2008年02月21日

ロアッソ熊本版「あの人は今!?」

ロアッソ熊本の歴史はまだ僅かに3年。
2005年、当時のメインスポンサーであったデパートの鶴屋で行われた会見が、つい先日のようです。

当時、ロッソ(ロアッソ)のJ昇格を目指し集められた選手は前年に大学日本一に輝いた駒沢大のメンバーやセレクションで合格した元Jリーガーなどなど。

チーム発足から4年目、いよいよ念願のJ参入を果たし、戦いの場をJ2に移すのですが、いわいる「オリジナルメンバー」はどれだけ残っているのか、居なくなった選手は今、どうしているのか、探っていきましょう。

まず、ロッソ熊本結成時のメンバー

GK加藤 竜二(東京佐川急便)
GK太 洋一(駒沢大)
GK船津 佑也(湘南ベルマーレ)
DF朝比奈 伸(サガン鳥栖)
DF河端 和哉(コンサドーレ札幌)
DF鈴木 祐輔(駒沢大)
DF福王 忠世(セレッソ大阪)
DF松下 邦昭(ヴォルカ鹿児島)
DF高木 建太(栃木SC)
DF遠藤 真仁(柏ユース)
MF山口 武士(ソニー仙台)
MF森 一紘(ヴィッセル神戸)
MF鎌田 安啓(コンサドーレ札幌)
MF市村 篤司(コンサドーレ札幌)
MF内林 広高(ヴァンフォーレ甲府)
MF鈴木 勝大(サガン鳥栖)
MF濱田 照夫(FC琉球)
MF関 光博(駒沢大)
MF大瀬良 直人(駒沢大)
MF河野 健一(日本文理大)
FW高部 聖(東洋大)
FW嘉悦 秀明(東京佐川急便)
FW首藤 啓祐(アビスパ福岡)
FW町田 多聞(群馬FCホリコシ) 

県リーグ、九州リーグ、JFLにJリーグ、そして大学にユースと多方面から選手を獲得しています。
そのほとんどは二度のセレクションを経て合格した選手でしたが、監督自らスカウトした選手もいます。
太、鈴木、大瀬良、関の駒沢大学カルテット、東洋大の高部、佐川の加藤などはスカウトされた選手でした。

この中で今でも残っている選手は10人。けっこう残っている方ではないでしょうか?

では居なくなった選手の今はというと・・・・

GK 加藤 竜二
経験豊富なベテランということもあり、加入当初からGKコーチ兼選手という立場で、チーム一年目のレギュラーでした。加藤は昨シーズンかぎりで兼任選手を辞め、今期からはGKコーチ専任としてチームに残っています。これからもロアッソの為に貢献してほしいです。

GK 船津 佑也
なんと1年目のシーズン開幕前に退団しました。その理由は本人の名誉の為に書けませんが・・・。チーム離脱後、当時、同じ九州リーグに所属していたニューウェーブ北九州に移籍。コンスタントに試合に出ていたようです。今は控えのようですが、チームと共に今期からJFLへ戦いの場を移します。若いし、磐田や湘南に在籍していたということで期待していたのですが・・・。

DF 朝比奈 伸
チームの初代キャプテンとして引っ張ってくれた選手です。ヘディングも強く、大事な場面でゴールを上げてくれていました。2年目もレギュラーとして活躍していたのですが、その年のシーズンオフ、フロントと今後の条件面で折り合いがつかず退団。昨シーズンは関西リーグのバンディオンセ神戸に移籍し
プレーしていました。しかしここも1年で退団。今期のプレーの場はまだ決まっていないようです。ひょっとしたら引退かもしれないですね。

DF  松下 邦昭
ロアッソの前身であるアルエットからチームに加入できた選手はいなかったのですが、彼はそんな中、過去にアルエットに在籍していた経験があり、また熊本出身という貴重な存在でした。残念ながら出場機会はあまりなく、1年で引退。その後はチームにコーチとして残り、現在はジュニアユースの指導に携わっています。未来のロアッソの選手を育てていってほしいです。

DF 高木 建太
彼も熊本出身の選手でした。しかし出場機会はほとんどなく、1年目で事実上の戦力外。元々、大学卒業後はJFLの栃木SCに在籍していたせいか、その後は同じ栃木にある、ウーヴァSCに移籍しました。当時は関東2部でしたが今期から関東1部に昇格したようです。再びJFLの舞台に戻ってきてほしいですね。

