2008年10月24日
巨人5-5中日
[ 中日 ] 和田 4回 1号2ラン、ウッズ 8回 2号ソロ
[ 巨人 ] 鶴岡 3回 1号ソロ、李承ヨプ 6回 2号3ラン
[ 中日 ] 川上、清水昭、高橋、浅尾、岩瀬、朝倉 - 谷繁、小田
[ 巨人 ] 内海、西村健、越智、豊田、クルーン、山口、東野 - 鶴岡
4時間42分の熱戦の末、5-5の引き分けに終わった。中日は川上を立てただけに是が非でも勝利を手にしたいところだったが終盤あと一本が出ず、それは叶わなかった。
勝負を決めたのは、6回裏のダブルスチールだったように思う。これがきっかけになり、イスンヨプの逆転スリーランが飛び出した。
だがすんなりは勝てなかった。5-4で巨人一点リードの9回表、マウンドには守護神クルーン。クルーンが9回を抑えて終わるいつもの継投だ。だが、先頭の中村にデッドボールを与えたところで、原監督は投手交代を宣言した。
ちなみに中村は手首にデッドボールを受け、のたうちまわっていた。どういう状況か分からないが、大事に至らない事を心から祈りたい。
この後の打順は、井端・谷繁と右バッターが続くところで原監督の選択は山口へのスイッチ。
井端送りバントで1アウト2塁でバッター谷繁。ここで谷繁に痛恨の2ベースを浴び同点に追いつかれてしまった。
なぜクルーンを代えたのか?僕には分からない采配だった。クルーンは言わずと知れたストッパーで、右打者が続く局面でリリーフエースを代えてまで左の山口にスイッチする必要性があったのか?仮にベンチの信頼感として、相手が右打者でも山口の方がクルーンよりも信頼感があるという事であれば、9回頭から山口で行き、9回を山口にストッパーを任せるという継投ならまだ理解できる。
9回頭からクルーンを使ったという事はストッパーとしての起用だったと思われ、今シーズンはそのスタイルで勝ってきたわけであり、クルーンにもその自負とプライドがあったろう。
リリーフエースは誇りの高い人たちである。打たれて代えるならまだしも、デッドボール一つを与えただけでスイッチというのは、クルーンからしてみたら自分が信用されてないと思ってしまうのではないか?クルーンのプライドが折れる可能性のある継投だったように思われ、自信を喪失するかもしれない。
結果的には12回を戦い、引き分けに終わった。巨人から見れば、引き分けでも勝ちに等しいわけで、結果オーライという事なんだろうが、明日以降終盤競った時にどうなるか興味深い。
勝ち数が並んだ場合には巨人が日本シリーズに進出するので、実質的に巨人は王手をかけ、中日は追い込まれた。追い込まれた中日がどういう戦いを見せるか、開き直れるかがポイントだろう。逆に巨人は奇策を弄さず着実に手を打っていけば勝ちに近づけると思う。今日の引き分けがどちらに勢いをもたらすのか明日の試合に注目したい。
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2008年10月22日
我が西武ライオンズが日本ハムを4勝2敗(アドバンテージ一勝含む)で降し、日本シリーズ進出を決めた。
今回のシリーズは、接戦が1試合もなくすべからく先取点を取ったチームがそのまま押し切るという展開だった。結果的に見れば、西武の豪打が日ハムを打ち砕いた形だったが、日ハムの敗因は選手の力量でも戦術でもなく、シリーズ全体のマネジメント・戦略で劣った事にあるように思う。
このシリーズの先発は下記の順。
第1戦 西武:涌井 日本ハム:グリン
第2戦 西武:岸 日本ハム:ダルビッシュ
第3戦 西武:帆足 日本ハム:武田
第4戦 西武:石井 日本ハム:スウィーニー
第5戦 西武:涌井 日本ハム:グリン
という順の起用だったわけだが、梨田監督は2戦目必勝を掲げ、ダルビッシュを第2戦にもってきた。日本シリーズ等では、2戦目必勝という戦術も確かにあり、その戦術でシリーズを制した監督も確かにいる。
だが、4勝した方が勝ちぬけの形式ではあっても、アドバンテージの1勝が西武に与えられ6試合で戦う2ndステージにおいて、2戦目必勝というこのプランは的を得たものだったのだろうか?日本ハムにとってはいわば既に1敗を喫している状況からのスタートだったわけで、2戦目必勝という観点からすれば、やはり初戦ダルビッシュだったのではないか?たらればはいけないが、仮に初戦にダルビッシュを先発させておけば、今日の5戦目にダルビッシュを先発させ、勝てば明日の6戦目を連投となるがダルビッシュを含めた全投手をつぎ込む継投で勝ちに行くという戦略もあったはずである。逆に1勝のアドバンテージを持っていた西武はどうだったか?初戦と6戦にエース涌井をもってきて涌井は2勝を挙げた。仮に今日負けていても、明日は涌井を含めた全投手をつぎ込む継投で行く準備はできていた。
日本ハムはダルビッシュという絶対的エースを擁し、いかに強力打線を誇る西武打線といえども6戦の内、2度先発されたら2敗するというプレッシャーはかなり感じていただろう。また、内心その覚悟もしていたのではないか?その西武にとって、2戦目と6戦目のダルビッシュ先発は内心ほくそ笑んでいたのではなかろうか?
