーです。その前にロアッソがダービー相手として認めてもらえるようなプレーを見せる必要がありますけどね。
強い相手ですが、なんとかいいプレイを見せて欲しいものです。

posted by loveroasso |09:36 | ロアッソ | コメント(0) | トラックバック(0)
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