DF 遠藤 真仁
監督の高卒年代の選手は獲らないというポリシーを曲げてまで獲得した選手でした。柏ユースで10番を背負い、トップ昇格も確実視されていた時期もありましたが、3年時に骨折し、チャンスを逃していました。そこで池谷監督より声がかかり、セレクションなしで入団しました。九州リーグ開幕戦ではゴールも決め、将来を期待されていたのですが、その後は伸び悩み、JFLでは1試合も出場することなく、昨シーズンを持って解雇となりました。しかし、元々将来性は高い選手。すぐにJリーグを目指す栃木SCに移籍が決まりました。若い背番号をもらい、期待も大きいようです。将来、Jの舞台でもう一度会いたい選手です。

MF 森 一紘
いわゆる古典的な司令塔タイプの選手であり、チームに変化をもたらせる力を持った選手でした。加入当初は環境に馴染めず、病もあり出場機会がありませんでしたが、1年目後半から復帰すると瞬く間にチームの中心となり、快進撃を支えました。また、その熱い性格とユーモアセンスでファン(特に子供達)の間で大人気でした。2年目、更なる飛躍を期待されチームから10番をもらったのですが、新加入選手の台頭や自身の怪我もあり、活躍することができませんでした。そしてそのシーズンをもって解雇。その後は地元である神戸のヴァンディオンセに朝比奈と共に移籍。ここで1年プレーしましたが、残念ながら昨シーズンをもって引退。今後もサッカーに関わっていきたいとのことです。

MF 鎌田 安啓
メモリアル男という異名を持つ選手でした。節目の試合、大事な試合で必ずゴールを決め、数多くの「記憶に残るゴール」を残してくれました。九州リーグでは主力として活躍したのですが、JFLでは途中出場が多く、レギュラーとしてはあまりプレーできませんでした。そのシーズンオフ、フロントとの交渉決裂から翌年は九州リーグのV・ファーレン長崎へ移籍。さらにシーズン途中にJFLのFC琉球に引き抜かれ、気付けばライバルチームの主力になっていました。今期もFC琉球の一員としてJリーグ昇格を目指します。貴重なゴールで琉球を勝利に導いてほしいものです。

MF 内林 広高
縦への突破力が魅力的な選手でした。九州リーグの序盤は途中出場で流れを帰る選手として活躍していましたが、その後、監督の構想から漏れ、練習では活躍しても公式戦ではなかなか出場機会に恵まれない状態でした。2年目のシーズン途中、関西リーグのFC Mi-Oへレンタル移籍。翌年はそのまま完全移籍する形で熊本を離れました。MIOでは昨シーズン、主力として活躍し、JFL昇格にも貢献。更なる活躍が期待される選手です。

MF 鈴木 勝大
プレーよりも声で引っ張るタイプの選手であり、大人しい選手が多かった当時のロッソでは貴重な選手であり、監督からの信頼も厚い選手でした。1年目はレギュラーとして活躍。2年目も1年目ほどではないものの、コンスタントに出場し主力の1人として活躍していました。しかし2年目のシーズン限りで引退を決意。その後はチームの育成スタッフとしてチームに残り、サッカー教室等の指導に当たっています。

MF 濱田 照夫
熊本出身の選手でありFC琉球から加入した選手でした。当時、琉球は左の高地(現サガン)右の濱田という両ウイングが最大の武器であった為、その1翼をライバルから奪えたのは戦力アップ以上の効果がありました。また、その性格と坊主頭と優しい顔という風貌でチーム内でも3本の指に入るほどの人気者でauのポスターになったほどでした。1年目は主力として活躍していたのですが、2年目になると激減。そのシーズン後には退団を決意。古巣である琉球へ再移籍しました。琉球ではレギュラーとして大車輪の活躍。やはり沖縄の風は彼に合うのでしょう。まだまだ現役でやれるだけの力はありしたが、熊本の○西高校より指導者のオファーがあり、引退を決意。現在はその高校のサッカー部を指導する傍ら、九州リーグに今期より参戦するヴァンクール熊本の一員として早くも現役復帰したようです。