だが、結果的には、ダルビッシュを2戦目に起用したことで、ダルビッシュの2回目の先発はなく、4勝2敗で西武が日本シリーズ進出を決めたわけだが、日本ハムは決して弱いチームではない。ここ2年連続で日本シリーズに進出し、短期決戦における経験値ではかなりのものがある。それをして、本日の敗北へ導いたものは監督のマネジメントにあったのではないか?
特に投手継投において、グリン・スウィーニーの両外国人投手を引っ張った事が決定的な点を失う事となった。仮にヒルマンが監督だったら?と考えずにいられない。大差のゲームが多いシリーズだったが、短期決戦ならではの戦略の差が見えたシリーズでもあった。
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2008年10月22日
西武9-0日本ハム
[ 西武 ] 後藤 2回 2号ソロ
[ 日本ハム ] グリン、藤井、武田久、建山 - 高橋
[ 西武 ] 涌井 - 細川
2回裏、まるで初戦の大宮のプレイバックかのような後藤のバックスクリーンへのソロホームランで幕を開けたこの試合、いわゆる失投だったが魅入られたように甘いところへ投げてしまった。グリンは後藤に相当相性が悪いらしい。
試合を決めたのは3回裏2アウトランナーなしからの攻防だった。片岡のポテンヒットから盗塁。グリンはそこから制球を乱し、栗山にストレートのフォアボール。続く中島にレフト前タイムリーを浴びた。当りが良すぎて帰ってこれないかと思ったが、果敢にフォームに突入、送球もそれたこともあって加点した。
西武黄金時代の選手たちがここぞという時に見せた伝説の走りを彷彿とさせる攻撃だった。
さらに続く中村にフォアボール。次は西武で今最も当たっている男石井。もうグリンはアップアップでここで左の藤井に代えてもよかったかも知れなかったが,日ハムベンチの選択はグリン続投。
結果、続投が裏目に出て石井に押し出しのフォアボール。たまりかねてグリン交代。グリンは大宮に続いての背信登板となったが、前の打席ホームランの後藤のところで藤井にスイッチ。正直分からない采配だった。後のない状況であるわけだから、石井のところで藤井でよかったんじゃなかろうか?
案の定、藤井も後藤にセンター前2点タイムリーを被弾して、5点目を献上。ぶっちゃけこの時点で試合は決まった。日ハムの迷走はさらに続き、6回の裏、フォアボール2つと送りバントで1アウト2・3塁、細川を敬遠気味のフォアボールで、1アウト満塁バッター赤田の場面で、これまたアップアップ気味の藤井続投。赤田・片岡結果的に打ち取ったが、采配としては疑問が残った。
更に7回裏2アウトランナーなしから、代わった武田久が中村・石井の連続ヒットの後、後藤のタイムリーで加点した。既にほとんど勝機はない状態だったが、武田久を引っ張り、決定的な6点目を献上した。
とどめは勝負がほぼ決定した8回、本来勝ちパターンのピッチャー建山を投入するも、もはや火のついた西武打線をとめる術はなく3点を献上してしまった。
今シーズン最高のピッチングを見せる涌井に9点のビハインドはあまりにも重すぎた。6回3分の2まで打者20人をパーフェクト。点を取るどころかヒットを打つことすら困難な状況だった。 終わってみれば2安打完封。
結果から見れば9-0と圧倒的な試合内容になってしまったが、本来ここまで点差が開く試合ではなかったのではないか?冒頭でふれたが、3回裏の攻防が全てを決めた。初戦であっという間にKOされたグリンも今日の立ち上がりは気合が感じられた。だが昨日の勢いそのままに攻めてくる西武打線を抑えることはできなかった。3回2アウト満塁バッター石井の場面で藤井にスイッチすべきだったのではないか?たらればの話だから、藤井をつぎ込んでも点を取られたかもしれない。だけど、後のないこの試合、全ピッチャーをつぎ込む継投を効果的な場面で見せるとしたらあの場面の系統しかなかったのではないか?
