2008年02月22日

今更ながらロアッソ対ヴェルディの感想

去る2月9日、ロアッソのホームスタジアムであるKKウイングで「熊本城築城400年記念試合」と銘打たれたPSM、ロアッソ熊本対東京ヴェルディの試合が行われました。
ちなみにこの記念試合とやらは去年も2試合あったし、今年もあと1試合あります。記念しすぎですw
つーか、正確には去年は築城399年でしたし・・・。

また、日本一早いPSMともマスコミは言っていたのですが、始動間もないこの時期にPSMするチームも珍しいです。

さて、熊本のスタメンです。

                       
            18 中山   
       25 西森        7 松岡 
        33 小森田   8 喜名 
              6 福王   
           23 有村         14 河野 
          19 上村  3 河端 
                       21 小林弘   


ロアッソはヨーロッパで流行の4-1-4-1。昨年の主力をベースとしながら、怪我で出遅れている右サイドバックに元々中盤の河野、1トップで、ガンバから移籍してきた中山。
JFLで29得点を挙げたエースストライカーの高橋やデフェンスの矢野らは怪我の為、欠場でした。

対する東京Vは、3-6-1。サブ組中心のメンバー構成であり、出場を期待された福西、那須、土肥などは遠征にすら参加しておらず、テスト的要素が強いメンバー構成であり、J2を勝ち上がったヴェルディを期待していたファンにとっては寂しいメンバー構成だったかと思います。

簡単に試合を振り返ると前半36分にヴェルディが先制します。
GK高木からのロングキックを河端が処理しきれず、DFラインの裏に飛び出したMF飯尾がGKと1対1の状況から冷静に決めました。河端は一昨年に負った怪我の影響からか、まだまだ試合間勘が万全ではないようです。元々、チーム一の身体能力を持っている選手なので早く全盛期に戻ってほしいものです。
ロアッソは、セントラルMFの喜名と小森田を中心に攻め込みますが、大事なところでのでの精度を欠き、決定的なチャンスを作ることが出来ませんでした。。

後半に入ると、ヴェルディも中盤でイージーなミスが増え始めます。ロアッソは、後半から出場の山内の右からの突破を基点に攻め込みます。この日の山内のプレーはとてもよかったと思います。明らかに彼が投入されてから流れがよくなりました。
すると、後半30分、4本続いたCKからFW中山が豪快にヘディングで合わせて同点に追いつきました。

試合はその後、スコアは動くことなく1対1で終了。ロアッソとしては、J1のチームを相手に貴重な経験を積めた試合となりました。

ヴェルディ戦以前のTMで大敗が続き、JFLのチームまでにも負けていたロアッソ。状態的にはまだまだなのかと思っていたのですが、いざ蓋を開けてみると予想以上の出来でした。補強もあまりなく、巷では最下位候補の筆頭とも言われてはいますが、元々、上村、中山、喜名、小森田、高橋といったJリーグでもそこそこ名を残してきたメンバーが揃っており、戦闘能力は揶揄されるほど低くはないと思っています。

この試合で印象的だったのは中盤。喜名と小森田の2人を基点に、正確にボールをつなごうとする意図が見えました。J1相手で浮き足ちかねない試合で、経験豊富な彼らがチームに落ち着きをもたらしたように感じました。

守備面としてはデフェンスからオフェンスへの切り替えはまだまだでしたがオフェンスからデフェンスへの切り替えは、けっこう早くなかなかだなと感じました。相手が格上であるからといって、自陣に深く引いて守るようなことありませんでした。

ロアッソでデフェンスだけでなく、チームの中心でもある上村。元日本代表のプレーはこの試合でも大きな存在感を発揮していました。空中戦でも194cmのFW船越に負けることなく競り勝ち、スピードは落ちたものの、「強さ」という意味では全盛期と変わらない力をいまだに見せてくれています。

上村は攻撃面でも積極的な攻めをみせてくれたと思います。。ビルドアップの段階で手詰まりになると、ドリブルで中盤まで駆け上がったり、精度の高いロングボールで局面を打開したりと他の選手に比べ1ランク上のプレーを見せてれました。時おり、前がかりになりすぎ、危なっかしい場面もありましたが、苦しい展開が多くなりそうなJ2の舞台でも、上村のデフェンスラインからの展開は必要不可欠かと思われます。

ガンバよりレンタルで加入し、この試合では1トップを務めた中山は見事なゴールをヘディングで決めてくれました。元々、U-22日本代表で一時期、レギュラーを努めるなど、得点力の高さは折り紙つきの選手であり、ガンバ時代にも印象的なゴールを決めてきた選手なので、このくらいのプレーは逆にできて当たり前であると思います。ただ、ゴールの場面以外では合流間もないということで連携面のミスや不安定なプレーが多かったと思います。

エースの高橋が戻ってくれば、2トップに変更になると思いますが、まず求められるのは、前線でボールをキープして攻撃の基点を作ること。そういう意味では、不安な面も多かく感じました。183cmという体格ではありますが、フィジカルが特別に優れている選手というわけではなく、ハードワーク出来る選手かというとやや疑問符がつき、どちらかというとスピードでスペースに抜けるタイプかと思います。計算できるFWの層はあまり厚くはないので、中山に大きな期待がかかる状況ではありますが、TMに出続けることで連携面等全てにおいてレベルアップしていってほしいものです。

ヴェルディ戦以降、チーム状態は少しずつ好転してきているように感じます。
もちろん、この時期のTMのスコアはあまり深く考える必要はないのですが、
ジュビロやサガンに勝利したり、連携面もよくなってきているようです。


この日の試合、試合内容での課題より、運営面の課題が露呈してしまいました。
PSMとはいえ、観客数2025名。もちろんこの中には招待客等も含まれていますので、実際にチケットを購入した人は2000人を切っていることでしょう。

3週間後に迫ったホーム開幕戦、せめてこの3倍は集めたいものです。

posted by loveroasso |09:48 | ロアッソ | コメント(0) | トラックバック(0)
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