FW 高部 聖
大学時代からJの特別指定選手となり、実際にヴェルディの一員としてJリーグへの出場経験もある選手でした。背番号9は彼への期待の現われだったと思います。また、九州リーグホーム開幕戦でのロスタイム逆転弾はみんなの記憶に残るところでしょう。チーム一の長身でもあり、1年目は試合に使われることが多かったのですが、シーズン途中からレンタルでFWを複数やってきたこともあり、出番は激減。2年目のシーズンもほとんど出場機会なく、内林と共にFC-MIOにレンタル移籍しました。MIOでは地域決勝を睨んでの補強であったのですが、内林ともども、期待を裏切らない活躍を見せてくれました。しかし、そのシーズンオフ、ロッソから戦力外を告げられると、そのまま引退を決意。短いプロサッカー選手生活に終止符を打ちました。まだまだ若かっただけに残念ですが、今後の新たな道での活躍を祈りたいです。

FW 嘉悦 秀明
今でも語り草になっている、天皇杯でのグランパスから奪ったハットトリック。そしてロッソの初代10番。FWの柱となることを期待されての入団でした。しかし入団後すぐに怪我をしてしまい、出遅れてしまいます。その間に若手の台頭もあり、出場機会は多くはありませんでした。1年目のシーズンが終えると、古傷や年齢的なこともあり引退を決意。翌年からはトップチームのコーチとしてチームに残ってくれていたのですが、昨シーズン限りで退団。今期からは栃木FCのコーチに就任し、Jを目指すようです。

FW 首藤 啓祐
抜群のスピードが魅力的な選手でした。元々ウイングタイプの選手でどちらかというとチャンスメーカーだったのですが、ロッソではセンターFWとして使われていたせいか、なかなか結果を出すことが出来ず、1年で解雇。その後は九州リーグのV・ファーレン長崎に移籍しました。特に昨シーズンは得点能力が開花し、17試合で16ゴールを上げる活躍をみせましたが、昨シーズン限りで退団。今の所、新しい所属先はみつかっていないようです。


※上記の選手達の新たな情報があれば教えてください。



さて、ロアッソの創世記を支え、退団していった選手達。現役を続けている選手もいれば引退した選手もいます。
しかしゼロからのスタートであった当時のロッソにチームと自分の夢を重ね合わせ集まってくれた者ばかりです。
彼らがいたからこそ今期からJ2で戦えると思います。
みんなのそれぞれでの道での活躍を心から祈りたいものです。

posted by loveroasso |09:30 | ロアッソ | コメント(4) | トラックバック(0)
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ロアッソ熊本版「あの人は今!?」

森どこいったんですか?
朝比奈と鎌田好きだったのにな~

横浜FCとのPSMが初のロアッソ観戦で
そこで決めた鎌田の決勝ゴール!
みんなで傘もって踊りました・・・。

posted by ろあっそ | 2008-02-21 16:37

ロアッソ熊本版「あの人は今!?」

朝比奈選手、懐かしいですね。
佐藤由、安永あたりと同世代でしたか。
高校(確か清商)時代はかなり期待されていましたし。元チームメイトの宮本恒とプレースタイルが被る、クレバーなCBだったと記憶しています。
(自分何歳なんだ笑)
また、北海道人なもので、
札幌にも在籍した加藤や鎌田なんかも非常に印象深いです。

posted by がしゅん | 2008-02-21 16:42

ロアッソ熊本版「あの人は今!?」

>ろあっそさん
昨シーズン限りで引退したわけですが、本人曰く、サッカーに関っていきたいとのことでしたので、ユース世代から育ったヴィッセル等で働いているかもしれないですね。
たしかに鎌田の終了間際のゴールは凄く盛り上がりましたよね。

>がしゅんさん
ロアッソは結成当初はなぜか札幌絡みの選手が多かったんですよね。加藤、鎌田、市村、河端、そして1年目の途中には奈良もいました。
特に市村は唯一、1年目からずっとレギュラーで頑張っていますよ。

posted by loveroasso | 2008-02-21 18:41

ロアッソ熊本版「あの人は今!?」

市村選手とは高校時代に対戦経験があります。
ボランチで、北海道では敵なしの選手でした。
今はSBをやっているようですが、ぜひ札幌との対戦を見てみたいですね。

posted by がしゅん | 2008-02-22 12:35

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