このシリーズは、1点をどう取るか?どう守るか?という緊迫した試合が一試合もなく、すべて先制した方がそのまま押し切るというある意味珍しい展開で終わった。
このシリーズの総括は改めてしたいと思うが、このシリーズは緊迫した場面での戦術を競い合う場面は極端に少なく、戦略で終始したシリーズと言えはしまいか?西武ファンのぼくが言うのもあれだが、日ハムは決して弱いチームではない。勝者と敗者の差はシリーズ全体を見据えたマネジメントにあったのではないかと思えてならない。
何はともあれ西武ライオンズおめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!!
posted by lovelions |21:10 |
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2008年10月21日
西武9-4日本ハム
[ 日本ハム ] ボッツ 9回 1号ソロ
[ 日本ハム ] スウィーニー、坂元、多田野、宮西 - 鶴岡
[ 西武 ] 細川 3回 1号2ラン、赤田 8回 1号ソロ
[ 西武 ] 石井一、岡本真、グラマン - 細川
我が西武ライオンズが日本ハムを下して、日本シリーズ進出へ王手
をかけた。
このシリーズは、先制した方がそのまま押し切るというパターンできて
いるけど、今日も構図としてはその形だった。西武にとっても日本ハム
にとっても、スウィーニーの投球が全てだったような感じだったが、西
武サイドからみると石井一のピッチングが素晴らしかった。7回に息切
れしてしまった感じだったけど、今シーズン最高と言ってもいいピッチ
ングだったように思う。
それにもまして、今日の試合では、日本ハムの采配のミスが目立った。
まずひとつめは、スウィーニーを3回まで引っ張り、細川に2ランを打た
れたこと。日本ハム先発のスウィーニーは1回に4点、2回に1点、3回に
2点と打ち込まれ、結果的に7点を取られたが、短期決戦において3回ま
で引っ張る意味合いというものがあったのかどうかに疑問が残る。
極端にいえば、1回に3点取られた時点で交代でも良かったように思う。
結果的に3回に細川に2ランを浴び7点目を取られた。
2つ目は3点を取り、追い上げムードが出てきた7回裏、2アウトランナ
ーなしで今、西武打線で最も調子が良いと思われる石井義の場面で
左の宮西にスイッチ。
ここまでは、2アウトランナーなしといえども1点も取らせないという意志
をもっての事だと理解できるんだが、その石井に2ベースを浴びてしま
う。
石井にツーベースを打たれた事自体は結果論だからいいが、続く
後藤の場面で宮西続投、結果的に後藤に打たれ、8点目を献上した。
2アウトランナーなしから左の宮西に代えてまで絶対に抑えるんだとい
う采配を行ったのだから、後藤の場面では建山もしくは武田投入だった
んじゃなかろうか?仮に代えていたとしても打たれたかもしれないが、
打たれるとしても手を尽くした上で打たれるのとそうじゃないのとでは、
大分違うと思う。
この2つの采配ミスがなかったら、勝負は分からなかったように思う。
何はともあれ、これで日本シリーズに王手。出来れば明日で決めたい
ところ。7戦目まで行くとダル様が・・・。怖いもの見たさで、3勝3敗での
ダルビッシュ対西武打線を見てみたいという気持ちもあるけど、やっぱ
り明日で決めてほしいな・・・。
明日の先発は西武:涌井、日本ハム:グリンという第一線と同じ顔合わ
せ。
このシリーズは、ことごとく先発が崩れたほうが負けるというパターン。
明日の涌井には是非とも試合を作って日本シリーズへ連れていって
欲しい。
http://blog.livedoor.jp/lovelions/archives/16941.html
posted by lovelions |20:56 |
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