2008年11月28日
辞任と言うより解任
本日栃木SCから柱谷監督と来季の契約を結ばないという旨の発表がありました。4位以内は確定しているとはいえ、成績と特に後期の内容を見れば無くはないかなと思っていましたが、それでも流れ的にはもう2~3年は柱谷体制で行くのではないかと思っていたので驚きました。 会見の概要を見た限り契約内容に納得できない監督が"NO"と言ったという感じですが出来高払いがあるとはいえJ昇格条件を満たした監督に対し「年俸25%ダウン」という条件提示は実質的にはチームからの解任と言っていいものだと思います。監督とチームの会見内容には少なからず食い違いが見られますが、まあこういうことでは良くあることなので致し方ないでしょう。 会見を見る限り、チームは財政面のことを特に強調してはいますが、行間からは柱谷監督の試合での采配(起用や作戦など)への不信を感じました。自分も一観客として試合を見ていても「?」と思うことが度々あったので、フロントとしては柱谷監督では来季は闘えないと踏んだのではないでしょうか。 ただ自分としては柱谷監督が栃木に来てくれたこと自体が奇跡であり、昨シーズンあのタイミングで監督が来てくれていなかったら今期の4位以内もおそらくなかったのではないかと思っています。確かに采配には疑問符がつくこともありましたが、柱谷監督にはそれを補って余りある、選手からの人望と行動力がありました。佐藤悠介や鷲田、小針、松田といった今期の中心選手は監督の人望や粘り強い説得によってJFLという本来彼らにとっては一段低いステージで戦うという勇気ある決断をしてくれました。また高安という逸材をアマチュアとして野に埋めることなくプロとして成長させてくれたのも監督の手腕によるものが大きかったと思います。 個人的には多少采配には目を瞑っても、柱谷監督が常々掲げていた「栃木にプロビンチャを」という理念の実現、あるいはその土壌を育てるためにも少なくともあと数年は栃木で働いて欲しかったと思います。 ただ柱谷監督が来季の契約を結ばないというのはもう既に決まってしまったことなのでしょうがありません。本当に心から「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べたいと思います。栃木SCの歴史の中では柱谷監督が指揮を執った一年半というのは短い期間かもしれませんが、永遠にチーム史に残る内容の濃い一年半でした。本当にお疲れ様でした。
そして日を同じくして来季の契約を結ばない選手が発表されました。 DF3 照井篤 DF4 鷲田雅一 MF8 小林成光 FW9 上野優作 FW10 横山聡 DF13 山崎透 MF15 久保田勲 MF17 深澤幸次 GK22 飯田健巳 DF23 川鍋良祐 FW26 坂本勇一 MF28 星大輔 MF30 田隆法 主力級が軒並みリストに入っていて驚いたというのが正直な感想です。 今日の会見でチームは「県出身の選手によるチーム作りでJ1で活躍できるチームを目指す」といっていましたが小林・上野の両栃木出身選手がリストに入っています。どちらも来季栃木でJの舞台を戦う姿が見たかった選手なのですが・・・残念です。 また昨シーズンから残っていた選手で来季も契約が見込まれる選手はとうとう高安選手一人だけとなってしまいました。わずか3シーズンの間にほぼすべての選手が入れ替わるというのはプロのチームとはいえレアなケースではないでしょうか。栃木の歴史を知る選手がいなくなってしまうのはやはり悲しいことです。 思うことは色々ありますが、今期はまだ終わっていません。日曜のFC刈谷戦が今のメンバーで戦える最後の機会。栃木SCの歴史に永遠に刻まれることになるであろうシーズンの締めくくり。悔いの残らない闘いを期待しています。
最後に・・・書かないでおこうかと思ったんですがやはりフロントに一言だけ。
「これで本当に来シーズン大丈夫?」
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posted by love_tochigi |20:42 |
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